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千葉駅から徒歩7分 新田町の新店、旬菜旬肴 和のかを初訪問 繊細な出汁と共に頂く激ウマ北海道料理は、居心地最高の空間だった!
恒例となる千葉の新店探しをすべく、ネットを徘徊していたところ
この7月20日に、裏チバこと新田町に新規オープンする割烹居酒屋らしいお店を発見
場所は、裏チバエリアでも有数の飲食店が集う通り
ゴールデンタイムやマッスルラボなど、個性溢れる飲食店が並ぶ中、
フランスの国旗でお馴染み、ブラッスリーブルーが1Fに入るビルの4F
少し前までは、「おでんでんんでん裏千葉店」があったテナントへ、
(おでんでんでんは、この4月に千葉中央店と合併したそうです)
7月20日にオープンしたばかりとなるこちらのお店
エレベーターホール前に看板を見つけた、
旬菜旬肴 和のかとなります
事前の情報によると、店名の雰囲気通り和食をメインにした割烹というか和食居酒屋、といった様子
またお店のHPを見る限りでは、北海道の食材も扱っている様で、
洋食系の多い同エリアでは、稀少な和食のお店といった雰囲気を感じます
そんな訳で、同ビルのエレベーターに乗り込み4Fへ
オープン直後らしく、多数のお花に囲まれた
「旬菜旬肴 和のか」を初訪問してみるものとなりました。
裏チバこと新田町のおでんでんでん跡に7月20日オープン 旬菜旬肴 和のかを初訪問
1Fのブラッスリーブルーを始め、各フロアに飲食店の入る同ビル
その4Fに先日オープンしたばかりとなる新店、旬菜旬肴 和のか
以前、こちらに入っていた「おでんでんんでん裏千葉店」の作りを継承しているものの、
木の温もりを感じる内装に改修されており、店内は明るく清潔感溢れるお店といった雰囲気
店内には、テーブル席が3席ほど
加えて、オープンキッチンが見渡せる広々としたカウンター席も設けられており、
個人経営のお店らしい、温かみを感じさせてくれます。
この日は、子供とカミさんを連れての訪問
という訳で、事前に予約を入れてお店を訪れたのですが、
ご用意頂いた席には、この通り可愛い箸置きを発見(笑)
フランクフルトの箸置きか、良いなあこれ…
細かな部分にもセンスを感じさせる(というか、私好み? 笑)お店ですが
そんな中で提供されるメニューの方はと言うと、
四季折々の料理を提供する和食店らしく、まずは7月のお勧めメニューから
水だこや北寄貝といった、今が旬の食材が並ぶ中に、関東では珍しい
「ほっけのお刺身」を発見!!
北海道では今時期にポピュラーなお刺身ではありますが、足の早さ故に関東ではそうそうお目にかかれない、ほっけのお刺身
加えて、マグロの方にも「函館直送」の一文があるところからして、北海道の食材を多数扱っている様に見受けられます
興味を掻き立てるメニューは、まだまだ続き、
ページをめくると、今度は焼物、揚げ物
更には、野菜に一品料理と続くのですが、やはりここにも要所要所に北海道を感じさせる品が
鮭ハラスに焼きたらば蟹、ほっけのフライに・・・じゃが芋の酢の物??
更には、出汁入り・・・では無く出しかけ玉子焼
そして、極めつけは「おつまみカレー」と、どれも私のアンテナにビンビン届く品々
そして、〆的な位置づけになる炭水化物には、
ミニ海鮮丼に、ミニいくら丼と
やはり全体的に、北海道を感じさせる品々が数多く並んでおります
ただ私の勝手なイメージですが、北海道を代名詞にする居酒屋の多くは、素材にこそこだわりがある反面
素材が良すぎるあまりに、調理については今ひとつなお店、といった印象が先行する部分も
果たしてこちらのお店が、どちらに分類されるのか
食材だけで無く、調理にも隙の無いお店である事を願いつつ、次なるお酒のメニューへ
焼酎、日本酒共に私好みの品が並んでおります
またお酒については、飲み切りのボトルも提供されており、そこには最近マイブームが訪れている「くどき上手」の姿も
料理を味わう前ながら、どことなく私との相性の良さを感じさせてくれますね
そして最後のページには、
ワイン、果実酒、ノンアルコールへ
まだ開店直後とあってか、メニュー数こそ厳選されている様に感じます
が、それでありながらも、テキストからでも伝わる、底知れぬ何かが伝わってきます
ひとまず一杯目はビールをオーダーしつつ、
この日のお通しには、やはり北海道を感じさせるじゃがバターが登場
しかし、こちらの品、じゃがバターと呼んで果たして良いものか
ふっくら柔らかく茹でられたじゃが芋に、バターと塩で味付けされた出汁を感じるのですが
素材だけに留まらず、味付けの妙に早くも驚かされるばかり
素材の美味しさを引き出す、シンプルな味付けではあるものの、これは相当な引き算上手
お通しではありながら、その一滴に至るまで飲み干してしまう幕開けとなったのです。
