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西千葉移転から間もなく1年、自家製手打ち麺 粋や ゲリライベントでまさかの「あの店」を再現!? 久々、レギュラーメニューも振り返ってみた
昨年8月に、満を持して西千葉に移転&リニューアル
間もなく1年を迎えようとしている、自家製手打ち麺 粋や
移転に伴い、麺を手打ちに変更し、提供数こそ限られるものとなりましたが
その稀少さに加え、元より高い実力のお店とあって、すでに人気店であることは私が説明する間でもありません
そんな粋やですが、ここ数ヶ月は「超・ゲリラ」ながら
「店主の気まぐれメニュー」として、様々な限定の提供が続いておりました
その影響もあってか、最近はレギュラーメニューともご無沙汰になっており
また限定にはつけ麺類が多い事から、粋やの看板とも言うべき「手打ち麺」も最近は頂いておらずで
その様な背景もあってか、久々に手打ち麺が食べたくなったことから、
今日こそは、と固い決意を胸に抱き
レギュラーメニューを注文するべく、粋やを訪れるものとなりました。
JR西千葉駅から稲毛方面へ徒歩3分 すでにお馴染み「粋や」といえば、やっぱり鶏白湯
今日こそは心奪われること無く、レギュラーメニューを注文!!
と強い決意を抱き、お店を訪れた西千葉の粋や
店内に入り、券売機をチェックすると、
・・・ある、限定メニュー
しかも、粋やの夜の部「一二三屋」で提供されてる、濃厚煮干しが
これを手打ち麺で食べても、きっと美味いんだろうなあ
いや、ダメだ。
今日こそはレギュラーメニューを久々に振り返らなければ!!
再度強い決意を自分に言い聞かせ、この日は鶏白湯をチョイス
トッピングはもちろん、全部乗せとなる「特製」をセレクト
更には、サイドメニューに「とりたまご飯」も付けてしまう、豪華仕様!!
※ この日は、ジム帰りでの訪問となったため、食欲は特に旺盛
たぎる食欲をフルスロットルで開放し、挑む本日のランチ
こちらが、久々に頂く粋やのレギュラーメニュー
特製鶏白湯らあめんとなります
今にも飛び出しそうな程に、押し寄せてくるスープの香り
ズッシリと構えた旨味漂うスープに、脂の美味しさが視界からも飛び込んでくるチャーシュー
白湯スープの旨味を引き立てる、玉ねぎとフライドオニオン
360°どの角度から見据えても
「美味い」が伝わって来る、特製の名に相応しい、艶やかな鶏白湯じゃないでしょうか
※ 360°は嘘 多分、海苔の角度から見たら、丼の中は見渡せません
それでは早速、スープから一口
「第一印象から決めてました!」
とばかりに、一瞬で体中に伝わる鶏の旨味が満載なスープ
濃厚な旨味が四方八方から伝わって来るにも関わらず、それをしつこく感じさせません
ガツンと伝わる旨味だと言うのに、程良いバランス感覚で整えられた足し引きが伝わってきます
これだけ旨味の強いスープを前にすると、一般的な麺では立ち行かなくなるところですが
そんなスープを前にしても、ガップリ四つに組み、戦いを演じられるのは
そう、この自家製手打ち麺であればこそ
ひと噛みする毎に小麦の香りが立ち上り、ピロッとした食感がスープをしっかり絡める手打ち麺
ここ暫く、つけ麺続きでご無沙汰でしたが、やっぱりこの麺は別格の存在感
許されるのなら、この麺で枕を作り毎夜を共にしたい
そんな戯言すら浮かんでくるほど、愛すべき食感、風味を感じさせる唯一無二の手打ち麺じゃないでしょうか
秀逸なのは、麺・スープに留まらず
これらを支えるトッピングもまた、個性的な品ばかり
今回は特製での注文となりますので、その溢れる個性もダダ漏れとなっており、
まずはこちらの豚チャーシュー
肉の柔らかさ、程良い味わい、そして脂の美味しさ
三位一体となった味わい深さは、正に私好み
スープや麺との相性で、意見が分かれるやも知れませんが
そんなことを超越した「肉」としての味わいを、存分に堪能できるこのチャーシューもまた、粋やならではの存在感を放つひと品でしょう
そんな豚さんに負けず劣らず、独特の美味さを感じさせるのが
