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千葉駅北口のアジアンレストラン、ベンガルタイガー 味はもちろん目でも楽しめる、鮮やかなマスタードフィッシュカレー

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千葉駅の北口に、今年3月オープンした本格アジアンレストラン

「ベンガルタイガー」

 

千葉駅から徒歩圏とは言え、その場所は住宅街の一角

そんな立地にも関わらず、有名ホテルの料理長を務めたシェフが腕を振っているお店

ということで、オープンから半年少々ながら、早くも話題に上がる事の多い人気店となっております。

 

本ブログでも数度取り上げてきましたが、

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この様に、他店では見た事のない本場らしい、興味惹かれる料理が多く、実はまだ、レギュラーメニューのカレーが未食となっておりました。

 

ラーメン、蕎麦・うどんと並び、自称「カレーの王子様」を名乗る身として、あるまじき行為

それでありながら、数度足を運んでいるお店のカレーを食べずにいるなど、カレーにも王子様にも顔向け出来ません

今年の新店に課せられた課題は、是非とも今年のウチに解消しなければ!!

 

という訳で、2018年も残す所あと僅かとなったこの日

約3ヵ月ぶりに、ベンガルタイガーを訪れてみるものとなりました

 

前回、訪問した際にもスタートしていた、週替わりの平日ランチ

今週は、バターチキン・・・パスタ?

更には、オカズも2品付いてお値段1100円

 

レギュラーメニューのカレーを食べる目的での訪問でしたが、早くも気持ちが揺らぎ始めています…

千葉駅北口のアジアンレストラン ベンガルタイガー 今週のランチにはパスタも発見!!

今年の夏以来、ちょっと久々な訪問となったベンガルタイガー

この日の訪問時刻は、開店直後となる11時を回った所

まだ先客のいないお店へ、かみさんと二人での訪問となります

 

前述した通り、平日限定ながら週替わりのランチメニューが提供されており、

この週は、バターチキンにペンネを絡めたパスタがメイン

これに副菜として、ブロッコリーティキという、ハンバーグ風の品と南インド風キャベツとココナッツ煮

合計3品がセットになり、お値段はなんと1100円

 

他店では見かける事の無い、独創的というか本場らしい料理と言うべきか

いずれにしても、その彩りや盛り付けの美しさも含めて、アジアのホテルで頂くコース料理の様な高級感が漂います。

※ ちなみに、月曜定休&金曜が祝日であった事から、この週の平日ランチは20~22の3日に間のみとなっております

 

写真を見る限りでも、相当に手の込んだ美しさと味わい深さを感じさせるランチメニュー

しかし、今日の目的はレギュラーメニューのカレー

先日、先々日と2日続きで初志を貫徹せずに来た以上、今日くらいは目的を果たすべくグランドメニューへ

こちらのお店は、アジアンレストランといった立ち位置からか、カレーも複数の品を提供していますが、その品数は全8品

以前のメニューでは、写真掲載が無く、イメージが今ひとつ伝わらなかったのですが、久々に訪れメニューを見ると、写真入りに変更されておりました

 

品数こそ、カレー専門店に比べると控えめではありますが、写真掲載になったことで、まず目を惹くのが、そこに並ぶ品の美しさというか盛り付けの妙

商品名を見る限り、普段他店で口にしているカレーと同じものを想像させながら、そこに掲載される写真の品々は、先ほどのランチメニュー同様、カレーでありながらその枠に留まらない、スタイリッシュなひと品に仕上がっている模様。

 

また、そのお隣には、こちらもアジアン料理の定番である「シンガポールチキンライス」が掲載されているのですが、これもまた写真掲載に変わった事で、普段目にする品には無い、オーラを纏った神々しさを感じさせています

その下に並ぶ肉料理については、説明書きを読む限り、シンプルな品々にも思えるものの、これだけ随所に手の込んだお店である以上、タダでは転ばない(別に転んでないけど)何かが潜んでいる、そんな期待感を抱かせてくれます。

 

そして、カレー同様に気になっていたのがこちら

ここ、ベンガルタイガーでは、日本で頂くインドカレーの定番「ナン」が無く、その代わりに

・パラタ(チャパティを折りたたみ層にした、パイのようなパン)

・ロディ・ジャラ(マレーシアのパン)

これらがカレーと共に提供されるのです。

 

前回、ランチセットを頂いた際にパラタを頂いたのですが、これがなかなか魅力溢れるひと品で

加えて、レギュラーメニューのカレー注文時であれば、+200円でパラタをトッピング入りへの変更が可能との事

 

