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養老渓谷の人気店、和食処清恵 紅葉シーズンに旬を迎える自然薯&むかごを頂く絶品 麦とろ御膳
前日は荒れた雨模様だったものの
気持ち良く晴れ渡った勤労感謝の日
天気予報の予想通り、晴天に恵まれたことから
本日は紅葉を見に行くといった体裁の元、車を走らせ養老渓谷まで足を伸ばすことに
我が家ではこの時期、ほぼ毎年恒例となっているのが
養老渓谷近くにあるお店で頂く秋の味覚、自然薯となります
10数年前にたまたま訪れて以来、同店の秋限定メニューにハマってしまい
例年この時期になると向かっていたのですが
ここ3年ばかり、育児にコロナにと忙しく
今年は久々、同店のランチを頂くべく、養老渓谷へ
そんな本日のお目当てとなるお店がこちら、
小湊鐵道の養老渓谷駅より、車で5分ほどとなります
「和食処 清恵」となります
同店は季節の和食がリーズナブルに頂ける、
ランチのみ営業する和食処となるのですが、
現在の季節はこの通り
同地域の名物でもあります自然薯を使った麦とろご飯が人気メニュー
当然、紅葉シーズンともなれば
毎年、賑わいを見せているものの、今年はコロナが落ち着いた影響もあってか
その勢いは例年をも上回るものとなっているようで
事前に公式HPを確認した所「本日は60食限定」とのお達しが
11時の開店に間に合えば、限定60食にも十分滑り込めるはず・・・
と10時頃に自宅を出発するも、途中渋滞に巻き込まれ、お店へ着いた時刻は11:30
果たして、限定60食へ滑り込むことが叶うか否か・・・!?
小湊鐵道の養老渓谷駅より車で5分、自然薯の麦とろご飯が名物「和食処 清恵」をランチ訪問
予定よりも30分遅れでお店へ着くものとなった、大多喜の和食処 清恵
10台ほど停められる駐車場はすでに満車を迎えており、
お店裏手の道路にも2台ほど駐車場の空きを待つ車の姿を発見
同列の後ろに着け、カミさんにお店の様子を覗いて貰ってみたところ
現時点で店内は満席ながら、30分ほどの待ち時間で入店は可能とのこと
そしてもう一つの問題点、本日のランチは60食限定になるとのことでしたが
店内のウエイティングボードに記載された人数によれば、我が家か記載した時点で40番目
席数を減らしている都合もあり、回転こそ遅くなっていますが
60食には無事、滑り込むことが出来た様です
とりあえず、駐車場の空きを待ちながら、車で待機すること20分
ようやく空いた駐車場へ車を停め、続いては店先の散策へ
通常営業時には、季節の食材や蕎麦、うどんなどを頂ける同店ですが
10月の末から12月上旬の紅葉シーズンに限っては
こちらにも説明がある通り
自然薯料理とゆばのみに、メニューを厳選した営業が行われております
とは言え、我が家のお目当ては
同自然薯料理となりますので問題は無し
絶品自然薯の麦とろご飯
更には、自然薯のむかごを使ったかき揚げが付いてくる御膳と、早くもテンション昂ぶります
そんなメニューを眺めながら、駐車場で待つこと20分ほど
お店に到着した時点から数え、40分の待ち時間で店内へと案内されることに
当然ながら、店内は慌ただしい満席続きとなる中、あらためてメニューの方へ
こちらが本日のお目当てとなります
自然薯の麦とろご飯に、むかごかき揚げがセットとなる、麦とろご飯です
加えて、自家製のこんにゃくに
具沢山なお味噌汁も付いて、お値段税込み1980円
普段のランチとしては高額な部類になるものの
養老渓谷まで足を伸ばして頂く、年に一度旬を味わうランチとしては、申し分無いお値段
なお、他のメニューについてですが
前述した通り、12月上旬までは繁忙期となる事からメニューが厳選されており、
先ほどの御膳から、むかごのかき揚げを除いた
「麦とろめし」に、同かき揚げの単品提供
その他は、自家製柚子味噌こんにゃくに
湯葉の天ぷら、湯葉のお刺身らが頂けるものとなっております
生湯葉にも興味引かれる所となりますが、
麦とろご飯にかき揚げの組み合わせで、毎年満腹を迎えている事を思い出し
本日は家族三人、共に
「麦とろ御膳」を頂いてみるものとなりました。
大多喜名物の自然薯をふんだんに使ったとろろとかき揚げが絶品、麦とろ御膳に舌鼓
冒頭でも触れた通り、店外・・・いや
駐車場の空きを待つにも列が出来るほどの賑わいを見せている、養老渓谷の和食処 清恵
今年の紅葉がピークを迎えるのは、もう1週間ほど先ですので
まだそこまでの混雑には・・・と思いきや、すでにお伝えした通りの忙しさ
この後に迎えるピーク時には
一体どうなることやら・・・と思える人気ぶりを見せております
しかしながら、メニューを厳選しての営業もあってか
