スポンサーリンク
千葉駅徒歩3分 居酒屋 高(たか) 個人店居酒屋の「らしさ」が溢れるランチ
しばらくラーメンorパスタのランチが続いてしまい、久々に白米をガッツリ食べる、定食系ランチを欲しだした、とある日。
所用で、千葉駅近くまで足を伸ばしたついでにランチのお店を散策し、久々、みゆき通りの「野本」へ向かおうとしたのですが、時刻は11:10。
野本のランチは11:30からとのことで、まさかの20分待ち。
この空腹を逆算するに、20分を耐え凌ぐことは不可能と判断し、
野本のお隣「居酒屋 高(たか)」のランチを覗いてみることに。
店外に出ているランチメニューを見ると、
居酒屋らしい、旬の魚介を使った定食が多数。
加えて、カレーや皿うどん、更には焼きそばまであり、このレパートリーが示す懐深さは、実に私好み。
という訳で、この日のランチは、富士見町のみゆき通り沿い「高」へ訪問してみることとなりました。
居酒屋ランチと言えばガッツリイケるご飯モノ? それとも定食…??
こちらの「高」ですが、夜は活きイカやカワハギの活け作りを提供してくれる、千葉駅近郊では数少ない「気の利いた居酒屋」となります。
これまでも、夜には幾度と訪れているのですが、ランチ帯での訪問となると、実はこれが初めて。
夜帯にはバイトとおぼしきスタッフさんが居るものの、ランチ帯は店主さん1人でのワンオペの様子。
お一人で接客~調理まで手がけているからか、清掃が行き届いていない部分が目に止まりますが・・・この雑多な感じも含めて、雰囲気ある居酒屋に思えてしまいます。
ちなみに、この日の入店時刻は、開店から10分が経過したばかり。
ランチと呼ぶにはまだ早い時間ながら、既に奥の座敷には4人組のOLさんが来店中。
居酒屋営業帯同様に、ランチ営業時間も人気のあるお店である様子がうかがえます。
さて、肝心な注文ですが、
店内のランチメニューに目を向けると、表で見つけた以上の品数を発見。
旬の刺身や海鮮丼、更には中華丼やスパゲッティ(パスタでは無く、敢えてのスパゲッティ)なども揃っています。
ちなみに、同店の居酒屋営業帯にも、上記のスパゲッティが提供されており、〆にナポリタンやインディアンを頼むのが一時、私の習慣だったりしました。
ガッツリとご飯を食べるに際し、最もふさわしいのは・・・
定食もアリだが、丼も捨てがたい
でも、肉も食べておきたい今の私を、最も満たしてくれるのは一体・・・
と、思考を巡らせた結果、居酒屋ランチの定番「カツカレー」をオーダーすることに。
チキンカツに妥協できず、牡蠣フライ定食を頼んでみてものの、大誤算…
メニューの幅広さから悩むこと5分、意を決して「カツカレー」をオーダーすると
「スイマセン、今日、豚を切らしちゃってて
チキンカツのカツカレーなら出来るんですが、どうしましょうか?」
と、まさかの返答が。
鶏肉に対して悪意は無いものの、チキンカツと豚カツは、全く別の存在。
ここに来て、チキンカツで妥協する位なら、私を散々悩ませた、他のメニューへ鞍替えする方が正解に決まっている。
(ここまでの思考に掛かった時間は、0.2秒)
予想だにしなかった「豚カツ、品切れました」へのアンサーソングに、
「じゃあ、牡蠣フライ定食お願いします」との答えを反射的に導き出すものとなりました。
(この反射運動が、この後残念な結果に繋がるとは露知らず・・・)
※ ちなみに、このとき同席していたうちのかみさんは「お刺身定食」をオーダー
注文を終え、店内のPOPに目をやってみると、早くも忘年会のお誘いが。
要予約ながら、ここ「高」では、千葉じゃ珍しいあんこう鍋、すっぽん、ふぐ料理なども出してくれております。
残念ながら、こちらの鍋コースは頂いた事が無いのですが、日頃の鮮魚の美味さを知る立場としては、どれも間違いなさそうなコースばかり。
しかも、飲み放題が付いて5000円であんこう鍋を始めとしたコースがが頂けるのなら、なかなかのお値打ちじゃないでしょうか。
そんな忘年会のコース料理に目を向け、様々なシミュレーションを繰り広げてみたものの
「あ・・・忘年会やる様な友達、居なかったわ」
と、日頃の非社交的(良い意味で)な現実を突きつけられ、我に返ること7~8分。
まず先に到着したのが、私の注文した「牡蠣フライ定食」となります。
丼サイズの大きなお茶碗に、タップリのご飯。
そうそう、今日はなんと言ってもこの「白米」が食べたくて、ここまで来たんだ。
そしてオカズの方は・・・
ハムと柿をあしらえたサラダ、そして、ソコソコサイズの牡蠣フライが・・・3つ。
タップリ盛られたご飯に対するオカズの割合、ちょっと少ない様な・・・
それから待つこと数十秒で、かみさんの注文した「お刺身定食」が到着。
せっかくなので、こちらも写真に納めてみるべく覗くと、
盛り方にこそ難があるものの、その品数は1000円のランチでありながら、まさかの8品盛り。
嫌が応にも隙間が目立ってしまう大皿など使わず、1~2周り小さなお皿に盛り付けていれば、だいぶ華やかなお刺身盛りになっていた事でしょう。
夜ならこれだけで1500円は頂ける程に、豪華絢爛なお刺身定食。
対し、値段が300円安いものの、ソコソコサイズの牡蠣フライが3つの定食。
数の勝負を挑む訳ではありませんが、私の中で開催された勝負に於いては、完全に刺身定食が圧勝するものとなりました。
まあ、そうは言いつつ「美味い方が正義」という訳で、牡蠣フライを頂いてみます。
外観よりも身が詰まっている牡蠣フライは、旬と言う事もあって、かなりジューシー。
肉汁ならぬ、牡蠣汁がたんまり溢れてきます。
それを凌駕して目を見張ったのが、タルタルソースの美味さ。
ここ「高」のご主人は、和洋様々な料理の経験者だそうですので、このタルタルも間違いなく自家製でしょう。
牡蠣の殻を使った皿に盛り付けられた演出も素晴らしく、ご飯の進む牡蠣フライであることは間違いありません。
ただ・・・3つの牡蠣フライで丼ナイズのご飯を頂くには、ペース配分が実に難題。
結局、かみさんのお刺身を数枚頂いたのですが・・・やっぱ刺身、美味い。
牡蠣フライに対して、それはそれで満足したものの、目の前に並ぶ豪華絢爛なお刺身を横目に頂いてしまうと、敗北感が溜りません。
もしもこれがカツカレー(豚カツに限る)であれば、ソコソコの勝負に持ち込めていただけに、瞬間のジャッジが勝敗を分けるランチとなってしまいました。
■■ ブログランキングへの登録、始めました ■■
今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
こちらの「ブログランキング」をクリック頂けますと嬉しいです。
頂いたクリックを励みに、新しいお店探索に邁進させて頂きます☆
高
■ たか
■ 住所:千葉県千葉市中央区富士見1-7-7 富士見広田ビル 1F
■ 営業時間:11:00~13:30 / 17:00~23:30
■ 定休日:日曜日