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千葉富士見町の薬膳火鍋 九里香 ウマ辛シビスープに具材多彩なマーラータンがラーメンに!?
12月も後半となり、間もなく子供は冬休みへと突入
となれば、ランチへ出られるお店も限られることから
カミさんと2人、子連れでは行きにくいお店にしようと画策
子連れでは行きづらいランチ・・・
といえば、思いつくものはいくつかあるものの
せっかくならば、気に掛けていたまま未訪問のお店へ、との話に
加えて本日もまた、朝からゾッとする様な冷え込み
子連れでは行けない、且つ温まれそうなランチを・・・
その結果、辿り着いた先が千葉中央の富士見町
ナンパ通りにある和菓子店、とらやの2Fにお店を構える
薬膳火鍋 九里香となります
店名通り、火鍋を頂けるお店となるのですが
同店のランチでは、マーラータンが提供
加えて、このマーラータンに
「面白いカスタマイズがある」
との情報を得て以来、気に掛けていながら足を運べず
ようやく、重い腰を上げての初訪問となりました。
千葉、富士見町の薬膳火鍋専門店 九里香をランチ初訪問 ランチには火鍋に加えマーラータンも
という訳で、本日足を運ぶものとなった
千葉中央、富士見町にある薬膳火鍋 九里香
その店名通り、火鍋を中心に提供するお店となりまして、
夜はもちろん、ランチ帯からでも同鍋を頂くことが出来るお店
火鍋については、1人前から注文が可能となっており
鍋に追加する具材は1,780円のセットだと、6品を選択することが可能
それ以外にも、豚バラを始めとした各具材に合わせ
3,280円~4,280円の食べ放題コースが用意されるお店となっております
ここで、ちょっと分かりづらいのが
鍋の具材を選択出来る、というシステムになるのですが
これを分かりやすく解説するには
もう一つのランチメニューとなる、
こちら、スープ春雨こと
「マーラータン」について説明する必要があるのかと
同店のマーラータンは、赤・白と2種のスープが用意されており
白の辛さ無しから始まり、
赤については小辛~爆辛まで8段階の辛さが選択可能となっております
そして、同マーラータンについては
お値段750円となっており、店内にある数十種のトッピングから
3品を選び、調理して貰うスタイルとなっております
肉類各種に魚介類や練り物
もちろん、野菜も多数取り揃っており
小分けにされた1人前ずつがズラッと並ぶものとなりまして
これらの中から3品が選択可となる他、1品110円にて追加も可能に
そんなトッピングについて、マーラータンでは3品が選択となるのに対し
火鍋であれば、6品までを選択することが可能、といったシステムとなります
また、上記した以外にも追加具材が用意されており
上記の通り、少しお値段は張るものの
いも豚のバラ、ロース、ラムや牛バラも50g単位で追加が可能
そして、最後となりますが
同店最大の特徴となるのが、メインとなる春雨
こちらは茹で加減を柔らかめ~固めまで選択出来るだけで無く
なんと、無料で中華麺に変更することが可能となるのです
その辛さやスープの美味しさについては納得のマーラータン
ただ、主食が春雨という部分に食べ応えを感じず
どうにもこれまで、あと一歩を踏み出せずにいた理由となるのですが
主食となる麺が「中華麺」に変えられるとあれば、話は大逆転
これぞ冒頭でお伝えした
「面白いカスタマイズ」その正体となるのです
さて、そんな感じに辛さや具材らをお好みにカスタマイズ出来る上
麺までをもカスタマイズ出来てしまう同店ですが
本日頂くのは、当然、辛さを味わえる赤スープ
こちらを、8段階ある辛さのちょうど真ん中
「激辛」にて頂くと共に、春雨を中華麺に変更しオーダー
カミさんの方は辛さ最弱となる「小辛」を
春雨で選択、それぞれ注文を進めるものとなりました。
多彩なトッピングに辛さのカスタマイズ、数ある卓上調味料で自在に味変を楽しむマーラータン
この日、お店に着いた時刻は、開店直後となる11:30
すでに先客が1組いた店内に2番手として入店した私たち
ですが、その後も続々とお客さんは押し寄せ
12時を待たずに店内は早くも満席
更に驚かされるのが、店内の女性比率の高さ
この日に限って言えば、私を除くお客さんは全て女性
ビルの2Fという立地ながら
そのハンデを感じさせない、密かな人気店ぶりを感じさせます
さて、そんな店内にて注文より待つこと6~7分
想像よりも手早い調理で提供された、本日のランチがこちら
千葉・富士見町の薬膳火鍋 九里香にて頂く
赤スープ春雨(中華麺に変更)の激辛カスタマイズ
豚バラ&もやし&ほうれん草&スパム&味玉トッピングとなります
通常価格では全3品までのトッピングとなる同品ですが
当然、3品で抑えきれる訳がなく、追加で2品を加えた本日のランチ
また、激辛に辛さを増した事による差となるのが
麺の登頂にトッピングされた唐辛子の存在、となるようで
比較対象として、カミさんのオーダーした「小辛」と見比べますと、
スープの色味こそ、そこまでの差を感じませんが
トッピングの差異で伝わる辛さについては、別企画である事が伺えます
