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【閉店】千葉駅西口の新店、好好(ハオハオ)にて、思い出深きタンタン麺に再・・会?

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11月中旬でありながら、歴史的快挙な最低気温を記録した先日のこと。

ガクガクブルブルを通り越し、イライラする程寒い中、午前中より千葉駅近くで細々した用事を片付け、ようやくランチへ向かうことに。

 

車を千葉駅西口近くに停めたので、この界隈でランチのお店を探すとなると、

・頑々坊主

・七星

・新千葉ビアホール

などを視野に入れつつフラフラしてみると、見慣れないお店を発見。

同店の前を通ると、まだ営業準備中なのか、お店の女性スタッフさんが黒板に「本日のランチ」を手書きしている最中。

 

営業時間が気になってしまい

「お店、何時からですか?」

と声を掛けてみると

「あ、もう大丈夫です!どうぞどうぞ!!」

と、ダチョウ倶楽部バリの返す刀でお店へと誘われてしまい…

 

その調子で、千葉駅西口にある七星の数軒隣に出来た新店

「中華&アジアン料理 好好」にて初ランチするものとなりました。

内装は居酒屋ながら中華からアジアン料理まで、守備範囲の広い新店、好好(ハオハオ)

女性スタッフさんの勢いに押し切られて入店となった「中華&アジアン料理 好好」。

いざ店内へと入ってみると・・・・寒い!

 

それもそのはず、この日の外気温は11時を回ったというのにわずか5℃。

日毎の激しい寒暖差に、いまだ防寒準備が整っていない軽装でお店へ誘われたものの、店内も準備中だった為かNO暖房。

加えて、店内の掃除なのか、お客の出入りを待っているのか、玄関口は開けっぱなし。

 

「奥の方が温かいですよ」

と、奥席を案内されたものの、凍える様な極寒の中、玄関扉を開けっぱなしにされたんじゃ、どこに座ろうとも変わりやしない。

 

店内が暖まるのを待つよりも、温かいものを注文して内部から温める方が早そうだ、とメニューに目を向けてみる事に。

この日の日替わりランチには4品が用意されており、

500円のワンコインで頂けるマーボー丼を筆頭に、

シンガポール ハイナン チキン バーターライス、と言うたどたどしい説明ながら、恐らく海南鶏飯(シンガポールチキンライス)を指すであろう品が、わずか700円

野菜タンメンには半ライスが付いて700円、そして野菜炒めにはサラダとスープまでが付いて690円

と、どれもリーズナブルな価格帯の品ばかり。

 

ただ、現状の凍える様な寒さに対し、暖を取るにはどれも心許なく感じ、グランドメニューに目を向けると

 

こちらには、中国、タイ、マレーシア、インドネシア・・・etcと、東~東南アジア全域に股を広げた多岐に渡る料理が取り揃っています。

 

もちろん、ご飯&おかずだけでなく、麺類も充実されており、

ピリ辛キュウリの上には何故か「日の丸」が掲載されているものの、運動会の如く万国旗がメニュー上を彩る一方

麺類のコーナーの中に、思わず「ハッ」と息をのんでしまうメニューを発見…

蒲田駅ガード下の名店、ミキみーるを彷彿とさせる、懐かしきタンタン麺を発見!

麺類エリアで、思わず私が目を釘付けにしてしまった品がこちら

「好好 ニラタンタンメン」と命名されたこちらのタンタン麺になります。

 

何故このタンタン麺に目を留めたのか、それは今から15~6年前…

※ この思い出を掘り下げるとエラく長くなるので、大幅に割愛します

 

今でこそ千葉を代表するB級グルメとなった勝浦タンタン麺も、まだ外房のみに留まっていた時代。

当時の私が知るタンタン麺と言えば、多くの人が知るゴマやピーナツが香るスタイルが主流な頃。

 

そんな私が、友人に連れられ向かった先がJR蒲田駅。

同駅のガード下にあった「ミキみーる」という、怪しさ漂う中華料理店?へ案内され、そこで勧められたのが、同店の看板メニューであったタンタン麺なのです。

わざわざ蒲田まで来てタンタン麺?と、無知であった私は面倒くささを全開にしつつ、注文した品を見ると…

そこには今まで見聞きしてきたものとは異色すぎる風合いのタンタン麺が。

 

