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【閉店】道場南 県知事公舎前に新規オープン 麺食堂 関東家に初訪問
国道126号から高品交差点方面に向かう大通り。
杉田家や武蔵家をはじめ、飲食店の多い通りに、また新たなラーメン店?が、先日オープンとなりました。
場所は、昨年末に惜しまれつつも閉店した「スタミナラーメン 五十番」の跡地。
県知事公舎の真向かいに6月半ば、オープンとなった「麺食堂 関東家」さん。
関東家といえば、モノレールの栄町駅すぐ側にも、同名のラーメン店があるのですが、そちらとの関連性は果たして・・・?
気になる店名を押しのけて、更なる疑問を持ちかけてきたのが、
同店駐車場スペースに貼られた、こちらのメニューたち。
ラーメン店としては異色なラインナップとなるのですが、疑問を解決すべく、まずは店内へ。
スタミナラーメン 五十番跡地に6月オープン、麺食堂 関東家
こちら「麺食堂 関東家」はその名の通り、ラーメン店ではなく麺食堂…
であることを暗に伝えるかのように、入り口前には本日のランチが掲示。
この日のランチは、
・唐揚げのネギソースかけ
・中華丼(コロッケ付)
となっており、ラーメンを押す構成では決して無い様子。
しかも、上記ランチのスープを+200円でラーメンに変更出来る訳で、日替わりランチのコスパはすこぶる高い。
とはいえ、そこまで食らいつくす程、食欲を持て余していない私は、通常メニューへ。
「関東家」と、家系を彷彿させる店名ではあるものの、スープのベースとはるのは鶏白湯で、醤油と塩の2パターン。
全然、家系してないのに、わざわざ○○家と何故に名乗ったのだろう。
単純に、こちらの店主さんが「関東」さんで、家族経営でもされているのだろうか。。。
ひとまずメニューに戻るが、ラーメンのメニューそのものは、塩と醤油の二通り。
トッピングも控えめになっているものの、こちらにもフライやらメンチカツのセットメニューが豊富。
やはり、ラーメン自体は副菜のような扱いで、メインとなるのは定食などのセットメニューということだろうか。
それにしても、日替わりランチのスープを+200円でラーメンに変更出来る高いコスパを発揮しているのに比べ、ラーメン単体のコスパが随分悪く感じ…
いや、ダメだ。コスパコスパ言ってる、つまらんレビュアーに成り下がるところだった。
ちなみに、駐車場スペースに掲載されていた謎の焼肉達。
こちらは、夜のメニューとなっている様で、
こちらの通り、専門店を名乗るほどのラインナップでは無いものの、豚・牛の焼肉メニューを発見。
更には、「関東家の肉鍋」なども用意されている上、店内には焼酎やワインなど、アルコールメニューも多数。
ちなみに、店内には座敷席も用意されているので、家族でのんびり焼肉も可能なら、カウンターでの1人ラーメンもOK。
加えて、こちらも夜限定なのだろうか。
ラーメン店では、まず見かけることの無い「ドリンクバー」まで完備。
なんというべきだろうか・・・とにかくその守備範囲の広さに、驚かされるばかり。
関東家だけど鶏白湯? 鶏白湯なのに牛&豚の焼肉?? 守備範囲の広さは吉か凶か??
とりあえず注文の方は、塩ラーメンのチャーハンセットをオーダー。
私の入店時間は12時前だったのだが、隣りに座っていた先客の男性は日替わりランチ(中華丼)をオーダーしていた様子。
私より一足先にオーダーの品が提供されていたのだが、こちらの男性の第一声は
「うわっ…凄(汗)」
丸々一人前はある中華丼に、大ぶりなコロッケ。
そして、スープに代ってラーメン、そしてライス。
丼メニューだというのに、更にライスまで提供してくるとは、親切心が溢れ出てしまっている。
遠目に見ていただけでも、とても完食できるボリュームでは無く、日替わりランチを頼まなかったことに安堵感すら覚えてしまった。
そんな安堵に包まれ、待つこと7分ほど、まずはラーメンから着丼。
重厚な鶏白湯を思わせる、濃厚なスープ。
具材はシンプルで、もやし、ねぎ、そしてチャーシュー2枚。
それにしても、お盆にのったまま提供されるのだが、このお盆がカウンターのサイズと合っていない..(汗)
続いて、麺の方はというと、こちらは細めのストレート麺。
どちらの製麺所なのかは確認していないが、かなり柔らかめであることだけは間違いなさそうだ。
ひとまずスープから口に運ぶ。
・・・鶏、かな。
鶏の旨味、というより鶏の風味が感じられるスープ、くらいの表現が適している様な。
また、塩でオーダーしているものの、かなり主張が控えめに感じます。
麺については・・・、特に触れずいこう。
スープと麺を一口ずつ頂いたあたりで、半チャーハンが到着。
具材はネゴ、玉子、そしてチャーシュー。
オーソドックスなものとなりますが、こちらも一口。
パラッと仕上がっており、また味付けも私好み。
チャーハン、しっかりしてるなあ。 ということは、料理の基礎はしっかり出来ているんだよなあ。
だとしたら、ラーメンのスープがアレなのは…たまたま、なのだろうか?
チャーハンの方では、チャーシューも程良く主張を示しているのに、ラーメンになるとめっきり主張が控えめになっているし。
・・・いや、これは逆転の発想だ。
ラーメン店のラーメン、と考えるから評価が厳しくなってしまうのだ。
ラーメン専門店ではなく、麺食堂とある通り、ここはあくまで食堂なのだ。
定食中心の食堂ながら、セットでラーメンも提供している、と考えれば、ラーメンへの評価もガラッと変わってくる。
その証拠に、隣に居た男性も、日替わりランチのボリュームに感嘆の声をあげていたじゃ無いか。
そう、ここはラーメン店では無く、麺食堂なのだ。
そうでなくても、杉田家や武蔵家、梨の花など人気ラーメン店の多い激戦エリア。
さらに鶏白湯で話をすれば、すぐ近所にある「せん吉」でもクオリティの高い鶏白湯ラーメンがランチ帯では提供されている程。
これだけの人気店と、真っ向からラーメン勝負を挑むのでは無く、「食堂」として
・中華のランチあり
・焼肉あり
・肉の鍋料理あり
と、往年のイチローも驚くような守備範囲を見せつつ、これらに加え
・ラーメン
までもが食べられる食堂、だと思えば不思議と納得できてしまう。
なにより、まだオープンから数日が経ったばかり。
これからの改善、変化(特化)に期待してみたい、そんなお店でした。
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麺食堂 関東家
■ めんしょくどう かんとうや
■ 住所:千葉県千葉市中央区道場南2丁目19−8
■ 営業時間:11:30~22:00
■ 定休日:火曜日