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【閉店】海浜幕張の肉ダイニングいっとうへ初訪問 低温調理のステーキ3種300gが頂けるトリプルコンボランチ 

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ランチにちょっと拘った韓国料理が食べたくなった日の事

 

ネットで情報を検索していると、海浜幕張の駅前商業施設「aune幕張」に、イイ感じの韓国料理屋さんがあり、ランチも営業している様子

写真を見る限り、好みに合ったお店に見受けられたので、車を走らせ海浜幕張へ

駅裏手のコインパーキングに車を止め、aune幕張へと向かい、5階へと歩を進めてみると・・・

 

無いw

 

調べていたネットの情報が古かったのか、韓国料理の「か」の字も見当たらず

かといって、今から再度、韓国料理を求める為に車を走らせる気にもならず、とりあえず目に付いたお店に入ってみる事に

 

完全にテンションガタ落ちの中ではあるものの、ちょっと気になったお店がこちら

お店の看板を見る限りでは「しゃぶしゃぶ いっとう」とされているのですが

その手前にあるメニュー等を見ると「肉ダイニング いっとう」との名前も

 

どちらが本名なのかは定かで無いものの、店頭のランチメニューを見る限り、なかなか面白そうな肉料理が味わえる雰囲気

この空気感に乗せられ、しゃぶしゃぶ?肉ダイニング?? とにかく「いっとう」を訪れてみる事になりました。

海浜幕張の駅前、aune5Fのしゃぶしゃぶいっとうが業態変更 肉ダイニングいっとうへ初訪問

期待していた韓国料理にそっぽを向かれ(正確には閉店した??)、仕方なしに選んだこの日のランチ

とは言ってみたものの、表の看板を見る限りでは、なかなか面白そうなランチが提供されている様で

 

ランチのメインとなる料理はステーキなのですが、こちらのランチでは全6種の鉄板焼き肉料理が提供されており、それらを

・単品での注文

・ダブル(2種類をセレクト)

・コンボ(3種類をセレクト)

といった具合に、一度で最大3種のステーキ、ハンバーグ等を頂く事が出来るとの事。

 

しかも、こちらで提供されるステーキというのは、ただの肉塊ではなく

低温×真空×炭火のトリプル製法に寄るものなんだとか。

 

昨今話題になっている「真空調理」は分るとして、ステーキなのに低温・・・

ただ温いだけ?とも思われる調理法ではありますが、少なからず他店には無い珍しさや拘りがある事だけは伝わってきます。

 

また、ステーキ以外にも、カレーやすき焼、牛タン定食など、様々な肉料理が

更には、海鮮丼なんてものも幅広く提供しているとのこと

 

3種のステーキはさすがに盛りすぎかな?とは思うものの、期待していた韓国料理店に裏切られ、ハートブレイク中の心境を察すれば、これぐらいの贅沢してもバチはあたらないはず。

という訳で、開店直後となる11:30に店内の方へ入店

 

店内には先客がおらず、ひと組目として入店

入り口近くの席へと通されたのですが・・・暗いなぁ

 

こちらのお店、元々?がしゃぶしゃぶメインであったからか、全室個室(といって簡易的な席を含む)仕様

加えて、照明などもインテリア的な意味合いからか、間接照明をメインとしているのですが、これがドアを閉め切られると妙に暗い・・・

 

これはあくまで経験則に基づく話なんですが、客席を暗めにするお店って、隅々までが見えないだけに、清掃が行き届かず、不衛生なお店が多い傾向が

こちらの「肉ダイニングいっとう」がそれに該当、とは言いませんが、これだけ暗ければ清掃が行き届いているとは言えなさそうな。

 

さて、ひとまず店内で再度、ランチメニューを確認

先ほど、店頭でチェックしてきた品以外にも、

「低温極厚ポークカツ」なんて品もあるとの事。

先ほどチェックした、ダブルないしコンボに選べる肉料理の方は、

・リブステーキ

・ポークステーキ

・ハラミステーキ

・サイコロカルビ

・牛タンバーグ

・ハンバーグ

これら6品から、2品ないし3品をセレクト可能とのこと。

 

更にはこちら、最近追加された新メニューらしいのですが、

1人で食べられる「ランチ鍋」が提供されているとの事

鍋の中身は週替わりになるらしく、この日は火鍋が提供されていました。

 

といった所が一通りのランチメニューとなる訳ですが、せっかくならば複数の肉を味わいたい

ということで、少し奮発気味ではあるものの、コンボ(3種の肉)セットにて

・低温極厚リブステーキ

・人気NO1牛タンバーグ

・プライムプレートのハラミステーキ

以上3種の肉を盛り合わせとしてオーダーする事に。

 

