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【閉店】裏千葉の宮崎料理専門店、みやざき亭 ワンランク上の空間で頂く、宮崎牛のせいろ蒸し

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この日は平日ながら、高校時代の友人らと千葉駅周辺で飲みに出ることに

 

千葉駅周辺に到着したのは17:30過ぎ

当初の予定では、千葉そごう向かいの蕎麦店「こだか(旧 てくてく)」を訪れるつもりでいたものの、私の持つ強運がこの日も発揮し、1週間ばかりの臨時休業を取っているとのこと

 

事前に予約を入れなかったミスを悔いつつ、裏千葉エリアを徘徊しお店を探すこと5分・・・

過去にランチでの訪問はあるものの、ディナー帯は初となる、裏千葉の小洒落た宮崎料理専門店、

みやざき亭にて、晩ご飯とお酒を頂こうと思います。

宮崎県の名物を一様に味わえるみやざき亭 夜の値段設定はワンランク上の割烹スタイル

17:40を過ぎた頃に訪問となった、みやざき亭

この日はド平日(しかも、週のアタマ月曜日)とあってか、先客は無し

特に予約等も入っていなかった様で、店内入り口近く、テーブル席ながら、半個室として利用出来る席へ。

※ 個室、といっても各テーブルを間仕切りで分けるタイプですね

 

以前に一度、ランチでの訪問があるこちらのお店ですが、その名の通り、宮崎の郷土料理、素材を中心に提供しているお店となります。

(ちなみに、ランチ営業は1週間のウチ水・木のみしか営業しておりません)

 

店内はテーブル席中心の作りながら、割烹や料亭を思わせる外観通り、ワンランク上の高級感を漂わせるお店でして

御料理の方も、大衆居酒屋らと比べれば、ワンランク上の価格帯が中心となっております。

 

上記した「本日のオススメ」に加え、グランドメニューの方では

みやざき亭の名にふさわしい、宮崎を代表する素材「宮崎牛」を使った

・せいろ蒸し

・カルパッチョ

・ロースステーキ

・ローストビーフ

・炙り寿司

などを提供

 

グランドメニューは牛だけに留まらず、

先ほどと同じ様に「せいろ蒸し」を筆頭とする宮崎豚の料理も

こちらには角煮や炭火焼きに加え、ポーク南蛮といった変わり種もあったり

 

豚と同じく、宮崎の代表格となる鶏料理にについては

・チキン南蛮

・もも焼き

・焼鳥

・唐揚げ

・たたき

・皮ポン酢和え

なども揃いレパートリーは広いものの、やはりお値段はちょっとお高め

 

この他にも、おつまみメニューなどがいくつかあるのですが、夕方だというのに未だ外気温が35度を超える暑さの中、店探しに翻弄した疲れがドッと出たのか

上記以外のメニュー写真を撮り忘れたまま、気付けば1杯目のグラスを握りしめている私が、そこにはいたのです…

ちなみに、この日のお通しは大根の煮付け

そして、こちらのビールはグラスで1杯1000円…(苦笑)

千葉の宮崎料理専門店で頂く郷土料理は流石の品ばかり 中でも抜きんでたのは・・・?

普段使いするには、ちょっと敷居高いお値段がいきなり連投された、みやざき亭

とは言え、年数回しか会わない同級生との飲みということで、お値段相応の料理を頂けることを期待しつつ、各種おつまみを頂いてみることに

 

まずは鮮魚から注文を進め、

この日のお勧めメニューの中から、縞アジ&カンパチのお造りをオーダー

煌びやかに輝く脂の乗り具合で、口の中に入れた瞬間、脂の甘みと芳醇な香りが溶け出します

これだけ脂が乗っていながら、身の締りも非常に良く、強い弾力を持ち、噛みしめる度に旨味が広がっていく様は、お値段相応・・いや、それ以上かも知れません

 

一品目の縞アジカンパチからして、期待を裏切らない美味さを誇り、意気揚々とするテーブル

続く二品目には、軽くつまめるところで、夏野菜の代表となる、

トウモロコシの天ぷらをオーダー

 

何故このタイミングでトウモロコシ・・?

