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中央区都町の町中華、永楽亭 ちゃんぽんが自慢のお店で頂く、絶品パーコーラーメン&おこげの五目あんかけ

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先日、初訪問を果たした中央区都町のまんまる食堂

 

知事公舎からすぐに位置するこちらのお店で、カツカレーを頂くものとなったのですが

同店でたまたま窓際の席に座っていると、道路を挟んだお向かいにある

「永楽亭」がランチ営業を開始しようと準備する姿を発見

【閉店】千葉、中央区都町に2月オープン、まんまる食堂 名物のジューシーから揚げ&カツカレー
久々にカミさんと二人、ランチへ出る事になったものの、この日は両者ともに午後は大忙し そんな訳で、ご近所でランチをパパッと済ませよう との話にはなったのですが、この時点で時刻は1
2019-06-05 06:54

 

ここ都町の永楽亭、以前はモノレール沿いの穴川にもお店があり

(4年ほど前に閉店してしまいましたが)

その暖簾分けか、支店だったかで営業している、いわゆる町中華屋さんとなります。

 

店の看板に「長崎ちゃんぽん」と書かれていることから、ちゃんぽんが専門

といった印象を受けてしまい、ちゃんぽんを注文する初見のお客さんが多いのですが

実はちゃんぽん以外の麺類、または中華の一品料理の方もレベルが高く、初見のお客さんを惑わすクセあるお店でもあるのです。

 

いずれにせよ、そんな永楽亭が開店準備を進めている姿を目にしたことから、久々に同店を恋しくなり

週末の晩ご飯を頂くべく、永楽亭都町店を家族で訪問するものとなりました。

都町、県知事公舎すぐの老舗町中華 永楽亭都町店といえば、ちゃんぽん・・・では無かった!

という訳で、久々に訪れるものとなった都町の永楽亭

こちらを初めて訪問したのは、10年以上前の事

当時、チェーン店以外の美味しいちゃんぽんを探し求めており、その中で行き着いたお店でもあります

 

ただ、ここ永楽亭を始め、様々なお店でちゃんぽんを食べれば食べるほど、

某チェーン店が、いかにリーズナブル且つ野菜たっぷりなちゃんぽんを提供しているか

を知るものとなり、個人経営の限界を感じることに

 

その後、永楽亭について1度は忘れかけたものの、友人から

「永楽亭は、実はちゃんぽん以外の方が美味い」

との話を耳にし、それ以外の品を頂いた結果、見事私の好みにドハマリ

 

ただ、コインパーキングの少ないエリアであることや

(最近になって増えてきましたが)

同店でも、通り沿いにある不二家裏手に駐車場を完備していますが、そのスペースが2台と少ない事

などの条件が相まってしまい、暫くご無沙汰となっていたお店となります

 

という訳で、久々訪問となった永楽亭ですが、本ブログでは初めての紹介となりますので、まずはメニューから

お店の看板では「長崎ちゃんぽん」を盛大に謳っていますが、提供される品の多くは中華が中心

しかも、いわゆる町中華の定番メニューではなく、品数こそ限られるものの、本格中華にも近い品々

 

ニラレバ炒めや麻婆豆腐、回鍋肉に青椒肉絲、かに玉といった定番から

豚肉のカレー炒め、油淋鶏、海老と野菜のBBQソース炒めなどなど、味付けのバリエーションがとにかく豊富

 

なお、上記の料理各種に関して、ランチ帯であれば

・スープ

・ライス

・お新香

・付け出し

までがセットとなる定食として頂く事も可能となります。

 

続く麺類ですが、こちらも豊富な取り揃えに

お店の看板?として掲げている「ちゃんぽん」を筆頭に

・皿うどん

・ラーメン

・ワンタンメン

・五目ラーメン

・肉ラーメン

・海鮮ラーメン

・担々メン

などなど、中華料理店らしい麺類が並ぶのですが・・・

 

中でも、永楽亭を訪れるのなら1度は味わって欲しい、私のお勧めが

「パーコーラーメン」となります

 

更に豊富なメニューは拍車を掛け、

最後はやはり、ご飯ものへ

中華料理店の木本もいうべきチャーハンは全4種

中華丼も3種が並び、更には麻婆丼に天津丼

 

そして、永楽亭のご飯ものでマストとなるのが

「おこげの豚肉入りあんかけ」となるのです

 

この豊富なラインナップでも、すでに息付く間を与えぬ手数ながら、これらに加え現在は

季節のオススメなるメニューを発見!!

