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千葉一行列の出来るお蕎麦屋さん 千葉中央の阿づ満庵 支店にて、親子丼VSカツ煮による2大丼物の頂上対決!

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11月最後の三連休、その中日となる土曜日のこと

午前中から放送されていた特番?を目にした我が子が、井森美幸が美味しそうに頬張るその表情を見て

「親子丼が食べたい」と口にする事に。

 

確かに私も、しばらく食べていなかった親子丼だけに、ちょっと食べたいかも

でも気分的には蕎麦を食べたかったのだが・・・

 

待てよ、今日は土曜日、か。

もしこれが平日であるなら、避けるべき店となるものの、土曜となるならワンチャンあり得るやも知れない。

 

そう考え、向かった先は千葉中央

店の前をスーッと車で通り、様子を見た所・・・よし、行列は出来ていない!!

 

店の混雑状況を確認した上で車を停車

再度向かった先がこちら、

千葉中央の中心街、とも言うべき交差点

デイリーストア、セブンイレブン、カラオケバンバンが並ぶ交差点から、ワンブロック千葉劇場側に向かった交差点

その角地にお店を構える、阿づ満庵 支店 となります。

千葉中央随一の人気店、昼前から行列の絶えないお蕎麦屋さん 阿づ満庵 支店 

千葉中央エリアを昼に出歩く方なら、一度は目にした事があるであろう光景

それが、ここ阿づ満庵 支店 前にできるランチ行列

 

ここ阿づ満庵は、すぐ近くに本店を持つ、千葉中央エリアでも有数の人気蕎麦店

本店と支店の違いは、使用している蕎麦の種類が異なるのみで、基本的なメニュー構成はどちらも一緒という事から、両者ともに昼時は行列が出来るお蕎麦屋さんとして有名なお店となります。

 

しかし、それはあくまで平日の話

近隣がオフィス街となる土地柄から、開店と同時に行列ひしめく人気店とは言え、土日はそこまででも無く、並ぶ事無く入店が可能

普段は行列に巻き込まれる事を危惧して遠慮していたものの、この日が土曜日であった事から、久々にお店を訪れるものとなりました。

 

そんな阿づ満庵ですが、こちらが人気店とされる理由

それは、蕎麦の美味さ・・・

というほどに、図抜けて蕎麦が美味い訳ではあらず・・・でして

 

いわゆる街のお蕎麦屋さんで比較すれば、美味しい蕎麦屋さんの部類には含まれるものの、拘りを持った高価なお蕎麦屋さんらと比較すれば、そこまでとは行かず

それでありながら、連日行列の絶えない人気店となる、最大の理由は揚げ物の美味しさ、そしてボリュームにあるのです。

 

そんなお店のメニューの方は、

蕎麦のレパートリーは、まずまずな取り揃え

冷たい蕎麦よりも、暖かい蕎麦に比重が向いており、またそこに加わる具材達も

・花巻そば

・かしわ南ばん

・アサリカレー南蛮

・親子南ばん

・天南ばん

などなど、昔懐かしい、いかにも街のお蕎麦屋さんといった、風情感じるメニューが多数

またこの日は、季節柄もあってか「柚子きり蕎麦」が提供されているらしく、そちらを頼むお客さんも多く見受けられます。

 

しかし、前述した通り今日の目的は親子丼・・・

であったはずなのに、いざ店に来てみると我が子から

「おそばも食べたくなった」との一言が。

 

・・・おい!

 

ここはおとなしく親子丼を食べておかないと、方向性がブレるだろうが

こちとら、店に行く事が決まった時点より、ブログに記事を書く為の構成まで練っているのに、なんでこのタイミングでその申告をするかね。

 

突然の「蕎麦が食べたい」を宣告された事から、子供のオーダーはざる蕎麦へと変更

対する私は、上親子丼を注文すると共に、その一部を子供へと分け与える事に・・・

 

しようとしたその時、今度はかみさんからもブレを産み出す一声が

「私も親子丼、食べたいんだけど」

 

・・・被せてくるか、そこ?

