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千葉駅北口の老舗インドカレー ネイチャータンドールのチキン&ポークカレーランチ
午前中から、千葉駅北口側の図書館におつかいを頼まれた、この日。
図書館周辺にはいくつかの飲食店が建ち並んでいるので、ついでにその辺でランチを済ませよう・・・
と向かってみたものの、あまりにもの快晴に恵まれてか、どこのお店もテラス席で優雅な時間を過ごす女性ばかり。
優雅な初夏の一時を過ごす女性達に囲まれ、40手前の中年がテラス席でパスタを巻く姿には抵抗を感じてしまい、もう少し中年向きのお店へ移動を
向かった先となるのは、千葉駅北口から徒歩3分
同地にお店を構え、間もなく20年近くになるであろう、千葉駅チカの老舗カレー店
「ネイチャータンドール」へ、久々に訪問してみることとしました
千葉駅北口にお店を構え20年! 最早老舗の人気店、ネイチャータンドール
前述した通り、およそ20年くらい前より千葉駅北口前でカレー店を営む、ネイチャータンドール。
近年、本格派のインドカレー店が増えた千葉駅周辺ですが、同店がお店を構えた20年前、このエリアにあったカレー店と言えば、千葉そごう内にあった「インドカリーの店・新宿中村屋」くらい。
欧風系や手軽に食べられるカレースタンド的なお店ばかりが主流であった千葉駅界隈に、一足早く「インドカレー」文化を定着させた、パイオニア的なお店となるのが、ここネイチャータンドールとなります。
当時は、慣れ親しんでいないインドカレーの味に驚きつつも、食べ慣れるにつれ、その奥深さやカレー毎の味の相違を学ばせて貰ったのも、こちらのお店から。
ただここ数年は一気に、千葉駅周辺に本格派のインド系カレー店が増えだし、またハイレベルなお店が増えたことから、めっきり訪問機会が少なくなっておりました。
という訳で、今回の訪問も2年ぶりくらいとなるのですが、
綺麗に清掃の行き届いた店内、席数の多さは駅前でもトップクラス
これだけの席数あるお店ですが、お昼時にもなれば満席になるのですから、地域に根付いた人気はもはや老舗の貫禄すら感じます。
そんな、ネイチャータンドールのランチメニューはと言うと、
チキンカレーにナンorライス、サラダの付いたAセット
ポークorマトンカレーに、ナンorライスとサラダの付いたBセット
チキン、ポーク、野菜カレーの中から2種と、ナンorライス、サラダの付いたCセット
海老、ポーク、野菜カレーの中から2種と、ナンorライス、更にはタンドリーチキンとシークカバブにサラダまでが付いたDセット
そして、日替わりのカレーが提供されるEセットの全5種類。
ちなみに、この日の日替わりには
チキンと野菜のカレーが提供されているとの事。
と、これらがランチのメニューとなるのですが・・・お気づきでしょうか
そうなんです。ここ、ネイチャータンドールのランチ、選択肢が少ないんです。
インド系カレー店の特徴の1つとなるのが、様々な具材毎に異なるスパイスを合わせた、全く異なる味わいの様々なカレーが頂けること、と私は考えています
ところが、ここネイチャータンドールで、ランチ時に注文出来るカレーの種類は、日替わり含め6種ほど
しかも、組み合わせにも一定のパターンが設けられており、自由度が低めなため、様々なカレーを味わいたい派の私にとっては、どうしても消化不良になりがち。
ディナー帯であれば、様々なカレーが提供されているとの事ですが、カレーはどちらかと言えばランチに食べたい派であるなど、そんなこんなが、近年足が遠のいていた理由であったりもします。
ネイチャータンドールの人気メニュー、ランチの2種カレーセットには何故か豆腐が(笑)
とは言ってみたものの、久々の訪問であれば話は別
約2年ぶりに訪れたお店であれば、選択肢の少なさも問題にはならず、この日のランチには
「Cセット」より、チキンとポークカレーをチョイスするものとしました。
