スポンサーリンク
美浜区磯辺の新店、手打ち蕎麦 山元を初訪問! まる空間から移転した元さんで頂く、十割蕎麦&海鮮かき揚げ
千葉、富士見町にある「まる空間」
こちらは、いわゆるレンタルスペースとなっており、日替わりで様々な飲食店がお店を出す場となるのです
が、そちらに今年の6月まで、約二年間営業していたお店が、以前本ブログでも取り上げた
「手打ちそば 元さん」となります。
富士見町のレンタルスペースで週2営業、手打ちそば 元さん 7月からは磯辺に移転し本格オープン!
この4月に「まる鶏」からリニューアルした「大衆酒場まるは」で初ランチを頂いたものの、ボリューム面に不足を感じ、満たされない空腹を抱えながら、昼間の富士見町を徘徊
駐車場に向かうそ
2018-06-25 08:29
6月までの営業・・・というのは、決して暗い話ではありません
むしろ明るいニュースとも言うべき事で、去る7月からはレンタルスペースでは無く、お店を構えての再スタートとなったのです。
新店オープンの暁には、是非とも足を運ぼう・・・と思っていながら、気付けば3ヵ月が経過
だいぶ今更ではありますが、富士見町まる空間を卒業し、
JR検見川浜駅より10分少々、稲毛区磯辺にお店を構えた
「手打ち蕎麦山元 」をようやく初訪問してきました。
ちなみにこちらのお店、駅から少し離れた立地になるものの、近隣にコインパーキングも無い場所となります
その為、店舗の裏には駐車場が用意されておりますので、
(上記のノボリが目印になります)
大通りから裏の通りに入り、こちらをご利用下さい。
さて、先ほどの店構えからして、いくら新店とは言え
「これが蕎麦屋?」とは思いがたい、オシャレな佇まいのお店
しかも、蕎麦スペースの隣には、
カフェスペースも併設してしまう、なんとも今時なオシャレ蕎麦屋として、お店を営業しております。
富士見町「まる空間」から移転した先は、まさかのカフェ? 磯辺の新店、手打ち蕎麦山元
店外から見た雰囲気はもちろんのこと、店内に入り更に驚くこととなった、手打ち蕎麦山元
外から見ても、オシャレな佇まいは、まるでカフェの様であったのですが、
いざ店内に入ると、カフェの様、ではなく最早カフェ。
自然光を取り入れる大きな窓に、間接照明をメインにした程良い明るさ
そして、手打ちのお蕎麦屋さんには欠かせない石臼も
店先にこんな感じでレイアウトされており、もはやオブジェの様(笑)
隣にカフェを併設している、というだけでは無く、お店そのものがカフェの様な癒やしの空間を作り出しております。
そんな「手打ち蕎麦山元 」ですが、まずはメニューへ
一品物の方は、出汁巻きに板わさ、天ぷらなど、蕎麦屋らしい顔ぶれが
ちょっと珍しいのは自家製キムチとチャンジャでしょうか、こちらは持ち帰りも可能との事。
そしてお次は、お蕎麦へ
冷し蕎麦が5種、ぶっかけが2種、温かいお蕎麦は3種となり、見た感じまる空間時代と同じメニューが提供されている様子
間借りから実店舗に移ったことで、メニューにも変化があるかt思いましたが、この辺は堅実に厳選した品数で提供が行われている様です
上記の他に、限定メニューとして
かき揚げ丼を発見
また、この日に限り・・・かどうかは分りませんが、店員さんによると
「本日は全品、+200円で十割蕎麦への変更が可能です」とのこと。
黒板の方にも、やはり「限定 十割蕎麦」との記載があったので、随時提供しているという訳では無さそうです。
となれば、やっぱり食べておきたいのは十割蕎麦
しかし、蕎麦だけではお腹の方も心許ないが、かといってかき揚げ丼ではやり過ぎにも・・・
そこで目に入ったのが、先ほどの一品物のメニュー
こちらから「海鮮かき揚げ」を単品注文しながら、お蕎麦は十割蕎麦をオーダーする事に。
ちなみに、メニューの方にはお店のこだわりについての記載が
こちらを読む限り、先ほどの石臼はやはり、ただのオブジェでは無く実際に使用しているものの様です(笑)
また、卵に関するこだわりも記載されてはいるのですが・・・卵を使った蕎麦、ないなあ
てことは、このこだわりを味わうには、出汁巻きを頼むしか方法がないみたいですね。
初訪問の手打ち蕎麦山元 ながら、限定に釣られ十割そばをオーダー ついでにかき揚げも
この日の訪問時刻は開店直後であった為、1番手にて入店となった山元
訪問前に、営業時間等を調べるべく、事前に食べログの方にも目を通していたのですが、そちらにあった口コミによると
「いつも列を成している人気店」といった記載が
いくら富士見町で2年営業していたとは言え、まだ移転オープンからわずか3ヵ月
しかも、以前とは全く違うエリアで営業しているというのに、早くも行列が出来る程の人気店というのは、にわかに信じがたい
とは言え、万が一があったらと、開店直後を狙って訪問したのですが、どうやら取り越し苦労だったようです