 

だったらこっちが、蕎麦にするか・・・いや、どうせ子供が残すよな

だったら、蕎麦を被せるのも癪だし、ここはどうする・・・天丼か天ざるか・・・

 

いや、今の季節に天ざるなんか頼んだら、その半分はキノコ祭に違いない

キノコを全て明け渡した時、そこに何が残る?ザルだ。

 

となれば、否が応でも天ざるは避けねばならないし、その上で残る品は・・・カツカレー?

違うな、カツカレーもこの間食べたばかり、となるとカツ煮しかないか。

 

そんな擦った揉んだを脳内で繰り返した挙げ句、この日のオーダーは

・ざる蕎麦

・上親子丼

・カツ煮

これに加えて、ここ阿づ満庵の名物とも言える品を、ぜひ子供に食べさせてあげたく、

・揚げ玉ライス

を注文するものとなりました。

(ウチの子何故か、揚げ玉に目が無いのですw)

阿づ満庵の上親子丼にカツ煮ライス 更にはざる蕎麦&揚げ玉ライスの到来で炭水化物フェス状態w

平日であれば、開店直後に満席を迎え、相席も当たり前の大盛況を迎える、阿づ満庵

しかしこの日は、近隣の会社が休みとなる土曜日である事から、現時点でのお客さんの入りは5割ほど

 

まだ空席が目立つ店内とはいえ、お昼が近づくに連れてお客さんも増加

蕎麦屋だけに、提供も回転も早いお店ではありますが、それでも徐々に席は埋まり、20分が経過した頃には外待ちが出るほど

土日祝日とは言え、相変わらず変わらない人気を博している様子が伺えます。

 

そんな様子を眺めながら、私はと言うと・・・

夜のおつまみメニューこと、蕎麦前を物色

 

こちら、夜だけの提供かと思いきや、ページの左側メニューについては「おつまみ」と称していながらも、昼から注文が可能との事

と言うのも、こちらの阿づ満庵、開店となる11時から、閉店の20時まで通し営業のお蕎麦屋さん

近隣の会社員らで賑わう昼時はともかくとして、繁忙帯を過ぎた14~15時頃からともなれば、少し早い晩酌を始めるご隠居さまもいらっしゃる土地柄

そんな方々に提供する、少し早めから頂けるおつまみとして、軽いものや蕎麦、丼のアタマが提供されているものとなります。

 

そのお隣に移ると、こちらは完全夜(17:00~)メニューとなるのですが、こちらはまた、蕎麦屋らしからぬ手の込んだ蕎麦前が多数

しかも、その内訳は多国籍に渡っており、

・牡蠣の南蛮漬け

・甘辛トッポギ

・豚しゃぶ胡麻サラダ

・鶏肉の北京ダック

・ニョッキのオーブン焼き

・トンペイ焼き

などなど、バラエティ豊かなおつまみ類が提供されております。

 

惜しむらくは、閉店が20時と早く、なかなかチャンスに巡り会えていないのですが、これまた一度は飲みに来てみたい

そう思わせてくれる、豊富なおつまみとなっております

 

そこに合わせるアルコール類も、充実の一言

獺祭や一ノ蔵、裏霞といった日本酒に始まり

当然ながら、蕎麦屋らしく蕎麦焼酎も多数

更には、プレミア焼酎・・・と呼ぶには、少しプレ度は低いものの

・赤霧島

・三岳

・伊佐美

なども取り揃っているのだから、蕎麦前同様に、事欠かないレパートリーとなっております。

 

そんなメニューを眺めながら、お腹を空かせる事5分

一足お先に提供されたのが、ここ阿づ満庵でぜひ一度は食べて欲しい、蕎麦に最適なサイドメニュー

揚げ玉ご飯、となります。

その名の通り、ご飯に揚げ玉をぶっかけた品となるのですが、この揚げ玉がアツアツの出来たて

更には、鰹節と共に蕎麦の汁が掛けられており、揚げ玉のぶっかけではあるものの、その味は家庭じゃ再現出来ない、プロ仕様の賄いメシ

丼一杯のご飯に加え、お漬物まで付いて200円で頂けるのですから、そのコスパの良さは只者じゃありません

 

