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創業170年! 鴨川の老舗旅館、宿中屋の海鮮三昧なディナー

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前回に引き続き、本日も南房総からお届けを。

前回の記事:JR君津駅そば、望蛇餃子楼で絶品過ぎる焼餃子に遭遇!! ⇒

 

GWの3連休、ということで今年は鴨川への旅行を敢行。

今回、宿泊した先は鴨川でも170年の歴史がある、「宿中屋」さんという旅館になります。

昨年に改装工事が行われたとかで、全室オーシャンビューとなる部屋がセールスポイントらしく、少し前に発売されたCLASSY.にも紹介されていたり、更に前になりますが、テレ東の「厳選良い宿」でも紹介されていたとか。

 

まあ私にとって、源泉が掛け流しであるだとか、オーシャンビューだとか、女将が元気ハツラツだとかは、どうでも良い話。

宿に期待を寄せるのはただ1つ、食事のみ!!

という訳で、鴨川の老舗旅館、宿中屋の泣けてくるほどに豪華絢爛だった食事をご紹介します。

全室オーシャンビュー! 豪勢すぎる海鮮三昧が味わえる、宿中屋

こちらの旅館は部屋食では無く、部屋ごとに仕切られ、個室となっている食事スペースでの提供となります。

まず、この日の献立ですが、

食前酒に始まり、

● 旬菜

・春野菜のマリネ

・太刀魚山椒煮

・蟹真丈と焼目湯葉

● 刺身(栄螺、ヒラメ、伊勢エビ、鯛、鮪、甲イカ、季節の鮮魚)

● 焼き物(鮑の踊り焼き)

● 煮物(鯛の兜煮)

● 油物(かずさ和牛の石焼)

● 蒸し鉢(穴子豆腐)

● 鍋物(伊勢海老と鯛のしゃぶしゃぶ)

● 食事(竹の子とじゃこの炊き込みご飯)

● 留椀

● 水菓子

 

といった内容との事。

まぁ、和食アルアルなのですが、漢字で書かれたメニューを読む限りじゃ、全く内容の想像が付かず。

が、しかし、食事処へ通され、早くもセットされている献立に目を向けた瞬間から、ボルテージは全開!!

まず、「旬菜」と記載のあった三品。

小鉢ではあるものの、彩り鮮やかでこれだけでも酒が進む事間違いありません。

 

そして、登場するや否や、私の全神経を釘付けにした

豪華絢爛という日本語は、正にこのために存在するといっても過言では無い、刺し盛り。

※ 上記は2人前です

色んな刺し盛りを食べては来ましたが、伊勢海老丸々一尾に加え、てんこ盛りの平目までご一緒されるのは、これが初めてかも知れません。

当然ですが、どれも鮮度良く脂もタップリ。

甲乙付けがたいウマサではありましたが、個人的にNO1を決めるとしたら、この日はヒラマサに軍配が上がりました。

三日間絶食してでも食べたい! 鴨川ならではの旨味が詰った山海の幸

続いて焼き物がスタート。

鮑がコンロに盛られ、火が入っていきます。

踊り焼きではあるものの、案外大人しく踊っていましたが、火の入れ具合なのか鮑そのものの違いなのか。

焼いた鮑ではあるものの、コリコリ食感を残しながら、柔らかさがハンパじゃありません。

 

続いて、蒸し鉢の穴子豆腐。

料理名から、精進料理などで提供される「見立て料理」としての穴子豆腐(豆腐を穴子っぽく見立てて作った料理)かと思いきや…

言葉が示すとおり「穴子の豆腐」となっておりました。

どう調理したのか謎ですが、職人さんの力量が伝わってくる渾身の一杯です。

 

続いて油物となる、かずさ和牛の石焼。

こんなの、伝える間もありませんよね。

焼かずとも、一目見ただけで美味いに決まってますし、当然感想も「美味い!!!!!!」の一言で十分でしょう(笑)

 

順番が少し前後しましたが、煮物となる「鯛の兜煮」が登場。

兜焼きは何度か食べた事がありますが、「兜煮」は初ですね。

兜焼きの場合、身が少ない上に固くなってしまい食べづらさが先行しますが、煮付けにした事で同心配は一切無し。

骨と目玉、胸びれを除き、余すところなく全てがホロホロになっており、形が無くなるくらいキレイに美味しく頂けました。

 

そして、私が何より注目していた品が登場。

伊勢海老と鯛のしゃぶしゃぶ、となります。

刺身に比べ、少し小ぶりな伊勢海老ではあるものの、1人一尾ずつ。

皿に、しゃぶしゃぶする出汁にも海老が使われており、海老出汁で海老を頂くという、なんとも甲殻類に満ちあふれた所業。

さすがに満腹が近づいてきている段階ながらも、ペロッと食べ干してしまえるほどに、旨味で満ちあふれています。

 

そして〆になるのが、竹の子とジャコの炊き込みご飯。

フルスピードで料理を食べ干してきたため、ラストはご飯のみとなってしまいましたが、タップリの出汁が染みた炊き込みご飯におかずは不要。

どこからどこまでも、千葉の旬な食材に満ちあふれている、豪勢なお食事となりました。

 

GWとはいえ、それなりのお値段となる老舗旅館ですから、料理が美味しいのは当然っちゃ当然とも言えます。

ですが、料理の美味さだけで無く、ここ「宿中屋」さんは、女将さんは元より食事の仕出しをして頂けるスタッフさんに至るまで、全てのサービスが心地よかったです。

なにより、このお食事処に関しては、来る方来る方美人さんが多かったですし…

※ ここの女将さんも、松島トモ子に似た美人さんでした(笑)

 

さすがにお値段の張る鴨川旅行ではありましたが、支払った額に見合っただけの満足度が得られる、大変素晴らしい食事を頂きました。

 

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宿 中屋

■やど なかや

■ 住所:千葉県鴨川市天津3287

■ 営業時間:12:00~14:00 / 18:00~21:00(日帰りでの食事は要予約)

■ 定休日:なし

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