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【閉店】東千葉の新店、韓国料理釜山でリーズナブルなスンドゥブランチ

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千葉市内で韓国料理店を挙げる際、まず思い浮かぶのが栄町。

同エリアには24時間営業の韓国料理店が多数あるが、その土地柄も相まってか、一見のお客さんにはすこぶる敷居が高い。

私が水商売に明け暮れていた一昔前は、お客さんからの紹介などで常連にしていた店も多数あったが、

昼間に仕事をうつし早10数年、昔からのお店は多数あれど、今では足を運ぶこともめっきり無くなってしまった。

 

そんな、私と千葉市の韓国料理店に纏わるエピソ-ドはさておき、

昨年末、中央区祐光の裏通り(税務署のある通り)に突如オープンした、韓国家庭料理のお店、「釜山」。

通りの薄暗さもさることながら、千葉市内でも栄町に並びディープな町、と称される祐光の裏通りエリア。

そして、地元民で無ければ、まず気付かないであろう場所に、神々しくオープンした韓国料理店。

なかなか足を踏み入れづらいその立地&風貌だからこそ、グルメブロガーとしては捨てておけず、先日ついに初訪問を果たしてきました。

 

ガラス越しにも入りづらさ抜群(笑) 韓国家庭料理 釜山

祐光に昨年末オープンした、韓国料理店「釜山」

同店入り口前にはランチメニューの掲載があるものの

同メニューは店舗ガラスに張り付けられており、そのガラスの奥(要は店内)が、丸見え状態。

おかげで、店舗外からランチメニューを眺めていると、ほぼ100%中にいる店員さんと目が合ってしまう。

 

これが他のお店であれば、目が合ったことを機に中にいる店員さんが

表に出てきて、ひと言ふた言の会話や店内への招き入れなどがあったりするものの、

ここは韓国家庭料理「釜山」。

 

私たちが日常的に受けている&期待しているレベルの対応は、微塵も存在せず

表でメニューを見ている私に、ガラス越しで視線をガッツリ送っては来るものの、それ以上のリアクションは皆無。

 

ただ、店外メニューを見る限り、韓国系の居酒屋、料理店としては

比較的リーズナブルなランチの値段設定であるのが特徴的。

 

ひとまず店内に入り、座席へと通される。

店内は、小上がりの座席が3席、その他カウンターが4席ほどと、かなりコンパクトな作り。

オーダーについては、ランチメニューの中から「純豆腐チゲ」を注文し、グランドメニューに目を向けてみる。

 

こちらのメニューを見ると分かる通り、どれも微妙にお高い値段設定が中心。

 

今でこそどうだか分らないが、10~20年くらい前の栄町にある韓国居酒屋の大多数は、

・500円

・1,000円

・2,000円

・3,000円

の4段階しか値段の区分けが無かった。

(後に、1,500円という値段区分けも増えた)

 

かなりザックリ(大ざっぱなだけ?)した値段区分のため、

他店なら700円前後の品が1,000円だったりと、お高めな印象を受けるのも千葉市内にある韓国系居酒屋の特徴。

 

ただ、その大ざっぱ感も良い方に働くことが多く、そこそこ行きつけともなると

・飲み始めから2時間くらい経つと、参鶏湯がサービスで提供される

・2万は越えていそうなお会計が、1万5千円でストップ

・帰り際にキムチを持たせてくれる

などなど、チェーン居酒屋はもちろんのこと、日本人が経営する個人店でも昨今じゃまず見られない、分りやすい「常連へのサービス」が数多くあったりもした。

 

初見こそ入りづらさを感じるものの、そこそこ通うことにより相互の心も通い合う。

これが千葉市内に数ある、韓国系居酒屋の特徴とも言える。

 

カオスな店内外ながら、味は本格的な純豆腐(スンドゥブ)ランチ

そんな感じで、グランドメニューこそ少しお高めな値段設定ながら

ランチメニューは一律850円とリーズナブルな「釜山」。

(しかもご飯はお替わり自由とのこと)

 

注文から待つこと8分、オーダーの品が登場。

純豆腐とご飯に加え、韓国料理店の定番となるバンチャン(お通しの様なおかず類)も3品。

 

ちなみに、儒教の国である韓国では、バンチャンはお客さんをおもてなしするための品であり

食べきれないほどに提供することが、お店側のおもてなしを現わすスタイルらしい。

その為、日本では考えられないほどに沢山のバンチャンが出てくる訳だが

これらを食べきれないほど出す事がスタイルである以上、残す事もマナー違反では無いのだとか。

(その代わり、残ったバンチャンは豚のエサにするらしい)

 

そんな小ネタはさておき、早速スンドゥブから頂いてみるが…

これがなかなか、攻撃的に辛い。

そして見ても分かる通り、とにかく熱い、熱すぎる。

その熱さと辛さの影響が強すぎてしまい、要となる魚介の出汁や風味が届いてこない。

というより、辛さ&熱さに飛ばされてしまう程にしか、魚介の風味が感じられないのだろう。

 

具材も、豆腐が大多数を占めており、アサリなどの量は少なく、

純豆腐というよりも、激辛&激アツ豆腐の味噌汁、といった表現の方が的確かも知れない。

これはこれで、本場の風味だとか、好きになる人は多いのかも知れないが

日本風に、魚介の出汁が感じられる純豆腐を好む私には、少しイメージと違う純豆腐に思えた。

 

また、私が激アツ純豆腐に四苦八苦している間にも、

・向かいの席に座っている女性3名(どなたも韓国の方)は昼から呂律が回っていない

・電話をしながら男性が突如入店してきたが、店内を見渡し何も言わず退店

・厨房にいた女将さん?が、突如「シャチョー!」と大声を出しながら店外へダッシュ

など、ランチ帯では普段、なかなか見ることのないシチュエーションに3連続ヒットするカオスさも、同エリアの韓国料理店ならではだろう。

 

店内外の雰囲気、人間模様、そして本場韓国の味。

それら3点を併せ持ち、リトルコリアさながらの異文化をランチ帯ならリーズナブルに味わえるお店、それが「韓国家庭料理 釜山」であった。

 

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韓国家庭料理 釜山

■かんこくかいていりょうり ぷさん

■ 住所:千葉県千葉市中央区祐光2-11-7

■ 営業時間:11:00~23:00

■ 定休日:火曜日

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