というのも、この前日に某回るお寿司屋さんで「トウモロコシの天ぷら」を握りで頂いたのですが、、、これが油ギトギトで酷い仕上がりでw

そのリベンジというわけではないのですが、本当に美味しいトウモロコシの天ぷらを味わいたくオーダー

 

想像していたよりも、小ぶり&量も少なく、寂しさを感じずには入られませんが、それでも一口運んでしまえばパラダイス

サクッとした衣から溢れる、トウモロコシの甘みは、正に大自然の恵み

塩が付け合わさで提供されているものの、これを付けることすら忘れてしまうほど、トウモロコシの甘み口内が満たされてしまいます。

 

この後も、ちまちま注文を続けたのですが、早い時間より飲み出した弊害か

いや、外気温の暑さからなる心労で、とかくアルコールの摂取量が増えた事による弊害でしょう

要するに、お酒の勢いにかまけ、続く品々の写真撮影を忘れてしまったのですw

 

とは言え、注文した品は

・厚揚げ

・蓮根はさみ揚げ

・バーニャカウダー

・メンチカツ

・チキン南蛮

となっており、この中でも特に注目すべき品はメンチカツとチキン南蛮

 

ただ、こちらのメンチカツ&チキン南蛮ははランチでも頂ける上に、過去にみやざき亭のランチを訪問した際にも頂いた品となっております

同二品については、ランチ訪問時の記事で深く説明しておりますので、そちらを紹介する代わりに、この場では割愛させて頂こうかと

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2017-06-23 10:16

 

といった具合に、そこそこお腹も溜まりだしてきた所で、いよいよクライマックスに突入

満を持して、テーブルへと現れたのは、ここみやざき亭の名物とされる

こちらのせいろ蒸しとなります

 

想像していたよりも2周りはデカいセイロがテーブルを陣取り始め、蒸し始めること10分

再びテーブルに訪れた女将さんが、セイロの蓋を開けると、中から飛び出てきたのは・・・

A5の宮崎牛がたっぷり盛られた、せいろ蒸しとのご対面となります。

※ こちらは二人前になります

 

うっすらとピンク色を残しながら、全身を煌びやかに輝かせた宮崎牛の美しさ

しゃぶしゃぶとも、すき焼とも違う「せいろ蒸し」であるからこそ出来る、火の入れ加減なんだとか

 

その説明を裏付けるかのように、しっかり火の入った赤身部分と、わずかにピンク色を残した霜降り部分

二色・・・いや三色四色にも見えるほど、せいろ内の肉が一枚一枚異なる色合いを産み出しています

箸を付けてしまうことを躊躇うほどに、美しく火の入った牛肉・・・いや、これに手を付けない方が勿体ない!!

肉の旨味をたっぷり吸い上げたネギを巻きつつ、牛肉を口の中へ・・・

 

・・・溶ける

 

セイロの中でも十分に温められ、その身から溶け出した旨味という名の脂が、口内に入ると一気に大爆発

しかも、肉だけでなく、その身から溢れだした肉汁を存分に吸い上げたネギにも旨味が凝縮

俗に言われる「余分な脂」を一切感じさせず、全身全霊旨味だけを放出し続ける牛肉は、飲み込むことを留まらせ、いつまでも口内に置いておきたいほど

 

とは言え、口の中に入れただけでも溶け出しそうなほどに柔らかいその身は、泡雪の如く、音すら立てずに姿を消してしまうのです…

なんとも儚い、ほんのわずか数十秒にも満たない、至福の時間(×肉の枚数分)

しかも現実問題として、、お値段がお値段だけに(こちら、一人前でお値段2500円 汗)、

そうそう量を食べることも出来ず、稀少な一時は、セイロで蒸した時間の半分にも満たない間に終焉を迎えてしまいました。

 

そんなわけで、ディナー帯では初訪問となった、裏千葉のみやざき亭

ランチで訪問した際にも「只者では無い」予感を感じてはいましたが、その予感を上回る、只者では無い料理の数々を堪能するものとなりました

ただ、只者では無いのは料理だけではなく、お値段の方も然りで…(苦笑)

 

とはいえ、大衆居酒屋ばかりが開店し続ける千葉駅近辺にて、落ち着いた空間を提供し、相応の料理も頂けるお店の存在は実に貴重

普段使いできるお店ではありませんが、ここぞという場面で使えるお店の1つとして、ぜひ候補に挙げていきたいお店をまた1つ発見するものとなりました。

 

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みやざき亭

■みやざきてい

■ 住所:千葉県千葉市中央区新町4-1 山本ビル 1F

■ 営業時間:[水・木]11:30~14:00 / 17:00~24:00

[月・火・金・土]17:00~24:00

■ 定休日:日曜日

 

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