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勝田台の隠れ家風レストラン、7丁目のカネルさんを初訪問! 思わず凝視するハム&激ウマソースの「ゴハンとミニスープ」セットに大興奮!
朝イチで勝田台に寄りつつ、午後は上野を経由し浅草へ・・・
と多忙なスケジュールを詰め込んでしまったものの、腹が減ってはなんとやら
最初の予定を片付けた隙を見つつ、勝田台にてランチを頂くことに
1度事務所へ顔を出した所、事務所のメンバーから
「最近行った近所のお店が美味しかった」との情報をキャッチ
そちらのお店は私も地域新聞でチェックしており、気になっていた一軒
しかも開店が10:30と早く、求めていた全ての条件にマッチしたことより、大至急そちらへ向かうことに
お店の場所は、京成勝田台駅から徒歩5分ほどとなる住宅街
駅から少し離れ、周りを見渡しても一軒家ばかりが建ち並ぶ中、ぽつんと看板を掲げる
こちらのお店
「7丁目のカネルさん」にて、少し早めのランチを頂くものとなりました。
京成勝田台駅から徒歩5分 住宅街のイタリアン&フレンチ 7丁目のカネルさん
事務所のメンバーを連れ、初ランチに訪れた7丁目のカネルさん
勝田台駅から5分程の距離ながら、知らなければ見落としかねないほど、近隣の住宅街に溶け込んだ雰囲気のお店
しかし、一旦扉を開くとその先には、
決して大きな作りでは無いものの、小洒落た&隠れ家的な洋食屋さんを思わせる空間が広がっております
事前の情報では
「フレンチの様なイタリアンの様な洋食屋さん」
と、なんとも踏ん切り着かない曖昧な様子を伺っていたのですが、その理由もメニューを見れば納得
こちらのランチでは、基本メインとなる品は存在せず、ほぼ全てのメニューが日替わりとのこと
ランチのメインとされる「お任せコース」では、肉or魚のメインを選ぶことが出来る他、
・パスタメニュー
・ゴハンセット
など、多くの料理がその日によって異なる食材、調理法で提供されるらしく、これといった型を持たない事が特徴のようでもあります。
ただし、肉料理、魚料理、パスタ、ゴハンセットの4コースは必ず存在する模様で、この日の各品は
・肉料理 → ハンバーグorステーキ
・魚料理 → 真鯛のポアレ
・パスタ → お肉とチーズorフレッシュトマト
・ゴハン → ハムのステーキ
といった内訳になっておりました
実物の様子が全く伝わって来ないため、どれを選ぶことが正解なのかも判断できない…
ですが、メニューの一文を読むと、
・パスタ&ミニスープのセット
・ゴハン&ミニスープのセット
の2品に関しては「少なめセット」との記載が
前述した通り、この後に上野を経由しつつ浅草まで出向く用事があり、そのどれもが飲み会(笑)
たらふくご飯を平らげる予定をこなすにも、ランチくらいは控えめに抑えたいのが本音
そんな状況から、メニュー上の「少なめセット」の言葉を信じ
(この数分後に、その理想はまんまと崩れ去るのですがw)
ゴハン&ミニスープのセットをオーダーするものとなりました。
※ 一緒に居た事務所のメンバーは「パスタ&ミニスープのセット」をオーダー
ちなみに、先ほどのレギュラーメニューに加え、
こちら、新春限定メニューなんてものを発見
※ 2月上旬ながら正月てことは・・・、旧正月までが範囲?
既に終了しているメニューもいくつかありましたが、お正月の美味しいモノを少しずつ詰ったコースや
和牛ハンバーグ、ステーキなど、肉料理を中心にガッツリしたひと皿が味わえたりする様です
また、最低人数に関する記載は無かったものの、
先ほどよりも更にガッツリと肉を味わえる様子が伝わる
「お正月ビーフパーティー」やら
「おかわりチーズ ラクレット」などといったパーティーメニューも用意されているとのこと
要所要所で画像によるイメージの伝達は行われている反面
そこに使用する画像のチョイスがズレているのか、具体的にどんな料理なのかが伝わりづらい反面
分らないからこそ食べてみたくなる、そんな雰囲気と期待を持てる空気感が漂ったお店でもあります。
ちなみに、夜のメニューについても、コースが主体
画像が小さく、見えづらくはなるのですが、提供される料理の数により3つのコースとなり、
・Aプラン(全6品) ・・・ 3980円
・Bプラン(全9品) ・・・ 4850円
・Cプラン(全12品) ・・・ 5980円
と、フレンチ&イタリアンのディナーコースとしては、リーズナブルな価格帯
まあ実際の所、これがリーズナブルかどうか、は料理に寄るものなので、まずはランチを食べてみないことには・・・ですね
また、同メニュー上では
「ヨガスタジオ」の紹介やら、お店の求人募集やらが所狭しと陳列
伝えたい事が色々あることだけは伝わってきますが・・・情報の精査&並び立ては、あまり上手では無さそうです(笑)
これがハム!?な肉感・柔らかさに加え、ソースの美味さも秀逸! カネルさんのご飯セット
そんなこんなで、メニューを眺めながら、事務所メンバーと
あーでもこーでも語りながら過ごすこと数分
両者共にメインのセットとして付いて来たのが、こちらのスープ
こちらは、ホタルイカとバジルのスープになります。
バジルはともかく、スープにホタルイカ?
真っ先に頂いた先制パンチにクラッとしつつカップを近づけると・・・まず香りが良い
もうこの時点で、口にせずとも上手いことだけは間違い無し!
そうは言っても、口にせずには居られない香りの良さに釣られ、まずスプーンを入れてみると
ドッカドカとホタルイカが連れ放題!
