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南房総のレジャースポット、ロマンの森共和国に行ってきた
初夏の南房総、小旅行シリーズ第三弾、となります。
前回記事:創業170年! 鴨川の老舗旅館、宿中屋の海鮮三昧なディナー⇒
前々回記事:JR君津駅そば、望蛇餃子楼で絶品過ぎる焼餃子に遭遇!! ⇒
南房総グルメ旅、最後に紹介するのは、君津にある「ロマンの森共和国」となります。
以前に、房総のいちご狩りについて情報をまとめていた際に知った、ここ「ロマンの森共和国」。
アスレチックやゴーカート、釣り堀に巨大迷路
更にはテニスコートやバスケットコートなど、子供から大人までが、幅広く遊べる屋外型レジャー施設となります。
(後から知ったのですが、簡易宿泊施設や日帰り温泉までもあるんだとか)
まあ、こういった家族で遊べる屋外型施設ですので、食事の方についてはぶっちゃけ、期待は寄せておりません。
でしたが、実際に足を運んでみると、意外な程に多種多様なお食事施設が用意されており、またお値段もわりかしリーズナブル。
という訳で、南房総グルメ旅の第三弾は、「ロマンの森共和国」内にある食事処をご紹介してみます。
君津ICから車で30分、鴨川との境目に位置するレジャースポット ロマンの森共和国
ここロマンの森共和国ですが、住所は君津市となっているものの、鴨川との境目となる渓谷に位置します。
そのため、君津ICからは車で30分ほどと少し離れており、JR君津駅等から送迎バスが出ているそうですが、実質車で向かわなければ厳しい立地となります。
創業は昭和51年という事で、歴史の長い施設ではあるものの、千葉に30うん年住む私ですら、ロマンの森共和国を知ったのはつい数ヶ月前。
同じく千葉には、子供の国やふなばしアンデルセン公園、東京ドイツ村など、屋外型レジャー施設が多数あるというのに、何故ロマンの森共和国のみ、存在が知られていなかったのか…
そこの原因を解き明かす事は出来ませんでしたが、同施設に着いて、まず驚いたのが
「スタッフさんの年齢層の高さ」なのです。
普通(一般的?)、こういった屋外型レジャー施設では、若い学生のバイトスタッフが目立つのですが、ここロマンの森共和国では、スタッフの約半分が60代以上(しかも、やたらと元気!!)。
もちろん若いスタッフも多数いるのですが、他の施設ではあり得ないくらいに高齢のスタッフさんが、元気に接客を行っています。
どういったことか、と調べて見て分ったのですが、ロマンの森共和国の運営母体となる会社は、近隣で老人ホームを経営されているそうなのです。
で、同ホームに入居されている方達で、希望される方がロマンの森共和国でお仕事をされているのだとか。
若いバイトの子達が悪い、とは言いませんが、お金目当てで仕方なく働くスタッフ達と違い、高齢スタッフさん達は、誰もが子供達とふれあえる仕事を率先して楽しんでいる感が節々から伝わるんですね。
迷路やパターゴルフといった遊びの案内1つとっても、にこやかに子供達と接してくれており、時にはしょーもないオヤジギャグを交える姿など、とても好感が持てるスタッフさんばかりです。
また、ホームに入居されているとは言え、様々な経験をされており、個々がそれぞれ色んな技能を持たれているのでしょう。
その影響もあってか、ここロマンの森共和国で提供される食事も、こういったレジャー施設では意外な程にメニューが豊富。
まず一例として挙げると、
昨今、至る所で見かける様にはなったものの、まだまだ市民権を得たとは言い難い様な「カオマンガイ(シンガポールチキンライス、海南鶏飯)」。
こんなものが、屋外型レジャー施設のフードコートで食べられるのは、ロマンの森共和国くらいじゃないでしょうか。
また、千葉の名物でもある
ホンビノス貝をその場で焼き上げ提供していたり、渓流のレジャー施設らしい鮎の塩焼きなども発見。
もちろん、フードコート「らしい」メニューも揃っており、
ラーメン、うどん、蕎麦といった定番メニューが温冷どちらも提供されています。
