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千葉中央、本町の「海彦、山彦、小料理しゅん」 味・量・値段全てに本年最高クラスの絶品ランチを発見!
少し前に、本町にあるイタリアン
「リストランテSAKURA」にてランチを頂いた帰り道
同店のある通りを良く見ると、SAKURAの並びに見慣れない屋号と暖簾を発見
お店の名前はというと「海彦、山彦、小料理しゅん」
・・・日本昔話か(笑)
店名はさておき、表に掲げるメニューを見てみると、どうやらお店自体は小料理屋さんの様子
ひっそりした佇まいながらランチ営業も行っている様で、しかもそのランチメニューは魅力的な品ばかり
これは・・・ただの昔話じゃ無さそうな予感
久々、私のニュータイプの勘がビビッと反応したことより、あらためて出直した数日後、
千葉中央駅から徒歩10分程、国道126号から本町小学校脇を抜けた裏道にある
「海彦、山彦、小料理しゅん」にてランチを頂きに再訪するものとなりました。
ちなみに、こちらが私の勘に訴えかけた看板なのですが
・・・うん、この感じなら、少なからずスベることは無さそうだ。
(むしろ美味い筈!)
本町小学校近くの飲食店が並ぶ裏道の小料理屋さん「海彦、山彦、小料理しゅん」
たまたま見つけた小料理店ながら、表に出ている看板、その佇まいから
「これはきっと美味い!!」
と、私のニュータイプの勘を震わせた、海彦、山彦、小料理しゅん
この日の訪問時刻は、開店時刻となる11:30
外観から察するに、決して広くないお店であることが伺えることから、カミさんを同伴しつつ、開店早々を狙い訪問してみることとなりました。
店内の作りはカウンター席が6~7名程
その他、テーブル席が3席、小上がりが1席となっており、最大でも20名程で満席となる作り
先客は、カウンター席に座る1名のみとなっており、私たちはテーブル席へと案内されました。
さて、気になるランチメニューの方ですが、
メインとなる定食?は、表の看板に提示されていた通り
どれも魅力的かつ食欲がそそられる品ばかりなのですが、中でも興味をそそるのが
・サバの味噌煮(割烹と言えば、やっぱ煮付け!)
・とんとろ生姜焼き(生姜焼きにまさかのとんとろ?)
・穴子のフライ(天ぷらでナシにフライとは!?)
・刺身(割烹の「割」はやっぱ刺し身でしょう)
・ハムカツ(このメンツで何故にハムカツ??)
・アサリの卵とじ丼(卵とじってだけで食欲倍増!)
・鴨の親子丼(鴨の親子?卵もまさか鴨??)
・牛ステーキ丼(結局、肉は外せない!!)
と、気になるものをピックアップしてみたものの
・・・多いw
要するに、どのメニューも甲乙付けがたく、一点突破を目指すにはハードルが高い
それ程までに、私の心をくすぐるランチばかりが並んでいる訳です
しかも、表看板には記載が無かったものの、店内メニューによると
刺し身やハムカツ、更には豚カツまでもが「トッピング」として注文可能との事!!
アジフライ、ハムカツまではトッピングと称するのも納得いきますが
刺し身に豚カツをトッピングと呼ぶには如何なものか(笑)
いずれにせよ、このトッピングを用いることで、候補に挙がったメニューをより厳選することは可能
ひとまずは、刺し身ないしハムカツのトッピングを軸に、メインを悩むこと数分・・・
私 ・・・ とんとろ生姜焼き&刺し身トッピング
カミさん ・・・ 穴子のフライ&刺し身トッピング
を、それぞれ注文するものとなりました。
注文を終え、店内にあるメニューを見ていると、土日のランチ限定ながら
こちら「松花堂弁当」が提供されているとの事
事前予約が必要となるそうですが、お造りから始まり八寸、煮物揚げ物、お椀にご飯と、これも興味をそそります
そして、こちらは恐らく夜のメニューと思われるのですが
ランチで提供されている品々の単品メニューを中心に、おつまみともなる品々が提供されている模様
そして、その最後尾を飾っているのが
こちらのすっぽん鍋
コースでは1人約5000円と、それなりのお値段ですが、
・生き血
・刺し身
・唐揚げ
・鍋
・雑炊
と、すっぽんのフルコースが頂けるとの事
なお、夜の営業は原則予約のみで行っているとのことなので、
(予約がない日は寄り営業自体、行っていない様です)
すっぽんを頂くには事前予約が必要となりますね。
ただの魅力的なランチでは留まらない、2018年NO1に推しても十分なランチに遭遇!!