その混雑に似合わず、注文から提供までの時間はスムーズに行われており
オーダーを告げ、店内で待つこと10分ほど
こちらが、大多喜の人気店「和食処清恵」で頂く
「麦とろ御膳」になります
大多喜名物の自然薯に出汁を加え、海苔を添えた絶品とろろ
共に頂くのは、もちろん麦ご飯
おかずは、自家製こんにゃくに自家製柚子味噌
更には、自然薯の実・・・の様に思われがちですが
実は実では無く「肥大化した茎(肉芽)」となるむかご
こちらを玉ねぎ共に揚げたかき揚げ
更には、とにかく野菜たっぷり具沢山な
田舎汁までもがセットとなる、こちらの御膳
肉はおろか、魚すらひと品も見当たらず
それでも満足してしまうのがこちらの御膳
まず最初に手を付けるのが、
こちらの切り干し大根と漬け物からですが
この時点で既に、美味しいが飛び交う絶品な味付け
旨味が凝縮された切り干し大根を前に
早くもご飯を掻き込みたくなる・・・
しかしながら、その衝動を我慢してこそ
麦とろご飯という贅にありつける訳でして
勢いよく掻き込みたくなるご飯を我慢し
一口、二口に抑えなければなりません
続くおかずは、本日メインの1品
こちら、むかごのかき揚げになります
玉ねぎとむかごのみ、シンプルなかき揚げになるものの
それでも満足出来てしまうのが、同品の魅力
小さな粒の中に、ホクホクとした食感を宿したむかご
シャキッとした食感に甘みを備えた玉ねぎ
両者の持つ、素材の味を活かすには
当然塩で十分となりまして、
これまたご飯のおかずとして大活躍出来る存在なのですが
ここでもまだ、ご飯を我慢我慢・・・
なんとかご飯の消費を1/3に抑えきったところで
ようやく迎え入れるのが、本日の大本命
こちら、自然薯のとろろとなってくるのです
提供時点で、既に出汁と共に味付け済みとなる、こちらのとろろ
卓上には醤油など用意されておらず、それで十分な味付け済みであることを示しています
そんなとろろの美味しさを物語っているのが、
この驚くほどとなる、その粘度
出汁を加える事で、液状になってはいるものの
自然薯の持つ滋養強壮を物語るかの如く、粘度凄まじい仕上がりとなります
そんなとろろを、惜しげも無くご飯の中にIN
今の時期にしか味わう事が出来ない
房総の秋の風物詩、自然薯の麦とろご飯の完成です
自家製の出汁で作られた味噌汁で割った、このとろろ
塩味は強くないものの、旨味はたっぷり
味わい深い出汁感が、粘度あるとろろに染み渡り
それを余すこと無く、ご飯の方にも染み渡らせていきます
ただでさえ美味しい麦とろご飯ですが
やはり自然薯、そしてこの出汁との組み合わせは格別でして
様々な麦とろご飯を食べ比べては来ているものの
私の中で、ここ清恵を越える品には未だ出会えず
年に一度の贅沢、と呼ぶに相応しい
今の時期にしか味わう事が出来ない、旬を味わう贅沢な一杯となりました
また、忘れちゃイケないのが
同御膳に付いてくる、その他付け合わせの数々
まずこちらのこんにゃくですが、
柚子味噌はおろか、こんにゃくすら自家製というこだわりぶり
普段口にするこんにゃくには無い、ザラッとした食感が特徴で
この独特食感に絡む、風味豊かな柚子味噌が絶妙な組み合わせに
そして、田舎汁の名に相応しいほど、
大根に人参、里芋などなど
たっぷりの野菜で具沢山となるこちらのお椀も、
優しい出汁の旨味に、それを染み入らせた野菜までもが絶品
口に運ぶ一挙手一投足、そのどれもに毎度笑顔がこぼれ
言葉通り、何を食べても美味しいが飛び出す、絶品御膳となりました。
という訳で、3・・4年ぶりに
足を運ぶものとなった、養老渓谷駅近くの人気店、和食処 清恵
以前よりこの時期は、賑わいを見せている同店ですが
殊更今年は過去にもない大盛況を見せておりまして
到着から入店までに40分と、過去最長の待ち時間を経たものの
それだけの時間を待ってでもありつきたい、絶品料理の数々を堪能
普段、肉や魚にしかなびかない私をして
動物性タンパク質0、全て野菜で賄われる御膳ながら、大満足する1食となりました
ちなみに、私たちがお店に着いた時刻は11:30となり
この時点で40分待ちとなった一方
以降も次々にお客さんが訪れ
12時を過ぎた時点で、店外にて待つお客さんにて、本日分のランチは品切れを迎えることに
現在、コロナ禍からの影響もあってか
ランチの提供数は日毎に異なるご様子となりますので
訪問の際には、一度お店の公式HPを確認して頂き
その上で足を運ぶ事をお勧めいたします。
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和食処 清恵
■わしょくどころ きよえ
■ 住所:千葉県夷隅郡大多喜町葛藤578-3
■ 営業時間:11:00~14:00
■ 定休日:月曜日(祝日の場合翌日)