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千葉で頂く最高峰の手打ち蕎麦といえば、作草部の泰庵 極太ながら喉ごし滑らか、風味豊かな極上粗一本挽の十割そば
午前中から、自分の仕事に家の所要にとバタバタした週末
普段なら、11時過ぎにはランチへと出向くものの、ゴチャゴチャと慌ただしく過ごした結果、やっとお昼に出向ける様になったのは12時を過ぎた頃
午後の仕事を考えると、近場で早いウチにランチを済ませたいところなのですが、Twitterを見ると、
・まるわ → まさかの臨時休業
・粋や → ワンオペに付き、提供に時間が掛かるとのこと
この様にまさかの事態が立て続きで、私にとっての
「近所&短時間で食べられ、且つ絶対的な信頼を於ける2大ランチ」
が、どちらも候補から姿を消す結果に
加えて、私自身の体調も・・・
前日にシコタマ飲みすぎた影響で、二日酔いがようやく回復しだしたばかり
チャリで行ける距離で、且つスベらない&重く無さそうなランチを模索した結果
この日の候補となったのはこちらのお店
モノレール作草部駅と天台駅、両駅の中間あたりに位置する、人気蕎麦店
「泰庵」にて、遅ればせながらのランチを頂くものとなりました。
千葉市内でも有数の実力派&本格蕎麦店、作草部の泰庵にて久々のランチ
この日のランチ候補となった、作草部の泰庵
最寄り駅は作草部、天台とどちらもモノレール、しかも徒歩10分程と、立地は決して良く無いお店
しかし、こちらで提供されるお蕎麦のの実力は確かなもので、千葉市内でも5本ないし3本の指に数えられる名店となります
それだけに、ランチで出向く時には、開店直後を極力狙うようにしているのですが・・・
この日、お店に着いたのは12:30を回った頃
多少の待ち時間を覚悟して向かったものの・・・先客は1組のみと、まさかの展開
ひとまず、カウンター席へ通され本日のセイロをチェック
本粗挽き、田舎の二八蕎麦がそれぞれ
極上粗一品挽き、細打ちの十割蕎麦も各位
そして、、、メニュー中央には
・伊勢海老天セイロ → 3,300円!!
・オマール海老天セイロ → 2,700円!!
と、商品名もさる事ながら、お値段も相応な迫力を感じさせる2品が出陣
ここの蕎麦に、伊勢海老の天ぷら
・・・絶対旨い
でも、3300円ってw
かといって、オマール海老に妥協しようにも、それでも2700円
やっぱ、2700円ってwww
本日限定 VS ブルジョワ級のお値段
という2019年始まって以来、最大のバトルが私の中で早くも勃発
ひとまず、このバトルの決着をつける前に、私の心を揺るがす第三者の出現を祈りつつ、レギュラーメニューの方へ
ここ、泰庵に於ける人気メニュー
「鴨汁つけセイロ」は相変わらず、何故か撮影NGを主張しておりますが
千葉を代表する人気蕎麦店、作草部の泰庵 (やすあん) 数ある蕎麦メニューの中、唯一写真撮影NGな鴨汁セイロとは!?
※ 本記事では、訳あって画像による商品(お蕎麦)の紹介が出来ておりません
同店(泰庵)のその他お蕎麦については、以下の記事もご参照ください
https://barconcert
2016-12-27 13:51
とろろに天せいろ、更には特上・・・
とろろはともかく、やっぱ天せいろはさすがのお値段ですよねえ
かといって、これをめくったところで、
蕎麦の種類がバージョンアップすればする程、お値段も高騰
先ほどの伊勢海老セイロで悲鳴を挙げかけた私ですから、二色三色のセイロは、最早不戦敗
かといって、ここ泰庵に来てまで、温かい蕎麦を頂くのも何か違うし
その他、冷し系のお蕎麦は5月からの期間限定メニューばかり
ここ泰庵は前述した通り、相当な実力派蕎麦店で、それでいながら私にとって近所のお蕎麦屋さん
しかし、そうでありながら、あしげく通う・・・というほど、お店を訪れている訳でもありません
その理由、もうお気づかと思います
・・・高いんですw
いや、食べてしまえばそのお値段にも納得する、ハイレベルな品ばかり
なので、コスパがどうとか、そんなつまらん話をする訳では無いのです
ですが、セイロ760円はまあ納得としても、
・とろろそば → 1,520円
・天せいろ → 2,060円
・カレー南そば → 1,460円
といったこの価格帯、私のような平民にとっては、さすがに躊躇するお値段
払えない額じゃあ無い、だけどこの額を払うには、まだまだまだ躊躇してしまう
ここ泰庵を訪れると、自分の小物ぶりを見せつけられている気分に陥り、思う存分願望を満たすことが出来ず・・・
故に、近所でありながらそうそう訪れることが無い、今の私にとっては、まだまだ敷居の高いお蕎麦屋さんでもあるのです
これが夏場であれば、選択肢も増えて小物なりの楽しみ方もあるものの
冬場の冷たい蕎麦は、限られた選択肢ばかり
かといって、ここで2000円を払うK点越えには踏み切れず
迷いに迷った挙げ句、この日のランチは小物ぶりを全開に感じつつも、
「極上粗一本挽の十割そば(1080円)」を大盛り(+540円)にて頂く事となりました。
随所にサービスが光る、おもてなしに溢れた泰庵で頂く、一本挽きそば粉の十割そば
提供するお蕎麦に絶対の自信があるからこそ、そのお値段にばかり目が行きがちな、作草部の泰庵