ここは春の富山湾か!?と見間違うホタルイカの豊漁に湧きますが、イカと野菜の旨味がたっぷり詰ったスープ
ホロッと苦みを残したホタルイカのアクセント、バジルを始めとしたハーブらの香りも素晴らしい共演
お店の佇まいから感じた貫禄が、早くも本物であることに気付かされる、至極のスープとなっておりました。
そんなスープの感動から、遅れること10分弱
一足先にテーブルへ配膳されたのは私がオーダーした品、
少なめメニューと記載のあった
「ゴハン&ミニスープのセット(スープは一足先)」のメインとなります
本日の主役となるオカズは、ハムのステーキ
そちらをご飯にドッカリ盛り付けた品という事で、私はてっきり「乗っけ丼」的なものを想像していましたが…
想像を渾身の一振りで大きく裏切った、丼とはおよそ似つかわしくない、豪華なひと皿が登場
まず、同プレートの主役ですが、
果たして私は、これを本当に「ハム」として認識してしまって良いのだろうか?
もしこれを「ハム」として記憶にアップデートしてしまったら、これからの人生、果たしてハムでテンションを上げることが出来るのか??
お願いだから、これはハムと呼ばずに、ポークステーキなりの違うネーミングを付けて貰いたい
そうしなければ、これから先、私はどうハムと向き合い、残りの余生を過ごさなければならないのか!?
などと、これ程までのハムに出会ったことが幸か不幸か、自分でも分らなくなる程
「これをハムと呼ぶなんて、恐れ多い!!」ばかりの極上な美味さ
肉の柔らかさ、溢れ出るジューシーな旨味、焼き目の香ばしさ、歯ごたえの肉感
ステーキであっても、そうそう出会うことが無い程の味わいを、まさか「ハム」として味わうものになるとは
これから先、私はハムとどう向き合えば良いのか?
今後出会うハムを、これから一生にかけて、今日出会ったハムと比較しながら生きるのか!?
と思えば思う程、今後の人生が苦しいものになる、それ程までに極上すぎるハムに巡り会ってしまったのです
そんなハム、単体でも旨味は飛び抜けていながらも、ソースがまた格物
これを何ソースと呼べば良いのか、私のつたない食の記憶と表現力では伝えきれないのですが
まず味わいとしては、デミソースの様でもあり、トマトの様な酸味と甘みもあり
とは言え、デミソース程の重厚さはなく、もっと軽やかで甘みが強く、スッキリした味わい
フレンチ系のソースらしく、バターのもたらすコクも感じられ、ハムは勿論、ご飯にもマッチしたソースとなります
素材へのアプローチだけで無く、それを引き出すソースの妙は、フレンチならではの技法
このお店を、イタリアンかフレンチかに分類する事が難しく思うのも、こういった技術の高さ故と言えそうです。
驚く程に美味すぎるハム&ソースに霞んでしまいましたが、
こちら、付け合わせのサラダも実に素晴らしいひと品
瑞々しくて鮮度の良い野菜達、その上に掛かるのは、自家製とおぼしきドレッシング
玉ねぎや人参ら野菜の旨味に加え、ニンニクの風味も感じられます
それでいながら、辛味や酸味が強くならず、甘みを強く出しているのもまた特徴
ちなみに、私たちの隣席に居たご婦人達は、「たっぷりセット」とおぼしきメニューから注文されていたのですが
そちらのセットになると、上記を含むサラダが、ボウルの様なデカデカとした器で登場
野菜の素材や鮮度、ドレッシングにも自信を持っているからこそ出来る、サラダの提供スタイルもまた、ここカネルさんの特徴と言えそうです。
到底ハムとは呼べない、ハムのステーキにむしゃぶりついている間に
同行していた事務所メンバーがオーダーしたパスタが到着
こちらは、挽肉とチーズのパスタ(正式名称は忘れましたがw)となります
いわゆるボロネーゼやミートソースでは無く、主役はあくまで挽肉とチーズ
これもまた、一体どの様にして調理しているのか謎過ぎるソースの形状となっており、また表現も難しそうな一品
たっぷりのチーズが、パスタは勿論、お皿の全面にまで広がっており、美味さだけで無く見た目の華やかさも演出
彩りも素晴らしく、目で鼻で、そして味でも文句の付けようが無い、素晴らしいパスタになっていた、との事w
(一部私が脚色して付け加えておりますが)
スープから始まり、付け合わせのサラダ、ドレッシング、主役、そしてソース
口に運ぶもの全てが、イチイチ美味いばかりで、手に負えないほどの暴れっぷり
それでいて繊細さや丁寧な盛り付け、見た目の華やかさも兼ね備えているのですから、もう完璧すぎる品ばかり
それより何より、これらの料理を手がけているシェフ(カネルさん?笑)
パッと見はコワモテ、職人一筋でいかにも「シェフ」な風貌
調理中はスタッフにも厳しく、時には声張り上げながら、キッチン内はまるで戦さ場のような緊張感
ですが、一旦調理を終えると表情が急変
もの凄く良い笑顔で、先ほどのコワモテぶりが可愛く見える程に柔和な表情を浮かべるのです
ジキルとハイド・・・は言い過ぎるにせよ、このギャップは男性の私でも萌える程
むしろ、調理中の厳しさあってこそ産み出される完成度の高さであって、ひと皿ひと皿と真摯に向き合っているからこその厳しさでもあるのでしょう
真剣に料理と相対しているシェフだからこそ、産み出せる至極のひと皿、ソースの一滴に至るまで、しかと堪能させて頂きました。
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7丁目のカネルさん
■ ななちょうめのかねるさん
■ 住所:千葉県八千代市勝田台7-14-1
■ 営業時間:10:30~14:30 / 17:00~22:30
■ 定休日:日曜日