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千葉市卸売市場の人気店、長谷川食堂 あおさラーメンに絶品まぐろの漬け丼は、市場ならではの楽しみ方
子供の夏休み前から「行きたい!」と言われてはいたものの
なかなかタイミングが合わず、足を運べずにいた稲毛海岸にある千葉市卸売市場
私も陸運局らに用事がある度、都度足を運んでいる同市場ですが
こちらの食堂街は一般にも開放されており、市場らしい朝ごはん~ランチが頂けるお店がズラリと揃っております
その中でも、連日大盛況を誇っているのが
食堂街でも随一の人気店となる「長谷川食堂」
様々なメディアでも再三取り上げられており
ビックリ海鮮丼ら、市場らしいボリューミー且つリーズナブルな食事を頂けるお店となっております
そんな千葉市卸売市場にて、本日は久々のランチ
お目当ては、長谷川食堂になるのか、それとも・・・
とりあえず足を踏み入れてみるものとなりました。
千葉市卸売市場に並ぶ飲食店街でも随一の人気を誇る海鮮・中華のお店、長谷川食堂
最寄り駅はJR稲毛海岸駅となるものの
徒歩では厳しく、概ね車での訪問が必須となる千葉市卸売市場
その2Fにて、連日行列が出来る人気店となっているのが、
こちら、長谷川食堂となります
同店が人気を誇る理由は、やはり市場ならではの海鮮丼
本日のおすすめ海鮮丼にはじまり、ビックリ海鮮丼にランチ海鮮丼
更には、鉄火丼や二味丼
時期によっては生しらす丼など、様々な海鮮丼が頂けるお店・・・
として、一般的には馴染みがある様ですが
実はこちらの長谷川食堂、その本来の姿は鮮魚の専門店では無く
こちらの看板にもある通り、中華・定食こそが真の姿となるのです
前述した海鮮丼各種にばかり目が向きがちなものの、
そのお隣には、しっかり中華の麺類各種が掲載されておりまして
チャーシューメンに肉そば、青椒肉絲をトッピングした長谷川ラーメンなど多種多様
また、私は得意としていないので注文したことが無いのですが
好きな人にはたまらないであろう、納豆ラーメンが頂けるのも同店の特徴となります
加えて、過去の記事でも紹介したことがあるのですが、
定食の部もまた、豪華&ボリューミーな品が多数
中でも、こちらで提供されている
「松阪ポークカツ」は、豚カツの専門店にも負けず劣らずな逸品でして
参照:千葉卸売市場の有名店 長谷川食堂の隠れお勧めメニュー、松阪ポークカツ ⇒
店内メニューでは、更に品数は豊富となっており、
上記の通り、中華・定食の定番どころが
揚げ物、焼き物と多数勢揃い
そして麺類、ご飯ものも多彩な品が揃っており、
1度や2度の訪問じゃ、到底計り知れない
町の中華屋さんが如く、多種多様な品を頂けるお店でもあるのです
これまでにも幾度と足を運んで来ている長谷川食堂
ですが、未だ未食メニューが数多く存在するお店でして
中でも麺類各種は、まだまだ謎多き品が多数眠るばかり
そんな中から、本日目を付けたのがランチのセット
こちらは麺類+ご飯モノを頂けるセットとなるのですが
同セットの麺類に「あおさラーメン」なる品を発見
本日はこのあおさラーメンと共に、まぐろの漬け丼を頂いてみることに
そして、この日同伴しているカミさん&子供は
商品名では違いの分かりづらい2品
・おすすめ海鮮丼
・ビックリ海鮮丼
これらを注文し、実際に並べながら個々の違いを観察する、という謎のプレイに走るものとなりました。
優しいスープにアクセントとなるあおさ 何気にチャーシューが美味しいあおさラーメンに絶品ヅケ丼
本日、お店を訪れた時刻は12時を過ぎたところ
所用により本日も遅めの時間帯にて、お店の方へ到着となりました
さて、長谷川食堂と言えば前述した通り
千葉卸売市場内でも1、2を争う人気店
そんなお店に12時ジャスト到着となれば、やはりというか然るべきか
すでにお店の前には7名ほどの入店待ちが
とは言え、こちらは市場内の定食屋さんらしく、回転が速いことでも知られておりまして
同列の最後尾に付けて、待つこと10分少々で案内されるものとなりました
注文については入店後となるのですが
調理の手早さもまた、同店の嬉しいポイントの1つ
入店~注文を経て、待つこと10分弱
まず最初に提供となりましたのが、
こちら、ビックリ海鮮丼になります
そして、同品との差異を楽しむべく頼んだ、もうひと品が
こちら、おすすめ海鮮丼になります
両品の大きな違いとなるのは、
・ビックリ海鮮丼 → 随時、ウニ&蟹が乗る
・おすすめ海鮮丼 → その日のお勧めを中心に構成
となるのだとか
言われてみれば「ビックリ」にはウニ、蟹の姿を発見
対する「おすすめ」では
イカ、ねぎとろ、甘エビが存在感を光らせています