私が入店した11:35時点では先客1名だったお店にも、時間の経過と共にお客さんが増加
12時を回る少し前には、40席近い店内の半分以上が埋まるほど客足も早く、駅前という立地に加え、地域に根付いた老舗の相変わらずな人気ぶりが伺えます。
しかし、それだけお客さんが増えようとも、調理の手はテキパキと進んでおり、注文から10分経たずに提供。
こちらが本日のランチ、Cセットのチキン(写真右側)&ポークカレー(写真左側)となります
ランチセットにはサラダ、デザートのヨーグルト(的な?)、そして・・・冷や奴・・・?だよなあ、どう見ても…
ちなみに、この日は半ライス&半ナン(?)にて注文したところ、
こちらの様に、言葉通り正にハーフ&ハーフなレイアウトで提供頂きました
(ぶっちゃけ、ナンにご飯がくっつくの好きじゃ無いのですが・・・まあ仕方ありませんねw)
ではまず、ポークカレーの方から頂いてみましょう
トマト系の酸味がしっかりベースになっており、その上からスパイス特有の風味と香りを感じます
豚肉はなかなか大ぶりで、食べ応えもしっかり、脂の旨味も残りながら柔らかさもキープされていて、なかなか
そういえば、注文時に「辛さ」を尋ねられなかったためか(前はテイスティングとかもやってた気がしたけど、無くなったのかな?)、恐らくレギュラーの辛さにて提供されたものと思われます
それ故にか、私的には辛味が足らず、スパイス加減も抑えられており、良い意味で言えばマイルドなカレー、逆を言えば無難にまとまっており、今ひとつパンチに欠けた印象を受けてしまいました。
続いて、チキンカレーの方も頂いてみましょう
こちらもマイルドなスパイス使いにまとまっており、クセも感じず食べやすさは抜群
ホロッとした鶏肉が、かなり具沢山になっており、ボリューム感的にはなかなか高めです
ただ、ポークカレー同様に辛味は抑えられており、食べやすい反面、大人しい印象を受けてしまいます。
どちらのカレーも、ご飯、モチモチ系のナン、両方との相性を考慮してか、マイルドな食べやすさにまとまっているものの、
「カレーを食べて、ヒーハーしたい!」そんな立場としては、どことなくもの寂しさを感じてしまいました。
まあ、そんな訳で・・・というものでもありませんが、もうひと越えしたパンチを欲したことから、追加注文にて
再度メニューの「シーク カバブ」をオーダーしてみたりも。
どことなく「インド料理」らしさが満たされず、何気なく注文したこのケバブ・・・なかなか好みの逸品でした
特に刺さったのが、付け合わせ?となる、玉ねぎの漬物・・・と説明すれば良いんでしょうか?
これがこのサイズながらも、相当な辛さ且つ美味さを弾きだしており、この日の私に不足していたスキマにドンズバで刺さってきたのです。
ケバブ本体の持つ、獣肉らしいクセ、旨味、食感、
そこに具材の野菜の甘み、そして玉ねぎの辛味がアクセントを与え、予想以上に満足を得るひと品となってしまいました。
なんだかんだで、不満・・・とまでは言わずも、カレーに関しては今ひとつ
納得しきれない感想を伝えてしまいましたが、これらはあくまで好みの範疇でして
駅前で不特定多数のお客さんが出入りする立地、加えて近隣には予備校や専門学校が多く、
学生が出入りすることを踏まえると、マイルドで食べやすい、
日本ナイズされたカレーも、1つの選択肢として広く受け入れられているように感じます。
本格的なスパイス使いや、辛味が苦手な方でも美味しく食べられるカレーとしては、完成度の高い研究史尽くされたカレー、とも言えます
という訳で、久々のネイチャータンドール、満喫させて頂きました!!
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ネイチャータンドール
■ ねいちゃーたんどーる
■ 住所:千葉県千葉市中央区弁天1-11-7
■ 営業時間:11:30~15:00 / 17:00~22:00
■ 定休日:無休