 

遠目からの撮影となってしまい、見づらくなりますが、こちらにもおかず類が並び

更には麺類も3品、そしてガーリックチャーハンまでが名を連ね、選択肢の絞り込みを一層難儀にしていきます

 

更に、私を悩ませてくれたのが、

早くも始まっていた、こちらの冷しメニュー

 

定番となる冷し中華はともかくとして、その隣に名を連ねる

・肉汁つけ冷し

・冷しちゃんぽん

この2品は、どう足掻いても食べずには居られない商品

 

しかし、この日は朝から雨が降り続き、外気温は20度を下回るほど

加えて私は今日、雨が降ろうが槍が降ろうが

「パーコーラーメン」を頂くべく、久々の永楽亭を訪れたものとなります

 

この盛り上がっていた気分に、水を差すかの如く、舞い降りてきた2品の刺客

しかし、今日だけはパーコーラーメンを譲ることが出来ず、そちらを頂く事に

肉汁つけ冷しと冷しちゃんぽんについては、近日中にリベンジを図ることを、深く心に誓うものとなりました。

ちゃんぽん推しも、中華料理にこそ優れた名品がズラリ 中でもパーコーラーメンはお勧めの1品

という訳で、久々の訪問を「パーコーラーメン」で飾るものとなった、永楽亭

ちなみにこの日は、子供&カミさんを連れて家族での訪問

子供は、最近覚えハマってしまった「天津飯」をオーダーする事に

 

カミさんの方は、パーコーラーメンに並び、私がお勧めする

「おこげの豚肉入りあんかけ(醤油味)」をオーダーしつつ、

サイドメニューの中から「つけダレ餃子(醤油薬味)」を注文するものとなりました

 

ちなみに、この日の訪問時刻は18時を少し回ったばかり

日曜とは言え、晩ご飯にはまだ早い時間となるのですが、すでに団体さんがひと組訪問

お店の方はと言うと、店主さん一人で切り盛りしていた為、だいぶ慌ただしさを感じさせております

 

とは言え、私たちも急ぐことの無い身分

「時間はあるんで、大丈夫ですよ~」と声を掛けつつ、注文から待つこと10分ほど

 

まず1品目に提供されたのは、

子供のオーダーした、天津飯からとなりました

やや固焼きの玉子に包まれたご飯

その上を彩るのは、甘酢に中華ダシを加えた、たっぷりのあんかけ

 

シンプルな作りにはなりますが、それだからこそ、どんなおかずともマッチする

主役でありながら、サイドメニューをしっかり引き立てる天津飯となります

 

そんな天津飯と共に頂いて欲しい

とでも伝えているのかの如く、マストなタイミングで提供されたのがこちら、

何故か季節限定メニューに名を連ねていた

「つけダレ餃子(醤油薬味)」となります

 

こちらの餃子は水餃子となっており、これをつけるタレにはネギ、生姜など複数の薬味入り

餃子は敢えてか、皮一杯に餡を包まないことによって、皮の中に旨味たっぷりのスープが広がります

 

これをつけるタレも、見た目ほど辛さは無く、むしろサッパリした味付け

天津飯を始めとしたご飯ものはもちろん、お酒との相性も良さそうな、ツマミにしたい餃子となりました

※ この日は車での訪問となるため、お酒と共に頂くことは叶いませんでした

 

そんな餃子に舌鼓する所へ、店内に広がる程のボリュームで

「ジュッッッッ!!」と高温を響かせ、テーブルへと姿を現わしたのが、

こちら「おこげの豚肉入りあんかけ」となります

先ほど、店内を包んだ「ジュッ!」の正体はもちろん、おこげとあんかけの出会いによるもの

 

