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若葉区高品町の支那そばヒイラギ食堂、7月は3種の冷やしメニューを提供&絶品冷やし3品を食べ比べ
早いもので2023年も折り返しとなり
暦は気が付けばすでに7月へと突入
まだ梅雨こそ明けていないものの
日に日に増す暑さを前に、各店のメニューにも「冷やし」の名が増える中
我が家からもご近所となり、毎度足を運んでいる
若葉区高品町の「ヒイラギ食堂」でも、冷やしメニューの提供がスタート
スタートしたのですが、まさかの・・・
同店ではまさかの、一斉に3品の冷やしメニューがスタートとのこと
1品であっても満足を得る冷やしにも関わらず
それが同時に3品とは、一体どんな了見か?
なにより、冷やしを軸にどうやって
3品物レパートリーを広げているのかが気になる所で
そんな訳で今回は、ヒイラギ食堂が織り成す
7月の限定、3品の冷やしを食べ比べてみるものとなりました。
JR東千葉駅から徒歩7分、若葉区高品町のヒイラギ食堂 7月は3品の冷やしメニューがお出迎え
という訳で、向かった先は
若葉区高品町のヒイラギ食堂
毎度おなじみの同店となりますので
通常メニューの紹介は割愛し、早速見ていくのは限定メニュー
こちらが夏季限定のメニューとなっておりまして、
こちらに並ぶのは全3品
まずはベースと思しき冷やし中華
そして2品目には、まさかの納豆冷やし中華とのこと
その下に並ぶのは「つけそば」となりますが
恐らくこちらは、その名称からしても冷やしではなくつけ麺になるのでは、と推測
となると、残る1品の冷やしは一体何処に・・・
店内をグルッと見渡してみると、
レジの脇にはホワイトボード
そして、そこに名を連ねるのは「冷やし担々麺」との表記が
先月は1ヶ月を通じて、汁なし担々麺を提供していた同店
こちらについてはもちろん、私も頂くものとなりましたが
参照:ヒイラギ食堂で頂く6月限定メニュー ゴロゴロナッツの汁なし坦々麺⇒
今月は、同担々麺を冷やしにブラッシュアップして
再度の限定メニューとして投入とのこと
そんな冷やし担々麺も気になる所となりますが
まずはデフォの冷やしから攻めることこそ王道と推測
そんな訳で、まず頂いてみるものとなったのが、
こちら、通常の冷やし中華になります
トッピングの方は、刻んだネギに海苔、紅生姜
更に細切りしたチャーシューに茹で玉子と王道スタイル
ただこちらには、マヨネーズ
更に和辛子も乗るものとなるのですが
ここまでの組み合わせ自体は、
正直いって、そこまで珍しさを感じない組み合わせ
ただメニューにはひと言
「冷やし中華風の冷たいまぜそば」との表記が
という事は、こちらの品
全ての具材、そしてタレを混ぜて頂くスタイルになるのか、と推測
まずは基本の麺から頂いていきますが
こちらはモチッとした食感が心地良い太麺を仕様
タレの方は酸味の強くない甘酢系
醤油の味わいもしっかりで、そこまでの意外性はまだ感じず
ただ、これらを混ぜ合わせた時に
新たな扉がきっと開くんだ、そう感じずにはいられず
冷やし中華ながら、まぜそばライクに
各具材、タレ、そして麺をごそっと混ぜ合わせる事に
そして頂く2口目ですが・・・
あ、全然違った
なんだこの組み合わせは・・・
紅生姜、そしてマヨネーズの織り成す合わせ技、か!?
初手では定番スタイルのように感じられた冷やし中華ながら
ここに紅生姜やマヨネーズが合わさることで、斬新なジャンクさを形成
タレの酸味こそ弱かったものの、ここで紅生姜がイキイキしだして
かといって、酸味をまろやかに感じさせるマヨネーズの役割
更には、和辛子がこぎみ良い辛味を与えることで
単調になりがちな味わいに、しっかりアクセントをも形成
具材のチャーシューらも、麺に合わせた食べやすいカットとなっており
これらもズルッと、麺と共に吸い込まれていくばかり
そのボリューム加減がピンと来ず
1玉~2玉まで3段階を選べる同品ながら、本日は1.5玉をオーダー
しかし、ここは2玉にすべきだったか
と反省をしいられるほど、早くも虜にさせられる組み合わせ
冷やし中華をまぜそばライクで頂く事で
こんな新しい扉が開くものになるとは
いや、これもまた
マヨや紅生姜、和辛子らとの組み合わせに際し
タレの味わいにてバランスを摂っていることこそが
その新しい入り口を開くきっかけなのでは、と推測
麺にチャーシューはもちろんのこと
トッピングの玉子までをも美味しくする
タレとマヨ、紅生姜に和辛子の絡み
シンプルな様で奥の深さを感じずにはいられない、
そんな冷やし中華となりました。
ゴロゴロ入ったナッツの風味に、辛シビ増しも最高な四川風汁なし担々麺 更には絶品餃子も堪能
夏の限定となる3冷やし、
その1角となる冷やし中華を頂くものとなったヒイラギ食堂
続いては2品目を頂くべく、翌日に再訪
2番手として頂くものとなったのが、
こちら、冷やし担々麺になります
前月に限定で提供されていたのは汁無し
それに比べると、また趣異なるこちらの担々麺
スープについては芝麻醤をベースにしている様で
そこに浮かぶ辣油とのコントラストが、すでに美味しさを物語っています