こちらの鶏チャーシュー
豚と比較すれば、どうしても旨味やパサつきで下回る感が否めない鶏のチャーシュー
ですが、ここ粋やの鶏チャーシューは、パサつきとは無縁なしっとりとした食感
それを噛みしめる毎に、滋味深い美味しさが感じられ、決して豚に引けを取らない、負けず劣らず名味わいを与えてくれます
そんな鶏白湯ラーメンと共に頂く、本日のサイドメニューがこちら
とりたまご飯となります
そのまま指で掴み、振り回すことすら出来そうな程に、しっかりした黄身
その下にかかる鶏節もまた、良い香りを立てながら、ご飯の美味しさを引き出してくれます
こちらのご飯を、そのまま頂いても勿論美味しく頂けるのですが
私が考える、同ご飯のポテンシャルを最大限に引き出すノウハウ(?)、それが
じんわり鶏の旨味を吸い出した海苔
これをご飯に載せ、スープの味わいをもプラスし、鶏節、チャーシューらと共に頂くスタイル
これによって四方八方、あらゆる角度から押し寄せる鶏の旨味が猛追
更にこのご飯を、スープに軽く浸しながら頂くことで、旨味は更に増幅
カットされた鶏チャーシューでボリュームもアップし、満足度120%を越えるサイドメニューとなります
そんな感じで、久々頂くものとなった粋やのレギュラーメニュー
ここ数ヶ月、限定メニューばかりに心惹かれるばかりでしたが、やはりレギュラーメニューの完成度の高さは格別
これらの高い水準があってこそ、限定メニューが輝きを放っていることを、確信させて頂きました
さて、久々の鶏白湯を頂いた訳ですし
今度は、次なるレギュラーメニューの中から、醤油、そして塩と渡り歩こうかな
そう計画を練っていた矢先に、思わぬ一報が舞い込んできたのです
粋やがあの名店を再現!? 千葉では味わえない「はず」のラーメンがゲリライベントにて登場!
久々、レギュラーメニューの鶏白湯を味わい、ご満悦となった西千葉の粋や
しかし、それから4日後
私が定期チェックしているTwitterにて、目を疑う情報を発見したのです
明日7/28(日)ゲリラ営業します!
千葉に店舗がなくてなかなか食べれないあのお店のこってりをインスパイアしました!
当店の鶏白湯をベースに豚、根菜を入れ仕上げました!麺は佐倉の名店麺処丹治に打ってもらった中細麺です!
11時~14時
無くなりしだい終了 pic.twitter.com/IkRYIgiVvV— 自家製手打ち麺 粋や (@inaseyasan1) July 27, 2019
ツイート上では「あのお店」としか触れていないものの
・濃厚な味わいを感じるスープ
・とろりとしたコッテリ加減
・千葉に店舗が無い、あのお店
この3つのヒントから導き出される、その答えはただ1つ
天●一品以外、あり得ません
(そこまでヒントを並べずとも、大概は気付きますよねw)
こちらのツイートを発見したのは、土曜日
翌日にゲリライベントを開催、ということは・・・
本来は定休日となる日曜日に、わざわざお店を開け、この某店インスパイアな一杯を提供してくれるとの事
これは居ても立ってもいられず
つい数日前、粋やのレギュラーメニューの美味しさを再々再確認し、復習し直そう
と決めた矢先だというのに、またもや限定を追いかけ、粋やを訪問
そして、頂くべき品はもちろん
同日限定で提供された
「某こってりラーメン店インスパイア」なラーメンの味玉トッピングとなります
白濁した、濃厚さととろりとした舌触りが伝わるスープ
大きめのチャーシュー1枚に、青ネギ、メンマのシンプルなトッピング
これは正に、あの人気チェーン店を彷彿とさせるビジュアルとしか言い様がありません
さて、このスープが一体どこまで、あの味わいに近づけているのか
恐る恐る、まずは一口頂いてみましょう
まずギュッと感じる鶏の旨味
そして、その旨味を底上げする野菜の味わい
とろりとした粘度を作り上げているのは、根菜が果たした大仕事でしょうか
普段いただく粋やのラーメンより、若干塩味が強く感じます
が、それらも含めて、あの某チェーン店で頂くラーメンと、かなり近い味わい・・・
いや待て
私が最後に天一食べたのって、いつだ?
