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【閉店】秋葉原の新店、龍の眼を初訪問 ミシュラン受賞「鳴龍」がプロデュースする中華そば

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この日は、朝イチで秋葉原に用件を抱えており、その流れでランチを頂くことに

アキバでランチとなると、候補はとにかく豊富

 

ご飯モノから肉、カレーにラーメン・・・

とにかくB級な旨いモノが揃う街だけに、思考を重ねること数分・・・

 

伝家の宝刀「食べログ」を開き、近隣から気になる店を片っ端からチェックしていると、未訪問&未チェックの新店を発見

説明によると、大塚にある人気店「創作麺工房 鳴龍」がプロデュースした新店が、ここ秋葉原(正確には、末広町)にオープンしたとの事

これはネタとしても味的にも興味がある新店情報ということで、混雑を覚悟しつつ向かった先がこちら

今年の6月末、末広町の駅前にオープンした、新たなラーメン店

「龍の眼」にて初ランチを頂くものとなりました。

ミシュラン掲載店、鳴龍がプロデュースする、秋葉原のラーメン店 中華そば 龍の眼

ミシュランで2年連続、星を獲得している大塚の人気店、創作麺工房 鳴龍

同店がプロデュースする新店として、ここ秋葉原に2018年の6月末オープンしたのが、本日のランチに伺った「中華そば龍の眼」となります。

 

鳴龍の人気メニューと言えば、当然ながら担々麺

ですが、こちら龍の眼で提供されるのは、店名通りの中華そばがメインとのこと

近年また、新たに見直され人気も高まりつつある中華そばの専門店だけに、混雑を覚悟で向かったものの・・・

意外な程、お店の方は落ち着いた様子

 

この日の到着時刻は、11:30を回っており、人気店であれば開店と同時に行列が出来ていても不思議で無い時間ながら、並ぶことすらなく即入店

店内の造りはコの字カウンターで10数席、そのうち2席に先客が帰った様子を確認しましたが、その他のお客さんは私を除いて1名のみ

秋葉原の繁忙帯が遅いのか、この日がタマタマなのか

その背景は分らないものの、「創作麺工房 鳴龍Produce」を看板に掲げる割には、意外とも思える雰囲気です。

 

とは言え、さすがの新店

加えて、ミシュランに2年連続掲載されるお店の店主がプロデュースしているだけあり、店内は良い意味でラーメン店らしくなく

スッキリした壁紙に高めの天井、店内をグルッと囲んだ間接照明と、和食割烹を思わせるお洒落な造りとなっています。

 

さて、そんなお店のメニューの方ですが、

こちらでメインとなるのは、店名通りの「中華そば」で勝負していることが伺えます

ワンタン、チャーシュー、角煮とありますが、これらはあくまでトッピングといった位置づけとなっており、メインとなるのはやはり中華そば

 

もうひと品の、「豚葱そば」については、

・タップリの白髪葱

・細切りのチャーシュー

・アツアツピーナッツオイル

・豆板醤

らが加わってくるとのことで、中華そばとは少し趣が異なる様子

 

説明を読む限り、豚葱そばに惹かれる部分はあるものの、ミシュラン掲載店が拘って作り上げた中華そばがメイン、とあるならまずは王道から味わってみたいところ

今日の所は、王道となる中華そばに、トッピングで角煮の付いた「角煮そば」をオーダーしてみることに。

ちなみにこちらが、各品の素材に関する解説となります

シンプルな中華そばではあるものの、各素材へのこだわりが、しかと伝わる口上書きとなっており、早くも期待が高まるばかり。

こだわり満載の中華そばに角煮が付いた「角煮そば」を食べてみた

豚葱そばと中華そばの二択に悩まされた、初訪問の「中華そば 龍の眼」

悩みに悩み、選択した角煮そばが提供されたのは、注文から約8分後

こちらが、秋葉原の新店「龍の眼」の看板メニューである、中華そばに角煮を付けた「角煮そば」

トッピングの角煮は、別皿に添えての提供となりました

 

