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千葉駅近く、登戸1丁目にかき氷専門店 みこやがオープン! オーナーの修業先、慈げんの人気NO1メニュー「ミルクココアにミントのエスプーマ」に思わず感嘆
この日のランチは、ちょい久しぶりに、カミさんと二人で出る事に
行った先のランチは美味しく頂いてきたものの、お店を出た瞬間、二人して声を揃え
「腹が・・・減った」とw
まあ要するに、頂いたランチ自体は美味しかったものの、ボリューム面での満足度が今ひとつ
かといって、私1人ならここからラーメンの一杯でも啜って帰るものの、
ご存じの通りカミさんは「小麦は極力食べない主義」の身となります
カフェ的なお店に寄ろうにも、大概は小麦を主体としたケーキ類ばかり
なんとも難儀なもんを連れ歩いてるなあ、と思考を深める中
そういえば数日前に、Twitter上で「かき氷専門店」がオープンしていた事を思い出したのです
そちらのお店は、私にとっての地元OF地元
いや、生まれ育った地とも言うべき、中央区登戸
先月オープンしたばかりの新店ながら、SNSで目にする情報に関して言えば
「予約で埋まっている、けっこうな人気店」といった様子
念のため、車をコインパーキングへ入れる前に、お店の様子を伺ってみると、空席があり入店OKとのこと
急ぎコインパーキングに車を停め、向かった先がこちら
京成新千葉駅から徒歩5~6分
JR千葉駅、京成千葉駅からだと徒歩7~8分
そして、モノレール市役所前駅からでも徒歩5~6分
と、全ての最寄り駅から同等に、微妙な距離に位置する登戸一丁目
(分りやすい説明だと、キッチンリベールのすぐ並びで、以前は卵かけご飯のお店があったトコ)
そこに、先月末オープンしたばかりの新店
かき氷専門店、みこやとなります。
SNS上で目にした噂では
「凄いかき氷」が食べられるとのこと
ただ、それ以上もそれ以下も情報が無く(詳しく調べてないってのもありますがw)
後はお店の発信するTwitterにて
「予約にて席が埋まりました」等の話を目にしており、なかなかの混雑店である様子だけは伺えます
お店の前に着くと、
事前予約を受け付けるための台帳を発見
千葉では珍しい(と言うか初?)かき氷専門店ですが、早くも期待値が昂ぶるものとなりそうです。
熊谷の超名店、慈げん出身のオーナーが、千葉駅近くにかき氷専門店をオープン! みこやを初訪問
梅雨入りから早いもので、もう一週間
ちょうど梅雨の中休みとなり、気温も25度を越える中
ランチ明けながらも小腹を空かせ、飛び込むものとなったかき氷専門店、みこや
近隣の駅いずれからも、徒歩5~10分ほどとなる微妙な立地ですが、この界隈には
など、私が頻繁に足を運ぶお店が多数あるエリア
なにより私にとっては、生まれ育った地、登戸
そんなエリアにかき氷専門店がオープンするとは、なにかしらの因果を感じずにはいられません
(良く考えると、そうでもない気がする)
さて、お店の方へ足を踏み入れると、オープンからわずか半月とあって
店内にはまだ、多数の胡蝶蘭が飾られております
お店の造りとしては、テーブル席が4~5席ほどとなり、
決して広くは無いものの、カフェの様な穏やかな造り
そして、入店した瞬間にまず感じたのが、、、暑い
そう、こちらのお店のエアコン、暖房が入っていたのです
もちろん、これも日によりけりになるのでしょうが、前述した通りこの日の外気温は25度前後
半月前と比べれば気温も下がり、過ごしやすい温度ではあるものの、かき氷を頂くにはまだ、肌寒さを感じるところもあります
そんな中、心地よい体感温度でかき氷を食べてもらうべく、敢えての暖房により、店内の温度を保っている様子が伺えます
一足先に入店していたカミさんが、お店の店主さん?と話を進め、お勧めメニュー等を聞き出していた様子
その話に便乗しながら、メニューに目を向けると、
でた、専門店らしい膨大なかき氷のレパートリー!!