そして、揚げ玉ご飯のお供に最も相応しいメインとなるのは、

やはりこちら、ざる蕎麦しかありません

 

炭水化物に炭水化物を重ねる、正にデブご飯(笑)

前述した通り、蕎麦本体の美味しさについては、そこそこレベルではあります

しかし、そこそこの蕎麦とは言え、ざる一枚にしてはなかなかのボリューム

しかもお値段、570円となるのですから、先ほどの揚げ玉ご飯と合わせ、わずか770円でこの上ない満腹を迎える事が可能となります。

 

そんなデブご飯セットを横目に見ながら、続いてのご登場はこちら

「上 親子丼」となります

使用している鶏肉については、そこそこの度合いと思われながら、上と並その違いは・・・

・玉子(とじた卵の上に、もう一つトッピング)

・具材に竹の子入り

・丼では無く、重箱入り

この辺りが違いになるのでは無いか、と

 

まあ、並との差異は正直言って、然したる差では無いのですが、差額も180円ほどとなるので、そこまでの敗北感も受けない仕様の差となっております

前述した通り、鶏肉については、そこそこ止まりであるものの、ここ阿づ満庵の美味さは、なんといってもカエシ

そばつゆにも使用しているカエシを、これら丼物にも使用しているのですが、この程良い甘辛さが、ご飯を進めてくれます

 

そして、なんといっても玉子との相性

これが抜群であるからこそ、鶏肉に今ひとつ感を感じつつも、親子全体としてはハイレベルにバランスが摂れている、そう感じさせる味付け

なんとも親孝行な玉子と出汁の相乗効果が、美味しい親子丼だった、と感じさせてくれる一杯となります。

 

そんな出汁の美味さを、存分に味わえるもうひと品がこちら

カツ煮、となります。

 

本来なら、ご飯とセットとなる「カツ煮ライス」もしくはかつ丼を注文する所、となるのですが

前述した通り、炭水化物メニューは既に、

・ざる蕎麦

・揚げ玉ご飯

の2品が揃い踏み

 

確実に子供が残すであろう、これらの炭水化物と共に頂くおかず、としてカツ煮の単品をオーダーしたものとなります

※ しかし、いざ注文した直後に、昨日の昼が豚カツだったことを思い出し、少し後悔

 

お蕎麦屋さんでありながらも、豊富なサイドメニューを組み合わせる事で、オリジナルなご飯&オカズセットを生み出す事が出来る

中には、先ほどの揚げ玉ライスに「アサリカレールー」を合わせるといったアイディアメニューも実現が可能

これもまた、阿づ満庵だからこそ叶う、独創性あるランチを産み出す楽しみの1つと言えます。

 

さて、そんな阿づ満庵のカツ煮の様子はと言うと、

正直言って、豚肉は親子丼同様に、そこそこの品

肉質は気持ち固めで、厚みも見ての通り

良く言えば、昔ながらのカツ煮、悪く言えば、どこかチープにも感じる、そんな仕上がりとなります。

 

そんなイマイチである肉質の存在感を忘れさせるのが、やはり出汁の仕事

玉子としっかり絡みあい、美味さを増幅させるカエシがあればこそ、ちょっと肉質劣る豚カツであっても、ご飯を進める最高の一品に向上

 

更には、この日頂くご飯は、カエシに油の旨味も乗った、揚げ玉ライス

単体でも美味しいご飯、そこに更なる出汁と豚カツ、玉子の合わせ技が加われば、見所尽くしな技の応酬状態

 

相当なボリュームを誇るものとなりましたが、満腹感もさる事ながら、お値段に至るまで大満足

日々、行列を作る人気店らしい、充足感あるランチをたっぷり堪能するものとなりました。

 

なお、今回ご紹介した「阿づ満庵 支店」を含む、お勧め千葉中央ランチ

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阿づ満庵 支店

■ あづまあん してん

■ 住所:千葉県千葉市中央区中央3-15-4

■ 営業時間:11:00~20:00

■ 定休日:水曜日

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