アツアツに熱した餡が、カリッカリに揚げられた激アツおこげと遭遇することで

店内はおろか、換気扇を通じて店の外へも広がる程、シズル溢れる音と香りを立ち上げて登場

 

せっかくのおこげ、アツアツのウチに一口頂いてみますと

パリッと揚げられたおこげの香ばしさ(尋常じゃ無く熱いので要注意!)、

醤油ベースのしっとりした餡に、野菜らの旨味、そして大ぶりな豚肉と立派な仕上がり

 

これが本格中華をウリにしているお店で出てくるのなら、至極当然の一品ながら

都町の一角、決して本格派には思えない(失礼w)町中華の極の様な永楽亭で味わえるのですから、その高低差激しいギャップに耳がキーンとなりそうな程

ちゃんぽんからおこげまで、一体どれだけの引き出しが、この永楽亭に潜んでいるのか…

 

そして、おこげから遅れること1~2分

満を持して提供されたのがこちら、

永楽亭の誇るリーサルウエポン、パーコーラーメンとなります

 

いかがでしょうか、このビジュアル

醤油ベースのスープながら、千葉のラーメンらしい背脂トッピング

固茹でされた、昔ながらのゆで卵に、中央を彩る大ぶりなパーコー

 

ジャンクな組み合わせと味わいを、食べる前から植え付けるボリューミーなラーメン

まずはスープですが、

動物性の旨味に醤油の優しいテイスト

昔懐かしいラーメンの様でありながら、背脂にパーコーの油も加わっていることで、そのコクは相当なもの

かつての背脂大国、千葉を思い出させてくれる、複数の懐かしさを感じさせるスープとなります

 

そんなスープと共に頂く麺の方は、

わりとしっかり目の中太麺

パーコーの下からは、たっぷりのもやしも顔を出しており、食べ応えに拍車を掛けてくれます

 

そして、本ラーメンの極ともいうべき存在がこちら、

ズングリムックリ、しっかり育ったパーコー

サイズこそ大ぶりですが、厚みは無い分、ラーメンと共に食べやすいサイズであるのが特徴的

 

カリッカリに揚げられた衣に、背脂をまとったスープがしっかり染み入り、頭の先から爪先まで、とにかく旨い!

お肉も薄切りな分、柔らかさがあり、麺やスープとまとまりやすくもあります

 

ただ、お肉の薄さ故に衣が剥がれ落ちやすいのが難点ながら、この剥がれた衣がいっそうスープを吸いあげるのも魅力のひとつ、

しっかりスープを吸い上げた衣であれば、これのみでも旨味はたっぷりで、白米と共に頂けるおかずにも成り得ます(笑)

 

そして、やっぱり語らずにいられないのが、

 

この懐かしい、固茹で玉子

最近のラーメン店では半熟の味玉こそ王道とされるも、懐かしい味わいには、やっぱり固茹で

この背脂ジューシーでジャンクなスープだからこそ、がっしりハードボディな固茹で卵が映えますね

 

 

そんな感じに、久々の訪問を思う存分満喫した、都町の永楽亭

上記をご覧頂いてもお分かりの通り、こちらのお店は「ちゃんぽん」を謳っておりますが、その実は町中華そのもの

いや、巷に溢れる町中華では味わえない、本格派の料理から、個性溢れる麺類までもが一堂に介する、隠れた名店でもあります

 

最寄り駅が無い事や、駐車場が少ない事など

(とは言え最近は、近隣にコインパーキングが増えましたが)

決して恵まれた立地では無いものの、それを補い余る、魅力的かつ個性的な品々を味わえるお店なのです

 

ただ今回は、パーコーラーメンを目的とした事より、2つの冷しメニューを断腸の思いで諦めることに

同2品については、何を差し置いても近日中に頂き、あらためて紹介させて頂きたいと思います。

 

最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、

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永楽亭 都町店

■えいらくてい みやこちょうてん

■ 住所:千葉県千葉市中央区都町1-9-2

■ 営業時間:11:30~14:00 / 18:00~翌1:00

■ 定休日:木曜日

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