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香取神宮近くのお蕎麦屋さん、野の花庵 週3営業の人気蕎麦店で頂く7~8月限定、夏の涼味そば
本日から2日間、子供が外泊となりカミさんと2人に
普段ならここをチャンスとばかりに
子連れでは行けない寿司店や和食割烹などを次々と予約・・・
となるのですが、ご承知の通り今年は緊急事態宣言の最中
せっかくのチャンスながら、お酒を頂くことも出来ず
また候補にリストアップしていたお店の多くも休業とのこと
夏前から予定していた多くのスケジュールが崩れた中
ひとまず今日の所は、日頃のお礼を兼ねて香取神宮へ参拝することとなりました
千葉から車を走らせること1時間
辿り着いた香取神宮、その周辺でのランチとなりまして
まずは候補に挙げていた、佐原駅近くのお蕎麦屋さんへと出向いたところ
本日は貸し切り営業とのことで、入店は叶わず
続いて向かった先は、同じく同駅近くの鰻屋さんとなるのですが
こちらも緊急事態宣言の影響で、現在はテイクアウト営業のみとのこと
せっかくの鰻を炎天下で頂く気分にはなれず
かといって、車の中を鰻臭で埋めるのも気が引ける所
現地で更なる調査を進めた結果、香取神宮すぐ近くに面白そうなお蕎麦屋さんを発見
再び、香取神宮まで戻り、向かった先がこちら
古民家を利用し営業するお蕎麦屋さん
「野の花庵」を訪れてみるものとなったのです。
香取神宮の第一駐車場すぐ裏手で週3営業するお蕎麦屋さん、野の花庵を初訪問
当初の予定から二転、いや三転して向かった蕎麦店、野の花庵
こちら、香取神宮の参道手前となる第一駐車場
そのすぐ裏手にお店を構えるお蕎麦屋さんとなりまして
第一駐車場からもすぐ目に付くところに
この様な看板にて案内を掲載しているお店となります
また営業日が特殊なお店となっておりまして
上記看板にある通り、金、土、日の3日のみ営業
奇しくもこの日は金曜日となり、
事前に二軒のお店へフラれはしたものの、捨てる神あらばとは正にこのこと
三軒目の正直にて、野の花庵へと向かうものとなりました
さて、お店の方は古民家を改装した造りとなりまして
入り口から続く案内に従って、お店の方へと到着
週3日しか営業しない希少性もあってか
開店直後にお店へ着いたものの、すでに店内は賑わいを見せており、残る1席にギリギリ入店成功
早速、メニューに向かってみますと、
品数は決して多くなく、
・野の花そば
・鳥つけそば
の二種類が随時提供されるお蕎麦となっております
この他に、
・夏の涼味そば(七~八月限定)
・鴨南蛮(十二~二月限定)
と、夏冬でそれぞれ限定のお蕎麦が提供されるシンプルな構成
その他メニューは、
上記の通り、ビールにお酒
蕎麦酒などが提供されている他
最後のページをめくると、
そば茶プリンにコーヒー各種
ソフトドリンクが提供されるものとなります
ちなみに、使用している蕎麦粉や蕎麦汁に対しても説明が用意されており、
同店のお蕎麦は、会津の十割手打ち蕎麦の技法にて作られているとのこと
いわゆる更科粉を使った十割蕎麦になるらしく
小麦を基本NGとしているカミさんであっても、こちらのお蕎麦ならOKとなる様子
(とは言いつつも、夏休み期間はチートモードに入ってますが)
蕎麦汁についても、こんぶやしいたけ
焼き飛び魚に鰹節を使用しているとのことで、期待の持てる品であるのは間違い無し
とはいえ、決して品数が多くない同店
メニュー選定にそこまで時間を割く必要も無く、私は即決「夏の涼味そば」を頂く事に
対するカミさんは、期待を裏切ること無く、私の逆張り
2品のおかずが付いてくる「野の花そば」をそれぞれ頂くものとなりました。
そばがきにスープの付いた野の花そばに、想像以上の具沢山ぶり、夏の涼味そばを食べ比べてみた
店内は、ホールを若い女性のスタッフさんが1名で担当
厨房の中には、恐らくご主人と思われる男性がおり、2名で営業されている様子
オーダーを女性スタッフさんに伝えると
すぐさま厨房のなからご主人の方から
『かしこまりましたー』
と、元気且つ丁寧な返事が返ってくる様に思わずニッコリさせられます
また、ホールを担当しているスタッフさんも