北海道の食材を中心にした旨味満載の和食 ご夫婦の織り成す接客も最高な、常連確定の居酒屋だった
お通しの美味しさに驚きを隠せず、ご主人に話を聞くと
どうやら先日まで、都内にある北海道料理をメインに扱うお店に勤めていたとのこと
当時のツテもあってか、同地域からの仕入れが出来るとのことで、前述したほっけのお刺身を始めとした品が提供されるそうです
また、こちらのご主人と共に店頭へ立ち、主に接客を担当されているのが奥様
まだ開店数日だというのに、そんな様子は感じさせず、物腰も柔らかく、終始笑顔で応対
初めて訪れたお店ながらも、昔から知っているかのような、居心地の良さを早くも感じる一方
続くお料理として提供されたのが、こちらのお刺身盛り合せとなります
こちらの盛り合せですが、左下から時計回りに
・ほっけ
・水だこ(表面を軽くボイル)
・まぐろ(赤身)
・中トロ
・北寄貝
・カンパチ
の全6品が盛り合せに
どれも角の立った鮮度良いお刺身である事は間違い無し
ですが、やはり目を惹くのは、関東では珍しいほっけのお刺身
脂の乗りを感じさせるツヤッとしたほっけを口に運ぶと・・・
うん、とろける
いや、溶けた
白身らしい食感ではありながらも、上品な脂が口いっぱいに広がります
そして、もう一品気になったのが水ダコ
こちらは、生ではあるものの、軽くボイルしているとの事で、これを頂いてみると
生たこならではの柔らかな食感と共に、ボイルのたこらしい、吸盤周りのコリッとした食感
2つの妙が、一口で味わえる、正に二度美味しいたこのお刺身となっております
これはもう、ビールで喉を潤す訳には行かず、
調子に乗って、日本酒をオーダー
好みのお猪口を選ばせて貰いつつ、合わせるお酒は北海道の食材・・・ということで、男山をセレクト
※ ホントはくどき上手を頂きたかったのですが、この日は品切れになってしまったそうです
マグロ、北寄貝、カンパチ共に、鮮度と旨味のしっかりした味わいを感じながら
続く2品目に頂くのは、先ほどのメニューでも気になったこちらの品、
見た目では「・・・ん?」となるこちら
実はこれが、じゃが芋の酢の物となるのです
じゃが芋なのに酢の物??
と疑問が浮かんでいたところに拍車を掛けるかの如く、その芋はまさかのポテトフライ形状
せん切り近くまで細くカットされたポテトフライではあるものの、その味わいは確かに酢の物そのもの
しかし、これがまたただの酢の物ではなく、鰹だしを強く感じる味わいでして
酸味は程々ながらも、出汁の旨味が強く引き出され、これが斬新な味わいを生み出しております
例えベタなカミさん曰く
「まるで高級なすっぱムーチョみたい」
といった食品を下に例えてしまう「通称:出川流」な例えが飛び出すのですが、ただこの表現も言い得て妙なところで
いずれにせよ、この酢の物だけを目当てに、毎日でも通いたくなる
早くも、同店のファンになる事を確約したくなるような、斬新ながらクセになる品の登場となりました
しかし、そんな驚きも束の間、数分前の感動を早くも更新してしまう品が登場
こちらが、その品
「出汁入り玉子焼」となります
その品名通り、たっぷりの出汁の中へ浮かぶ玉子焼
しかも、そこには鶏肉、そして三つ葉も加わり、まるで親子丼の様な組み合わせ
前述した酢の物で感じた通り、出汁の美味さは最早、説明不要
そこに加えて、フワトロの玉子焼
更には鶏肉に、三つ葉と、甘さに旨味、そして苦みが合わさり、深い味わいを紡ぎ上げてくれます
ここにご飯を加えてしまいたくなる・・・
そんな感情を押し殺しつつ、続いて頂く品は、
こちら、千葉では珍しいどじょうの唐揚げとなります
先ほどご覧頂いた、お店のカウンターには水槽が置かれているのですが
その正体となるのがこちらのどじょう
少し前まで、子供が
「わー、どじょう可愛いね」
と眺めていたものの、そのどじょうたちが、数分後にはまさかの姿に(笑)
しかし、それをも上回るのがウチの子供
先ほどまで愛でていたはずのどじょうが唐揚げとして提供されたにも関わらず
「美味しい!!」と笑みを浮かべながら、バクバク食いつく・・・
我が子ながら、その食に掛ける欲求には驚かされる一方
確かにこのどじょう、美味い(笑)
カリッとした食感に、フワッととろける肉質
ほのかな苦みもアクセントとなり、ますますお酒が欲しくなるところで、ご主人から勧められた品が
こちら、北海道の高級酒としても知られる「十勝晴れ」
フルーティーな香りとほのかな甘みを感じつつも、飲み口がスッキリしており、キレの良さも感じさせます
このすっきり感が、揚げ物にも良く合い、どじょうの唐揚げとも抜群の相性を発揮してくれます
先ほどの男山を二合、更には十勝晴れも二合をいただき、久々良い気分に
こうなってくると、最早カメラを持つ手もあやふやながら、