注文を終えたところで、夜のメニューもチェックしてみると、

こちらは、ランチとうって変わり鍋が中心

ホルモン鍋に牛もつ鍋

 

続いては、

しゃぶしゃぶにすき焼、

 

更に更に、

焼鳥に馬ユッケ、馬刺しにおつまみ

 

そして締めくくりには、

 

本日の低温三点盛りを筆頭とした、噂の低温×真空調理メニューが勢揃い

メニューを見た限りでは、どれも面白味ある個性的なメニューばかり

 

これに加え、低温×真空調理という独自の技法が、どう反映され美味しく仕上げる事に繋がっているのか

この辺りは、本日注文したランチのステーキ類でも味わう事が出来る訳なので、まずはそれらを頂いた上で、となりそうです。

 

ちなみに、10月11月限定ではありますが、

豚しゃぶの食べ放題というイベントも開催中との事

2480円での食べ放題ながら、黒毛和牛のプレゼントも付いていたりと、なかなかな太っ腹

 

ただ、この食べ放題セットに

・玉子焼

・焼鳥

・枝豆

・のり

・キムチ

も付いてくるとの事なんですが・・・それ、いるか?(悩)

肉ダイニングいっとうが語る、肉×科学×職人が生み出した究極の肉、果たして・・・

入店前は面白そうな調理法で提供されるステーキに興味を持ってみたものの、いざ店内に入ると

・妙に薄暗い

・店員さんに覇気がない

・メニューがベタベタしてる

など、節々に気になる部分が見つかりだした、肉ダイニングいっとう

 

とは言え、こちらのお店の自慢はなんといっても、

肉×科学×職人が生み出す、究極の肉

低温調理と真空調理、そこに炭火焼きと厳選素材を掛け合わせる事で、究極の肉が生み出せる

 

といった講釈を、理論的に解説されており、確かにこれら理論は

「食戟のソーマ」で私が学んできた理論とも合致するものばかり

 

まだ千葉では、低温・真空調理を取り入れているお店は多くないものの、美味しい肉を提供する為の理論としては確かなものを感じます

ただ、実際にこの公式を当てはめたとして、それがその通り美味しく仕上がるのか、は、結局食べてみる事が一番

 

不安と期待が一進一退を続ける中、ついに提供された本日のランチがこちら

選べる3種の肉からなる、コンボランチとなります

鉄板の上に並ぶ肉は左から順に

・牛タンバーグ

・リブステーキ

・ハラミステーキ

以上3品で、各100gずつ、合計300gの大所帯

 

これに加えて、ワカメスープと、お替わり自由のご飯

ステーキソース、山葵ソースの2品までがセットとなり、1580円となります。

 

鉄板一面を埋め尽くす、肉のボリュームは圧巻ながら、結局は味次第

まずは右端、ハラミステーキから頂いてみましょう

まずは何も付けず、肉自身の味わいを感じるべく、そのまま運んでみる事に

 

・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・・。

 

 

・・・・・味、無いw

 

特に下味を付けず提供しているという事は、肉そのものの味わいを感じて欲しい

といった意味合いだと思うのですが、肉そのものの味わいは特に感じられず

一般的なハラミに比べると、低温調理の効果なのか、確かに肉質は柔らかい部類です

ただ、だからと言って、噛みしめる度に旨味が出る・・・訳でも無し

 

せめて塩、胡椒の下味程度あるなら、それも一興なのでしょうが

私伊達t、食感を味わうだけを目的に、ハラミステーキを頼む奇特な人種では無いので、せめて下味くらいは欲しく感じます。

 

続いて、こちらの数ある肉料理の中でも、看板とされているのが

このリブステーキ

こちらには、バターが乗せられている事から、この味わいで頂くものと推測されます

 

ではまず、バターを溶かし・・・

 

溶かし・・・・

 

溶けないw

 

こちらのステーキですが、ここまでにも散々触れた通り、同店自慢の調理法である

「低温調理」にて仕上げられたステーキになるとの事

 

要するに、普段見かけるアツアツな状態で提供されておらず、60度あるかどうかの温度でステーキが提供されてきた為、その上に乗るバターが全く溶けないのです

しかし、先ほどのハラミを見る限り、こちらの下味は基本無し

このバターのみが、唯一と言える調味料ながら、それを溶かす事が出来ないとあっては、設計時点で無理があるような。

 

まあ、バターの有無は一旦考えず、とりあえずリブステーキを頂いてみましょう

・・・うん、味無いわ

 

ハラミの時点で薄ら気付いていたものの、案の定こちらのリブも下味は無

一応バターが提供されるも、それも肉が低温調理である故か、全く溶ける事は無し

 

