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【閉店】千葉公園前 京あかり オトナな雰囲気漂う京料理店で鯛茶漬けランチ
先日アップした、千葉駅周辺のランチ記事をまとめるに辺り、駅界隈を散策していた時のこと。
参照:【穴場多数!】千葉駅近郊のランチ 厳選10店!!徒歩5分圏内 リーズナブルな激ウマ店を紹介 ⇒
以前より存在は知っていたモノの、格式高い(?)雰囲気に気圧され、足を踏み出せずにいたお店がランチ営業を行っているとのこと。
こちらが、高い格式を感じさせるお店、
千葉駅北口から徒歩10分、モノレールの千葉公園前駅からなら徒歩3分となる、京料理のお店「京あかり」さん。
千葉駅から徒歩10分 千葉公園前の京料理割烹 京あかり
千葉に生を受け、30余年。
「京料理=格式高く、まだまだ早い」
のイメージに洗脳されてきた身として、足を踏み入れる勇気を持たずにいた「京あかり」だが、ランチ帯では以下の通り
リーズナブル、とまでは言えないものの、お手頃な価格で頂けるランチメニューが取りそろっていることを発見。
鯛茶に鯛飯、ちらし寿司と、手の込んだ和食であることを感じさせながら、このお値段ならぜひとも一度は食べてみたいところ。
また、この日は隣の千葉公園で「大賀ハス祭り」が開催されている影響からか、
なんとも珍しい、「ハスの実粥」なる御膳も提供されているとのこと。
ハスの実のお粥、というのはピンとこないものの、前菜や煮物、合わせて9品で1500円なら、これも実に興味深い。
とにかく、まずは店内へ。
この日の到着時刻は、ランチオープンとほぼ同時となる、11:30。
先客は1組のみで、予約をされていたらしく、個室へと通されていた。
予約無し&一見である私は、大人しくカウンター席へ。
清潔感漂うのはもちろんの事、京料理のお店らしい(実際、どうなのか知らないが)格式を感じる店内。
この雰囲気を味わえただけでも、10歳ほど歳を重ねた気分に陥ってしまいます。
京料理初心者である私は、もっとも馴染み深そうな「天然鯛茶漬けセット」を注文。
料理の到着を待つ間は、夜のメニューを拝見しイメージトレーニング。
メニューには「水無月」と記載されているので、月替わりになるということだろうか。
勝手なイメージで、京料理=高い と思い込んでいたが、意外な程、普通に手の届く価格帯の品がズラリ。
やはり旬と言うこともあり、鱧を使った品が多いのは京料理のお店らしい。
万願寺唐辛子もウマそうだし、焼き物、煮物もそそるばかり。
これらの〆で鯛茶漬け…絶対ウマいんだろうなあ。
割烹の本格京料理もランチなら1000円台 季節限定メニューも
夜のメニューを拝見しながら、イメトレを育んでいる間に、まずは先付けから。
ひじきの煮物と、インゲンの味噌和え。
続いて出てきたのは、まさかの焼き物。
メニューには「天然鯛茶漬け」とのみ記載があり、詳しいメニュー構成を確認していなかったが、以下の2品が登場。
今日の焼き魚、として出てきたのは鰆。
この脂が乗った皮目が絶品過ぎてたまりません。
そして、一見するとただの玉子焼ながら、
薄く焼き上げた玉子を何枚もの層に仕上げたこちらの品は、噛みしめる度に出汁が染み出るジューシーっぷり。
ジュワっと出汁が溢れ出てくる玉子焼など、さすがに初めての体験。
備え付けの大根おろしも、ほのかな酸味と辛味が加わっており、玉子をひと味もふた味パワーアップさせる存在感。
少しずつ、時間をおきながら提供される料理に、のんびりとランチを楽しんでいたものの、いよいよ本命が到着。
黄金に輝く出汁にひらされたご飯。
そして、その頭上を彩る天然の鯛の切り身。
お茶漬け出汁で、ほどよくレアに火が通り、半生な食感が楽しめます。
出しは言うまでも無く、薄口ながら複雑な味わいを醸し出しており、私如きのボキャブラリでは説明がつかない深い味わい。
鯛については、多少火が通り過ぎてしまったのか、見かけほどレアな感を受けず、かといって焼き魚ほどではない食感。
それらの旨味を全て吸い上げたご飯は、さすがの一言に尽きます。
そして、料理の〆にはお茶菓子が登場。
きなこと黒蜜をコーティングしたお団子、というべきなのでしょうか。
和洋問わず、スイーツに関しては見識のない身なので、詳細は分らないものの、良い口直しとなりました。
これに、食後のコーヒーまでが付いてきて、お値段の方は1620円。
ラーメンや定食といった、普段使いのランチで比較すると、お値段が張るものとなりますが
・割烹、料亭ならではの落ち着いた雰囲気
・職人さんの掛けた、手間暇が伝わってくる品々
・非日常を味わえる、優雅な時間
などを堪能するランチ、と思えば、満足度の高い時間を過ごせました。
自分へのご褒美がてら、たまに味わう優雅なランチ、なんて時にチョイスしてみたいお店ですね。
なお、個室を希望される場合は事前予約がお勧めの様子です。
会食などでの利用を検討する際は、先にお電話でご相談をお勧めします。
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京あかり
■きょうあかり
■ 住所:千葉県千葉市中央区弁天2-20-19 江澤ビル 1F
■ 営業時間:11:30~14:30 / 17:00~22:00
■ 定休日:日曜日