綺麗に並ぶ麺筋に、透き通った醤油スープ

こんもり盛られた白髪葱と、スープ一面に散りばめられた白ネギからは、品の良さも感じられます。

 

それではまず、自慢のスープから頂いてみましょう

金色に輝きを放つこちらのスープは、徳島県産阿波尾鶏をの鶏ガラをベースに、

・昆布

・煮干

・魚の節

など、数種がブレンドされているとのこと

 

カエシの方には

・昆布

・魚の節

・干し貝柱

など、魚介系を中心に旨味を凝縮した醤油ダレを作り上げているそうです。

 

早速、自慢のスープを頂いてみますと、まず香るのが鰹節を中心とした節系出汁の香り

品の良い旨味と甘みが合わさっており、これを鶏の出汁が見事に引き立てています

ここに合わさる醤油ダレも、濃さや辛さは感じさせず、品の良い甘みと塩味を加えています

何度口に運んでも、飽きること無く味わえる、奥深く慈悲深い、優しいスープといった仕上がりですね

 

このスープに絡んでくる麺の方ですが、

こちらは、国産小麦を使用した自家製麺とのこと

やや縮れた細麺となっており、見るからに柔らかな茹で具合を感じさせています

整った麺筋が美しく、これもまたスープ同様に気品を感じさせていますね。

 

そんな麺を啜ってみると、濃くもなければ薄くも無い、ちょうど良い塩梅にスープをすくい上げてきます

小麦の香りを感じる・・・といった麺ではないものの、程良い柔らかさとなっており、老若男女どの層からも支持を受ける安定感がありそうですね

 

その他の具材は、

大きめで、シャキッとした食感が心地よいメンマ

 

外はぷるっと、中はトロっと仕上がった煮卵となります。

 

そして、本中華そばの代名詞となるのが、

こちらの角煮となります。

 

説明書きにもある通り、シンプルな味付けですが、とにかく肉が柔らかい仕上がり

まず一口頂くべく、箸で掴み挙げたものの、その柔らかさから身崩れしてしまい、スープにダイブ

(そして、スープが跳ね上がり、シャツに掛かる…泣)

 

それ程までに柔らかく煮込まれた角煮なのですが・・・

ラーメンとの一体感は、特になし

単品として頂く分にはあっさりした味付けながら美味しく頂けますが、かといってご飯に合う程の味の濃さでもなく、なぜここに来て角煮そばなのか、一抹の疑問が浮かび上がります

中華そばながらも、角煮という珍しさから注文してみましたが、ここはシンプルにチャーシューを選択すべきだったかも知れませんね。

 

中華そばも、全体を通じて高水準の仕上がりであることは良く伝わる品となります

が、その看板にもある通り、ミシュランの星を二年連続で受賞する

「創作麺工房 鳴龍Produce」という肩書きから想像力を膨らませてしまうと、正直言って拍子抜けというか、

『思ったより意外性の無い、凡庸な仕上がり』にも感じてしまう部分が少なからず…

 

それだけ、ここ最近は「中華そばスタイル」で勝負し、秀でているお店が多く出現している事も理由と言えますし、それらと比べ引けを取っている訳では無い反面、圧倒できるだけの突き抜けた部分も見受けられなかった、といった印象ですね

今回頂いた、中華そば(正式には角煮そばでしたが)だけでなく、ギリギリまで迷った「豚葱そば」を頂けば、またイメージが異なるものとなりそうですが、なんにせよミシュランProduceという大風呂敷を、

『さすがミシュラン!!』と、感じさせてくれる程の結果には至りませんでした。

これもまた、ミシュランという看板に対し、私たちエンドユーザーが勝手に想像を膨らませ、過度な期待を抱きすぎているだけの話かも知れません(笑)

 

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【閉店】 中華そば 龍の眼

■ ちゅうかそば りゅうのめ

■ 住所:東京都千代田区外神田3-6-5 1F

■ 営業時間:11:00~15:00 / 18:00~21:00

■ 定休日:月曜日

 

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