とまあ、ここまではソース2種が提供されている以上、なんとか解決出来るものとも言えます

しかし、それとは別件、こればかりは納得出来ない部分がもう一つ

このリブステーキ、固いわ

 

真空調理&低温調理、その最たる目的は、火を入れすぎずに調理する事で旨味を閉じ込めると共に、肉の柔らかさを保つ事

高温で調理すれば固くなるものを、そうはさせない目的からなる調理法ながら、出てきたステーキはしっかり固いw

なんか色んな講釈をたれ、理論的には美味い仕上がりであることを掲げていながら、この結果・・・

この調理のどこに、科学や職人技のなにが活かされているのか、残念ながら伝わって来るものは見つからず。

 

3品の肉が並ぶ鉄板ながら、ここまで2品は残念ながら撃沈

しかし、続く3品目はメニューによると「人気NO1」メニューとの触れ込みが

せめてこちらで、一発逆転を狙いたい、その品がこちら

最後の切り札、牛タンバーグとなります。

 

ステーキに比べ、スベる事の少ない肉料理の定番メニュー

しかしこちらに使われいる素材は牛タン、それがどう転ぶのかが分岐点とも言えそうです

 

ではこのハンバーグも早速頂いてみると・・・

 

お、こちらは下味しっかりしてる

が・・・牛タンに臭みがw

 

うーん、やはりここにも難点が

2種あるソースで味付けしていけば、臭みも隠せる様にはなるかと思います

が、素材そのものの味わいについてとなると、結局ここにも難を発見

かつて語られていた公式は、結局いずれにも問題を感じる部分ばかり言わざるを得ません。

 

と、欠点ばかりが目に付いてしまったものとなりますが、そうは言いつつもこれらはステーキ&ハンバ-グ

素材自体に難があっても、ソースを纏わせる事で欠点が隠れれば、問題無し・・・とは言えずも、なんとか口に出来るはず

そこで、各ソースを漬けながら頂いてみると、

うん、味わいとしてはまずまず

ただ、リブロースの固さは変わる事無く(当然ですが)、やっぱ低温&真空調理の醍醐味は味わえず。

 

とまあ、色々気を病む場面ばかりながら、ソースを漬ける事でなんとか解消し、納得しようとした矢先

最後の最後に、ダメ出しとも言える追い打ちを掛けてきたのがこちら

   

ワカメスープとなります

 

その外観からして、韓国料理店で頂くそれと同じ様な味わいを予想し、一口頂いてみると・・・

 

・・・熱っっっっっ!!!!!

 

提供されてから、すでに5分が経過しているこちらのスープ

それでありながら、冷める事は一切なく、ちょっとやそっとじゃ説明付かない程に熱いのです

 

スープはもちろん、それを入れている器すら、尋常じゃ無くアツアツのまま提供されるこちらのスープ

その原因となるのは・・・異常なまで含まれている油の量

 

アツアツスープを冷まさないよう、器にひと掛けされるラーメンの鶏油

それを数倍ペースで投入したかのように、スープ全体が油っぽくなるほど、尋常じゃ無い油が入れられているのです

 

作り置きしたスープを、かき混ぜる事無く器によそったのか?

それとも、敢えて最後に油を掛けたしているのか??

そうとでも疑いたくなるほど、これまでに食べてきた、どんなスープより油っぽい

この量は、スープをアツアツにキープするどうこうじゃなく、ただ油を飲んでいるとも思える程に、油尽くしなのです。

 

これまでの人生で、様々なお店を食べ歩いてきたのですが、恐らくこれが人生で初めて

「スープを残す」と言う選択肢を採らざるを得ない、それ程にまで油っぽいスープとなりました。

 

期待と不安、両者を抱えながらの初訪問となった「肉ダイニングいっとう」ですが

ここまでの流れでもお分かりの通り、不安が先行したまま逃げ切る結果に

 

とは言え、肉質の難をソースで一度は逃げ切り、このまま最低限の満足度は得られるか

と思いきや、最後の最後、まさかのスープがエラい結末を運んでくるとは

百歩譲って、低温&真空調理の軟弱ぶりには目を瞑ったとして、このスープの油多めは見逃す事が出来ず…

細部に拘りを感じるお店こそ名店、という定説の逆を行く、残念な結果と言わざるを得ません。

 

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肉ダイニング いっとう(しゃぶしゃぶ いっとう 2019年閉店)

■ にくだいにんぐ いっとう

■ 住所:千葉県千葉市美浜区ひび野1-14 aune幕張5F

■ 営業時間:11:30~15:00 / 17:00~24:00(土日・祝は16:00~)

■ 定休日:アウネ幕張に同じ

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