スポンサーリンク

【閉店】らあめん花月の新メニュー「辛紅の薔薇 入山インフィニティレッド」を食べてみた

スポンサーリンク
LINEで送る
Pocket

数ヶ月に一度のタイミングで本ブログに出没する、らあめん花月嵐。

同東千葉店が近所というのも理由ですが、やはり花月が気になってしまう一番の理由は、月1で更新される限定メニューの存在でしょう。

 

ちなみに10月は、花月の定番メニューである黄金の味噌ラーメン(通称金みそ)に辛味アレンジを加えた「辛紅の薔薇」なる、キラキラネームな一品。

ネーミングセンスの残念さや、チェーン店レベルの激辛ラーメンなど、普段なら気に掛けること無くスルーするのですが、今回の辛紅の薔薇は、『あんにん』ことAKB48の入山杏奈がタイアップした期間限定ラーメンとのこと。

我らが千葉市民を代表するAKBメンバー、入山杏奈がタイアップした限定ラーメンとあらば、例えキラキラネームであろうとチェックしておかねば・・・

 

というのはあくまで建前。

本音はというと、現AKBメンバーの中で『あんにん』こそ、実は私の『推しメン』だったりします。

 

そんな『あんにん』とのタイアップとあらばスルーする訳に行かず、2ヵ月ぶりに「らあめん花月嵐 東千葉店」へ行ってきました。

推しメンの入山杏奈考案、ということで「辛紅の薔薇 入山インフィニティレッド」をオーダー

今回の期間限定ラーメン「辛紅の薔薇」ですが、前述した通り花月のグランドメニューである「黄金の味噌ラーメン(通称:金みそ)」に辛味チューンを加えた品。

キラキラした商品名が示す通り、「金みそ」に特製ラー油を加えて辛味を増しつつ、色味・香味野菜で華やかさも演出した品となっております。

 

が、しかし。

上記の「辛紅の薔薇」はデフォルト仕様となっており、これの上を行く、更なる「限定ラーメン」が存在するのです。

事の発端は、「辛紅の薔薇」を試食したあんにんが、

『もっと辛く出来ませんか?』とリクエストしたのが始まりだとか。

 

辛党を自称しているあんにんが、更なる辛さを求め「辛紅の薔薇」をチューンした限定ラーメン、となるのが

「辛紅の薔薇 入山インフィニティレッド」だ、そうです。

(このネーミングを見た時、花月が食券制でホント良かった、と心から感じた)

 

デフォルトVerを食べていないのに、一足先にピリオドの向こう側へチャレンジするのは心苦しいところ。

そうは言っても、所詮はチェーン店の提供する激辛ラーメン。

しかも、辛紅の薔薇より早く提供が終わる「超・期間限定」とあらば…

 

という事で、辛さレベル「∞(インフィニティ)」と称される、「辛紅の薔薇 入山インフィニティレッド」を注文してみることに。

※ 花月は食券制なので、口に出すことなく注文できたのは実に有り難かったです。

辛紅の薔薇 部分は美味しく頂けたものの、入山インフィニティには問題勃発・・・

辛さレベルインフィニティとは言っても、チェーン店の激辛ラーメン。

そこそこレベルの辛さであれば、スターを獲得した暴走クッパの激辛ナンを克服した私の前では、所詮敵では無い。

 

と、タカを括りつつも、辛さのあまりラーメンを完食できない万が一の事態に備え、サイドメニューにキーマカレーをオーダーしてみました。

注文から僅か3分で提供されたスピードメニュー。

昔懐かしい、銀皿に盛られた小ぶりなご飯のサイズは、お茶碗軽く一杯、といったところでしょうか。

その上にはタップリのキーマカレーとゆで卵のスライスとなり、絵面はなかなか良好。

 

それでは早速一口・・・あ、地味に美味い。

辛さは抑えられており、スパイスの風味は出ていませんが、カレーに数種のフルーツ的な甘みが加わっており、実に食べやすい。

サイドメニューながら、380円というお値段を考えると、もう少しボリュームを欲したい所ですが、シンプルな中に甘みと深みが感じられる、なかなかの優れもの。

 

余談ですが、私、花月のラーメンよりも、鉄板焼飯シリーズや、ニンニク豚めしが大好きでして。

まだまだ胃酸の働きが活発だった10年程前は、鉄板焼飯&ラーメンも余裕だったものの、近年はそこまで丈夫な胃腸を準備できず、鉄板焼飯はだいぶご無沙汰で。

同シリーズだけでなく、今回のキーマカレーの当たりも然り、ここ花月のご飯モノこそ、地味に美味い「影の主役」に感じていたりします。

 

