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JR千葉駅から徒歩5分 みゆき通りの老舗そば、若松 本店 お手頃価格で満腹度抜群な天丼セット
12月24日、クリスマスイブ
今年は前日が日曜日であったことから、クリスマスイブながら振替休日とあって、街中にリア充カップル達が溢れる中
私は、と言うと子を持つ親の宿命とばかりに、昼間からプレゼントのラッピングを購入すべく、1人千葉駅周辺を徘徊。
冷たいビル風が吹き荒れ、芯まで冷えた体を暖めるには、やっぱラーメンかな
と、ぜろや辺りでランチを頂くべく、みゆき通りに向かってみたものの、
まさかの、祝日が休みだったなんて、その発想は無かったよ
となれば、すぐお隣の「街道ラーメン 炎」へ入ろうとするも・・・
隣店が休みの影響からか、こちらはカウンター席がほぼ埋まっている混雑ぶり
僅かに空席はありそうですが、あの隙間に入り込むのも、なんか嫌だなあ
ここはラーメンを諦め、他の店でランチを頂いて・・・
・・・どこもやってないw
平日であれば活気・・・こそ無いものの、少なからずランチに困る事の無いみゆき通りですが、日曜祝日ともなると、見事なまでにゴーストタウン状態
同通りで残るお店は、今年?オープンしたらしいアボカド専門店を見かけたのですが
さすがにクリスマスイブ、おっさんが1人ランチを頂くのに「アボカド専門店」は場違い極まりない
残すところはただ1つ、
閑散としたみゆき通り、その雰囲気にスッポリ馴染んだこちらのお店
「生そば 若松 本店」へと立ち寄ってみることにしましょうか。
表のメニューも
せっかく写真付きで掲載しているというのに、すっかり日焼け
この色んな意味でくたびれた感、ほおっておけないよなあ
千葉、富士見町のみゆき通りにお店を構える老舗大衆そば店、若松 本店
この日、お店に入った時刻は11:45を過ぎた頃
平日であればお客さんが溢れる時間となるのですが、この日はクリスマスイブながら祝日
街中にカップルは溢れているものの、イブのデートでランチに蕎麦
しかも、昭和の風情溢れる大衆蕎麦店を選ぶカップルはいなかったようで、先客も無し
「お好きな席にどうぞ」という事なので、独り身ながら4人用のテーブル席へ
(といっても、全席共に4人掛けのテーブル席なんですが)
店先のメニューは、インクも薄れ写真の判別も出来なかった事から、あらためて店内にてメニューの確認を
まずは働く男性が喜びそうなボリュ-ム溢れる4品
カレー、かつ丼、天丼いずれかにお蕎麦が付いた、セットメニューとなります
この中で興味を引かれたのが「松セット」
表の写真に比べれば、だいぶ鮮明な写真ではあるものの、松を指す商品の正体が今ひとつ分らない
それでいながら、他のセットメニューよりお得な価格設定をされており、話題性や疑問を解消する上でも、ちょっとこれは食べてみたい所です
そのお隣ページの方では、
各種ご飯モノを掲載
かつ丼の単品は900円でありながら、先ほどのセットでは1000円ジャスト
これはかつ丼セットを注文することが、ある種勝利への近道に思われるのですが・・・
つい先日、オープンしたての「とんかつ 大倉」で、今年NO1に称しても過言では無い豚カツを堪能した手前、今あの余韻に別のカツを被せるのは忍びないところ
かといって、せっかくの蕎麦屋さんだというのに、牛とじ丼を単体で頼むのもなんだかなあ
この牛とじ丼にも、セット的に蕎麦が付けられれば悩みも解消するというのに
続くページでは、今度は見開きにて蕎麦メニューが大々的に掲載
同じメニューでも、写真が載るだけでイメージも沸きやすいし、見栄えも段違いです
お蕎麦屋さんで、ここまで写真を活用したメニューはなかなか見かけないですね
早速、ここで気になったのが「三昧そば」となるのですが・・・
良く見ると、三昧のうち一味はなめこおろし
1/3が食べられないおそばとなれば、これも敢えなく却下せざるを得ません。
候補は浮き上がってくるものの、決定打に掛けることから最後のページへ
こちらは「THE 町のお蕎麦屋さん」のメニューと言った風合いで、その全てがテキストベース
掲載のあるメニューも、定番揃いではあるのですが、「肉ニューメン」なる品に思わず目が止まります
ニューメン・・・
名前を素直に受け止めれば「新しい麺 = ニューメン」なのでしょう
が、ここは町のお蕎麦屋さん
大衆蕎麦店に、そんなエッジの効いた尖った品があるとは考えられず
