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作草部にて「まるわ春の麺祭り」が開幕! 毎春恒例リゾッパに加え「2DK、Gペン、目覚まし時計。」コラボ、京風のビーフシチューなラーメン?が登場!

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3月17日、火曜日

なんてことない平日ではあるものの、ここ作草部の町は他より2度ほど気温が上昇

 

・・・そんな筈は無いのですが

にわかにそう感じさせるほど、年に一度、わたしの待ちわびた日でもあるのです

 

そう、今年の3月17日は、私のホームグラウンドでもあります

「麺処まるわ」にて、4年連続となった春の恒例限定メニュー

「春きゃべつとサクラエビのトマトリゾッパ」が解禁を迎える日

 

先日公開したこちらの記事でも触れた通り、

作草部では間もなく『まるわ 春の麺祭り』がスタート!! が、その前に忘れず食べたい裏メニュー、肉玉そば&ジンジャーまぜそばを要チェック!
本ブログでは、既にお馴染み 作草部のサンクチュアリ(聖域)こと、麺処まるわ 今年に入って以来、ブログの方では記事にしてこなかったものの 昨年、一昨年、いやそれ以上前から、
2020-03-10 07:53

今春のまるわは、コラボイベント、企画が目白押しとのこと

 

その先陣を切って、この日解禁となったのが、春の風物詩

いや、最早春を表す「季語」と呼んでも差し支えのない、リゾッパの提供初日

当然、私の目的もただ1つ

4年連続、春の訪れを五感で受け止めるべく、お店を訪れるものとなりました。

作草部に春を告げる二次創作ラーメン、春きゃべつとサクラエビのトマトリゾッパが今年もやってきた!

さて、4年連続で春の期間限定メニューとして提供されるのが

本日より解禁となった「春きゃべつとサクラエビのトマトリゾッパ」

 

その名前からは、今ひとつイメージしづらい商品となるので、簡単に説明を添えると

濃厚スープと共に頂く春キャベツ&ベーコンで彩られたラーメン

しかし、後半に進むとサクラエビ入りトマト風味のリゾットへと姿を変える、摩訶不思議な一杯

 

それが、春きゃべつとサクラエビのトマトリゾッパ(通称、リゾッパ)となります

加えてこの品には、ただ春の訪れを告げるだけで無く、

伊藤計劃の小説「ハーモニー」の世界観をインスパイアした、二次創作ラーメンといった側面も

 

同作は「個」を逸する代わりに、永続的な命を保障する世界を描き

人にとって優先されるのは、魂なのか、それとも生きながらえるだけの命なのか?

という命題を問う作品

 

健康を確約する代償として旨味を失った現代の風潮に対し、

食とは、ただ生きながらえる為の栄養補給なのか

美味しい、という魂の感動があってこその食では無いのか?

 

と、問いかける魂の叫びが込められている・・・

かどうかは、私の推測の域を出ないものとなりますが

 

なんにせよ、脂質モリモリで炭水化物はフェス状態

糖質制限?ロカボ??

そんな現代の健康志向にドロップキックを放つ、ロックな一杯

 

それがこちら、

「春きゃべつとサクラエビのトマトリゾッパ」となります

 

スープの濃厚さこそ際立つものの、パッと見の印象では

「そこまで、不健康でもジャンクでも無さそう?」

「赤いキューブが可愛いし、チャーシュー無いから脂質も低い?」

そんな印象を抱くであろう同品

 

が、しかし

スープを一杯口に運べば、そんな第一印象など、どこ吹く風

レンゲ一杯の中ではじけ飛ぶ、濃厚極まりないスープの旨味

更には、チーズのコクとガーリックの旨味も加わり、この旨味の応酬を前にすれば、健康などかなぐり捨ててやりたくなる程

 

破裂せんばかりに高まった旨味を支えるのが、

こちらの立派な平打ち太麺

 

