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千葉中央駅から徒歩5分、鮨光を初訪問 新宿公園向かいに5月末オープンの新店で頂く、ちょっとリッチな鮨ランチ
この日は日曜日ながら、子供が夕方までお出掛け
よって日曜日にしては珍しく、カミさんと二人でランチへと出向くことに
とは言え、元より定休日の多い日曜日
子供がいないからといって、今更あらたまって行きたい店が思い浮かばずにいると、カミさんから
『鮨、食べたい』との話に
子連れのランチならば、十中八九は回転寿司
しかし、せっかく子供を連れずにランチでお寿司を食べるとあらば、カウンターのお店に行きたいところ
そういえば、先月末頃に千葉中央へ新しい寿司店がオープンしていたのを思い出し、そちらへと向かうことに
千葉中央駅から国道357号方面へ徒歩5分ほど
本ブログでもお馴染み、ビストロフクモトがある公園通りに5月末オープンした新店、
鮨光、となります
日曜ながら、子供から解放されたチャンスとばかりに、
ちょっと優雅なランチを頂いてみるものとなりました。
千葉中央駅から徒歩5分、春夏冬跡にオープンのお寿司屋さん、鮨光のランチへ初訪問
千葉中央(新宿)にオープンした寿司店、鮨光
以前は「春夏冬(しゅんかとう)」という割烹料理のお店があった場所を改装し、5月末にオープンしたばかりの新店となります
事前の情報ではカウンター席しか無い事を確認していたので、念のために電話予約を入れ、開店時間にお店へ
暖簾を潜ると、ツケ場の中にいた大将と、女性のスタッフさん(女将さん?)にお出迎え頂きます
子連れで賑わう回転寿司店なら、大繁忙帯となる日曜のランチですが、こちらはカウンターのみの本格寿司店
回転寿司店とは打って変わり、先客もなく私たち以外に先客は無い中でのランチとなりました。
店内の作りですが、店先に立ち、まず目に入ってくるのが重厚な扉
元が和食割烹であったのは前述した通りですが、当時と変わらない趣ある扉がまず飛び込んで来ます
暖簾を潜った先には、左手にカウンター席とツケ場が
白木の一枚板で作られた立派なカウンターですが、こちらは開店に合わせて手を加えたとのこと
その背中側ですが、こちらには広めの小上がりが設けられており、
その上には、これまた立派な欄間が設けられ、扉同様にセンスを感じる作りとなっております
ちなみに、こちらの欄間や扉は、同ビルオーナーさんの意向で
『残して欲しい』となったため、以前のお店のままを引き継いだのだとか
なお、小上がりについては使用しておらず、現在のお店ではカウンター席のみで営業を行っているとのこと
さて、メニューの方ですが、
夜は
・おまかせコース(13,000円)
・店主おすすめ握り(7,000円)
の2種のコース
上記注文後に、お腹の余裕があればお好みで握りやおつまみを出してくれるとのこと
対し、ランチの方では
・旬の握り 10貫(3,500円)
のみとなっているので、特に注文をする事なく、大将の方から説明を受けつつ
『お嫌いなモノ、苦手なモノはありますか?』
の質問に対し
「全て得意なモノばかりです」
と笑顔で答えたところで、ランチがスタート
ちなみに、ドリンクメニューは以下の通りで
ビールを始め、焼酎に日本酒、ワインなども揃っているとのこと
せっかくなのでお酒と共に・・・と言いたい所ですが、車での訪問になりますので、今日の所はお茶で我慢することに
ではまず、一貫目の握りですが、
ここでは一発目から、金目鯛が登場
脂の乗り、甘みが素晴らしく、上品な旨味が広がります
使用されているシャリは甘さが抑えめのタイプ
これはキンメの旨味・甘みを引き立てるべく、敢えて主張の少ないシャリを使用している様です
握りを手にした際には固さを感じるものの、口の中でホロッと解け、ネタとの一体感が味わえる、優しい握りとなっております
続いての2貫目ですが、
今度は鯵
こちらもキンメに負けない脂の乗りで、ほのかな生姜の香りが脂の甘みを引き立たせます
続いての3貫目は、