ザッと見渡すだけでも、30種はあるであろう様々なテイスト
しかもその多くが、余所ではまず目にすることの無い個性的な品ばかり
和三盆のレモンにミントのエスプレッソ
南高梅エスプーマにすももミルク
ミルクにパイン、キャラメルに焼きパイン
ピーナッツミルクにバナナ&キャラメル
終いには、味噌ピーに高野豆腐(笑)
と、とてもかき氷のレパートリーとは、到底思えない品々
しかし、よくよく話を聞くと、どれも面白そうなだけに留まらず、1度は食べてみたいと興味惹かれる品ばかり
これだけの品数が並ぶ以上、せっかくならば他店では味わえない「みこや」らしい品を頂きたい所ですが・・・
どのかき氷も「みこや」らし過ぎて決めきれず(笑)
そこで店主さんにお勧めを聞くと
『本店では、ミルクココアにミントのエスプーマが一番人気ですよ』との事
なるほど、ココアにミントか
どちらも好きな組み合わせだし、食べてみようかな・・・
・・・ん?
本店・・・???
先月オープンしたばかりの新店である「みこや」ですが
こちら以外にも本店がある、という事でしょうか??
気になってしまい、あらためて店内を見渡してみると、
開店祝いで贈られているお花の中に「慈げん」の名を発見
慈げんと言えば、知る人ぞ知る、埼玉県は熊谷にあるかき氷の人気店
そういえば、あそこのお店も風変わりなかき氷で人気を博していた様な
あらためてカウンター裏を見ると
こちらにも、慈げんの名が入った氷マークのタペストリー?を発見
後々に聞いた所、こちらのご主人は慈げんで修行を積み、晴れて独立を果たしたとの事
まさか、かき氷の名店の系譜を継ぐお店が、私の地元、千葉登戸にお店をオープンするとは
先ほどのメニューだけでも期待高まる中、一層の期待を込めながらかき氷の到着を待つものとなりました。
30種を誇るかき氷のレパートリーから、慈げん人気NO1&ピーナッツバナナキャラメルを食べ比べ
30種を誇るかき氷の品揃えとなる、登戸に5月オープンの新店、みこや
興味惹かれるかき氷が並ぶ中、
・私 → ミルクココアにミントのエスプーマ
・カミさん → ピーナッツミルクにバナナキャラメル
をそれぞれオーダーするものとなりました
注文を終え、アレコレと店内に関心を持つ私に興味を示したのか、ご主人とも少し話をさせて頂くことに
この日は平日の12時を少し回った所でお店を訪れたのですが、先客は3組5名ほど
平日のこの時間帯は、同様の客入りとなるそうですが、お客さんの多くはランチ後にお店を訪れるとのこと
従って、お店が繁忙帯に入るのは13時を過ぎてからとなるそうで、これが土日ともなると予約で埋まってしまう程なんだとか
そんなこともあってか、お店の外には「台帳」が置かれておりましたが
こちらはお店が開店する10時よりも早い、9時から店先に置いているとのこと
同台長に、訪問時間を記載することによって、予約をすることが出来るそうです
※ 土日は9時からの予約受付となりますが、平日は10時からになるとのこと
ネット予約全盛の今、一旦お店を訪れ、敢えての手書きによる予約方式
一見すると時代に逆行している様に感じる反面、手軽に予約できるネット経由と異なり
「一旦はお店を訪れている」という一手間を掛けることが、予約の無断キャンセルにも繋がる様に感じさせます
こういった方式も、修業先である「慈げん」より受け継いだ営業スタイルなのか
その辺までは確認していませんが、なんにしても開店からわずか半月ながら、週末には予約で席が埋まる人気ぶりは相当なもの
これは今年の夏、大いに千葉を席巻させるお店の登場を予見させます
そんな話を伺いながら、待つこと10分
まず一足先に提供されたのが、
こちら、カミさんのオーダーした
「ピーナッツミルクにバナナキャラメル」となります
まず驚かされるのが、その大きさ
デカデカとした器、その全面を覆い、更には山となるほど盛り付けられた氷
そしてその上には、たっぷりのミルクでしょうか
更にはキャラメルクリーム、そしてバナナにピーナッツ
進化形かき氷について、メディアでは散々目にして来ましたが、まさかここまでの進化を果たしているとは
ボリュームもさる事ながら、ソースや具材の組み合わせも実に巧妙
当然、一口頂いてみたのですが、これはもう・・・未知の味わいとしか表現できません
私がこれまで生きて、食べてきたかき氷とは全く別物の食べ物
個々の素材からは、それぞれの甘みと濃厚な旨味が感じられるものの、それらを全て冷たい氷がまるっと抱きかかえています