と、思っていたのも束の間
お昼が近づくに連れ、徐々にお客さんが来店
しかも、そのお客さん全てが女性で、大半が電動自転車での来店ばかり
気付けば、お店の前の歩道は保育園のお迎え時間を彷彿とさせる、駐輪場状態に
以前とは異なり、テーブル席多数で広く設計された店内も、11:20頃には8割が埋まっておりました
(しかも、全員女性で男は私1人w)
磯辺の住宅街にお店を構えているとは言え、お蕎麦屋さんでここまで女性客ばかりが集まるのは、実に珍しい光景
ですが、それを引き起こしている要因も、一見するとカフェの様に見えてしまう、オシャレな造り
更には、実際にカフェが隣接していることなども、女性層の支持を集めている要因と言えそうです。
そんな、良い意味でお蕎麦屋さんらしくない光景に包まれつつ、まずはかき揚げが登場
わざわざ「海鮮」を名乗るだけのことはあり、大分立派な海老がたっぷり含まれたかき揚げとなっています
大ぶりなかき揚げをドカッと載せるスタイルが昨今の流行りですが、こちらではそこそこサイズに小分けしたかき揚げが2つで提供
この食べやすいサイズ感も、女性層の集客を意識したものだとしたら、元さん相当な策略家ですね。
そんなかき揚げを、揚げたてのウチに頂いてしまおう、
と、飛びつく矢先に、今度はお蕎麦が到着
こちらが、限定となる十割蕎麦になります。
蕎麦とかき揚げ、両者が同時に並んだことにより、どちらから手を付けるか迷うものの、まずは風味をじっくり感じるべくお蕎麦から
ツユを浸けずに、まずは一本そのまま頂いてみると、スーッと鼻を抜ける良い香りが漂います
十割蕎麦というだけあり、蕎麦の風味はシッカリしていますが、かといってボソッとした食感も無し
むしろ、二八蕎麦と比べても差異を感じない、しっかりとした食感のお蕎麦に仕上がっています。
まる空間での2年間が伊達じゃ無い事をあらためて確認した所で、次はかき揚げへ
軽めの衣でまとまったかき揚げですが、具材の多さはかなりのもの
人参、ごぼう、玉ねぎ、大葉といった野菜に始まり、帆立、イカが甘みや食感を充実させています
そしてなにより、とびっきりの存在感を放っているのが、
こちらの海老
かき揚げに使われる海老と言えば、一般的には芝エビになるのでしょうが、これは果たして・・・
普段目にする芝エビより、大分大きい様に見えますし、ご覧の通り殻はもちろん、足も付いたままかき揚げに使用されています。
もちろん、手抜き等で殻や足が付いている訳では無く、これらが身とは異なる香ばしさや食感を与えているので、むしろ付いている事が正義
いずれにせよ、海鮮かき揚げを名乗るに相応しい、様々な具材が入り乱れつつも、最後は海老が勝利を収める、素晴らしい仕上がりとなっておりました
しかし、そんなかき揚げの存在感すら脅かしているのが、主役となる十割蕎麦
続いてはツユを浸けつつ頂いたのですが、この甘めのツユがまたイイ感じなんです
千葉を始め、関東のお蕎麦は辛目のツユで提供するお店が多いものの、私的には節系の出汁を感じる甘めのツユが好み
そこにいくと、こちら山元のツユは、節系の出汁がしっかり活きており、甘さを引き出す、実に私好みの味に仕上がっています
これと十割蕎麦の相性も申し分なく、蕎麦の持つ香りや風味を活かしたまま、節系の甘みを感じることが出来ます
薬味の山葵も摺り下ろしのようで、尖った辛味は無く、ジンワリと風味豊かな辛味を与えてくれます。
〆は当然、そば湯となるのですが、これもツユを割って頂く事で、一層強く節系出汁の旨味が感じられました。
訪問前は、立地的に住宅街しか無いエリアとなるだけに、集客面等で苦労するのでは・・・
などと思っていたものの、そんな心配は杞憂とばかりに、オープン3ヵ月でしっかりとした人気店であることが確認出来た山元
私が退店した時刻は、11:30を過ぎたばかりとなるので、さすがに行列が出来る程までには至りませんでしたが、平日の昼時でこれだけのお客さんを集めるとなると、週末には行列が出来てしまうことも十分考えられそうです。
今後はますます、人気店へと成長していくことが間違いなさそうな、初訪問となりました。
それにしても、ここまで女性のお客さんばかり集まるお蕎麦屋さん、色んな意味でハンパないですね(笑)
最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
こちらの「ブログランキング」をクリックして頂き、お知らせ下さい
頂いたクリックを励みに、より深く・ディープな千葉情報を届けさせて頂きます
手打ち蕎麦 山元
■ てうちそば やまげん
■ 住所:千葉市美浜区磯辺4-2-5
■ 営業時間:[水・木]11:00~15:00 [金・土・日]11:00~15:00 / 17:00~20:00
■ 定休日:月、火曜日