旨味の強いスープであればこそ、それを支える麺もまた骨太で無ければならず

当然の如く、がっしりと屋台骨を支えるこちらの麺

濃旨なスープを前にしても物怖じせず、まるでフェットチーネの様にスープと絡み合います

 

そしてトッピングですが、

強すぎるスープに反し

いや、スープが強すぎるからこそ、控えめな立ち位置を見せるものの

これまたベーコンにキャベツといった取り合わせが、ラーメンでありつつもパスタに寄った雰囲気作りに一役買っております

 

そして、初見であっては不審にも思えるこちら

レンゲにとれば、その正体を見極めるべく口に運びたくなるものの、

こちらの正体は、冷凍したトマトキューブとなるのです

 

その立ち位置はトッピングでは無く

スープの熱で徐々に溶け出し、スープ全体を味変させることが使命

 

麺を半分ほど食べ終える頃になると、

先ほどの濃厚な色味が一変

溶け出したトマトスープにより、赤身を帯び始めていることに気付くのです

 

そして、徐々にその存在を匂わせてきているのが、麺の下に潜むご飯

しかし、このご飯に手を付けるのは、麺を全て食べ干してから

 

全ての麺が器から姿を消したことを確認し、箸を持つ手をレンゲに切り替えると、

濃厚なスープにしっかり溶け出したトマト

ご飯の中に潜んでいたサクラエビもが姿を出し始め、ここからは「リゾット」としての第2章が開幕

 

ただラーメンの〆にご飯を投入しただけでは生み出せない

スープの旨味を存分に吸い上げ、リゾット調に仕上がったご飯

そこに加わるサクラエビが、磯の香りと甘みを与え、イタリアンな味わいに拍車を駆けます

 

しかも、序盤から続いた濃厚さも、トマトが加わることでその風貌を一変

程良い酸味を加えた、トマトスープの様に味わいを変え、残る具材とご飯を頂けば、

気付いた時には、この状態に

 

強い旨味で幕を開けながらも、麺との絡みに個性豊かな具材達

二幕へ突入し顔を覗かせるご飯でリゾットへ進化しつつも

時期を見計らい、溶け出すトマトの風味とサクラエビのアクセントが、別世界を生み出す一杯

 

ガツンとした旨味ではあるものの

一度で二度、三度と変化に富むことで、食べ手に考える余地を与えない

食べてる側から、まるでバカになった様な錯覚にすら陥る、エモくてエウいに恥じない品

 

これぞ、稲毛区作草部を代表する春の味覚

「春きゃべつとサクラエビのトマトリゾッパ」を心ゆくまで堪能させて頂きました。

春の麺祭り第二弾は「2DK、Gペン、目覚まし時計」コラボ、はんなり醤油、ビーフシチューゼリー、辻堂葵。が!!

そんな私の大好物「リゾッパ」の提供から3日後

20日からは、春の麺祭り第二弾が早くもスタート

 

第二弾の提供メニューとなるのがこちら、

「2DK、Gペン、目覚まし時計」とのコラボメニュー

「はんなり醤油、ビーフシチュー、辻堂葵。」

 

恐らく、同店の過去メニューを見渡してもNO1、と呼べるであろう、長い商品名(笑)

それもまた、マンガの世界観在りきの商品となるからでしょうが

いずれにせよ、同商品目の中で明らかに異質なのが「ビーフシチュー」の存在

 

ラーメンとビーフシチューを、いったいどのように組み合わせてくるのか?

そんな謎を抱えつつも、当然提供初日にお店へと向かい、早速オーダー

 

こちらが、まるわ春の麺祭り第二弾、

「2DK、Gペン、目覚まし時計」とのコラボメニュー

「はんなり醤油、ビーフシチュー、辻堂葵。」となります

 

はんなり、のフレーズがもたらす通り、

ラーメン自体は京風らしさをイメージした、シンプル且つ控えめに飾られた一杯

 

さて、問題となるのは、そんなラーメンとは別添えで提供される

こちらの3品

右はチャーシュー、中央は水菜でしょうか

 

この2つは問題ないとして、課題となるのは左

プルンとしたゼリー状の何かとなるのですが、その正体が・・・ビーフシチュー?