ここで赤貝が登場
昆布の風味を感じる煮切りで味わうものとなります
磯の風味に独特の食感、今にも動き出しそうな鮮度の良さ
シャクッとした歯ごたえもこぎみ良く、シャリと混ざり合うことで存分に旨味が引き立てられております
ここまで、まだ3貫ではあるものの、使用しているネタの目利き
シャリの塩梅、握りの加減と、どれも満足行くものばかり
まだ序盤の握りではありますが、ここからどんなネタが飛び出してくるのか、楽しみが尽きません。
夜のお任せは13,000円~も、ランチは10貫3,500円とリーズナブル 雰囲気も良く、普段使いもOK
日曜日ながら、ちょっと奮発して新規オープンの寿司店、鮨光を訪れるものとなったこの日のランチ
握りを頂いている間も、カウンター越しに色々と話を振ってくれる大将ですが
元々は千葉界隈のお寿司屋さんで修行を積み、その後松戸や銀座などのお店を回ったとのこと
色んなお店で働いている中、
『自分の握りたいお寿司を出せる様になりたい』
とのことで、一念発起し、ここ千葉中央駅近くの新宿にこの5月、お店を構えたとのこと
修業先のお店が千葉界隈である事から、てっきり千葉出身なのかと思いきや
こちらの大将の出身は、北海道は利尻島とのこと
そのツテもあり、出汁に使用する昆布などは同地から取り寄せている上、煮切り等に使用する醤油も北海道からの品が多いのだとか
そんな話を、気さくな雰囲気で話して頂きつつ、続いての握りは
こちら、まぐろの中トロとなります
その見た目からも伝わる通り、説明の必要がない美味さ
冬場の本マグロほどでは無いものの、十分な脂の旨味を蓄えており、ネットリとした味わいも感じます
続いては、今旬の真っ只中となる
こちらの鰯になります
細かな包丁が入れられており、皮目特有の固さを感じさせない心配り
そしてネタは、旬真っ只中の鰯であるものの、そこまで脂が強くなくしつこさを感じさせません
そして次には、
こちらの赤えびが生で登場
この辺りから、シャリの雰囲気がなんとなく違う気がしていたのですが・・・
どうやらこちらの大将、前半と後半とで、使用するシャリを変えているとのこと
この当りから続くネタは、どれも旨味の強いネタになることから、それに負けないようシャリも赤酢を加えたものを使用している様です
ネタに合わせてシャリを工夫するお店は珍しくありませんが、前半と後半とでガラッとシャリを変えてくるスタイルは珍しいですね
赤えびの握りを頂く間に、お椀も提供となります
この日のお椀は、握りの一貫目で頂いたキンメのアラをメインに
出汁は、昆布と鰹を合わせており、アッサリした味わいながらも、品の良い旨味を感じさせます
そんなお椀でホッと一息ついたところで、握りはいよいよ後半戦へ
後半のトップを飾るのは、こちらのウニ
利尻出身のご主人だけに、ウニにはやはり拘りがあるとのこと
こちらのウニを頂く前に、一度別のウニで握られていたのですが
ネタに対し思うところがあったのか、そちらのウニは出さず、新たに取り出した別のウニを、軍艦では無く握りで提供
軽く藻塩が降られており、ウニの持つ甘みを存分に引き出しているものの、その濃い味に負けず、シャリもウニに絡み互いの旨味を引き出し合っています
続いての握りもまた、北海道出身のご主人らしく拘りを感じそうな、
いくらの軍艦巻きとなります
キンメやウニには、北海道出身であることの拘りを感じる部分がありましたが
こちらのいくらについては、特に解説も無く、拘りを感じる部分も見えてこず
まあ、いくらの旬となるのは9~10月ですので、その拘りを感じるなら秋に訪れた方が良さそうですね
そして、続いての握りですが
こちらは、今日イチで私が、最も絶賛した一貫
赤身のヅケとなります
先ほどの鰯同様、隠し包丁を入れた珍しい赤身
漬け醤油をしっかり浸透させることと、口に入れた際に解ける食感を味わう事が目的でしょうか
ヅケにはお店の個性が特に表れるのですが、こちら鮨光では長ヅケにて提供
昆布をメインにしたヅケ醤油の旨味がしっかり赤身に浸透しており
