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JR千葉駅西口改札から徒歩5歩、菜の花そばで朝ごはん レトロな立ち食い蕎麦で頂く「中華そば」にかき揚げをトッピング!?

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朝から寝坊した子供を、学校へと車で送りつつ

せっかくならば、その足で朝ごはんを食べてから帰宅の途へと付く事に

 

とは言え、千葉~西千葉界隈にはモーニングを提供するお店はごく僅か

かといって、朝ごはんのメッカ本千葉まで出向くのも面倒となり、ここは千葉駅構内で朝ごはんを頂くことに

 

北口裏のコインパーキングに車を停め、西口改札から駅ナカへと向かい

松戸富田麺業

そばいち

・こめらく

これらのいずれかで朝ごはんを食べよう・・・

 

と、入場券を買おうとした、そのタイミングで目に入ったのがこちら、

千葉駅西口の改札脇に、ひっそりお店を構える立ち食い蕎麦

「菜の花そば 千葉西口店」となります

 

こちらのお店は、駅改札に隣接する立ち食い蕎麦ながら、厨房を挟み

・改札の内側(入場券or切符が必要)

・改札の外側(入場券or切符が不要)

いずれからも入店可能な立ち食い蕎麦店

 

とは言え、エキナカにお店を構える各専門店と異なり、こちらは早さと安さをウリにした立ち食い店

普段なら気に留めること無く素通りするお店ではあるのですが・・・

何故か今日ばかりは気になってしまい、お店の前にて足を停めてしまったのです。

JR千葉駅西口改札に隣接する、朝から盛況の立ち食い蕎麦、菜の花そば 千葉西口店

そんな訳で、思わず足を停めてしまった、千葉駅西口改札前の立ち食い蕎麦店、菜の花そば

 

こちらのお店は、古くから同地で営業する、いかにも駅前と言った立ち食い蕎麦店

今でこそ、電車に乗る機会も少なく、立ち寄ることも無くなりましたが

千葉駅を毎日利用していた、学生~社会人当初は、朝に夕(おやつ)にと利用していたお店

 

特に学生身分の頃は、学校へ行く前にこちらへ立ち寄り、朝ごはん代りに蕎麦を

気付けば電車を乗り過ごしており、仕方なしに駅の外へ・・・

気付いたら、千葉駅界隈を歩く他校のJKと・・・なんて思い出の1ページを彩ってきたお店でもあります

 

ワンコイン掛からず小腹を満たせ、しかも待ち時間無し

その安さと早さ故、味は二の次・・・とされてきた立ち食い蕎麦

 

若かりし頃はともかく、今となっては立ち寄る理由も少なくなり、長いこと素通りしてきたのですが

今日に限り、こちらの前で足が停まってしまったその理由とは、

上記メニューを何気なく眺め、思わず目が止まった

「そば屋の中華そば」その存在にあります

 

見た所、なんら変哲の無い、立ち食い店らしい中華そば

もちろん、普段の私ならこのメニューに反応を示すことも無かったでしょう

 

しかし、今日ここ「菜の花そば」に立ち寄った時刻は、午前8時を過ぎたばかり

そう、世に言う「朝ごはん」の時間なのです(違w)

 

普段は朝ごはんを食べない私にとって、朝からガッツリした食事は正直、重たくもあります

その為、朝ごはんを食べに出ようにも、なにを選ぶかは慎重になる訳でして

そんな矢先に出くわしたのが、先ほど目にして頂いた「そば屋の中華そば」

これといった魅力がある訳では無いものの、それ故に万人が安心して食べられるアッサリ仕上げこそ、朝ごはんに相応しく感じるのです

 

同店で、朝ごはん限定として提供されている

「とろ玉たぬきつねそば」も気になる具沢山加減ではありますが、

「和風だし香る鶏ガラ醤油」のキャッチフレーズには届かず

 

早速、中華そばを頂くべく、20年ぶりに券売機へ

久々に覗きこんだ券売機は、日本語表記に加え

・英語

・中国語(簡体字&繁体字)

・韓国語

と、4カ国語に対応

幾度と改装工事を経て来たものの、今ひとつ栄えきらない西口改札にも、ついにグローバル化の波が押し寄せております

 

