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稲毛区山王町の担々麺の名店、白虎飯店を初訪問 濃厚な胡麻香る担々麺もさることながら、サイドメニュー「半中華丼」が立派すぎた
『え、白虎飯店、知らないの!?』
・・・え、なにそれ?オイシイの??
1ヶ月半位前の事
友人らと飲みに行っていた際に、ふとした会話で話題に挙がった、白虎飯店というお店
聞くところによると、その濃厚な胡麻の風味は超一流
千葉を代表すると言っても過言では無い、担々麺の名店なんだとか
ただ、お店のある場所は稲毛区山王町
住所的には稲毛区となっているものの、数百メートルも進めば四街道市に突入する、いわば千葉市と四街道市の境界線エリア
私自身も普段、あまり足を伸ばさない地域故に、完全に見過ごしていたお店の1つとなります
ですが、千葉を代表する域に達する担々麺
と聞いてしまった以上、見過ごすことはできず
機会を探ること、約1か月
(この間、暑い日が続いたこともあり、冷やしメニューに傾倒していたことも遅れた理由です)
まだまだ残暑は続くものの、この日は午前中から都賀の鍼灸院に出向いていたことから、その帰り道(といっても逆方向ですが)がてら、向かった先は稲毛区山王町
六方町の五叉路を四街道方面に進み、あと数百mで四街道となる一軒家が並ぶ通り沿いにある
こちら、白虎飯店を初訪問するものとなりました
さて、見た所駐車場らしき姿は見えないものの、
お店の前には、「P」を示す看板を発見
※ この矢印ですが、四街道方面からは見えるものの、千葉方面から来るとブロックに隠れて見えない、というトラップが仕掛けられています
この矢印に従い、お店の向かいに目を向けますと、
どうやら、こちらの敷地奥に駐車場が設けられているようです
という訳で、こちらに車を停めつつ、開店まで残り10分を車内で待つものとなりました。
JR四街道駅から車で5分、稲毛区山王町 担々麺の名店と名高い「白虎飯店」を今更ながらの初訪問
この日、お店の前に着いた時刻は11:20
開店時刻は11:30からとのことで、残る10分を向かいの駐車場に車を止めて待つことに
ちょうどこの日は木曜日とあって、お盆休みで合併号だったヤングジャンプが2週間ぶりに発売
いよいよ佳境に入った、三大天李牧との戦い(キングダム)、その興奮冷めやらぬまま、待つこと数分
いよいよ、開店時刻となる11:30に到達となりました
お店の前に向かうと、
営業開始を知らせる看板を発見
店外には半ライス&餃子、半中華丼、半チャーシュウ丼といったサイドメニューが提示
チャーシュー丼、餃子は一般的として、半中華丼というのは珍しい1品ですね
これはもう、半中華丼はマストな一品と確信
ひとまず、メインのメニューは後ほど決めるべく、まずはお店の方へ
開店直後に出向いたため、当然ながら先客は無し
カウンター席に陣取り、メニューの方をチェックしていきます
事前の情報で「担々麺の名店」と利いていただけに、同品を中心にしたメニュー
と思いきや、意外な程に麺類は充実しており、
・醤油らー麺
・ワンタン麺
・白虎らー麺
などなど、ラーメン専門店というよりも、町の中華屋さんらしいラインナップとなります
また、説明書がされた黒板によると
現在は麺類中心での提供を行っているとのこと
体調不良かなにかがあったのでしょうか?
麺類中心で・・・の意味するところとして、元々はそれ以外のメニューも取り揃えていたのかも知れません
まあ、私の目的は担々麺ですから問題無いものの、個人事業は身体が資本ですから、ご自愛頂きたいです。
その他にも、麻婆麺やたん麺
焼きそば類にジャージャー麺なども並ぶ中、唯一赤字で縁取られているのが「担々麺」となります
事前の情報通り、こちらがお店にとっても一押しであるのは間違い無い様子
ひとまず初見となる今回は、お勧めとされる担々麺
これに、サイドメニューとなる「半中華丼」を付けてオーダーするものとなりました。
もちろん頂くのは、胡麻風味香る担々麺 サイドメニューの半中華丼も見過ごせない一品だった
注文を終えながらも、再度メニュー野続をチェックしてみると
麺類中心のメニューで提供、との説明書はありましたが、良く見ると
・中華丼
・天津丼
・麻婆丼
といったご飯もの、更には焼き餃子もメニューに発見
今回は初見のお店、且つ私の目的が担々麺であったことから
小麦類を食べないカミさんを置いてきて、1人での訪問となったのですが、上記したご飯ものもあるのなら、カミさんも同伴出来た様です
・・・ま、1人でのんびり食べようっと。
今日の所は担々麺が目的だけに、これで問題は無いのですが
もう一つ、メニューを見ていて気になったのが、白虎らー麺
概ねどこのお店も、自慢の一品に対し「店名」を付けるものとなるのですが、前述した通りこちらの名物は、自他共に認める担々麺
となると、店名を飾る白虎らー麺の正体はどの様な品になるのか、ヒントひとつ見えないメニューを前に、これは気になる品となります。
そんな謎を抱えながら、待つこと10分弱
サイドメニューとメイン、共にトレイへ乗せられ現れた本日のランチ
稲毛区は山王町の白虎飯店で頂く
「担々麺」と「半中華丼」となります
見るからに、濃厚な旨味を感じさせる担々麺
胡麻の香りが、ファインダー越しにも香ってきそうな、美しい色合いを醸しだしております
そしてサイドメニューの中華丼ですが
これでハーフ?と疑いたくなる、これまた大ボリュームな中華丼
しかも、ボリュームあるのはご飯だけで無く、具材に至るまで
両者合わせて950円となりますが、早くも良好なコスパ感が伝わってきてしまいます
さて、まず頂いてみるべきはこちら、
担々麺の方から、となります
濃厚そうな胡麻スープに、差し色として輝く深紅のラー油
トッピングの方は、かいわれ?スプラウト??
