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千葉、富士見町に11月オープンの中華蕎麦 ます嶋 品格漂う姿は正に中華そば! チャーシュー丼もお勧めの一品
11月の終わり、千葉の富士見町に新たなるラーメン店がオープンしたとの情報を得て向かったものの、営業開始時間が合わず1度は断念
それから数日後、今度は営業時間をしっかり確認した上で再訪となった、富士見町の新店
それがこちら、
「中華蕎麦 ます嶋」となります。
その名の通り、ラーメン店というよりむしろ「中華そば」を思わせる、クラシックなスタイル
都内を中心に、上記の様なクラシックスタイルながらも、出汁や麺に工夫を凝らしたお店が増え始めていますが、こちらも千葉に於ける先駆けとも言えそうなお店
なにより、ここ数ヶ月千葉にオープンするラーメン店の大半が鶏白湯系であったのに対し、それ以外のスタイルで勝負するお店が開店したことが楽しみでもあります。
さて、そんな新店となる「中華蕎麦 ます嶋」の所在地ですが、住所的には富士見町のバーニングビル1F(もつ鍋の龍馬が入っているビル)となります
なので、ナンパ通り沿いのお店になるものと思いきや、
同通りでは無く、その一本裏手
旧田原屋、現EXビル(1Fがモスバーガーのビル)の裏通りを入った、上記の場所がお店の所在地
大通りには面しておらず、更には遮蔽物が多く、通りからも見つけづらい場所とはなりますが、
この様に、新規オープンらしさを醸し出した店先にて、開店まで残り数分を待つことに。
千葉、富士見町のバーニングビル・・・ながら、裏通りが入口となる新店、中華蕎麦 ます嶋
11:30の開店と同時に、入店となった「中華蕎麦 ます嶋」
私の後にも、即2名が来店となり、新規オープンから1週間ながら、客足は上々な様子を感じます。
さて、こちらで提供されるメニューですが、麺類に関しては以下の通り
・中華蕎麦
・チャーシュー麺
以上2品のみといった、ど真ん中ストレート1本勝負のスタイル
富士見町界隈にはラーメン店が多数あるものの、クラシック系中華そばを提供しているお店となると、近隣には無し
そこを考えれば、一定の需要は期待出来るのでしょうが、だとしても、ひと品のみというのは潔すぎるというかなんというか。
ただ、上記の中華蕎麦に加えて、気になったのが
・ばけ(替え玉)
こちらのパネル
替え玉でありながら、敢えて「ばけ」と呼称するということは、和え麺の様なイメージ、という事でしょうか??
上記の「ばけ」も気になったのですが、それ以前に看板で目にしていた
・チャーシュー丼
こちらもまた、オリジナリティのありそうな品となっており、是非とも頂きたい一品
しかし、チャーシュー丼&ばけ、とあっては流石にやり過ぎにも感じてしまい・・・
(一応まだ、元の体重に戻すまでは、節制しようという気概が働いています)
いずれを選ぶか悩んだ末、
・中華蕎麦(+メンマ)
・チャーシュー丼
の2品をオーダーする事に。
食券を手に取り、カウンター席へ
店内は、カウンターのみとなっており、席数も8席ほど
界隈のラーメン店と比べても、割りと小ぶりなお店となっているのですが、この日は厨房とホール合わせ、スタッフさんが4名
まだ開店間もないこともあって、多めのスタッフを常駐させているのかも知れません、が・・・厨房内、動きづらそう(笑)
カウンター前には、お店に関する解説を発見
こういうのを目にすると、じっくり読みたくなるのですが、
まず、麺に使用している小麦は「春よ恋」とのこと
確か、西千葉の粋やでも「春よ恋」を使用していましたが、繊細・淡麗系のスープを提供しているお店では、使用頻度が高まっている様ですね
スープについては、
「素材の良さを最大限に抽出した」
以外、特に説明書きが無いまま、続いてはチャーシュー丼の方へ
豚バラ肉をタレで煮込んだチャーシューに、
・漬け卵黄
・山わさび
これらが乗ってくるとのこと
北海道原産ながら、最近は千葉の寿司店等でも頻繁に目にするようになった、山わさび
余談ですが私、昔っから山わさび好きなんですよね
12~3年くらい前に楽天で見つけたのがきっかけだったんですが、その独特の風味と辛味にハマってしまい、
・ご飯に乗っける
・そうめんの薬味に使う
などの食べ方で、一時は山わさびが主食のような生活を送ったことも。
まあ話を戻しますと、ご飯と山わさびの相性については、私にとって至極のマッチング
そこに加わるチャーシュー、そして漬け卵黄がどんな相乗効果をもたらすのか、楽しみな所です。
白醤油で色づけられた美しい中華そば 漬け卵黄と山わさびで食べるチャーシュー丼も必見!