早速、お目当ての「中華そば」を購入し、店内へ・・・

と、足を踏み入れようとしたら、こちら改札外エリアのスペースには3組3名が既に入場中

 

エキナカに比べ、お客さんの少ない駅外側の立ち食いスペースですが、さすが通勤ラッシュを迎えている朝8時

押し入れば入れないこともありませんが、そこまで急ぐ旅でもなく、お客さんの退出をしばし待つことに

 

1~2分が経過した所で、先客3名が一斉に退店

この食事スピード、回転の速さもまた、立ち食い店ならではの文化と言えます

先客が撤収し、貸し切り状態となった店内ですが、そのスペースの狭さもまた風流と言えましょう

入店と同時に、券を手渡すと

『お時間少し掛かりますが、宜しいでしょうか?』との返答が

 

急ぐ用事の無い私は、もちろん二つ返事で「大丈夫ですよ」とレスポンス

蕎麦であれば1~2分で提供できるところが、倍になったとしても2~4分

ここ立ち食い店に於ける「時間が掛かる」ほど、時間の掛からないお店もそうは見つかりません(笑)

 

そんな訳で、話半分に受け止めながら店内を見渡していると、

伝統的な立ち食い蕎麦屋さんながら、近代蕎麦ブームの火付け役

「つけ蕎麦」の姿を発見!

ただ残念ながら、豚バラ肉のトッピングは無い様子

 

しかし、その上を飾るもう一つのメニュー

「豚肉とたっぷり野菜の冷しそば」には、その名の通り豚バラが

 

どちらも、これからの季節に欲しくなるメニューですが、こちらの提供は午前10時からとのこと

これはまた、日をあらためて出直したくなる新メニューの発見です

 

20年ぶりに訪れた事で、様変わりしたメニューを眺めていると、

今度は、トッピングが目に止まります

立ち食い蕎麦と言えば、確かにコロッケ

もしくはいなり寿司もまた、定番のサイドメニューですね

 

しかし、今日の所は中華そばをオーダー

これらのトッピングはあくまで、蕎麦用の品々となるのですが・・・

 

ん、かき揚げ、か

中華そばに揚げ玉の組み合わせって、案外アリな事を考えると・・・

かき揚げと中華そばの組み合わせも、実はアリなんじゃ無かろうか?

 

思わず沸き立った邪念

気付けば私の手は財布へと伸び、120円を握りしめ、厨房奥のおばちゃんへ一言

「かき揚げも追加で!」と、声を挙げていたのです。

立ち食い蕎麦ならではの中華そばだから実現可能、かき揚げトッピングを食べてみた

普段通う、ラーメンの専門店では、まず手にすることの無い「かき揚げ」

ましてや、そんなかき揚げを中華そばにトッピングするなど、叶えようにも叶えられる訳が無い組み合わせ

しかし、そんな邪道とも言うべき両者を結びつけられるのもまた、立ち食い蕎麦だからこそ叶う夢じゃないでしょうか

 

蕎麦にコロッケを浮かべる行為だって、かつては誰もが想像しなかったはず

しかし、月日の流れと共にコロッケ蕎麦の認知度は高まるばかり

今や立ち食い蕎麦の定番とも言うべき存在に成り得たのです

 

これと同様、私の中に浮かんだ邪推

「かき揚げ中華そば」もまた、立ち食い蕎麦店だからこそ成立する、新時代のB級グルメとして日の目を見る日が来るのでは!?

 

そんな淡い期待と僅かながらの不安を抱え、提供された品がこちら

菜の花そば 千葉西口店で頂く、「そば屋の中華そば」となります

かき揚げについては、別皿で提供かと思いきや、しっかりラーメンに載せてしまうのもまた、立ち食い店ならでは

 

パッと見の印象は、立ち食い蕎麦店らしい、あっさりした醤油ベースの、昔ながらの中華そば

トッピングも、薄めのチャーシューにメンマ、ネギに海苔

良く言えばノスタルジー感じるラーメン、言葉を選ばず言えば、なんの変哲もない平坦な一杯とも言えます

 

しかし、この一杯をただの「昔懐かしい」で片付けさせない、気概を発揮しているのが、

言わずもがな、こちらのかき揚げ(お値段なんと、120円!)の存在となります。

 

