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稲毛区園生町の路地裏にたたずむ隠れた名店、中華 大王 クラシカルな醤油ラーメンと共に頂く、半チャーハンセット
本日は昼前より、フレスポ稲毛に所用が
こちらを片付けつつ、その足で近隣にてランチを頂くことに
さて、このフレスポ稲毛を訪れる度
以前から気になって仕方ないお店が1軒ありまして
車で幾度通ろうにも、勢い余って通り過ぎてしまう事、数回
今度こそは、と満を持して向かった先がこちら
まるで「龍が如く」の中にでも出てきそうなその風景
路地裏と呼ぶに、これ程相応しい雰囲気が他にあるものか?
と言うくらい、見事に完成された路地裏
その一角にたたずむ、中華のお店
その名も「中華 大王」となります
その店名からしても、路地裏の一角にお店を構えていそうな
いかにも、過ぎる名前の中華料理店
ただご覧の通り、奥まった路地に位置するお店だけに
外からでは、その様子が一切伺えないお店でして
しかし、こんな路地裏にたたずむお店が何年と続いているということは
その歴史に裏打ちされた絶品メニューが存在する事を暗に示すものとも言えます
その謎を解き明かすべく、本日のランチは
こちら、稲毛区園生の中華屋さん
「中華 大王」を訪れてみるものとなりました
ちなみに、同店に駐車場はありませんが
お店のある路地、そこから道路を挟んだ斜め向かいに
コインパーキングが1軒ありますので、本日はそちらを利用
フレスポ稲毛からも徒歩3分程、となりますので
同店で買い物等がある場合は、そちらを利用しつつ・・・も視野に入れて良さそうですね。
稲毛区園生町の路地裏にて長らく気になっていた中華料理店、中華大王をついに初訪問
龍が如く内であれば、間違い無くロッカーの鍵が落ちていそうな路地の突き当たり
そんな難易度高い場所にお店を構える、中華 大王
外から見る限りでは、入ってすぐにカウンター
その奥が厨房・・・といった様子しか伺えないのですが
いざ、店内へ入ってみると『奥へどうぞ』とのひと言からスタート
奥・・・?と、店内より中を見渡すと
お、意外や広いぞ、このお店
外観からは分からなかったものの
店内に入り、右手側にはテーブル席が完備
全体で10数名が収容できるスペースが用意されております
そんなテーブル席へと案内され、早速メニューの方へ
まずはこちらが、麺の部
ラーメンから始まり、肉ソバ、タンメン、五目ラーメンと
その場で食べ比べ無ければ、差異の分からない麺類が並ぶのは
もはや町中華の定番スタイルですね
加えて、博多ラーメンに大辛ラーメン
味噌ラーメン、そして冷やし中華の姿も発見
ただ、この手のお店で麺類を頂く場合
なんだかんだ言って、もやしソバに隠れた名品が潜んでいる頻度が高かったりもします
続いて、メニュー裏面に移りますと、
決して品数は多くないものの、
これまた定番と呼ぶに相応しい一品料理の数々
そしてお隣は「飯の部」と称され
チャーハンにカレー、親子丼にかつ丼
そして極めつけとなる、中華丼までが並ぶ品揃え
麺類もさることながら、ご飯ものにも気になる名前が並んでいる反面
決定打となる「中華 大王」らしい、この店ならでは・・・な品は見当たらず
となると、お得さを感じるセットに移るべきか?
と、壁側のセットメニューをもチェック
スマホのポンコツぶりより、またもやピントがブレてしまいましたが
・チャーハンセット
・ラーメンセット
・ラーメンライス
・餃子ライス
といった4つのセットメニューも提供
更にお隣は、曜日毎のサービスメニューとなっており
どれも通常価格より100円引きでの提供となっております
といった所が、中華大王のメニュー一覧となる訳ですが
やはり、ここまで見渡しても決定打は見当たらず
どれにすべきか悩んでいる所へ、お店の方が注文を取りに再訪
あまり待たせる訳にもいかず、焦った結果
「チャーハンセット(ラーメン&半チャーハン)」を頂いてみるものとなりました。
クラシカルながら丁寧な調理の醤油ラーメンと共に頂く、パラッと仕上げな半チャーハン
この日、お店を訪れた時刻は11時を少し過ぎたばかり
先客は1組のみとなっており、雰囲気としてはまだ忙しさを感じません
が、お客さんの数に比例しない慌ただしさを見せる厨房内
どうやらこちらでは出前等も受けている様でして
そちらの注文が既に多く入っている様子が伺えます
厨房内を切り盛りしているのは、年配の男性と
その息子さん・・・でしょうか
更に、奥様と思しき女性もおり
家族経営であることをを想像させる、和やかな雰囲気
中でも、息子さん(と仮定)の
『いらっしゃいませ!』
『ありがとうございます!!』
といった声が心地よく響いており
元気さも相まって、店内に明るさを感じさせてくれます
そんな活気ある店内で待つこと数分
お盆に載せられ配膳された、本日のランチがこちら
稲毛区園生町の中華 大王にて頂く