キーマカレーの予想外な美味さに笑みを浮かべていた私の前に、いよいよ本日の主役が登場。

10月の限定ラーメン「辛紅の薔薇」に更なるチューンを施した「入山インフィニティレッド」となります。

 

深紅に染まった赤い器の中に、彩り華やかに浮かぶ具材たち。

白髪ネギにかいわれ、ワカメにキクラゲでしょうか。

赤いスープとのコントラストが生える、カラフルな具材が「辛紅の薔薇」の名に恥じない、キラキラした一杯を作り出しています。

 

が、しかし・・・

カラフルな具材以上に気になるのが、深紅の海の奥側へわずかに沈んでいる「赤黒いなにか」の存在。

恐らくこの「赤黒いなにか」が、インフィニティレッドを象徴する無限大の辛さを引き起こしているものと思われます。

という訳で、まずはかき混ぜること無く、手前(赤い辺り)のスープから一口。

 

金みそをベースにした甘みを追いかける形で、ラー油の辛味が加わってくるといった感じです。

まあチェーン店の「辛いラーメン」としては、程々の辛さに仕上がっており、辛いものが苦手な方でも頑張ればイケる

辛いもの好きにとっては、もっと上を与えて欲しい、そのレベルの辛さに思えます。

 

とはいえ、やはりベースとなっている金みそのコク、美味さが前提にあるので、さすがのクオリティですね。

加えてこの「金みそ」に使われている麺は、花月嵐の中でも珍しい中太麺。

デフォの中細麺は正直、好きになれないのですが、この中太麺は花月の中でも随一に美味い麺と感じます。

 

デフォの辛さと思われるスープ&麺を頂いた所で、器の奥にヒッソリ佇む「どす黒いなにか」をスープ全体へ広げてみることに。

案の定、先ほどまで器を覆っていた「辛紅」は色を失い、台風一過の都川を思わせる、澱み溢れたスープへと変貌。

 

この風合いからして、とてつもなく嫌な空気を感じるのだが、覚悟を決め

「南無三!!」とばかりにスープを口へ運ぶと・・・

 

あぁ・・・やっぱそうなったか。

予想を遙かに上回る、攻撃的・・・いや、これは攻撃なんて優しい言葉では収まらない、もはや破壊、ただの虐殺と呼んでも過言では無い。

当初は、多少の辛さに加えて、味噌の甘みとスープの旨味が確かに染み渡っていたものの、そこに「澱み」が加わったことで、全ての旨味は辛味という暗黒世界に統一されてしまった。

 

もちろん、食べられない辛さを誇る・・・という水準では無く、辛いものを好む層ならなんとか食べられるレベル。

がしかし、このスープから感じる味覚は「辛味」一辺倒となってしまい、あれほど濃厚に存在感をあらわにしていた味噌すら、そのか細くなった声を聞き分けることが出来ない程。

 

旨味すら覆い尽くすタチの悪いこの辛味ですが、スープを飲んだ後に残る、どことなくザラッとした粉っぽい感触から、恐らくジョロキアやハバネロ系じゃないでしょうか。

美しさすら感じる「辛紅」で統一されていたラーメンを、暴力的な辛味一色での統一を図る「入山インフィニティレッド」。

残念ながら、当初感じた旨味は忘却の彼方へと過ぎ去り、後に残ったのは、澱んだ辛味のみとなりました。

※ 一応完食はしましたが、スープは残念ながら残しました。

 

追伸:

この一杯を頂くまで、AKB随一の推しメンだった『あんにん』ですが、このラーメンを機に、少し嫌いになりそうです…

(とは言ってみたものの、やっぱ「カワイイ」は正義なんだよなぁ…困)

 

追追伸:

食後、この「入山 インフィニティレッド」について、ネット上のクチコミを見てみた所、

『大して辛くなかった』『普通に美味しかった』『もっと辛くても良かった』との声ばかり。

 

私と同じく『こんなん辛いだけで旨味無いわ』との声は、ほぼ見つからず…

私の味覚がついにバグったのか、それともネット民は皆、強がっているだけなのか。

はてまた、店舗毎に辛さの度合いが違うのか(東千葉店が必要以上に攻めてきた・・?)

いずれにせよ、謎が深まるばかりな限定ラーメンとなりました。

 

■■ ブログランキングへの登録、始めました ■■

今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、

こちらの「ブログランキング」をクリック頂けますと嬉しいです。

頂いたクリックを励みに、新しいお店探索に邁進させて頂きます☆

 

らあめん花月嵐 東千葉店

■らあめんかげつあらし ひがしちばてん

■ 住所:千葉県千葉市中央区東千葉2-32-7

■ 営業時間:11:00〜24:00

■ 定休日:無休

LINEで送る
Pocket

近所のオススメ飲食店をもっと探す


コメントは受け付けていません。