そのひんやりした食感が、決して冷たくなり過ぎず、フワッと口内の温度で水泡に帰し、残るのは甘みのみ
その甘みも決して嫌みにならず、氷と組み合わさることで、程良い口溶けの中、余韻を残し姿を消していきます
またこちらのかき氷には、トッピングでシナモンが提供されます
こちらを振りかけて頂くと、その味わいは全く異なる表情を見せるのです
例えるなら、生八つ橋の様な味わいが加わり、一層ビターな甘みに変化
甘いものを得意としない、私の様な男性の場合は、シナモンを加えた方が最後まで美味しく頂けそうです
初めて頂く「ピーナッツミルクにバナナキャラメル」の味わいに感動を覚える中
今度は私のオーダーした、こちらの品
悪魔の実・・・ではなく
「ミルクココアにミントのエスプーマ」のかき氷が到着となりました
目にした瞬間、思わず
「これはなんの能力を持つ、悪魔の実だ?」
と声を出さずにはいられないほど、とにかく丸いかき氷
しかも、ただ丸いだけで無く、そのサイズはハンドボールほどの大ボリューム
全体をココアパウダーが茶色くまとめ上げていますが、その奥から時折のぞく緑色のミント
ココアの茶色に、ミントの緑、氷の白と、これまで口にしてきたどんなスイーツとも相容れない組み合わせのかき氷となります
初めて目にする、悪魔の実サイズのかき氷だけに
これのどこから手を付ければ良いものか悩む上
氷の上にたっぷり掛かっているのはココアのパウダー
ちょっとでも息を吹きかけようものなら、ココアが風に舞い、大惨事を引き起こすことが予想されます
ここは、一番安定感ありそうな登頂へとスプーンを差し入れ、まず一口
フワッと香るココアの香りに、エスプーマ状のミントがもたらす爽快感
その下には、ミルクを含んだ氷が訪れ、三重奏の味わいが生み出されます
しかしこの三重奏、その外観ほどの甘みを感じず、むしろほろ苦さを残すほど
ミントの爽快な味わいも合わさるので、まるでティラミスの様なビターな大人味に仕上がっています
元よりティラミス好きである私にとっては、この味わいのセレクトは大正解
一気に食べ進めてみると、ここでまさかの品を発掘
ココア、ミントの氷、ミルクの氷と三層を掘り進めると
今度はまさかの、ベリーソースとの出会いを得る事に
先ほどまでのビターな甘みに、甘酸っぱさが加わるのですが、この組み合わせも悪くありません
かき氷を食べていることを忘れるほど、掘り進めるほどに新たな発掘が巻き起こり、このまま掘り進めればいつの日か、徳川埋蔵金にでも出くわすのでは無いか?
そんな期待を込め、更に深く掘り進めると、やはりまた新たな発見が!!
掘り進めること5分、今度はミントの氷との出会いを得るものとなったのです
先ほどまで口にしていたエスプーマとは、また風味も食感も異なるミント
もうどこに手を付けても、新しい味わいのオンパレードに、私の説明能力が追いつかないほど
とにかく、どこへどうスプーンを差し入れても、新たな味わいながら
「美味しい!」の一言に尽きるのですが、
やはり、調子に乗ってしまうとこの通り(笑)
食べ進めるに当たっては、やはり終盤こそ注意が必要ですね。
そんな訳で、小腹を満たす目的で訪れた、千葉の新店
かき氷の専門店となる「みこや」でしたが、その感想は「斬新!」の一言に集約されます
口に運ぶ味わい、その一口一口が、毎回異なる味わい続きで、とにかく感動の連続
進化形かき氷というフレーズこそ目にしていましたが、実際に味わうそれは、進化の名に恥じない、従来のかき氷とは全く別物の「料理」と呼ぶべき品
しかも、そんなかき氷が、本日提供されていた30品だけに留まらず、日によって異なる品も提供されるそうですから、奥深さは計り知れません。
その分、従来と比べてお値段が張る部分は否めませんが、こちらの「みこや」では、お値段がリーズナブルなお子様用のかき氷も提供されております
大人だけで無く、子供連れも歓迎とのことですので、是非今年の夏は子連れでも訪れてみたい、そんな新店となりました。
最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
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みこや
■みこや
■ 住所:千葉県千葉市中央区登戸1丁目22-1千葉ビル1階
■ 営業時間:10:00〜15:00(土日祝 は16:00入店まで)
■ 定休日:火・水曜日および不定休(詳しくはTwitterを参照)