一度きりではとても食べ尽くせない、気になる品ばかりのランチメニュー
そして、すっぽんを筆頭に、これまたアルコールのお供に映えそうなおつまみばかりが並び、興味をそそり続ける「海彦、山彦、小料理しゅん」
これだけ私好みの料理が頂けるお店を、今日の今日まで見過ごしていた事を後悔する反面
すぐ並びに「リストランテSAKURA」があるからこそ、このお店の存在に気付いたものの、もしそうでなければお店の存在はおろか、店先を通ることすら無いような裏路地
果たして、これだけの料理を提供しながら、お店の方はしっかり経営できているのか?
と、心配になり始めたのも束の間、お昼が近づくに連れ続々とお客さんが来店
近隣でお仕事をされているとおぼしき男女が、店内に入ると慣れた手つきでお茶を汲みながら席に座るなど、多くの常連さんがあしげく通っている様子
これだけ多くの常連さんが付いている、ということは、ランチメニューの豊富さもさることながら、料理の腕も期待を裏切らないことが予想されます。
注文を終えてから待つこと10分少々
まず配膳されてきたのが、
こちら、かみさんが注文した「穴子のフライ」となります
こちらで提供されるランチは、メインのオカズに加えて小鉢が3品付く模様
メインを含む4品のおかずは、お盆では無く「寿司桶」に盛られて客前に姿を現わすという、粋というか小洒落たというか…まあ面白いスタイルで提供されております
そんな訳で、上記写真ではサイズ感が伝わりづらいやも知れませんが、こちらの穴子フライ
なかなかのサイズを誇る穴子ながら、それが3枚、こんもりとお皿に盛られて提供されてきました。
続いて提供されたのがこちら、
穴子フライト同じく、寿司桶に盛られた小鉢3品
そしてメインとなるのが「とんとろ生姜焼き」となります。
色合いの豊富さ、そして野菜の多さ
ご飯のお供としては最強と呼ぶにふさわしい、生姜焼き(しかもとんとろ)
更には、トッピングとして注文したお刺身までが揃い、絢爛豪華なランチのお目見えとなりました。
それではまず、小鉢の方ですが、
左から、青菜と大根の炒め物、ひじきと人参、サツマイモの煮付け、白菜のお新香の全3品
中でも面白いのが、ひじきとサツマイモの組み合わせで、ひじきの磯の香りに甘みと食感が加わり、これ単体でもご飯が進んでしまいます
そして、本日のメインとなるのが
こちらのとんとろ生姜焼きですね
生姜焼き自体は珍しいものでは無いものの、ここで使われている豚肉はとんとろ
一つ一つが小ぶりではありますが、プリッとした食感に、噛みしめる度に溢れる脂の旨味は、他の部位では味わえない、とんとろならではの強みです
生姜の香り、風味もしっかりしており、味付けもさることながら、これらの旨味を吸い上げた玉ねぎの火加減が実に絶妙
食感は残しながらも、ジュワジュワに旨味を吸い上げており、とんとろ無しの玉ねぎだけでもご飯が進んでしまいます。
メインとなるおかずに、早くも唸らされる一方
量こそ小ぶりながらも、確実に異彩を放っているのがこちら、
ランチのトッピングとして注文した「お刺身(250円)」となります
ご主人の話を聞いた限り、こちらのお刺身は日替わりで異なる魚が提供されているらしく、この日提供されたのは
・真鯛
・新子(小鰭の稚魚)
・平目の昆布締め
以上、全3品が提供されました
薬味にはワサビではなく、山ワサビが付けられており、これもまた面白そう
真鯛は、プリッとした身の弾力に皮目の脂、淡泊な味わいから噛みしめる度に増す白身らしい旨味が最高
今時期には珍しい新子は酢加減が絶妙で、小鰭とはまた違う、若さを感じる旨味と食感が味わえます
そして、ランチのお供には珍しい平目の昆布締め
