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作草部の麺処まるわ 2017年の総決算となるクリスマス限定メニューも、最後までさすがの「まるわ」だった
この1年を振り返ると、2月にスタートした
「暴食の文法」を皮切りに、様々なコラボラーメン、限定ラーメンを提供し続けてきた、作草部のまるわ。
その殆どを私も完食してきましたが、次から次へと繰り出される「ラーメンの新境地」には、驚愕するばかり。
当然、レギュラーメニューも秀逸なだけに、一切の飽きを感じること無く通い続けた1年となるのですが・・・
その1年の集大成とも言うべき年末に、これまた新たなコラボラーメンと限定ラーメンがスタートしました。
2017年 最後のコラボは、イタリアン香るクリスマスカラーな「スモーブの初恋」
まずは12/19よりスタートした、最新のコラボラーメンがこちら。
「JKハルは異世界で娼婦になった」という、タイトルからして様々な想像を掻き立てる小説。
同作品とコラボを果たしたラーメンとなるのが「スモーブの初恋」となります。
同小説を読んでいない私には、その世界観までは計り知れないのですが、初恋の持つ甘酸っぱさや、淡いなにか?を表現したラーメン・・ではないでしょうか。
いずれにせよ、まるわの手がけるラーメンに死角は無し!!
早速、案ずるより食べるが易しなノリで頂いてみました。
という訳で、登場しました「スモーブの初恋」がこちらとなります。
リア充爆発!!を掲げているまるわながら、どうでしょうかこの美しさ。
金色に輝く鶏×豚骨の白湯スープに、深紅のドライトマトと青ネギのコラボレーション。
12月にリリースという状況も相まって、完全にクリスマスカラーで統一されている様にしか思えません(笑)
オリーブオイルが高く香るスープからは、地中海の風すら感じますが、まずはスープから。
ベースは鶏×豚骨ではあるものの、そこにジャガイモの濃い旨味がふんだんに加わり、いわゆる濃厚系ベジポタな仕上がりとなっています。
そこに、具材としてトッピングされる青ネギから流れるオリーブオイルが少しずつ流れ込んで来る為、イタリアンなテイストには近づくものの、最後の一線を鶏×豚が守ることにより、ラーメンとしての牙城はしっかり保たれています。
しかし、ここにドライトマトが加わってくると、またもや一変。
紅茶漬けされたドライトマトからは、想像以上の甘みと酸味が溢れ出ており、まるで果物の様。
店長曰く、「ドライトマトを紅茶漬けにするとチェリーの様な味わいになる」とのことですが、正にそれ!
濃厚一辺倒になりがちなベジポタスープに、ジェノバソースの爽やかさとチェリーの様な甘酸っぱさが加わることで、飲み口柔らかくエンドレスに飲めるスープへと昇華してしまいます。
当然ながら、麺との相性にも死角は無し。
旨味、酸味、塩味、甘味を兼ね備える重厚スープをしっかり拾い上げ、途中絡むジェノバソースによって、時折パスタを頂いているような錯覚にも陥ります。
トッピングのチャーシューも肉厚でジューシーさを発揮しており、女性向けに洗練された様な一杯ながら、肉食男子の胃袋も逃さない傲慢さを併せ持ちます。
良くも悪くも、ワガママが過ぎる「スモーブの初恋」に見出された私は
私のワガママボディも、この魅惑にはあらがえず、気付けば全て完飲してしまうものとなりました。。。
(でも、野菜タップリだからカロリーは抑えめ・・・だと信じたい所存ですw)
そして・・本日限定! 蒲田発 伝説のタンタンメンが、ここ作草部にてまさかの復活!
ワガママすぎる重厚な旨味を完飲してから数日・・・
本日は12/24、世のリア充が浮き足たつクリスマスイブ、となります。
そんな聖なる夜に、当日のみの限定ラーメンとして、まるわが送り込んできた次なる刺客がこちら。
今年もやってまいりましたリア充爆発系ラーメン。。。
店長の地元、京浜エリアのご当地ラーメンが12/24限定で登場です!
日式担々麺とも勝浦タンタンメンとも違う味わいを是非!
この日のために新型ニンニククラッシャー買っちゃいました。。。
もちろん今年もニンニク抜きません!!!!!!! pic.twitter.com/y4K5751vxg— 麺処まるわ@「JKハル」ラーメンになる (@mendokoromaruwa) 2017年12月23日
クリスマスイブだというのに、たっぷりのガーリック&唐辛子が投下されたタンタンメン。
そこから溢れ出す食欲そそる香りは、濃厚な旨味と中毒性を帯びているものの、言葉通りリア充爆発な一杯と言えます。
ですが・・・・
実はこれこそ、私が長らく追い求めていた、かつて蒲田のガード下にあった名店「ミキみーる」に代表される「京浜式タンタンメン」なのです!
参照:千葉駅西口の新店 アジアの料理が大概揃う好好(ハオハオ)にて、思い出深きタンタン麺に再・・会? ⇒
世の「非リア充」にとっては、リア充爆破なラーメンではあるものの、私にとっては10数年追い求めてきた、記憶のスキマを埋めてくれるONE PIECE。
これを食せずして、果たして2018年を無事に迎えることが出来ようか!?