シンプルなパラタで頂くカレーも美味しかったのですが、好きな言葉が「全部のせ」の私にとって、トッピング出来る楽しみは格別

先ほどまで、ランチメニューとの選択に悩まされてはいたものの、トッピングを加えられるパラタの出現により、その気分は一変

 

気になるカレーが豊富なレギュラーメニューですが、中でも味の想像がし難い

「マスタードフィッシュカレー」を注文し、パラタをエッグオニオンパラタに変更してオーダーする事に

 

ちなみに、この日同伴していたかみさんは、これまた普段目にしない煌びやかさを誇る、シンガポールチキンライスをオーダーするものとなりました。

定番ながら変化に富んだシンガポールチキンライスに、鮮やかなマスタードフィッシュカレー

注文を終え、テーブルに運ばれるえびせんを摘まみながら

(こちらベンガルタイガーでは、各テーブルに1皿、えびせんが提供されます)

写真掲載付きに変わったメニューを眺めていると、そこに並ぶどの品も、盛り付け1つに至るまでこだわりを感じる品ばかり

 

これほどのハイセンスを誇っていながら、何故それを主張する写真掲載を、今に至るまで怠っていたのか

写真が無かった事で機会損失をし続けていたことへの疑問が、怒りにすら変わりそうなほど、目を惹く料理ばかりが並ぶメニューを、ワナワナした気分で眺めているところへ、まずサラダが提供

レギュラーメニューのカレーには、こちらのサラダがセットになるとの事

メニューを見る限り、カレーはどれも一筋縄ではいかない様子でしたが、こちらはキャベツを主体とした差し障りの無い、オーソドックスな品となります。

 

サラダを摘まみながら、待つ事10分

一足先に提供されたのが、カミさんのオーダーしたこちら

ベンガルタイガー風、シンガポールチキンライスとなります

 

一般的なチキンライスと言えば、ご飯を炊く際に一緒に鶏肉を蒸す事で、鶏の旨味をご飯に吸わせた品

そして、共に蒸した鶏肉を、ご飯のおかずとして添えてくるものなのですが・・・

 

こちらのシンガポールチキンライスでは、この通り

鶏肉が揚げ?焼かれて??いる状態で提供されているのです

 

これでは、ただのチキンソテー添えでは無いか??

と思いきや、こちらのご飯を覗いてみると、

ご飯の中から、まさかの蒸した鶏肉を救出!!

 

そう、こちらのシンガポールチキンライスでは、ご飯と共に炊いた鶏肉は、そのままご飯のトッピングとして使用

そして、付け合わせのオカズとなる鶏肉は、ご飯とは全く別の工程で調理したものが提供されるのです

 

一般的なシンガポールチキンライスでは、ご飯に旨味を吸わせている反面、鶏肉がパサつき旨味も減退してしまうのが常

しかし、ご飯に使用する鶏と、オカズとして提供する鶏を別工程で使用する事により、鶏だけでも2段階の味わいを得る事が出来てしまうのです

 

しかもオカズの鶏は、旨味を損なっていない、ギュンギュンに旨味を蓄えたままの鶏!

ご飯の方にも、旨味を吸わせた後の鶏が、そのまま具材として盛り込まれるので、これもまた一体感がハンパない!!

見かけよりも、一際辛味の強いソースも秀逸ながら、贅沢なまでに鶏肉をふんだんに使いなたしたチキンライス、これはもう見事と言わざるを得ません。

 

そんなチキンライスに感動すること数分後、遅れて現れた私のランチ

こちらが、マスタードフィッシュカレーと、エッグオニオンパラタとなります。

 

深めのお皿にたっぷり盛り付けられたフィッシュカレー

その上には、彩り豊かに様々な野菜がトッピング

なにより目を見張るのは、皿の四方に彩られたスパイス・・・でしょうか

これらを混ぜ合わせる事で、好みの味わいに変化が行えるということでしょう

 

そして、異彩を放つもうひと品

こちらがエッグオニオンパラタとなります

インドの未発酵パンであるチャパティを、パイのように層にして焼き上げたのがパラタとなるのですが、エッグオニオンは一体どこに?

 

アツアツのパラタを手に取り、ひとかじりしてみると・・・

出た!!タップリのオニオン、そして玉子が!!

玉子はスクランブルエッグ上となって玉ねぎと共に、パラタの中へ

そこに、バターの旨味がたっぷり、焼き立てアツアツも加わるので、カレーを伴わない単体としても、十分美味しく仕上がっています

 

なにより、アツアツのパラタが持つ弾力が凄い!

