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九十九里海岸手前で見つけたオシャレカフェ Sghr cafe Kujukuriで頂く、甘さ控えめもポップなかき氷「甘酒エスプーマ氷」を食べてみた
念願だった、「しあわせラーメン金の糸」を訪れた日のこと
この後は東金アリーナへ向かい、プロレス観戦・・・となったものの、この時点で時刻は15時少し前
アリーナが会場となるのは16時となっており、まだ1時間ばかりの猶予が
残る時間を車の中で過ごし・・・と思ってはみたものの、中年男性2人で車内にいたところで、会話が弾む訳も無し
せめてもの時間つぶしになれば、と近隣のお店を探してみると、車で10分程の距離に小洒落たカフェがあるとのこと
中年男性が二人、車内で時間を潰すのをどうかと思い
かといって、カフェに二人で向かうのも、これまたどんなもんだろうか?
いや待て、「おっさんずラブ」が映画化する程受け入れられている今のご時世なら、それもまた流行りの最先端と呼べるのでは?
そんな事を思い浮かべながら、車を九十九里方面へ走らせること10分少々
ナビにしたがってはみたものの
「本当にこの道で合っているのか?」と、疑問を感じずにはいられない、自動車教習所の脇道を進んだ先に出てきたのが
こちら、Sghr cafe Kujukuriという名のオシャレカフェ
見るからに、男性二人の入店を拒んでいる白を基調とした外観
ですが、ここは普段食べ歩いている地元では無く、太平洋を目の前にした九十九里
いかにも訳ありそうな男性二人が、カフェに足を運んだとして、それを詮索するような野暮さは無いはず
そんな身勝手な予想を企てながら、中年男性二人が雁首並べ、Sghr cafe Kujukuriへと歩を進めるものとなりました。
九十九里海岸手前、自動車学校の脇道で見つけたオシャレカフェ Sghr cafe Kujukuri
あと車で5分も走れば、九十九里海岸に到達と
すぐ目の前に海岸線を控えた、九十九里自動車学校
その脇道を入った先に、広々とした駐車場、更には工場?でしょうか??
これらを敷地内に備えたお店となるのが、プロレスまでの時間つぶしに立ち寄ったSghr cafe Kujukuri
その外観が指し示すかの如く、店内の様子もまた、
白の壁と木目を基調としたオシャレな空間が広がっております
窓も大きく取られており
テラス席も完備しつつ、採光も文句なしの絶景スポット
明らかに中年男性二人が入店するにそぐわないお店
リアルに「おっさんずラブ」を再現しようにも、あれは田中圭だから許されるのだと、早くも反省
しかし、そんなお店であってもメニューの方には、中年を温かく迎え入れてくれる様な品が・・・
・・・やはり、こちらもまた中年男性2名の入店を、無言の圧力で拒否する品々ばかり
とは言え、土地勘の無い東金~九十九里エリアにて、これ以上お店を探す余力も知識もなし
ここは度胸試しとばかりに、いざ店内へ
当然の如く、店内に居合わせるお客さんの90%が女性
僅かばかりに男性の姿を見付けるものの、カップルでの入店となり、男性2名での入店は当然ながら私たちのみ
スタッフさんが怪訝な表情を浮かべようものなら、逆ギレする準備を整えたものの、
そんな様子を見せる事なく、席の方へ通されるものとなりました
あらためて確認するメニューですが、
カフェご飯らしい小ぶりなサイズも、彩りと品数を豊富に備えることで、SNS映えしそうな品が中心
続いてのページには、
ピーナッツバターを使ったオープンサンドやキーマカレーの姿も発見
サイズは小ぶりとなっているので、これならラーメンを平らげてきた今のお腹でも、受け入れることが出来そうな気がします
続くページに目をやると、
お、かき氷があるじゃないか
しかも2種!
一方は甘酒エスプーマ氷
もう一方は、これまた謎が深まるバタフライピー氷とのこと
なんとなく想像が付く甘酒はともかく、バタフライピー?なる品が何者なのか
ここぞとばかりに調べて見た所、どうやらハーブティーの一種とのこと
タイではポピュラーなハーブらしく、アントシアニンを多く含んでおり、眼精疲労に効果があるのだとか
効果の有無はともかく、その青々としたかき氷、これは面白そう・・・
ひとまず候補の一角に定めながら、次なるメニューへ
先のページはスイーツ系となっており、
スコーンにチーズケーキ
ガトーショコラにティラミスと、定番ケーキが揃い踏み
そして最後は、
季節のドリンクメニューとなり、
・エスプレッソソーダ
・ローズとグレープフルーツのソーダ
などが提供されているとの事
軽めの食事でオープンサンドにするか
それとも、カフェらしくかき氷にするか・・・うーん、悩ましい所です。
ランチ後のカフェタイムにデートで訪れたいオシャレなお店で頂く、甘酒エスプーマ氷
食事で行くか、スイーツで行くか
二択を悩んでいる私の前に、店員さんからお水を
そしてお隣には、謎の白い品
お茶菓子の様なものかな?と思っていると、店員さんがここにお水を投入
すると、白いお茶菓子はみるみる膨らみ、なんとおしぼりに姿を変えてしまったのです…
あと数秒遅ければ、このおしぼりを私は間違い無く、口に運んでいたはず(汗)
九十九里とは言え、さすがオシャレカフェ
私の発想の内には無い、まさかの驚きアイテムが登場!