・・・2年前の沖縄、だな
つい一週間前に食べたものすら思い出せない私が
2年間食べてないお店のラーメンの味を、正確に覚えているとでも?
無理に決まってる
ということは、だ
もうこれは、天●一品てことで良いんじゃ無いのか?
そう、日頃からあの味に慣れ親しんでいる人にとっては
アレが違う、ここはもっとああだ、と意見は出てくるやも知れません
しかし、我々千葉県民にとっての天一とは、近くて遠い
どんなにその味を渇望しようとも、江戸川を越えない限り、巡り会うことが出来ない一杯なのです
その遠く離れた記憶の隅にある一杯と
今、目の前にそれを再現すべく提供された一杯
ボンヤリとしか思い出せない、味の記憶と比較するなら、間違い無く高い再現性
いやむしろ、こちらの方が・・・!?
とも思える程に、十分過ぎる完成度に、思わず江戸川を飛び越えそうな程
そんなスープと共に頂く麺の方ですが、
こちらは、佐倉にある人気ラーメン店
「麺処丹治」提供となる、中細麺とのこと
私は恥ずかしながらも、まだ同店を訪れたことがありませんので、こちらの麺とは初対面
早速、スープに絡ませながら頂きますと
「うっま」
この食感は確かに、天一っぽい気がする
いや待て、多分違う
天●より、美味い(言っちゃったw)
あの某チェーン店で、いつも私が不満に感じていたのが、麺
スープの美味しさは確かながらも、麺についてはイマイチ好みとはならずいたものの
こちら、粋やでインスパイアされた一杯は、麺にも抜かりなし
スープとの相性は当然のこと、食感、味わい共に本家をも凌ぐ勢いを感じさせてくれます
そして、この一杯に合わせて特別に作り上げた(と、思われる)
このチャーシュー
普段の粋やよりも薄めにカットされたものとなり、濃厚なスープと共に頂くのに程良い味わい
ネギやメンマも申し分ないアクセントとなっており、トッピングにも抜かりはありません
しかし、ここでまたもや、本家を飛び越えてしまう逸材を発見
それがこちら、
味玉、となります
こちらの味玉については、追加別料金でのトッピング
同日は限定メニューのみの提供となる為、トッピング出来る品も、この味玉のみ
トッピング好きな私が、これを見過ごせるわけ無く頼んだ訳ですが
この味玉が加わってしまった時点で、本家を周回遅れにするほど大疾走
上品な黄身の美味さ、出汁の染み入り具合、スープとの絡みも文句無し
結果、僅かに残ったスープも全て飲み干し、完食完飲を迎えるものとなりました
という訳で、本来ならば醤油ないし塩を頂き、久々に味わうレギュラーメニュー2品
といった組み立てを予定していた、西千葉 粋やへの訪問
結果はご覧の通り、イレギュラーなゲリラ営業に流されてしまい、1日限定の某ラーメンインスパイアを美味しく堪能するものとなりました
上記した某ラーメン店インスパイアは、7/28の1日限定で提供された品となりますが
来月、西千葉に移転後1周年を記念し、また新たなゲリライベントを開催するとのこと
詳細は発表されておりませんが、粋やのTwitterでは各種情報を事前にチェックする事が出来ますので、そちらもぜひご参考下さい
それにしても、インスパイア美味かったなあ
毎月とまでは言いませんが、千葉県民がこぞって舌打ちする10/1に復活して欲しいなあ(笑)
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自家製手打ち麺 粋や
■ じかせいてうちめん いなせや
■ 住所:千葉県千葉市中央区春日2丁目26−9
■ 営業時間:11:00~14:30(夜は一二三屋として17:30~21:00)
■ 定休日:日曜日