それでは早速、スープの方から頂いてみましょう
一口目に分かりやすい程飛び込んでくるのが、そのシビレ具合
山椒、いや花椒でしょうか
ビビッと来るシビれが心地よく響いてきます
それを追う形で、尖った辛みも伝わるのですが
これも1種では無く、複数唐辛子の辛みを感じさせます
ですが、ただ闇雲に辛いだけでは無く
スープの持つ旨味も、意外?なほどにしっかりしており
薬膳特有の苦みは控えめ、純粋に動物系出汁の旨味を感じさせてくれます
イメージしていたマーラータンよりも
むしろ台湾ラーメンなどに近い味わいとなるスープですが、
となれば、もちろん気になるのは麺との相性
麺のボリュームは一般的なラーメンより控えめとなる
120g前後といった量でしょうか
具材が多い&カスタマイズ出来るマーラータンだけに、麺量を抑えているのかも
頂く麺については、特別な拘りやスープとの相性を考えた品
といった印象は受けないものの、動物性の旨味がしっかりしている
スープとの絡みには申し分無い味わいでして
旨味がしっかりした、このスープであればこそ
春雨だけでなく、麺との組み合わせを楽しめるとも言えそうです
そして、ここからはカスタマイズしたトッピングの方へ
まずはもやしにほうれん草
マーラータンと言うよりも、完全にラーメン寄りのトッピングですが
どちらも、辛さのしっかり尖ったスープに良く合う具材となっています
続いてのトッピングは、
こちらの豚バラ肉
これもまた、マーラータンに良く馴染むトッピングで
同品については、デフォの3品にて選択が可能となります
なお、ラムや牛バラについては
別料金でのトッピングになりますが、その分ボリュームも50gからとのこと
肉系ガッシリしたトッピングであっても、
このスープ、そして中華麺とであれば面白い組み合わせが試せそうな予感です
そして、別料金にて加えていったのが、
こちらのランチョンミート
私の中で、火鍋のトッピングには欠かすことが出来ない品
となってくるのが、このランチョンミートでして
なにがズバ抜けている訳でも無ければ、特別な食べ物でもない
だけど、あったらあったでテンション上がる、そんな存在
その味わいも、知っての通りジャンクなものとなるのですが
このジャンクさが、尖りに尖った辛みに良く合うんですよね
またこれに加え、味玉もトッピングしておりまして
これがまた、作り置きして保存されていることからか
とにかく、調味料の染み入り方が尋常じゃあない
一般的なラーメンのトッピングに加われば
味の濃さ故に勝ちすぎる感を受ける味付けですが
スープの旨味に加え、突き刺す辛みもある同品だけに、この味玉も良い仕事を果たしてくれます
そんなデフォの状態でも、楽しみ満載なマーラータンですが
こちらでは卓上調味料だけでも、
この通り、全8品がそろい踏みとなります
なお、これに加えて
先ほどご覧頂いた各種具材の脇には、
火鍋用となる各種付けダレも用意されているのですが
どうやらこちらの品も、マーラータンに利用が可能な様子で
(お店の方には未確認ですが、他のお客さんが使っていたので、恐らく・・・)
辛さに具材、麺に至るまでカスタマイズが出来るだけで無く
更には、各種調味料による味変も自在となるマーラータン
ちなみに、この日追加で加えたのは
・クミン
・山椒オイル
・おろしニンニク
の3品となるのですが
この中でも、特に秀逸な味変を見せたのがクミン
独特の強い香りにほのかな苦みが加わるのですが、
これがベースのスープに良く馴染むのです
単体で頂くクミンとは、全く異なる表情を見せまして
まるで化学反応の様な、予期せぬ味変に
追加で加えた山椒オイルらでシビレと辛みも引き立つ、見事な一杯となりました
という訳で、オープンから数年が経過しているものの
今更ながらの初訪問となった、富士見町の薬膳火鍋 九里香
同店にて初となるマーラータンこと、スープ春雨を頂きましたが
しっかりし過ぎな辛さにシビレ
それに負けないスープの旨味
更には、多彩なトッピングに加え、各種味変出来る調味料
そしてなにより、それらを中華麺で頂く、衝撃的な一杯を存分に堪能
今回は初訪問故、麺を通常サイズにしたことから
ボリューム面ではいささか不足を感じましたが
麺の増量はもちろん、〆として玉子かけご飯の注文も可能に
前述した「タレバー」には肉味噌なども並びますので
これらを併用することが出来れば、相当に豪華な〆ご飯を味わう事も出来るのかと
なにより、多彩すぎるトッピングに辛みの調整
更には、卓上調味料の豊富さによって
様々なテイストに姿を変えられるのも、同店ならではの魅力でして
同組み合わせ次第で、全く新しい
自分だけのマーラータンを生み出せそうな可能性の深さ含め
今後も定期的に足を運びたい、そんな1軒となりました。
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薬膳火鍋 九里香
■ やくぜんひなべ くりか
■ 住所:千葉県千葉市中央区富士見2-12-1 虎屋ビル 2F
■ 営業時間:11:30~14:30 / 17:00~23:00 [土・日・祝]11:30~23:00
■ 定休日:無休