と、1か月以上前から準備を整え、ついに訪れた12/24、決戦の場へいざ赴かん!!
開店と同時に店内へ入店し、いざ決戦の場へ。
席に座り、店長から掛けられた言葉は
「辛さとニンニクの数、選べるけどどうしましょうか?」
辛さはともかくとして、ニンニクの数を選べるラーメン・・・
前代未聞ながら、正に「リア充殺し」!!
辛さについては耐性があるので、そこそこイケる自信はあるものの、いかんせんニンニクの数については検討が付かず、ここはお勧めに従い『3つ』をオーダー。
ちなみに、辛さはTwitterのフォロワー限定で調節できる仕様となっており、
「中辛、大辛、紅のエンドレスレイン」の3択が可能となっております。
(私は言われるがまま、紅のエンドレスレインを注文w)
厨房から徐々に立ちこめる、ニンニクたっぷりの香りに食欲を刺激され、いよいよ空腹が頂点に達したその時・・・
「クリスマス?何それ美味しいの?」
この一言に全てを集約した、リア充殺し「京浜式タンタンメン」のご開帳となります。
深紅に染まったスープ、その上にたっぷりの光を受けて輝きを放つ、溶き玉子。
そして、筆舌に尽くしがたい 魔性の芳香を店内中に放つニンニクの香り。
今すぐにでも飛びつきたい画ヂカラを放つものの、辛さは3段階のMAXとなる「紅のエンドレスレイン」。
恐る恐るスープを口へと運んでみると・・・美味さの大爆発。
確かに辛味は感じるものの、いわゆる激辛系ではありません。
溶き卵の効果でまろやかさが増しているのでしょうか、確かな辛さがそこにあるものの、ジンワリ刺激を与える程。
そして、辛さを凌駕して伝わってくるのが、たっぷりニンニクを身に纏った挽き肉と、その旨味を閉じ込めた深紅のスープ。
麺もしっかりとスープを絡め、挽き肉や玉子との共演により、他のレギュラーメニューには無い独自性を発揮しています。
しかも、ジンワリくる辛さが玉子でまろやかに感じていたのも束の間、食べ進めるにつれて吹き出る汗。
初見に味覚を攻撃しては来なかったものの、真綿で首を絞めるかの如く、徐々に上り詰める辛さのステージアップが、類い希な旨辛感を作り出しています。
「紅のエンドレスレイン」には、「鬼殺し」なる特別な一味唐辛子が使われているとのこと。
一撃で突き抜ける辛さを産み出すハバネロ系の辛味とは異なり、序盤は口当たり良く溶け込んでいくものの、その度合いが増すにつれ、体内を巡るカプサイシンが勢いを増す辛さを作り出しています。
破壊的な辛さで無いだけに、スープの持つ旨味を壊さず、それで居ながら時間の経過に伴い、体の内側から発汗を促す辛味。
クリスマスイブながら、冷え込みを増す作草部の町に、鬼をも殺すリア充爆弾が降臨したのです。
そして、食べ進めるにつれ気付くのですが・・・
このスープ、間違いなく「〆のチーズご飯」と相性が良い(笑)
ここは、最後に〆ご飯で合せるべきか・・・
いやでも、今日はクリスマスイブということで、夜はクリスマスの定例行事となる「やのまこと」を予約してしまっている・・・。
今ここで、〆ご飯までをほおばってしまったら、聖なるディナーに差し支えること間違いない・・・
悶々と〆ご飯の注文を悩み続けた結果、ご飯の注文を我慢することに成功。
正確には、ご飯をどうすべきか悩んでいる間に、気付けばスープを完飲していた為、ご飯を注文せずに済みました(笑)
という訳で、私は〆ご飯を頼むこと無く(完飲はしましたが)食べ干した「京浜式タンタンメン」ですが
今宵のスケジュールに文字を刻んでいない方は、是非とも「〆のチーズご飯」で、この京浜式タンタンメンを堪能して頂きたい所です。
それともう一つ、最後に大事なお知らせが。
こちらの「京浜式タンタンメン」は12月24日(本日)のみの限定となっております。
ご所望の際には必ず「本日(12月24日)中」にご訪問を。
なお、本記事の前半でご紹介した「スモーブの初恋」については、クリスマス仕様のビジュアルながらも、来年1月21日まで提供とのことです。
今年1年を振り返り、様々な限定、コラボラーメンを提供して頂いた「麺処 まるわ」でしたが、最後の最後まで爆発する旨さを堪能させて頂きました。
また来年も変わらずの、ヤンチャさとジャンクぶりを発揮し、作草部の町にカロリーを届けてくれることを期待しております。
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麺処まるわ
■ めんどころ まるわ
■ 食べログURL:https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12008504/
(ネット予約 不可)
■ 住所:千葉県千葉市稲毛区轟町4-1-13
■ 営業時間:[火~金]11:00~14:30/17:00~23:00
[土日祝]11:00~15:00/17:00~22:00
■ 定休日:月曜日(祝日の場合は火曜日)