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西千葉、自家製手打ち麺 粋やに、冷し中華が2年越しでついに復活! 『最高に和風』な冷やし中華が手打ち麺にてパワーアップ!!
お盆を通常通り営業していた飲食店の多くが、遅ればせながらの夏休みに突入
平時よりはランチのお店選びが限られる中、この日私が向かった先は西千葉
JR西千葉駅から歩いて3分ほど
本ブログはもちろん、千葉市界隈のラーメン好きの中であれば、最早お馴染みとなる
こちら、自家製手打ち麺 粋やとなります
都町から移転してきて、間もなく1年
これまでも自家製麺を提供していた同店ですが、移転に伴い使用する麺が手打ちに変更
これによって、以前よりも味わいを増した麺、それと共に頂く鶏出汁抜群のスープ
と、ラーメンフリークならずとも、多くのお客さんを虜にしてきた同店
とは言え、ここ数ヶ月は限定メニューの提供も行われており、そちらを頂く機会が増加
一方、レギュラーメニューについて暫くご無沙汰になっていた事から、先月よりレギュラーメニューを振り返り始めておりまして
そんな訳でこの日もまた、レギュラーメニューの醤油ないし塩を頂こうと、粋やを訪れたのです。
西千葉の人気ラーメン店、粋や レギュラーメニューを振り返るべく訪れるも、そこにはまさかの!?
開店時刻となる11時を少し回ったタイミングで、お店を訪れた粋や
この日は、食後にタイ古式マッサージの予約を入れていることから、満腹にはせず、麺のみに控えておこう
そして注文する品も、レギュラーメニューの醤油、ないしは塩のどちらかで攻めよう
・・・と、頭の中にイメージを膨らませながら扉を開けると、
私の前に飛び込んで来たのが、こちらの限定メニュー
いやいや、今日こそは心を鬼にして、レギュラーメニューを頼むんだ
例えどんな限定が提供されようとも、浮気すること無い一途な思いを胸に秘め、
そうは言いつつも、やはり気になる限定メニュー
一応、どんな限定をやってるのかな?
と、あくまで確認のため「だけ」に目を向けてみると、そこには・・・
冷やし・・・中華・・・だ、と!?
かつて、都町時代の粋やにて提供されていた、冷やし中華
その姿形は、確かに冷やし中華ではあるものの、既成概念をぶっ壊した
「和食」過ぎる冷やし中華という新たな可能性をもたらした、伝説的な一品でもあります
【移転】都町 らぁめん つけめん 粋や 「和」が全力で香る冷やし中華が登場! 出汁感ハンパない茄子はご飯のお供に!!
先日、私が勝手に「ホームグラウンド」と称している、作草部のまるわを訪れた際、店主さんより
「都町にある粋やの冷やし中華、多分気に入るから食べてみて下さい」と、お勧めの声を。
2017-07-20 08:24
しかし、昨年の夏は移転に伴い、また夏にオープンが重なったことなどもあって、伝説の冷やし中華はお目見えすること無く、諦めの夏へ
結果、2年間口にすること無かった、粋やの冷やし中華
ですが、今私の目の前にはまさしく「冷やし中華」の一文が並んでいるのです
醤油か塩か、と二択に絞り込み
「今日は浮気をしない」と心に決めて入店したものの、ここで事態は急変
念のため、この冷やし中華の詳細について尋ねてみると
『都町時代にやってた、アレですよ』と笑顔で回答
正直に・・・告白します
私は今日、浮気をします。
都町を騒然とさせた、あの冷やし中華がパワーアップして復活! 西千葉、粋やの冷やし中華がついに!
予想だにしない展開で、まさかの冷やし中華に再開してしまった、西千葉の粋や
しかし、普段ならば限定メニューの提供について、Twitterで告知がされるものの、今回の冷やしに関しては事前告知が一切無し
なぜにこの様な展開で?と気になってしまい、尋ねてみたところ
『お昼時に冷やしの注文が重なると、手が回らないんで・・・』
あぁ、そりゃそうですよね(汗)
そんな事情もあり、敢えて告知をすることなく、ゲリラ的にヒッソリと提供が始まっていた冷やし中華
さて、しかしそんな「あんまり伝えたくない情報」を、私がブログにて伝えてしまうのもどうなのかしら??