ならば導き出される答えは「ニューメン ≠ にゅうめん」である可能性が極めて高い
となると、、、なんか違うなあ
よし、一通り見た中で最も気になった「松セット」をオーダーしてみよう
すると・・・
『ごめんなさいねー今日、松セット無いんですよ。あと、カレーも』
・・・撃沈
そんなこんなで、天丼セットをオーダーするものとなりました。
キッチリ1人前の天丼に、そば、味噌汁まで付いて1100円! コスパ良好な天丼セット
千葉市内でお蕎麦屋さんを探していると、よく見かける屋号となるのが「若松」と「長寿庵」
長寿庵については以前、西千葉(松波)にある本店を訪ねたことで、その由来や関係性を知るに至ったのですが、
西千葉にまさかの超人気蕎麦店! 松波の長寿庵本店で頂く、とにかく・・デカくてデカい!超絶大盛りな鴨せいろ
少し前の事
行きつけの寿司屋さんで1人ツマミを頂きながら、ノーヒットノーラン間近となる菅野智之の力投に拳を握りしめていると、同じくカウンターに座る常連さん達が
「この辺で蕎麦を
2018-11-07 07:15
もう一方の「若松」については関係性を示すものや、各店ごとの特徴も見つからず
ただ、こちら富士見町みゆき通りの屋号では「若松 本店」を名乗っている以上、数ある若松の総本山であることが伺えます
とは言え、長寿庵同様、古くから続くお蕎麦屋さんの多くは、暖簾こそ分けられているものの、提供する料理や出汁、蕎麦の打ち方に至るまで店舗毎に全くと言って良いほどの別物ばかり
ここ「若松 本店」もまた、都賀や千葉駅北口にある「若松」の総本山である可能性は示しているものの、提供される品については別の店であると考えるべきかも知れません。
そんな若松の系譜に気に掛けること数分
本日のランチ、天丼セットの到着となりました
いかにもコシの強そうな、田舎蕎麦風の盛り蕎麦
そして天丼は、普通に丼1人前サイズとなっており、セット用に作られるミニ天丼などの小細工は無し
いわば、天丼1人前に蕎麦をトッピングした様な、コスパ良好に見えるセットメニューとなっております。
それではまず、お蕎麦の方から
見た目の通り、コシが強く芯を感じさせるお蕎麦
ツルッとした喉ごしは良いものの、見かけの割りに香りは控えめとなります
と言うより、気温も下がり乾燥していることから、香りが立ちづらいのかも
うん、全ては冬の空気のせいということにしましょう
これに合わせるツユの方は、出汁が甘めながら醤油は辛め
どちらも悪くはない気がするのですが、私的にはちょっと醤油が強すぎに感じました
塩味をもう少し抑え、出汁の甘みだけでなく旨味を強くすれば、好みの味になるんですが
まあ、あくまで好みの話ですね
そして、主役とも言える天丼ですが、
大ぶりな海老を枕にしながら
・獅子唐
・イカ
の2種が仲良く肩を並べております
・・・ん、てことは、天ぷら3種か
パッと見では、海老の存在感が強く、豪勢な天丼にも見えたものの、良く見ると天ぷらは3種
しかもイカについては、なかなかな小物
その実は3種でしかないというのに、それ以上の空気を感じさせる海老、こいつむしろ大物だわ
さて、肝心な天ぷらの仕上がりはと言うと
・・・衣、厚いなあ
天ぷらである以上、衣を付けて揚げるのは当然なのですが、元となる具材に対する衣の割合が強すぎる
というか、序盤は衣のみを食べている様な食感
獅子唐こそ、公表通りのサイズ感ではあるものの、海老については衣で1周りのサイズアップ
イカに至っては、衣が半分を占めている上に、食感も今ひとつ・・・
セットで1100円という価格を考えれば、これも妥当なのかも知れません
が、老舗(しかも本店)のお蕎麦屋さんにしては、ちょっと小細工が過ぎる様な
いやでも、揚げ玉を1つのトッピング、オカズの一部として考えるなら、これも受け止め方次第では「サービス」とも言え無くないような
お蕎麦の量と、丸々1人前のサイズ感ある丼、これらによるボリューム面に関して言えば、価格相応に満足出来る品です
ただ、好みも問題もありますが、天丼についてはもうちょい衣が軽くなった方が、嬉しく思いました
加えて、もう一品ほどでも乗っていれば、総合的な感想も違ったのになあ
と、もうひと越え出来そうで出来ない、惜しさが目立つランチでした。
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若松 本店
■ わかまつ ほんてん
■ 住所:千葉県千葉市中央区富士見1-10-3 ソシアルシティ 1F
■ 営業時間:11:00~20:00
■ 定休日:日曜日