お客さんの案内からオーダー、バッシングにお会計と縦横無尽
ちょうどお昼に差し掛かり、繁忙帯を迎えておりますが
留まること無く動き続ける仕事ぶりも相当なもの
多少時間が掛かることも覚悟しておりましたが
まず注文から10分弱、先にカミさんのオーダーした
「野の花そば」のセットとなる2品より配膳
上記はそばがき、そして蕎麦の実のスープだそうで
お蕎麦以外の付け合わせを見るだけでも、お店の格式が相当なものであることが伺えます
そして、すぐさま提供となったのが、
こちら、メインのお蕎麦
更科粉を使った十割蕎麦との説明でしたが
ボソッとした感触を感じさせない、キレイな仕上がりとなります
そして、続けざまに私の元へもオーダーの品が到着
こちらが、夏季限定メニュー
「夏の涼味そば」となります
どんな品になるのか楽しみにしたく、敢えて何も聞かずにオーダーした同品ですが
想像を上回るほどに、具沢山で見た目も華やかなひと品
いわゆるぶっかけ蕎麦スタイルになるのですが
錦糸玉子に海苔、トマトに桜えび、更に鳥肉もトッピング
蕎麦汁の中には氷も浮かんでおり
冷たい蕎麦を最後まで冷たいままで楽しませてくれます
まずは蕎麦汁から頂いてみますと、
鳥肉を使用していることからか、脂のコクも加わっており
優しい出汁感と共に、旨味も存分に広がる味わい
そこに加わる桜えびや葱もアクセントとなっており
完飲できる美味しさの蕎麦汁と言えそうです
続いてメインのお蕎麦ですが、
先ほどの野の花そばと同様
こちらも十割の更科そばにて提供
冷たいお蕎麦が氷によって更に冷やされ
ビシッと締まった食感にて、風味を漂わせてくれます
いわゆる田舎蕎麦の様な強い主張はありませんが
ツルッとした喉ごしに加えて、弾力も併せ持ったお蕎麦
お蕎麦自体の風味が強くない分、蕎麦汁の味わいを強く感じさせ
冷たい蕎麦汁がしっかりとした清涼感を与えてくれます
また、このお蕎麦を彩る具材がとにかく華やかでして
まずはこちらのトマトに錦糸玉子
まるで冷やし中華を彷彿とさせる2品ですが、お蕎麦とも良好の関係を築いてくれます
続く鳥肉ですが、
こちらは表面にを炙った上でトッピング
いわゆるヒヤアツを楽しめる具材になるのですが
熱々とはならず、加えて冷たい蕎麦汁での冷やし効果が乗ったこともあってか
皮目こそ食感に加えて香ばしさが味わえる美味しさを感じるものの
中にいくと肉感のパサつきが否めず、ちょっとした勿体なさを感じてしまいました
が、そんな鳥肉の及第点を払拭するかの如く
海苔に加えてたっぷり盛り付けられた鰹節らが
蕎麦汁の美味しさに、更なる旨味を増幅
ぶっかけスタイルのお蕎麦になるものの
口に運ぶ度、様々な味わいを得られ、加えて涼もとれる夏に相応しい一杯となりました
そしてもちろんながら、
食後にはしっかり、蕎麦湯も提供
後足しの蕎麦粉は使われておらず
粘度の無いタイプの蕎麦湯となりますが、食後まで満足出来る1食となりました。
当初の予定からは、大幅に変更となりはしたものの
結果として、満足を得るものとなった香取神宮すぐ近く、野の花庵でのランチ訪問
前述した通り、私が訪問した時点でも賑わっていた同店ですが
お昼が近づくに連れ、その賑わいは更なる拍車を掛けまして
炎天下ながらに、店先で入店待ちをするお客さんも出る程の盛況ぶり
週に3日しか営業していない希少性だけで無く、お蕎麦の美味しさもその理由に他なりません
私が頂いた、夏の涼味そばについては当然の大満足
そして、カミさんもまた、お蕎麦はもちろん、セットとなるそばがき&甘味噌の組み合わせにご満悦
お蕎麦ながらにボリュームもシッカリしている上
本日頂いた2品は、いずれも1100円とリーズナブルなのも魅力的
古民家を改装した店内ながら、席はテーブル&カウンター席の造りとなるので
ご高齢のお客さんでも安心して足を運べる、香取神宮すぐ近くの良店発見となりました。
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野の花庵
■ ののはなあん
■ 住所:千葉県香取市香取1347
■ 営業時間:11:30~14:00
■ 定休日:月曜・火曜・水曜・木曜