このかき揚げトッピングが、吉と出るか凶と出るか

それを味わう前に、まずはスープの方からレンゲで一口

 

見た目通り、シンプルな鶏ガラベースで、出汁感はまずまずといったところ

醤油ダレも濃すぎず、強い個性こそ感じませんが、十人中十人が

「昔のラーメンって、こんなだったよね」と、口を揃えそうな味わい

 

専門店で頂くには物足りなさを感じるでしょうが、駅の立ち食い蕎麦店

しかも、お値段400円で味わう一杯として評価すれば、相応の品とも言えます

 

続いて麺の方ですが、

こちらもまた、昔ながら・・・と、口を揃えたくなる麺

細めの縮れ麺となっており、スープとの絡みは良いものの、麺そのものの味わいはそこまで感じません

 

逆を言えば、ここ20年程のラーメンが、どれだけ高度に進化してしまったのかを、

身を以て体感できるほど、現在のラーメンが高い水準にある事を感じさせる一杯とも言えます。

 

続いてトッピングの方ですが、

人間のスキルでは到底実践出来ないほどに、薄くカットされたチャーシュー

某チェーン店を彷彿とさせるその薄さは、昔ながらの味わいの奥に、科学の進歩を感じさせる一枚とも言えます

そしてメンマとネギのシンプルな組み合わせもまた、ノスタルジーを昂ぶらせる所です

 

さて、 いよいよここからが本題

次世代のB級グルメを担う存在になれるか否か

その全てを担う存在、かき揚げの登場となります

 

まずこのかき揚げですが、とにかくズッシリ

ここまで口にしてきたトッピングが、赤子に見えてしまう程、桁違いのボリューム感

それでいながら、120円という驚き価格もまた、立ち食い店ならではのリーズナブルさでしょう

 

まずはこのかき揚げを、そのまま頂こう・・・

と思うのですが、案の定、歯が立たない(笑)

いや、正確にはその大きさ故に、とてもじゃありませんが、そのまま口に運ぶ事は不可能なのです

 

これが揚げたてのカリッとしたかき揚げであれば、少しずつ崩れるので食べやすいものの

スピードを重視する立ち食い店故、揚げたてで無い事が、食べづらさに拍車をかけております

 

仕方なしに、箸で崩しながらまずは一口

見た目の重量感通り、具沢山なかき揚げとなっている上、衣の配分も多め

蕎麦となら程良いバランスになる筈でしょうが、ラーメンとの組み合わせだと、若干重たさを感じる所はあります

 

しかし、その重たさこそが私の求めた、次世代B級グルメ

それを本腰入れて味わうには、これしか無い!

とばかりに、かき揚げを一気に崩し、スープ全体へ広げてみることに

先ほどまでは、油分控えめでアッサリしたラーメンに、かき揚げの油がみるみる広がっていきます

 

さあ、油分の広がったスープ、そしてそれを吸い上げたかき揚げの相性はいかに!?

 

・・・さすがに重たい、というか重すぎw

 

かき揚げに使用されている、元の油が原因と思われますが

ラーメンのスープに広げてしまうには、これは流石に重すぎた模様

 

天ぷら専門店の様に、軽い油で揚げられたかき揚げならともかく

この油で揚げられたかき揚げを、ラーメン一面に広げて麺と共に食べ続ければ、胃もたれはおろか、体をイイ具合に酸化促進させるはず

 

 

それぞれを別で食べる分には、お値段もリーズナブルで悪くない品々でしょうが

両者を組み合わせる事により、双方の持つ魅力は軽減

むしろ、両者の結びつきによって、体に弊害を与えそうな程の重さを発揮

 

無論、これは私の選択ミスが引き起こした結果故で、お店としての問題ではありません

ラーメンにかき揚げを合わせるには、相応の工夫が必要であると、身を以て体感しました

 

しかし、私の目指す新たなB級グルメ発掘の旅もまた、ここで終わった訳ではありません

今回の失敗を糧にしつつ、次はかき揚げでは無く、イカ天で試してみようかな(笑)

 

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菜の花そば 千葉西口店

■ なのはなそば ちばにしぐちてん

■ 住所:千葉県千葉市中央区新千葉1-1-1

■ 営業時間:(月~土)6:30~21:30(日祝)6:30~20:00

■ 定休日:無休

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