なおサイズ的には、お勧め海鮮丼の方が1回り大きな印象
これらに加え「ランチ海鮮丼」も提供があったりと、海鮮丼の豊富さはさすがなものとなります
そんな海鮮丼を横目に、我が道を行く私がオーダーしたのがこちら
長谷川食堂で頂くセットメニュー
あおさラーメン&まぐろの漬け丼となります
同セットでは、ラーメンを全6種から
共に頂くハーフサイズのご飯モノも、全4種から選択が可能となっております
本日はまぐろの漬け丼を頂いておりますが、これ以外に
・チャーハン
・豚の生姜焼き丼
・鉄火丼
などからセレクトが出来る、嬉しいメニュー
ただ私は、ほぼ必ずといって良いほど
上記のヅケ丼を選んでしまうのですが、その理由は後ほどとしまして
まずはこちら、
あおさラーメンから頂いてみようと思います
従来のセットでは、ラーメン(醤油or塩)、
焦がしねぎラーメン(醤油or塩)、ピリ辛ラーメンの5種だった同セットですが
本日、久々にメニューを見たところ
見慣れない顔ぶれとして並んでいたのが、こちらの品
まあ見ての通り、ベースとなるのは塩ラーメンでして
そこにあおさ海苔をトッピングした品となっております
見るからに淡麗でスッキリした味わいを想像させるスープですが、
その期待を裏切らない、優しい旨味が抽出されておりまして
ただそこに期待を越えてきたのが、たっぷり使われる油のコク
スープの味わいに加え、甘みと旨味を重ねており
滋味深い淡麗スープというよりも、強く印象に残る旨味を与えてくれます
また、たっぷり乗ったネギも大きな特徴で
香りと食感、ほのかな甘みを加えており、スープにしっかりしたメリハリを加えております
共に頂く麺の方は、
やや柔らかめな茹で加減ながら、ツルッとした食感が心地よい中細縮れ麺
程良いウェーブがスープを絡めあげてくれます
そして、本ラーメン最大の見せ場が
こちらのあおさ海苔
スープに溶け込む磯の風味が豊かな風味を重ねており
重層的な味わいを感じさせてくれます
その他トッピングは、昔ながらの中華そばというべき、
なるとにメンマ
いずれも平均点な仕事を見せている中
意外、というと失礼かも知れませんが、
想定する質感、美味しさを飛び越えてきたのが、このチャーシュー
柔らかシットリとした仕上がりに加え、肉本来の旨味も搭載済み
なにより、染み入るタレの旨味も上々となりまして、同店のチャーシューメンにも期待を持たせてくれる、そんなチャーシューとなります
さて、あおさラーメンを一通り頂いた所で
次にシフトするのが、こちらの丼
まぐろの漬け丼になります
前述した通り、多数の海鮮丼を提供している長谷川食堂ですが
その中でも、私が一番推しているのが、同店のマグロの漬けでして
使用している赤身自体は、恐らく平均的なものとなるのでしょうが
この漬けに使用している煮切りというか、タレと言うべきか
この味わいが、実に私好みな1品でして
長漬けされた鮪からは、ネットリした特有の食感を感じさせ、
染み入るタレが、赤身特有の鉄臭さをスッキリした味わいに変化
そしてこの濃い目の味付けが、とにかくご飯に合う訳です
丼一杯のご飯も、ハーフサイズながらけっこうなボリューム
しかし、その全面を2層に重なりながら覆い隠す漬けのボリューム
食べ応えはもちろんの事
ネットリ濃厚なタレと鮪の旨味が、存分に味わえてしまう丼
そして、そんな丼の箸休めに頂く
あおさ海苔たっぷりの塩ラーメンスープ
いや、この組み合わせが味わえるのは
市場にお店を構える、長谷川食堂ならではのマリアージュとなりましょう。
という訳で、久々の訪問となった
千葉市卸売市場内の食堂、長谷川食堂でのランチ
二種の海鮮丼に加え、ラーメン&ヅケ丼の食べ比べとなりましたが
その味わいは、行列を作る人気店らしい、満足度の高い品々となりました
海鮮丼については、多くのお客さんが注文する通り、名物である一方
やはり同店の本懐とも言うべき、中華食堂の顔
この面を覗き込むと、いかに同店の懐が深いのかをその都度知る事が出来ますし
個人的見解ながら、海鮮丼以上に個性豊かで特徴的な、絶品料理に出会える印象すら感じます
また、同店の揚げ物、肉料理各種も
実にハイクオリティな品が揃っており、その都度驚きを覚える品ばかり
メニュー数の豊富さもあり、そうそう全制覇には至りませんが
いつの日か全てを攻略、達成してみたい
そう思わせる品々が取り揃う、中華・定食のお店となります。
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長谷川食堂
■ はせがわしょくどう
■ 住所:千葉県千葉市美浜区高浜2-2-1 千葉市地方卸売市場関連C棟 2F
■ 営業時間:6:00~ 13:00(水曜のみ11:00~)
■ 定休日:日、祝日