※ ちなみに、同コーナーで何気に人気あったのは揚げたてのカレーパンと、かき揚げうどんでした
フードコート以外にも食事施設はあり、
屋外型レジャー施設らしい、「BBQ」を食材の持ち込みをせずに楽しむことができます。
こちらのBBQ場はフードコートと隣接しているのですが、中には
まさかの、本格的なピザ釜があり、当然ですが焼き立てのピザを食べる事が出来ます。
食事施設は屋外型だけで無く、
カレーやピザなどを提供している、簡易レストランもあります。
他にも、本格的な蕎麦屋さんの様な風貌をした和食処もあり
(蕎麦やうどんを提供しています)、屋外型レジャー施設としては、かなり充実したメニューから選択する事が可能となっています。
子連れで遊べる施設にしては、意外な程に充実したお食事メニューたち
さて、肝心な食事ですが、せっかくの好天に恵まれたので、屋外にあるフードコートで食事を取る事に。
選択した品は、物珍しさから気になった
上記のカオマンガイ(シンガポールチキンライス、海南鶏飯)。
※ 紙皿でご飯とチキンが別盛りにはなっていますが、これは誰がなんと言おうと、カオマンガイです。きっと…
そして、せっかくならばと、子供とシェアして食べた
石窯にて、焼かれた、アッツアツ焼き立てのピザとなります。
※ こちらは子供とシェアしたので半分サイズにて写真撮影していますが、販売されているサイズはこの倍サイズになります。
で、肝心な料理の味ですが…
まあ、期待するほどの物じゃありませんし、見ての通りのボリューム(笑)
なんせお値段も、
・カオマンガイ ・・ 600円
・ピザ ・・ 600円
ですから、過度な期待をする方が・・・ですね。
とは言え、上記以外にも他数メニューの取り揃えがあるので、お子さんから大人までが、そこそこに満足できる品揃えではありました。
ロマンの森共和国内の施設についても、チョロッと紹介
本ブログはあくまで「グルメ」に関するものとなるので、ロマンの森共和国自体の詳細については割愛しよう
と思ったのですが、ネット上を見る限り、まだまだロマンの森共和国に関する情報が少ない様なので、簡単にご紹介しておきます。
ロマンの森共和国は、入場料(600円/4歳以上)を支払って入園し、園内の各アクティビティについては都度、別料金を支払って遊ぶ形式の屋外型レジャー施設となっています。
園内のアクティビティですが、
・アスレチック
・巨大迷路
・おもしろ自転車
・ミニSL
・ゴーカート
・スワンボート
といった子供向けのアクティビティから、
・パターゴルフ
・テニス
・グランドゴルフ
・釣り堀
・プール
・ワークショップ
など、大人も一緒に遊べるものも多数取りそろっています。
(アクティビティの料金は、それぞれ異なります)
なお、全てのアクティビティが遊び放題となる1日パスポート(子供1800円、大人2300円)もありますが、1日パスの購入はお子さんだけにしつつ、随伴する大人は一緒に遊ぶものだけ料金を支払う、といったスタンスがお勧めですね。
小学校低学年くらいまでなら、かなり満足度の高いアクティビティとなっており、
とくにアスレチックなどは4歳以上なら遊ぶ事が可能にはなっているものの、難易度は高くハードな作りになっています。
施設全体のイメージとしては、子供の国やふなばしアンデルセン公園に近いものとなりますが、子供の満足度では、
ふなばしアンデルセン公園 ≧ ロマンの森共和国 > 子供の国
といった雰囲気に、楽しんでいた様に思います。
その割に、ふなばしアンデルセン公園ほどの混雑も無いので、今後注目度の高まる施設になるのでは無いでしょうか。
交通の便は良くありませんが、鴨川シーワールドなどを絡めた一泊旅行の際には、ぜひお勧めしたい南房総の立ち寄りスポットでした。
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ロマンの森共和国
■ろまんのもり きょうわこく
■ 住所:千葉県君津市豊英659-1
■ 営業時間:9:00~17:00
■ 定休日:年中無休