ネットリとした食感の中からは、濃厚なマグロの旨味が存分に引き出されています
数あるネタの中でも、マグロのヅケは私の好物の1つですが、ここのヅケは今まで頂いた来た中でもトップクラスの一貫じゃないでしょうか
そんなヅケを絶賛していたところに、
箸休め代りの玉子焼が登場
優しい甘みと出汁の味わいを感じている間に、大将の方は細かな作業を続けていたのですが、
その作業にて提供されたのが、こちらのヤリイカ
飾り包丁に加え、塩と僅かな七味を振っての提供となります
ヤリイカ特有のコリッとした食感を感じつつも、その包丁により、柔らかさも備えた握り
ただ、こちらのイカそのものには、そこまでの旨味が感じられず、その分を塩と七味で補っている様です
そして、握りの最後を飾るのは
江戸前の鮨と言えば・・・の、穴子
この日の穴子は江戸前産ではないとのことですが、柔らかな魚体にふっくらとした食感は、江戸前にも劣らない味わい
ツメはサラッとしたタイプで、甘みも控えめですが、穴子の上品な味わいを崩さない、バランスの取れた握りとなりました
お寿司を堪能し終えた所で、最後は〆のスイーツ
玉子焼に使用しているものと同じ玉子を使った、自家製プリンとのこと
お客さんの中には、このプリンを絶賛する余り
『プリン専門店を始めてみたら?』
と、声を掛ける人もいるとのことで、お寿司の最後に提供するプリンであることから、甘さは控えめにしているとの話でした
が、私もカミさんも
「控えめっていうけど、十分甘いよね?(笑)」
と感じはしたものの、滑らかな舌触りでスッととろける味わいは、確かに専門店にも引けを取らないひと品
オシャレな器で提供され、目でも舌でも楽しめるスイーツで、本日のランチを終えるものとなりました。
そんな流れで、初訪問のランチを堪能するものとなった、千葉中央の新店、鮨光
事前情報がほぼ得られない中での訪問となりましたが、メニューが店外に出ており、お値段が明瞭である事
カウンターのみのお店にはなりますが、大将が気さくで話も上手く、肩肘張らず気軽に立ち寄れるお寿司屋さんと言えます。
それでありながらも、提供される握りはどれも一級品ばかり
出身地である北海道の食材を上手に使いつつ、修業先である江戸前の技法を見事に融合させたお寿司を味わうものとなりました
またお値段の方も、夜の部では握りのみでも7000円となるものが、ランチでは3500円と、手の届くお値段で頂く事が可能
夜と昼とで、若干ネタには違いがあるとのことですが
(ランチでは赤えびを提供しているのが、夜だと車海老になるなど)
まずは一度、ランチを味わってみた上で、お店の雰囲気を踏まえつつ、夜の再訪を考えてみるのも良さそうですね
とは言え、初訪問のランチをしっかり堪能&満足させて頂きましたので
次に私が訪問するとしたら、夜の部をおまかせで・・・でしょうかね。
さて、仕事頑張ろうっと(笑)
なお、今回ご紹介した「鮨光」以外にも、千葉中央エリアには和食がいっぱい
孤高の千葉グルメが選ぶ、ベスト千葉中央ランチにはどんな和食店が??
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【2022年最新】千葉中央駅周辺で食べるべき絶品ランチ厳選12店! 新店から名店まで勢揃い!!
千葉市内でも随一の繁華街となる、京成千葉中央駅
JR千葉駅、京成千葉駅らからも徒歩圏となるため、駅としては目立たないものの 駅の東口を降りれば、千葉随一の歓楽街である富士見
2020-03-07 07:46
最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
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鮨光
■ すしみつ
■ 住所:千葉県中央区新宿1-2-6 ゼファー千葉中央パークサイド 1F
■ 営業時間:[月~金]ランチ 12:00~14:00 / ディナー 17:30~22:30 [土・日・祝]12:00~22:30
■ 定休日:不定休