その後も説明に目を通しながら、
・ばけ(替え玉)
を注文しなかったことを、少し後悔しつつ
また、こちらで提供されている
・水餃子
についても、なかなかの拘りが感じられてしまい、これにもまた興味を持つことに
とは言え、今週は節制する週間
まあ節制しようがしまいが、ばけからの水餃子まで到達するには、相当な食欲が必要な訳で
これらを一度で摂取出来る、無尽蔵な胃袋こそ、今私が一番欲しいものなのですが・・・
今年のクリスマスにでも、おねだりしようかな
そんなこんなで待つこと10分弱
カウンター越しにお届け頂いた、本日のランチがこちら
「中華蕎麦 ます嶋」にて頂く、中華蕎麦(メンマトッピング)となります
塩ラーメンを思わせる、透き通った美しいスープ
ではあるものの、この商品名は「中華蕎麦」ですので、この色味は白醤油を使用しているものと思われます
また表面には、少し多めの油がコーティングされており、スープを冷まさないと共に、淡麗な旨味にコクを与えてくれる様子
それでは早速、スープから
スープのベースとなるのは、鶏と昆布を始めとした魚介系でしょうか
品が良く、シツコサを感じさせないスープが先行し、後味にはフワッと煮干しが顔を出します
塩味を抑えた白醤油が立っているので、煮干しのエグミは殆ど感じず、飲み口が実に優しいスープですね
続いて、麺の方ですが、
気持ち平打ちがかった細麺を使用
食感は柔らかめながらも、中に芯を残すアルデンテのような茹で上がりとなっていて、これがまた良い味わいを生んでいます
スープとの相性も申し分なく、淡麗ながら品の良い味わいとしっかりマッチしていますね。
そしてトッピングですが、
まずはチャーシュー、上記サイズが2枚入り
しっかり火の入った品ながら、トロっと解ける柔らかさを持ち合わせています
タレの味もしっかり染み入っているので、小ぶりながらも存在感は抜群
これならむしろ、次回はチャーシュー麺が食べたくなりますね。
そして、追加トッピングしたこちら
穂先メンマとなります
デフォのトッピングでは、なると、ほうれん草のみとなるそうなので、こちらを敢えて追加
この淡麗で上品な味わいのスープには、是非ともメンマを合わせてみたい、そう感じて追加したのですが、予想は的中
むしろ、デフォでメンマを入れて欲しいくらい、このスープの品良い味わいにマッチするトッピングじゃないでしょうか。
そしてもうひと品
「ばけ(替え玉)」を諦めてまで頼みたかったのがこちら、
チャーシュー丼、となります
ご飯の上に盛られるチャーシューは3枚
アツアツのお茶碗がもたらす熱で、チャーシューの脂も良い具合に熟れてきてます
そして、別添えされた漬け卵黄
これらを乗せていき、更には山わさびを加えると、
こんな感じに食欲そそるご飯が完成。
それでは一口目を頂いてみると、まず訪れるのが山わさびの辛味
これも、クセの無い尖った辛味ながら、イヤミがなくサッと引き上げていきます
その後に訪れるのが、卵黄の濃厚な旨味、そしてチャーシューのもたらす甘みと脂の旨味
どれもが相互の旨味を引き出し合っているのですが、山わさびの辛味を味わいたいのであれば、卵黄がちょっと出過ぎにも感じます
この場合、全部を全部混ぜ合わせるより、まずは山わさびでご飯半分を頂き、その後に卵黄を追加・・・
のような味変を加えていくバリエーションの方が、一層深い味わいを得られそうに感じました。
という訳で、初訪問となった、千葉 富士見町の新店「中華蕎麦 ます嶋」
中華蕎麦一本勝負、という潔さに、わずかな戸惑いを感じましたが、そんなものを一蹴するレベルの高さを感じた一杯
ラーメンでも、中華そばでもなく
「中華蕎麦」を名乗る裏には、和の食材で紡がれた、まさしく和食のような品格を感じる仕上がりと言えるひと品。
飽きの来ない味わい、最後まで飲み干してもシツコサを感じさせないスープ
そしてまさしく、蕎麦のように旨味を持ちながら、スープに絡む麺と言い、中華ではありながらも和を強く感じる一杯と言えます。
ただ、それ故の奥深さも感じさせられ、一度食べるだけでは無く、2度3度頂く事で、また違った景色が見えてくる
そんな深さも兼ね備えている味わいとなりました。
これはもう、近いうちに再訪しつつ、更には
・ばけ
・水餃子
までを堪能しないことには、中華蕎麦 ます嶋の真髄には届かない
(要はもう一回、食べてみたい)
そんな新店への初訪問となりました。
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中華蕎麦 ます嶋
■ ちゅうかそば ますじま
■ 住所:千葉県千葉市中央区富士見2-14-4 バーニングビル 1F
■ 営業時間:11:30~15:00 / 17:30~23:00
■ 定休日:日曜日・祝日