パイのように層を成した構造なので、さくっと噛み切れるかと思いきや、グルテンの持つ粘り気なのか、とにかくモッチモチ

パラタのベースとなるチャパティは、発酵せずに焼き上げる筈なのですが、この弾力は一体・・・!?

 

一口目から、面食らうものとなったパラタですが、しかし本命はこちらのカレー

まずはトッピングされた野菜を伴い、一口目に

マスタード、と称されている割に、そこまでの辛味はなく、むしろまろやかさを感じます

食べ進める毎に、酸味やコクを味わいつつ、ジワジワとした辛味を感じさせますが、個人的にはもっと辛目が好みかな

 

という訳で、四方を囲むスパイス?を味見しながら加えてみましょう

まず手前の右はチリペッパー系、そこから時計回りに隣は・・・なんだこれ?塩のようなそうで無いような??

二品目にしていきなり、説明付かない味わいに出くわし、その奥へいくと今度は、ターメリック?でしょうか

ちょっとした苦みを感じた所で、最後のスパイス、こちらからは山椒のような風味と辛味を感じさせます

 

さて・・・これらをどうブレンドすれば、好みの美味しさに仕上がるのか・・・・分らん

しかしだ、これらを四方に並べるという事は、そのどれもが、このマスタードフィッシュカレーを引き立ててくれる要素に違いありません

ならばどうする、全部入れだ!!

 

そんなこんなで、全てのスパイスを加えつつ、再度カレーを頂いてみると

もう、先ほどとは違う! 後戻りこそ出来ないものの、進んだ先にこそ素晴らしい未来が控えていました!!

元より深みのあった味わいですが、そこに辛味や苦みを強調するスパイスが加わった事で、より鋭敏な味わいに

また、塩?の様なスパイスによって、マイルドな味わいが抑えられ、個々の味わいが際立つようになります

 

そして、食べ進める中で遭遇した、小さな種の様なもの

これをしっかり噛みしめながら頂いてみると・・・・来た!!マスタードだ!!

チリペッパーらとは異なる辛味に、酸味も感じさせるコイツ、これこそ影の主役!

 

具材の中心である、白身魚との相性も素晴らしく、魚の焼き目のパリッとした食感に染み出る旨味、そこに乗っかるマスタードの風味は、ちょっとやそっとじゃ表現出来ない、複雑極まりない味わいを生み出しています。

しかし、全部乗せかの如く、これだけ多彩な味わいが混ざり合いながら、それぞれが個性を隠さず、そして主張しすぎない

このバランス感覚こそが、見た目の美しさだけで無い、旨味も存分に携えたカレーを形成する、スキルの高さなのでは無いでしょうか。

 

ただ、モチモチ過ぎるパラタを、ナンのようにしてカレーと共に食べるには、歯ごたえの強さが難点に

一口で一気に噛み切れない、パラタの持つ強い弾力が仇となり、若干の食べづらさを感じてしまいました

このパラタって、どう食べるのが正解なのかは分らずも、それぞれで味わえば美味しいだけに、正しい食べ方を知りたい所です。。。

 

そんなこんなで、シンガポールチキンライスの意外性に驚き、更にはパラタ、カレーと

全ての料理でいちいち驚きを与えてくれた、ベンガルタイガーのレギュラーメニュー

メニューに写真が加わった事で、その魅力が食べる前より伝わるようになり、次回以降への楽しみも増してしまうものとなりました。

 

次は、シンプル故にどう個性を見せるのか楽しみなバターチキンカレーか

または、他店では見かける事ない、ロディ・ジャラ(マレーシアのパン)との組み合わせで楽しむか

いずれにしても、千葉駅裏の住宅街で営業しているアジアンレストラン、その枠には収まりきらない創作性と、スタイリッシュな美しさ&美味さを兼ね備えたランチとなりました。

 

なお、今回ご紹介するベンガルタイガーで頂く最新ランチは、益々パワーアップ

更なる進化を続ける、ベンガルタイガーの最新情報も是非ご覧下さい

千葉のモダンインディアンレストラン、ベンガルタイガーで頂くバターチキンロリポップカレー ⇒

千葉のモダンインディアンレストラン、ベンガルタイガーで頂く極上過ぎるバターチキンロリポップカレー
少し前より勝手に始めた 「千葉のバターチキンカレー食べ比べ」との企画 きっかけは、私の敬愛するカレーの師匠こと 「カレーおじさん」が口にした「千葉県はバターチキンカレー大
2020-03-08 07:56

 

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ベンガルタイガー

■ べんがるたいがー

■ URL:https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12043752/

(ネット予約 可)

■ 住所:千葉県千葉市中央区松波1-14-11

■ 営業時間:11:00~21:30

■ 定休日:月曜日

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