しかし、同店が人気店である以上、お値段もさる事ながら、提供する料理の品質は勿論、
ランチだけでは無く、夜のメニューでも様々な蕎麦前を味わうことが可能となります
加えて、行き届いたおもてなし精神も超一流でして
入店後、提供されるお茶についても、少し減ったら注ぎ足してくれる目配りに始まり
写真では少し分りづらいのですが、カウンター席に敷かれたクッション
これには、腰を掛けると気持ち前傾姿勢になる様、若干の傾斜がつけられていたりと
とにかく、お客さんに居心地良く料理を味わって貰おうとする気配りが、随所に溢れかえったお店で
その証拠・・・と言うべきかどうか分りませんが、
カウンター内には、様々な著名人のサインが掲載されているのですが、これらは全て2018年の日付のもの
ここに掲載されているのは、直近数ヶ月に訪問された著名人のサインのみとなり、これをも凌ぐ数多くの著名人が訪れていることが伺えます
また、ここに掲載されているサインというのも、他店ではまず見かけない
「え、そんな人が!?」
と驚きを隠せないビッグネームばかり
中でも私が興奮を隠せなかったのが、上記写真中央に掲載される
・高橋由伸前監督
・内田有紀
この2枚のサイン
アイドル、歌手を経て、今やドラマに欠かせない名バイプレーヤーのポジションを確立した内田有紀
そういや、高校性の頃に麻雀しに集まってた友達の家では、いつも内田有紀のCDが流れていたよなあ
そして、我らがジャイアンツを志半ばで勇退するものとなってしまった、高橋由伸前監督
由伸さんと言えば出身も千葉市なので、サインがあったとして不思議では無いのですが、上記サインの日付は昨年の12月
監督を退任した後の日付でありながら、そのサインと共に刻まれた「giants」の一文に、どんな思いが込められているのかを思うと、思わず涙が溢れそうにも…
サイン一つ一つに込められたドラマを振り返っている間に、
本日のランチ、極上粗一本挽の十割そば(大盛り)のお出ましとなりました
極上粗一本挽とは言え、なんとも言えない極太感
その太さ、質感、色味からは、蕎麦の実に秘められた、荒々しく溢れた野性味が伝わってきます
この蕎麦を頂くのは、蕎麦汁と山葵
そしてお隣には、七味も用意されております
しかし、この野性味溢れる蕎麦
ツユにつけて頂くよりも、まずはその持ち味、ポテンシャルを心行くまで確かめなければ気が済みません
大自然が産み出した芸術、とも言うべき極上粗一本挽、早速頂いてみましょう
スルッと一口啜り感じるのが、とにかく強い蕎麦の風味
蕎麦の香りはもちろんのこと、殻まで挽いた蕎麦だからこそ感じられる、その独特な風味は唯一無二の存在感
その太さ故の強いコシも兼ね備えており、その弾力もまた、風味を強く引き立てる役割を担っています
しかも、これだけ強いコシを持った蕎麦でありながら、喉ごしが柔らかいのも特徴的
十割蕎麦でありながら、ボソッとした食感は一切感じられず、ただただ滑らかに口の中へと吸い込まれていくのです
その見かけからして、相当な風味であることは想像に難くありませんが
思い描く豊かな風味の、斜め45度上を行く芳醇すぎる風味を宿した蕎麦じゃ無いでしょうか
蕎麦汁なしでも不足感を受けないものの、やっぱり山葵だけは欲しい所
という訳で、ちょっと山葵を載せて、更に一口
・・・おぉ
山葵の風味にも一切負けない、両者が四つに組んでせめぎ合う、そんな力強さを感じさせます
摺り下ろしの山葵だけに、こちらの風味も相当ながら、それをも凌ぐ風味を持ち合わせる蕎麦
これはもう、泰庵ならではというか、このお値段で提供するからこそ、実現できる蕎麦としか説明が付きません
ちなみに、これに合わせる蕎麦汁はわりと甘め
醤油がイイ感じにエッジを立てていながら、鰹を始めとした出汁が豊かに香っており、蕎麦の風味を崩さず引き立てます
ただ、ここまで芳醇な蕎麦を前にしたら、蕎麦汁も僅かにあれば十分な程
とにかく豊かで、野性味を感じる蕎麦の風味
それを堪能するに際して、その他の味付けは一切不要にも感じられてしまいました。
蕎麦の太さに加え、大盛りにしたことにより、ボリュームも十分
心行くまで蕎麦を堪能しきった最後には、
こちらのそば湯
ここ泰庵では、ゆで汁に加え、蕎麦粉を足した濃厚仕立てにて提供されます
上記の通り、トロっとしたそば湯となる為、これはこれでなかなかなのボリューム
大盛り蕎麦を完食した直後のお腹には、多少の苦しさを感じる程でしたが、身も心も、隅々に至るまで蕎麦を堪能させて頂きました。
という訳で、久々の訪問となった作草部の泰庵
蕎麦打ちの高い技術を思う存分堪能するものとなりましたが、それと同時にまだまだ自分の小ささも痛感…
次来る時には、迷わず「伊勢海老天セイロ」をオーダーできるよう、今年は仕事を頑張ろう
そんな決意を抱かせてくれる、新年に相応しい(いい加減、1月も終わるけど)一食を堪能させて貰いました。
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泰庵
■やすあん
■ 住所:千葉県千葉市稲毛区作草部1-9-14
■ 営業時間: 11:30~14:30 / 17:00~21:30(月曜はランチのみ)
■ 定休日:火曜日、第二月曜日