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千葉の老舗レストラン かぼちゃわいん リーズナブルで激ウマな地中海ランチ

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先日公開した「千葉駅周辺のリーズナブルな激ウマランチ」の記事にて、取り上げようかどうか迷った挙げ句、苦汁を飲んで外したお店の1つ。

それが、中央区汐見丘にある地中海料理のレストラン、かぼちゃわいん。

 

某マンガの影響を受けている店名でも分かる通り、確か30年以上の歴史があり、その間地元で長らく慕われてきたこちらのお店。

激ウマ地中海料理を提供しながら、ランチ帯はリーズナブルな価格設定になっているものの

・千葉駅から歩くと10分位かかる

・リーズナブルと言っても1000円は越える

といった理由で、同記事への掲載は泣く泣く諦めるものとなりました。

 

同記事を書くにあたって、久しぶりにかぼちゃわいんを思い出し、ランチを頂こうと向かったものの…

年中無休のレストランながら、まさか私が向かったこの日に限り休み(苦笑)。

期待値MAXでお店に向かうと必ず休みに当たる、という私に掛けられた呪いは未だ健在。

 

ここまで来たら諦められず、後日改めて向かってみると

この日は、問題なく開店中。

それよりもなんだ、「かぼちゃわいんの冷やし中華」とは。。。

 

気になるメニューに興奮冷めやらぬまま、

 

重厚な鉄の門をくぐり、十数年ぶりにかぼちゃわいんのランチへ行ってきました。

中央区汐見丘、高級住宅立ち並ぶ通りに、古くからお店を構えるかぼちゃわいん

他の記事でもいくどか触れている通り、ここ汐見丘を始め、千葉駅~稲毛駅に渡る沿線は私の地元。

小中高を同エリアで過ごしており、さすがにここ「かぼちゃわいん」に学生ながら足を踏み入れることは無かったものの、同店の隣りにあった駄菓子屋には朝早くから夜遅くまで入り浸っていたもの。

また、こちらの隣りにあった「昇竜軒」なるラーメン屋さんにも…

 

などなど、記憶を掘り起こせば、汐見丘界隈だけで小一時間の昔話が出来そうだが、とりあえずこの日のランチへ。

かぼちゃわいんのランチメニューは以下がメインメニューとなっており、

上記のメニュー以外に、表にあった黒板に記載のあった

・冷やし中華(地中海レストランで、なぜに冷やし中華!?)

・アボカドのオムレツ

なども、ランチで注文可能なメニューとなっております。

 

上記メニューのどれも、ディナー帯では2000円前後となる、本格的な地中海レストランであることを踏まえると、ランチはなんともリーズナブルな価格設定。

それにしても、何故に冷やし中華なのだろうか。

地中海料理専門店が提供する冷やし中華、何を冷やしてくるのか気になって仕方ない。

 

が、そのアンタッチャブル度合いから察するに、こちらはかぼちゃわいんを食べ尽くした常連さんならではのメニュー。

十数年ぶりに訪れた私など、ほぼ一見に等しい近所の元クソガキに過ぎず、常連向けのメニューを頂くには、まだまだ程遠い存在。

今日の所は背伸びせず、お店の定番ランチである「こだわりポークカツレット」を注文することに。

 

それにしても店内には、薪ストーブがあったり

大きな窓ガラスの奥には庭園があったりと、相変わらずオシャレな作りだ。

隣りにあった駄菓子屋さんに通う度、何も考えずかぼちゃわいんの壁にチャリンコを立てかけていたクソガキ時代を振り返ると、実に申し訳なくなってくる。。。

本格的な高級イタリアン・フレンチの数々が、ランチなら1100円~とリーズナブルに

さて、ランチに話を戻しましょう。

全てのランチメニューは、サラダ、スープ、ドリンクまでがセットのメニュー。

 

まずはサラダから。

こちらのサラダは、先ほど挙げた「庭園」より、摘みたての葉物野菜が使われており、新鮮な野菜ならではのふっくら感で、実にボリューミー。

シャキッとした歯触り、みずみずしさが感じられ、作り置きサラダとは別次元の甘さが堪能出来ます。

 

続いて登場したスープ。

暑くなってきた季節に合わせてか、この日は人参の冷製ポタージュ。

本当に人参なのか、何か別の素材を足しているのでは無いか?と疑いたくなるほど、実に甘い。

とはいえ、甘味料では無く人参の持つ甘さが十二分に引き出された結果となるので、しつこさも無ければ飽きも来ない、野菜の旨味を凝縮し尽くした一杯となっています。

 

サラダ、スープの段階で満足に浸りそうになるものの、本番はここから。

待ちに待った真打ち、「こだわりのポークカツレット」がいよいよ登場。

写真ではどうにも伝わりづらいものとなるのですが、

このカツレット、意外な程にデカいんです。

 

だがしかし、これはトンカツでは無くあくまで「カツレット」。

和食では無い、洋食店ならではの手が込められた豚肉。

薄めの衣を身に纏い、こだわりのソースに包まれた豚肉、頂いてみます。

 

まず一口目でじわっと流れる、豚の脂の甘さ。

ヒレだなんだともて囃されるけど、やっぱり豚肉は噛みしめる度に爆発する脂あってこその旨さ。

脂が美味い豚肉に悪いヤツは絶対いない。

脂のウマサもさることながら、弾力ある肉質も食べ応えを発揮。

固すぎず、かといって柔らかすぎもしない肉感、これこそご飯のお供。

 

そして、洋食店ならではのソース。

トンカツ屋さんには存在しない、和食のレシピでは再現できないソースの旨さ。

これこそが洋食店の知識、経験があって生まれる、肉の旨さを最大に引き出す肝ですね。

 

薬味代わりに添えられたネギとブロッコリースプラウト?も、良い食感とアクセントになってます。

ちょっと濃いめのソースだけに、薬味が加わることで爽やかさを残し、次の肉を更に欲してしまう。

エンドレスに食べ続けられる、唯一無二のカツレットと命名したいくらい、とにかくウマい。

 

本格的な洋食レストランながら、ボリュームも十分。

こだわりの素材、仕事、一手間まで、全てが表現されながらのランチ1300円は、お昼は極力1000円以内におさめたい私にとっても、十分リーズナブルな範疇と言えます。

 

ところで、これだけ高いクオリティのランチを安価で頂ける「かぼちゃわいん」ですが、ネット上での評価って今ひとつなんですよね(謎)

まあ立地が立地だけに、評価している方の絶対数が多くないことも原因かも知れません。

ホールスタッフさんの対応が・・・なんて声もありましたが、そんな言われるほど悪くも無いですけどね。

初見だと、冷たく感じるかもしれませんが、そういうもんだと割り切ってれば気になりませんし。

なにより美人な女性って、普通にしてるだけでも冷たく思われがちですし。。。

 

いずれにしても、ここまで高いクオリティのランチを、リーズナブルに食べられるのなら、それだけでも十分。

なんだかんだ、「美味いは正義」で、良いんじゃ無いかと思います。

 

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レストラン かぼちゃわいん 本店

■れすとらん かぼちゃわいん ほんてん

■ 住所:千葉県千葉市中央区汐見丘町13-16

■ 営業時間:11:30~15:00 / 17:00~23:00

■ 定休日:無休(臨時定休、あり)

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