ラー油をベースにした真っ赤なスープ、その上にはタップリの挽き肉と溶き卵。

スープは焼き肉屋で提供されるテグタンの様な獣骨の旨味、とニンニクの香りが広がる、前人未踏、異色過ぎるタンタン麺との出会いでした。

一口すすると、雷鳴の様な辛さが広がるものの、その後に残るのはスープの旨味。

ゴマでもピーナツでも無い、タンタン麺の常識を覆す予想外の一食との出会いとなりました。

 

しかし、時が流れ気付けば10数年。

記憶深くに残っていたものの、あれ以来出会うことの無かった幻のタンタン麺。

それと良く似た風合いをした品となるのが、前述した「好好 ニラタンタンメン」だったのです。

 

記憶の奥底に眠っていながら、今をもって忘れ得ぬ存在となる、「ミキみーる」のタンタン麺。

それが10数年の時を経て、私の地元・新千葉に、良く似た風合いの品を発見したとあらば、注文しない訳にはいかず。

 

「好好 ニラタンタンメン」をお願いし、待つこと4~5分…

到着した品がこちらとなります。

私が蒲田の「ミキみーる」でタンタン麺を頂いたのは、今から15~6年前。

最早、その記憶もさび付いてしまい、思い返せるものじゃありませんが、記憶に残るイメージと酷似したビジュアルであることは間違いありません。

 

あの時の記憶を思い返しつつ、期待を込めてスープを一口・・・

ベースはシンプルな中華出汁ながら、赤く染まったスープの辛味が外気温5℃に晒され(実は今も扉は開いたまま)冷えた体を芯から温めてくれます。

いや、温めるどころじゃないな、これ。

予想を上回る勢いで、けっこうな辛さを誇ってます。

 

つい数秒前まで、外気温5℃の寒さにガクブルだった体が、気付けば汗を流す程に体温が急上昇。

もしや、スープ一口で暑さの峠越えを予見し、今の今まで店の扉を開放していたのか!?

 

・・・違うな。

ちょうど今、ドアを開けっぱなしていた事に気付いたらしく、女将さんが閉めに行ったわ。

 

エッジの効いた辛さがブイブイ押し寄せてくるものの、溶き卵のまろやかさが合わさることでソフトな味わいにも変化。

加えて、大量のニラが卵と混ざることにより、ニラ玉の様な「オカズ的スープ」にも変貌します。

注文時に女将さんが「ご飯付けますか?」と尋ねてきたのは、このスープがニラ玉として働けることを明示していたのですね。

麺にはシンプルな中華麺が使われており、良くも悪くも中華料理店らしいラーメン感が伝わります。

 

で、肝心な「ミキみーる」のタンタン麺か、どうか、という話になりますと….

私の記憶にあるビジュアルとは酷似しているため、使われている具材には共通点は多いものの、ベースとなるスープが「・・違う」といった結論に。

 

そもそも、スマホが無ければ3日前に食べたものすら記憶していない今の私に、10数年前に食べたタンタン麺の味を思い出せるのか?

と言われれば、難儀な話であること位2000%も承知ですし、私の中で10数年燻っていた「ミキみーる」のタンタン麺が、思い出補正により美化されていることも、十分考えられます。

なので、断定こそ出来ないものの、やはり「ミキみーる」とは似て非なる様には感じました。

 

私の中で寝静まっていた思い出のタンタン麺とは似て非なるものながら、近隣のラーメン店には無い、独自の路線を開拓したタンタン麺

それが、「好好 ニラタンタンメン」と言えそうです。

 

また今回は、タンタンメンのビジュアルに心奪われ、同品のみの単独注文となりましたが、前述した通りここ「好好」には、多国籍なアジアン料理がズラリ。

タイ、マレーシア、インドネシアなどなど、様々な料理が頂けるのも魅力的ですので、また次回はアジア各国の味覚に食指を伸ばしてみようと思います。

 

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【閉店】 好好(はおはお)

■ はおはお

■ 住所:千葉県千葉市中央区新千葉2-3-8

■ 営業時間:11:00~14:00 / 17:00~23:00

■ 定休日:日曜日

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