危うくおしぼりを食べてしまう失態を犯す、すんでの所で踏みとどまり、早速オーダーへ
決め手には欠けたものの、ここは物珍しさから
「バタフライピー氷」を頼んでみると・・・
『すいません、本日は売り切れてしまいました』とのこと
それならば仕方ない、ともう一つの候補であった
「ピーナッツバターのオープンサンド」を頼んでみると
『すいません、食事メニューは14時まででして』との返事が
うーん、入店からわずか5分で2度もフラれるとは、相変わらず持ってないなあ
まあ仕方ない、ここは第三の手札を切り
「甘酒エスプーマ氷」を頂いてみようと思います
一時、甘酒が流行りだした頃、我が家にも同ブームが到来しており
様々な酒粕を取り寄せたりなど、色々な甘酒を試していたウチのカミさん
その様子を生暖かい目で眺めつつ、たまに頂いてはみるものの
どうも甘酒という飲み物?に愛着が沸かず、敬遠しがちだったのですが
そんな甘酒と、なんの因果かこんなタイミングで出会うとは
しかもエスプーマにしてのかき氷、一体どんな品になるのでしょうか?
注文から待つこと10分、一足先に到着していたアイスコーヒーと共に頂くのが、こちらの品
九十九里のSghr cafe Kujukuriで頂く「甘酒エスプーマ氷」となります
見た感じは、白いかき氷の上に、もうワントーン濃い目の白をあしらった、その名の通りエスプーマなかき氷
白に白を重ねただけでは、色合い的にも地味であったからか、カラフルな「おいり」をあしらい、パステル調に仕上げられております
せっかくの可愛らしいかき氷となるので、登頂からもうワンショット
うーん、女性とデートで訪れたお店で頂くのなら、悪くないショット
しかし、今私の目の前にいるのは40を越えたオッサン
しかも目的はデートでは無く、永田裕志主催の新日本プロレス
目の前にしたかき氷との間にあるギャップの深さに、自分でも泣けてくるところですが、さっそく頂いてみましょう
遠目で見る分には、どこかしこも真っ白なかき氷
しかし、スプーンですくい上げてみると分るのですが、氷の上にはエスプーマ状のソース?が掛かっています
こちら、その色合いが示す通りヨーグルト風味になっており、言われてみると甘酒の様な風味も
ただ、ヨーグルトの酸味が強くなっているので、甘酒特有のクセは感じず、食べやすい味わいに仕上がっています
また、ヨーグルトがエスプーマに仕上がっていることで、氷に染み入ると言うよりも、氷を包み込む形でコーティング
これによって、ソースが全体には行き渡らないものの、氷を溶かすこと無く、頂く事が出来ます
そして、カラフルな「おいり」ですが
まあ、こちらの存在は見た目のみ、といったところでしょうか
かき氷に対し、食感でのアクセントは与えますが、味わいをプラスする訳でも無く、彩りのみを担当
男性目線では、必要性を感じないアイテムですが、女性からすればこの手の華やかさも、目を止める要因になる訳ですね
そんな具合に食べ進めていきますが、
この通り、最後に至るまで甘酒ヨーグルトのエスプーマがしっかり残り、氷を美味しく包み込んでおります
最後の1口に至るまで、その味わいを感じさせるためのエスプーマ、
という事でしょうが、これは新しいタイプのかき氷との遭遇となりました。
そんな感じで、たまたま立ち寄っただけながら、新感覚のかき氷と出会えた、九十九里のSghr cafe Kujukuri
今回頂いた「甘酒エスプーマ氷」に使用している甘酒は、地元九十九里の「甘酒美人」という銘柄であったり
また、今回は頂けなかったものの、ランチ帯に提供される「オープンサンド」に使用しているピーナツバターも、同地のお店の商品を使用しているなど、ただオシャレなカフェと言うだけで無く、九十九里各所のお店や商品を用いて、地元食材をPRしている点も印象的なお店となりました
なお、店名の「Sghr」についてですが、ここのカフェに隣接している工場は、ガラス製品を作っており
そちらの名前が「sugahara」であることから、頭文字をとっての「Sghr」とのこと
地元食材だけで無く、自社商品もしっかりPRする、地域に密着したオシャレカフェの発見となりました。
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Sghr cafe Kujukuri
■ えすじーえいちあーるかふぇ くじゅうくり
■ 住所:千葉県山武郡九十九里町藤下797
■ 営業時間:10:00~18:00
■ 定休日:年末年始