と、気になって確認してみたところ
『どっちにしろ、そろそろ告知しようと思ってたんで、大丈夫ですよ』
とのお墨付きを頂くことに
とは言え、前述した通り、お昼の繁忙帯に注文が重なると、手が回らず厳しくなる品とのこと
冷やしをご所望の際には、開店直後の早い時間、ないしは昼のピーク帯を過ぎた時間を狙って注文するなど、協力したいところです
そんな訳で、まさかの不意打ちながら、2年ぶりの再開となった冷やし中華
いよいよ、その姿をお目見えするものとなったのです
こちらが、自家製手打ち麺 粋やの誇る伝説メニュー
「冷やし中華」となります
カウンターの上に姿を現わしただけで、思わず拍手を送りたくなるこのビジュアル
まずは細かくトッピングを見ていきましょう
こちら正面に並ぶのは、
・鶏チャーシュー
・なると
・油揚げ
・トマト
など、食感に旨味、彩りを与える様々な具材が立ち並びます
続いては向こう正面へ、
こちらには、
・茄子の煮びたし
・鶏節
・小松菜
そして、登頂には白髪ネギとスプラウト
これら数々のトッピングですが、トマトと百歩譲りネギ&スプラウトまでは、他の冷やし中華でも目にする具材
しかし、これらを除いた残る具材は、冷やし中華より、むしろ冷やしそばを思わせるトッピング
ですが、この冷やし中華を一旦口に運ぶと、ラーメン店の本気が伺える冷やしそのものになるのですから、興奮は収まりません
それではまず、麺の方から見ていきますと、
こちらの冷やしには、自家製の手打ち麺を使用
西千葉に移転後の粋や、その最大の特徴となるのが、この自家製手打ち麺
ピロッとした食感にツルッとした喉ごしがたまらない、唯一無二の麺となります
ただ、それだけに生産数が限られていることもあって、つけ麺などには細麺を使用
その為、この冷やしにも細麺を使用されるものと予想していたので、この麺の登場には驚きを隠せません
さあ、この手打ち麺と冷やしのタレとの相性はいかに・・・
こんなの、美味いに決まってる
手打ち麺から伝わる小麦の風味は健在ながら、和出汁が香るタレとも抜群の相性
ピロッとした食感にツルモチな喉ごしは、冷やしであることにより、いっそう心地よく口の中へ運ばれていきます
続いてトッピングの方ですが、
まず注目すべきは、こちらの鶏チャーシュー
粋やのチャーシューは、鶏・豚共に私好みな品となりますが、やはり冷やしには脂の少ない鶏を使用
柔らかく仕上がった鶏チャーシューですが、パサつきは一切なくジューシー
噛みしめるごとに、アッサリした味わいの奥から、鶏の持つ旨味も流れだし、しつこさを感じず心地よい味わいを残します
さて、お次は茄子の煮びたしへと行きたいのですが、その前に
この日は午後からマッサージ(タイ古式)を予約していたことから、予定では「麺のみ」の注文にするつもりでしたが
(タイ系のマッサージはグイグイ引っ張られるので、満腹だとキツいのです)
冷し中華を頂くとなれば、譲ることが出来ず、こちらの鶏皮煮ご飯も注文してしまいました
(せめてもの抵抗とばかりに、ご飯は少なめにてオーダー)
鶏の旨味と皮ならではの食感
更にはぷるんぷるんにコラーゲンの詰った同ご飯が、冷し中華の旨味を吸い上げた
・茄子の煮びたし
・油揚げ
と、抜群の相乗効果を見せてくれるのです
という訳で、お次に頂くのが、
こちら、なすの煮びたし
ちょっと箸で突いただけでも、中からジュワッと音を立てて煮汁が飛び出そうな加減
これはもう野菜では無く、飲み物に分類しても遜色ありません
そんな茄子を口に運びながら、それを追う形で鶏皮煮ご飯も同時に口へ
もう、口の中いっぱいに、出汁の旨味が溢れんばかり!!
ソフトに溢れる上品な旨味と、ハードな鳥皮の旨味、更には茄子の食感も加わり、説明の仕様がないエクセレントな味わい
今自分が、ラーメン店で冷し中華を食べているという現実を忘れ、
杉下さんと花の里のカウンターで、女将が丹精込めて作る和食を口にしている・・
そんな錯覚すら覚える程に、スッキリとした和出汁と溢れる旨味を感じる、正に日本の夏グルメと言えます。
茄子同様に、旨味を吸い上げているのが、
もちろん、こちらの油揚げ
2枚トッピングされる同品の、1枚目は麺と共に
そして、最後に残る一枚を、
この様に、ご飯と共に頂けば、極上過ぎるおいなりさんも完成
油分の少ないトッピングが並ぶ中、唯一と言っても良い、強いコクを放つ油揚げ
これもまた、旨味を存分に吸い上げるだけで無く、アッサリとまとまる冷やしの中に、凜としたコクを与えるトッピングとなります
これらに加え、ネギや小松菜、スプラウトにトマトといった野菜も、彩りと共に食感や酸味、苦みのアクセントをプラス
麺と共に個々の食材を頂くことで、繊細な味わいに+αを与え続ける、最後の一滴まで口惜しくなる冷し中華となりました。
といった流れで、入店直後に浮気を決意させた、粋や夏の限定メニュー、冷し中華
2年の時を経て西千葉の地に復活するものとなりましたが、そのクオリティは以前以上
それもこれも、使用する麺が自家製麺に代わった事が大きなポイントとなります
独特の食感は、冷やしであっても損なわれること無く、ツルッとした喉ごしはむしろ冷やしにも最適
加えて、他店ではまず珍しい太麺であることで、十分な食べ応えをも感じさせてくれます
この麺と共に頂くタレからは、醤油の甘みと出汁感がたっぷり
酸味をあまり得意としない私には、酸味を感じさせないこの冷やしが、やっぱりシックリ来ます
お盆を過ぎ、暑さも峠を越えた感はありますが、まだまだ30度超えの暑い日は続くばかり
残暑を乗り切る食欲を掻き立てることはもちろん、清涼感を感じつつも旨味が詰まりに詰った冷し中華は格別な一品
8月半ばを過ぎて、ようやくお目見えするものとなった訳ですが、当然の如く
『千葉市近郊で頂ける冷やし中華・冷しラーメン・冷しメニュー 厳選12食』
こちらのまとめ記事に名を連ねてしまう、高い実力を存分に堪能させて頂きました。
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自家製手打ち麺 粋や
■ じかせいてうちめん いなせや
■ 住所:千葉県千葉市中央区春日2丁目26−9
■ 営業時間:11:00~14:30(夜は一二三屋として17:30~21:00)
■ 定休日:日曜日