熟成された平目本体の旨味に、昆布の香りと旨味が合わさり、これまた美味
お寿司屋さんでも通用する程の仕事が成された3品のお刺身ですので、それこそ寿司店でこの小鉢を握りで頂けば1000円以上でも不思議じゃないほど
それが、ランチのトッピングとして250円で提供されるのですから、これはタダゴトじゃ済みません
そのタダゴトでは済まないぶりを象徴するかの如く、普段はお替わり自由のお店であっても
「ご飯は1杯まで」とルールを設けているのですが・・・
とんとろ、小鉢、刺し身と、全てがご飯のお供として秀逸過ぎるにも程があったことから、オカズ半分を残して早くもご飯を完食
その姿を察したご主人から
「ご飯、お替わり盛りましょうか?」
と、優しく声を掛けられてしまい・・・
マイルールを犯し、禁断の「ご飯お替わり」を申し出てしまった程、とにかく驚きと感動に溢れたランチとなりました。
しかも、メニュー等には一切の記載が無いながら、
食後のタイミングを見計らって、まさかのアイスコーヒーまでがサービス(笑)
ご主人1人で切り盛りしているお店だというのに、料理の腕、メニューの豊富さ、そしてボリューム
更には、ホスピタリティの高さまでもが、感動の嵐
だというのに、請求されたお会計は、2人でわずか2100円(笑)
(800円のランチ2品に、250円の刺し身トッピング×2となります)
昭和の映画スターが如く、財布から5000円を出し
「釣りは要らねえぜ、美味かったよ!!」
と、口に出したくなる感動を覚えたものの、財布の中にはキッチリ2100円を発見
思わぬ感動に、価格以上の対価を支払いたくなる気持ちを押し殺しつつ、しっかり2100円ちょうどをお支払いし、店を後にするものとなりました。
店先で目にした、インタレスティングなランチメニューに始まり
痒い所に手が届いてしまうトッピングの数々
提供される料理、1つ1つの仕事ぶりに手の込みよう
ボリュームも文句ない上に、ホスピタリティに値段も完璧
と、非の打ち所がないどころか、お値段の安さに申し訳無く思える程、感動が感動を呼ぶランチを頂くものとなりました
しかも、トッピングを含めて、気になるメニューはまだまだ多数
これはしばらくの間、通い続けて全メニューを制覇せざるを得ない
いやむしろ、制覇しないと次へ進めない!!
とまで思わせるランチに、久々巡り会うものとなりました。
それにしても、あのご主人・・・何者なんだろう?
お店の料理だけで無く、ご主人の素性すらも気になるほど、すっかりファン化してしまった様です(笑)
なお、今回ご紹介した「小料理しゅん」もエントリーする、お勧め千葉中央ランチ
孤高の千葉グルメが選ぶ、ベスト千葉中央ランチとは!?
■ 千葉中央駅周辺で食べるべき絶品ランチ厳選13店! 新店から名店まで勢揃い!!⇒
【2022年最新】千葉中央駅周辺で食べるべき絶品ランチ厳選12店! 新店から名店まで勢揃い!!
千葉市内でも随一の繁華街となる、京成千葉中央駅
JR千葉駅、京成千葉駅らからも徒歩圏となるため、駅としては目立たないものの
駅の東口を降りれば、千葉随一の歓楽街である富士見
2020-03-07 07:46
最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
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海彦、山彦、小料理しゅん
■ うみひこ やまひこ こりょうりしゅん
■ 住所:千葉県千葉市中央区本町2-5-3
■ 営業時間:11:30~14:00(夜は予約のみ営業とのこと)
■ 定休日:日曜日