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【移転】都町 らぁめん つけめん 粋や 「和」が全力で香る冷やし中華が登場! 出汁感ハンパない茄子はご飯のお供に!!
先日、私が勝手に「ホームグラウンド」と称している、作草部のまるわを訪れた際、店主さんより
「都町にある粋やの冷やし中華、多分気に入るから食べてみて下さい」と、お勧めの声を。
サラッと話を聞いただけでも、一般的にイメージする冷やし中華とはだいぶ異なる模様で、しかも
「炊き込みご飯が、実に合う」と謎のお勧めコメントまで。
濃い味のラーメンならまだしも、冷やし中華のように、ぼんやりしがちな料理と、ご飯がマッチするとは一体…?
という訳で、昨年のオープン以来、実に久々の訪問となってしまいましたが
参照:ラーメン粋や(いなせや) 4年の時を経て、都町に復活! ⇒
都町の「らぁめん つけめん 粋や」へ、冷やし中華を頂きに、いざ出陣!
国道126号 都町で早くも人気のラーメン店、らぁめん つけめん 粋や
実はご近所ながら、通りかかる度に駐車場スペースが満車となっており、なにかと縁の薄かった、粋や。
久々にお店を訪れて見ると、店舗前だけで無く、店舗裏にも駐車場スペースが完備されているとの張り紙が。
早くそれを知っていれば、もっと通ったのに…なんともイケずな。
車を裏手の駐車場に止め、いざ入店。
カウンターをみると、まさかの新メニュー。
出た、ワンタン! 私の好物!!
しかも、鶏挽き肉を包んだモチモチの皮…ああ、もう旨い!
興奮を抑えきれぬまま、ついでにグランドメニューにも目を向けてみると
こちらは、昨年訪問した際と同じメニューが提供されている模様。
基本メニューが変わっていないと言う事は、それだけ基本メニューが安定した人気を博している証拠。
更にここで、前回訪問時にも鶏白湯カレーつけ麺を目にして、気になっていたのを思い出してしまった。
鶏白湯なカレーにつけて食べる、自家製麺・・・ああウマい!
かといってモチモチ皮に包まれたワンタンを諦めきれるほど、私はまだ大人になりきれず。
さあ、どうする、、、カレーかワンタンか・・・
そうじゃない。
今日はカレーでもワンタンでもない。
炊き込みご飯が実に合う(らしい)、冷やし中華を食べに来たのだろうが。
その謎を解かずして、今宵、枕を濡らさず眠りにつけるものか?
という訳で、カレーワンタンに後ろ髪を引き抜かれつつも、謎を解き明かすべく、冷やし中華と炊き込みご飯をオーダーすることに。
ワンタン&カレーよ、必ず近いうち、迎えに来るからな!!
和食と錯覚するほど丁寧に仕上げられた冷やし中華は、炊き込みご飯をお供に
注文を終え、待つこと6~7分、噂の冷やし中華がいよいよ登場。
ん・・・?
・・・なに!?
なんだ・・・と?
(↑イメージはBLEACHの一護風 )
冷やし中華のトッピングに、ナス?
更には、油揚げの煮浸し?
漂う香りも、冷やし中華のお酢風味ではなく、鰹系の魚介の香り??
「冷やし中華」だというのに、視界に広がるは純然たる、和。
なんなら千利休がたてるお茶の香りや、光秀を殴る信長の怒声すら聞こえてきそうな程に、和じゃないか。
この冷やし中華あらため、冷し和食、果てしていったい?
気になる所が溢れかえるものの、まずは麺から。
中太平打ちの縮れ麺、これはアッサリしたスープであっても胸いっぱいに受け止めてくれそうな予感。
では早速・・・
うっほ、和だ! 和だ! 和田!!
ボヤッとした冷やし中華の酸味強い醤油などではない、魚たちが暴れ回る広大な香り、これは太平洋?それとも日本海?
いや、海の名称など最早、どっちでも良い。
どことなく中途半端さを感じる冷やし中華では、絶対に味わうことが出来ない、魚介の風味。
丁寧且つ奥行きある和の香りだが、普通の中華麺ではこの繊細さは受け止められない。
このしなやかな風味をガッツリ受け止められるのも、ワイルドな強さと食感を誇る自家製麺だからこそ!
このスープと麺は、出会うべくして出会った、前世からの縁で結ばれた二人に違いない。
そんな麺とスープの相思相愛に心を打たている間に、炊き込みご飯が登場。
こちらの炊き込みご飯、以前にも頂いたのですが、噛みしめる程に広がるお米の甘さ。
そして、鼻を抜ける香りがイヤらしいほどに美味い、鰹節ならぬ鶏節の風味。
どちらも高級割烹を感じるウマサではあったものの、それも強いラーメンのスープとセットだったからこそ。
果たして、このあっさり系炊き込みご飯が、冷し和食とどんなコラボを見せるというのだろうか?
まず一口・・・そうそう、この味。
約1年ぶりに味わう、素材の香りと噛みしめる程に奥からジワジワ引き出る旨味。
・・・ん? これは・・・もしや?
冷やし中華に席を連ねるアイツとアイツ、これをご飯にワンバンさせてみたら、どうなる?
肉食系男子にはお馴染み、濃い口の肉料理をご飯にワンバンさせて掻き込む、通称「バウンド飯」。
その名誉あるおかずに選ぶは、そう。
冷やし中華(和食)の中で異彩を放つ、ナス&油揚げの煮浸し。
和食のマナーとしてNGなのは百も承知。
しかし、骨の髄まで冷やし和食の旨味を吸い尽くした二品を、ご飯頭上でワンバンさせ、おかずと一緒にご飯を掻き込みたくなるこの衝動。
抑えきれない、この気持ち今、、、、
まずはナスをご飯の頭上にワンバン、そして口の中へ…
ナスに吸い尽くされ、口の中いっぱいに広がる太平洋、そこに鶏を纏った炊き込みご飯をIN!
これだ、コレしか無い!
最強過ぎる、〆ご飯(実際は〆どころか5合目くらいだが)が都町に降臨!
続いて、油揚げでもバウンド&IN。
ナスとはまた違う、揚げさんならではの出汁の溢れ方が、実にヤバい。
平賀源内も唸らせるような、21世紀の新発明が、よもや冷やし中華から生まれるとは。
麺とスープ、そして具材を頂く冷し和食。
この時点で度肝を抜かれる、感動を味わったというのに、それと並んで再び感動を与える炊き込みご飯とのセッション。
冷し和食と冷ナス&油揚げの煮浸し御膳、高級和食(マナー違反は承知の上ですが)を2品同時に頂ける組み合わせは、猛暑を乗り切る最強の和食でした。
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【移転】らぁめん つけめん 粋や(現在は西千葉に移転)
■ 店名:らあめんつけめん いなせや
■ 食べログURL:https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12038987/
(ネット予約 不可)
■ 住所:千葉県千葉市中央区都町3-21-4
■ 営業時間:[月~土]11:30~23:00 [日・祝]11:30~20:00
■ 定休日:月曜日