その下にはメンマ、更には肉味噌でしょうか
最近は個性的な担々麺が増えてきただけに、シンプルな担々麺らしい姿が、懐かしくも見えます
それではまず、スープの方より一口
ドッシリした胡麻のコクが一気に広がる、この濃厚な味わい
その甘みとコクに押されつつも、徐々に顔を出してくる辣油の辛み
甘みを先に感じる事で、遅れてくる辛みを強く感じさせる、これは見事な設計です
しかも、一口目に飛び込んでくる、胡麻の風味も実に豊か
1種2種では無く、複数の胡麻を使用しているのでしょうか?
トロっとした濃厚さが舌に絡みつき、旨味と辛みをしっかり感じさせます
このスープと共に頂く麺の方は、
こちらは中太でツルッとしたもっちり食感の麺を使用
スープの粘度が粘度だけに、有無を言わさず麺がスープを運んでくれます
柔らかめな茹で加減となっており、幅広く好感が得られそうな麺となっております
さて、そんな担々麺ですが
口当たり良い胡麻を感じるだけに、当初は辛みを感じなかったものの
これが、食べ進めていくと、なかなかどうして、しっかり辛いのです
ご承知の通り、私はかなりの辛党にはなりますが
それをしても辛いと感じ、気付けば吹き出す汗でダクダク
そんなタイミングで、ふと目に入ったのがこちら、
担々麺らしい、これまた定番トッピング
肉味噌、となります
一口、こちらを頂いてみると・・・あ、甘い
しかも、多彩な味わいではあるものの、結構な濃度で甘めに仕上げられています
という事は、この肉味噌を全体に広げる事で、味わいが変わるのでは?
そんな確信めいた閃きの元、肉味噌を全体へ広げてみると
予想通り、先ほどまで感じていた、鋭敏な辛みが姿を弱めました
濃厚な胡麻、鋭敏な辛みの辣油、甘みを引き出す肉味噌
三者の見事な共演で、質実剛健な担々麺が見事に生み出されています
さて、お次はサイドメニューの方へ
向かうは勿論、この具沢山な半中華丼となります
「半」と名付けられてはいるものの、こちらのご飯が盛られているのは小ぶりな丼
そこにご飯をたっぷり盛り付けた上、具沢山な中華餡
小食なOLさんなら、これ一杯で満足・・・いや、下手したら完食できないほどのボリュームになります
そんな中華丼の具材はと言うと、
定番ではあるものの、イカに白菜、人参に豚肉
竹の子に青梗菜、ハムにキクラゲと、実に豊富な具材を使用
餡の味付けは甘めながらも、水分多めのしっとり仕上げとなっており、餡そのものはスープの様に軽めとなります
これらを吸い上げたご飯ですから、説明する間もなく、美味しい仕上がりに
辛めの担々麺を頂く、束の間の箸休めとして口に運ぶも、最終的にはそのボリューム故、箸休めどころか主役級の働きを見せるものとなりました。
といった感じで、今更ながらの初訪問を果たした、稲毛区山王町の白虎飯店
お店の雰囲気からして、歴史ある町の中華屋さんといった様子が伺えますが
それでありながら、担々麺には格別な拘りが伝わって来るものとなりました
ただ、事前に聞いていた情報が不確かだったのか、過剰すぎたのか
聞いていたイメージとは、どことなく違う気がするような、しない様な…
まあそれであっても、胡麻風味のしっかりした担々麺は、稀少な存在になりつつある昨今
これを機に、定期的に足を運びながら、その他の麺類やサイドメニューも頂いてみたいお店となりました。
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白虎飯店
■びゃっこはんてん
■ 住所:千葉県千葉市稲毛区山王町45-71
■ 営業時間:11:30〜14:00
■ 定休日:月曜日、金曜日