これ位のタイミングで恋しくなるのが、やっぱりポテトサラダ
こちらのポテトサラダには、じゃがいも&マヨネーズの基本形態に加え、ポテトフライもトッピング
正にポテト・オン・ポテトな盛々仕様での提供となり、個々の食感の違いを味わいつつ、素材の味わいも楽しめます
そして、お酒が続いた所で恋しくなるのが、やっぱりお肉
一度は、そのお値段に腰が引け掛かったものの、4合ものお酒を飲むと怖いもの無し
という訳で、勢いに便乗してオーダーした、
こちら、和牛の網焼きとなります
上記写真からでも伝わるでしょうか、その品の良い風合い
ミディアムレアなステーキさながらの、赤身の色身
その隙間を埋めるかの如く、ササッと音を立てそうに入ったきめ細やかなサシ
思いの外、厚切りにカットされた牛肉ですが、これをまずは何も付けずに一口
・・・甘みでとろける
その見た目よりも5掛けで柔らかく、口内の温度でサシの甘みが一気に広がります
それでいながら、外側部分は網焼きされており、パリッとした食感に
ポン酢に大根おろしなど、薬味による味変のバリエーションも豊富で、ますますお酒は進む一方
とは言え、さすがに日本酒をこれ以上頂くのは危うさを感じ、ここからはやきいも黒瀬の水割りにチェンジ
同焼酎と共に頂くべく、頼んだ品が、
お新香の盛り合せ・・・と思いきや
実はこちら、野菜の塩麹漬けとなるのです
こちらを頼む少し前、子供のお腹を満たすべく「おにぎり」をオーダーしたのですが
そちらの付け合わせにきゅうりを発見し、こちらを頂いたところ、これがまたべらぼうに美味い!!
ただのお新香と思いきや、塩麹漬けとなっており、しかもメニューには盛り合せを発見
そんな経緯あって注文した、こちらの塩麹漬けですが、いやあもう最強
この時点で、飲み出しから2時間半が経過しており、いい加減疲労を感じ始めた身体に、とにかく染みる優しさ
当然こちらの品も、自家製とのことですが、こういった細部に抜かりの無いお店、ホント好きだわ。
とは言え、そろそろ時間もいい塩梅という事で、この辺で〆のひと品を頂くことに
この日のラストを飾るべく、オーダーした品がこちら
・・・なに?
インド系のカレーに詳しい方なら、お気づきの通り
上記お皿の上に被さっているのは、蓋では無くパパドとなるのです
という事は、これを開けた先に待ち構えているのは
そう、おつまみカレーとなりました
ここ、和のかのすぐお近くとなるラソイへ飲みに行った際、おつまみとして頂いた事のあったパパド
それがまさか、すぐご近所となる和食割烹の和のかにて、カレーと共に提供されるとは、なんたるアイディア
しかしこのパパドが、また理に叶っているんです
前述した通り、こちらのカレーは、ご飯と頂くものではなく、あくまでおつまみとのこと
その為、カレーの具材にはたっぷりのシーフードが入っており、これらをスパイシーなカレーと共に頂く
いわば、具材が主役とも言えるカレーとなるのです
しかし、具材を頂いてしまえば、カレーは残るばかり
その残ったカレーをどうしよう・・・パパドだ!!
となる訳でして、〆にご飯と共に頂くには重たいものの、パパドで頂くことによって、程良いボリュームでお腹を満たすものとなりました。
前述した通り、パパドでも十分美味しく頂けたカレーではあるのですが
案の定、思わず私の口から飛び出た言葉は
「あーこのカレー、ご飯欲しいわ」でした(笑)
※ それ位に美味しく頂ける、本格派のカレーだったと捉えて下さい
※ とは言え、満腹を迎えたことから、ご飯は頂きませんでした
そんな感じで、オープン数日後に初訪問を果たすものとなった、千葉・新田町の和のか
ビルの4Fという立地から、一見では入りづらさを感じてしまうものの、一度その扉を潜れば、二度三度と通いたくなる、出汁の旨味に丁寧な調理を味わえる、素晴らしい品々に出迎えて頂く結果に
また、店内の雰囲気や料理だけに留まらず、店主さん&奥様の紡ぎ出す空気感も最高で
まだ開店数日と、慣れないお店であるにも関わらず、そんな様子を感じさせない、話しやすい雰囲気の中、アットホームな時間を過ごすものとなりました
まあその居心地良すぎる影響もあってか、この日はさすがに飲みすぎるハメに
当然の如くの二日酔いで、翌日の午前中を棒に振るものとなりましたが(笑)
翌日の二日酔いを覚悟したとしても、お釣りが来るほど、居心地良いお店を発見
今後も定期的に通うお店が、また一軒私の中にブックマークされるものとなりました。
最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
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和のか
■わのか
■ 住所:千葉県千葉市中央区新田町11-21 浅井ビル4階
■ 営業時間:16:00~22:30
■ 定休日:日曜日