「チャーハンセット(900円)」となります
チャーハン、ラーメン共々
器に刻まれた「大王」の文字が、その歴史を無言で語っており
その重責に比例するかの如く、いずれも昭和クラシカルを継承した2品
まずラーメンですが、
綺麗に透き通ったスープに、薄く膜を張る香味油
トッピングには、チャーシューに海苔、メンマ
かいわれになると、ゆで卵と、想像する通りのラインナップ
ただ、このラーメン単品であれば、お値段は500円ですから
その価格を鑑みれば、非の打ち所が見当たらない一品、と言えそうです
それでは早速、スープより頂きましょう
ベースの出汁は鶏ガラ系に香味野菜ら、でしょうか
強くは出過ぎておらず、また酸味やエグミも無し
万人に好まれる、安心安定の味わいとなっており
強い特徴は見せていないものの、
オーソドックス且つ、丁寧な処理を感じさせます
屋台骨を共に支える醤油も強くは出ておらず
色味の通り、優しくスープに風味を添えており
古き良き時代を思わせる、そんな醤油ラーメンといった印象ですね
続いて、麺の方に移ってみますが、
こちらも、クラシカルなスープに準じた中華麺
決して強く主張することは無いものの
スープと共に、昭和の歴史を物語るかの様な仕上がりとなります
麺量も決して多くは無いので
ラーメンのみで満腹を得るには厳しく思いますが
それを前提としたかの様な、お値段500円というリーズナブルさ
この値段を前提に考えれば、
やっぱり申し分無い一杯と言えそうです
続くトッピングの方ですが、
かいわれになると、と順に頂く中
思わず手を止めてしまったのが、チャーシューの仕上がり
柔らかさもさることながら、しっかり染み入った味付けが好みでして
これならむしろ、チャーシューメンに期待を寄せたくなる存在感を受けます
そんな期待値上昇中のチャーシューが
具材として最大限に活きているのが、
こちらの半チャーハン
全体的に黄色みを帯びている通り
しっかり玉子が絡んだ、黄金色の仕上がりとなっております
お米全体が、綺麗に油分を纏っている事もあってか
塩・胡椒らによる味付けは控えめとなっているものの
それでも余りある程、お米全域へと均一な味付けが行き渡っています
そして、こちらのご飯で最も主張激しいのが
前述した通り、丁寧な調理を施されたチャーシューの存在
ラーメンに比べると、大ぶりにカットされた状態で使用されており
同じチャーシューでありながら、商品毎に微細な手を加えている様で
こういった細かな作業にも、思わず目が行ってしまいますね
話は再び、ラーメンへと戻りまして
ここからは、味変にと卓上調味料をプラス
まずは定番、白胡椒を加えることで
控えめだった塩味に、プラスαのアクセントを追加
続いて、トッピングへと進み、
お次は、ゆで卵へ・・・と進んだものの、
気合いの固茹で玉子、らしく
箸で持った瞬間、白身と黄身がツルッと分離
この様子もまた、昭和ノスタルジーを感じずにはいられません
さて、そんな味変を楽しむ中で
ちょっとイタズラ心をくすぐってくるのが、
こちら、大ぶりなボトルで提供されている、おろしニンニク
本来は、味噌ラーメンあたりへの使用を前提としているのでしょうが
このアッサリ仕立てな醤油ラーメンに
ガツンと響くニンニクとのマリアージュを試したくなってしまうのです
それでは少量を・・・
と取りだしたものの、その器の形状もあって、
勢い余ってたっぷりめのニンニクが投下(汗)
ちょっとやり過ぎたかな?
と不安に思いはしたものの、これがむしろ好感触に
アッサリした味わいが身上、と思われる醤油ラーメンですが
やはり、昭和から平成、そして令和を渡り歩いてきた私としては
例えあっさりでも、もう一捻りが欲しい、というのが本音
その願いを見事に満たしてくれたのが、このおろしニンニク
シンプルながら実直な味わいであったラーメンに
ガツンとした風味を宿したことで、どちらの味わいも引き立つものに成長
結果、毎度味わっている様なジャンクさも帯びてしまいましたが
なんだかんだ、ここに行き着くき満足出来るのも、
ラーメンが持ち合わせる万能さ故、でしょう
と、そんなこんなで初訪問を果たすものとなった
稲毛区園生町の中華 大王での初ランチ
ご近所に住んでいて、出前をお願いできたら最高だろうなぁ
と感じさせてくれる、趣ある町の中華屋さん
といった印象を強く受ける初訪問となった一方
いずれかの名物が隠れている雰囲気を醸し出しながらも
今回の初訪問では、それを探し出すに至らなかったもどかしさも
幸い、足を運ぶことの多いフレスポ稲毛の周辺ですし
今後も定期的にお店へ通いつつ
大王の大王たる所以を、是非とも探し求めてみたい、と思わせてくれる初訪問となりました。
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中華 大王
■ ちゅうか だいおう
■ 住所:千葉県千葉市稲毛区園生町1306-6
■ 営業時間:11:00~
■ 定休日:火曜日