 

ひとまずは、京風のはんなりさを感じるべく、

こちらのラーメンから

 

淡麗の醤油、といった構成になっており

日頃限定メニュー、裏メニューばかりを食べている私には、ちょっと懐かしいアッサリ目の味わい

トッピングもねぎ、艶やかなお麩と控えめながら

シンプルにスープを味わえる、まるで「かけラーメン」の様なストイックさを感じさせます

 

が、恐らくここへ、先ほど謎アイテム

「ビーフシチュー(仮)」が入ることにより、完成を迎えるであろう同品

 

小皿に盛り付けられているゼリーは2つにカットされているので、

まずは1つめをレンゲで取り、スープの中へ突入

 

スープの熱に温められ、みるみるウチに丼一面へ溶け出すゼリー

前回のトマトキューブ同様、食べながら遊び、味変をも楽しめるのは、まるわならではのラーメンですね

 

1つめのゼリーが広がりだした所で、

再度スープを頂いてみると・・・

 

おぁ・・・確かに、見事なまで「牛」がいる

溶け出したゼリーそのものは、きっとビーフシチューなのでしょうが

 

これが醤油スープと合わせることで、シチューとはまた違う何か

そうだな、ビーフコンソメスープの様な、牛特有のコクを強く感じるスープへと変化を見せます

 

一つ目を投入した時点では、ふんわりとした味わいが溶け出すのみですが

ここに欲張って、早くも2つめのゼリーを投入

 

京文化の慎ましさとは対極にいる私

結果、その他トッピングも一気に加えてしまい、

出来上がったその姿は、もはやいつも通りの醤油ラーメン

 

が、しかし

二つ目のゼリーを投入し、浮かび上がるその風味は、極上に牛風味!

 

牛骨スープとはまた違い、欧風と言うべきか

ラーメンよりも、コンソメスープに近しい味わいに変化をもたらします

 

そのベースが、まるわらしくない?飾り気の無いラーメンであったからこそ

元の姿から、色味を変え、味わいを変え、濃度をも徐々に変えるこの一杯に

より一層の深みある味わいと、変化の楽しみを感じるものとなります

 

ベースとなるスープそのもので無く

トッピングによる味変で、こうも姿を変える、斬新な味わい

 

マンガとコラボした創作ラーメンながらも、

ラーメンの持つ新たな可能性を、また1つ見せつけてくれる様な一杯となりました

 

 

という訳で、3/20よりスタートした

「まるわ春の麺祭り」、そのイベント名に相応しい、限定メニュー2食を同時にご紹介

 

味わいの向かう先はそれぞれ異なれども、

・作品への愛

・食べ手への愛

が溢れる、愛情てんこ盛りの2杯を存分に堪能させて頂きました

 

しかもしかも、今回の春祭りはまだ続くとのこと

この先にも第3弾の登場が、あるとか無いとか

 

いずれにせよ、各作品のファンはもちろん

ファン以外でも楽しめ、納得する創作性尽くしの限定ラーメン

是非とも堪能して貰いたい2品、となりました。

 

まるわの人気メニューが、「自宅」でも食べられるって本当?

本日ご紹介した「麺処 まるわ」のレギュラーメニュー「バジルソルトつけ麺」を始め、食べログやラーメンデータベースで上位に名を連ねる、全国の人気ラーメンが『お取り寄せ』で頂けます!

購入は1個(1杯)単位からOK! 全国各地の有名店ハシゴだって自宅でOK。

昼はお店へ訪問しつつも、深夜の小腹埋めにはお取り寄せ麺・・・お勧めです。

 

最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、

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麺処まるわ

■ めんどころ まるわ

■ 住所:千葉県千葉市稲毛区轟町4-1-13

■ 営業時間:[火~金]11:00~14:30/17:30~22:30  [土日祝]11:00~15:00/17:00~22:00

■ 定休日:月曜日(祝日の場合は火曜日)

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