早速、そんなスープを頂いていきますが、
まずはコクと甘みを感じさせてくれるこちらのスープ
加えて、様々な中華系のスパイスをも感じさせ
一般的な担々麺とは一線を画した存在感を放っています
続いての2口目は、辣油を多めに頂いてみる事に
あぁ・・・これは美味い
というかもう一歩先、ヤバい
しっかり冷たいスープに仕上がっているにも関わらず
辛味、甘み、酸味を存分に感じさせてくれるバランス加減
温かいスープと異なり、温度が低くなると
どうしても感じづらくなる上記要素を、見事過ぎるバランスで楽しませてくれます
このバランスを産み出す事が、どれだけ難しいのか
料理をしない私が言うのもナンですが、これもの凄い担々麺に仕上がってるぞ
続いて、麺の方を頂いていきますが、
こちらで使用されているのは、
佐倉にある丹治さんの細麺とのこと
最近の限定メニューではお馴染みとなってきた同麺ですが
茹で上げ後に水で〆てもその美味しさは変わらず絶好調
冷たいスープはもちろんのこと
スープに浮かぶ、様々な香辛料をも絡めていき、奥深い味わいに進化
辣油からは程良い辛味も感じるものとなり
甘みあるスープとのコントラストが、双方を引き立て合う関係に
そんな担々麺のトッピングには、
前回の汁無し同様、刻んだチャーシューを使用
加えてネギもたっぷり加わり、いずれも甘辛いスープに溶け合う美味しさ
また、今回の担々麺にも
食感と甘みを楽しめる半立が使われており
これまた面白いアクセントとして大活躍
なにより冷たいスープながらに、旨味と辛味
甘みや酸味らを様々感じさせる、このバランス感と言ったらもう・・・
これまた最高過ぎる冷やし
その第二陣を味わうものとなりました。
そんな冷やし担々麺に感動を覚えはしたものの
もうひと品、解き明かしたかった冷やしがありまして
それがこちら、
納豆冷やし中華になります
以前にもちょっと触れたのですが
実は納豆があんまり得意じゃない私
ただ昨年、腸の病気を患って以来
腸活に最適なのは、納豆とキノコとのこと
とはいえキノコは、ご承知の通りアレルギーがありNG
となれば、せめて納豆くらいは克服すべきか・・・
そう感じてはいたものの、やはり苦手なのがあの匂い
ただ、麺類と共に頂くのであれば、それも多少は抑えられるのでは?
そんな期待を込め、こちらでも納豆冷やし中華を頂いてみるのですが
まずはこの通り、ダイレクトに頂く納豆
同品では玉子と絡めた状態でトッピングされており
特有の粘り気は抑えられているものの、やはり匂いについては納豆らしさが全開
このまま頂くには、少しハードルが高かったか?
そう感じつつも、こちらの冷やし中華もまた、まぜそばスタイルで頂くのが正解とのこと
納豆を始めとした各種具材
更にはマヨネーズにタレ、紅生姜に和辛子を掻き混ぜてから、再度頂いてみると
お、おぉ・・・?
イケる・・・イケるぞ!!
前に頂いた冷やし中華同様に
紅生姜やマヨ、和辛子が絡むことで新たな風味を生むこちらのタレ
そこに今回は納豆&玉子も加わる訳ですが
全ての素材、調味料で生まれるバランスがこれまた見事で
どれが突出する訳では無いものの、
かといって甘酢ダレ系特有の酸味や甘みも残らず
紅生姜の与えるキリッとした味わいと、反比例するマヨネーズのコク
更には和辛子の辛味も、納豆をより美味しく味わえる組み合わせに
また、納豆特有の匂いは和らいでいるものの
特有の粘り気はしっかり残り、これが麺をコーティング
これによって、タレらとの絡みがより強固となり
麺と各調味料との味わいを、一層強く感じられるのも、同品ならではの楽しみ方に
その他具材については、
チャーシューに海苔、長ネギと
前回頂いている冷やし中華と同様の品々
しかしながら、本日はそこに納豆が加わる事により
腸活をも担ってくれる、健康食へと昇華する一杯に
暑い中に頂き、サッパリ味わえる事はもちろんのこと
栄養バランスの高さ、しいては腸活をも担ってくれる有り難みをも感じる一食となりました。
という訳で、この7月より提供がスタートされた
若葉区高品町のヒイラギ食堂がお送りする、冷やしメニュー3品
今回はまとめて3品を食べ比べ、リポートするものとなりましたが
どれもが他店では味わえない、同店ならではの冷やしメニュー揃い
また、定番のように見えながらも
定番とは一線を画した存在感を受けたりと、楽しみの幅も盛り沢山
三者三様、それぞれが独特の個性を持ち合わせ
且ついずれも絶品となる、冷やし3品の食べ比べとなりました。
なお、今回紹介した3品のウチ、冷やし担々麺については7月いっぱい
残る2品については、夏の期間は継続して提供されるとのこと
まだ期間は十分に残っておりますが、同期間を念頭に置きつつ
ぜひこの夏は3品の冷やし、それぞれの個性を食べ比べて頂ければ幸いです。
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支那そばヒイラギ食堂
■ しなそば ヒイラギしょくどう
■ 住所:千葉県千葉市若葉区高品町1586-5
■ 営業時間:11:00~14:30 / 18:00~22:30
■ 定休日:無し