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【閉店】千葉、栄町に新規オープンのタイ料理専門店 カオマンガイ食堂で頂く、マッサマンカレーランチ
7月末、千葉栄町にオープンした、ナポリタンの専門店「パンチョ」
都内では数年前に到来していながら、遅れること2年
ようやく千葉にもロメスパブームの兆しが見え始めた事を嬉しく思い、早くも数度足を運んできたのですが・・・
【閉店】ナポリタン専門ロメスパが千葉へ! 栄町に新規オープン、スパゲッティーのパンチョへ初訪問!!
ここ最近の食べ歩き傾向からもご察しの通り、なにかとランチに出没している千葉、栄町
栄町界隈にある小粋なお店への訪問がたまたま連発しているだけで、それ以上でもそれ以下の理由も無いの
2018-08-05 08:05
オープン以来、数度足を運んできた中で、ふと気付いたのが、パンチョの2Fにあるお店
長らく空きテナントだったイメージの同店に、気付くと真新しい看板が
そしてそこには「カオマンガイ食堂」の文字と、なにやらそれっぽい(タイっぽい?)ペイントが目に止まったのです。
これはもしや、パンチョのオープンに便乗(失礼w)した新店か?
と、店下のA看板を見てみると
やっぱり新店の様子
しかも、店名(カオマンガイ)が示す通り、タイ料理の専門店となる模様
という訳で、この日のランチはパンチョ・・・ではなく
同店2Fにオープンした、栄町のタイ料理専門店、カオマンガイ食堂を訪問してみることに。
8月末、パンチョ栄町店の2Fにオープンしたタイ料理専門店 カオマンガイ食堂
この日、お店に向かったのはランチ開店となる11:30
私同様、アジアン料理好きなかみさんを連れて、お店の方へ
少し急な階段を登った先が店内となるのですが、
小ぶり(2人用)なテーブル席が3席、その奥には4人用を想定したと思われる丸テーブルが1席
(必至になれば4人掛けられるものの、相当な細さが求められますw)
その他、カウンター席が7席程となる、スッキリした造りとなります
先客がいなかったため、奥の丸テーブルに通され、まずはメニューをチェック
ランチはメニューを厳選しているようで、下記の3品のみになるとのこと
店名にもなっている通り、看板メニューとなるのはカオマンガイ
シンガポールチキンライスや、海南鶏飯などとも呼ばれており、鶏のスープで炊き込まれたご飯を、柔らかく煮込んだ鶏肉を共に頂く、東南アジアの定番料理ですね。
これに加え、同じくアジアン料理の大定番となるガパオ炒めご飯
そして、世界で最も美味しい料理と称され、一時ブームになったものの、流行りが過ぎ去った今、千葉では殆ど見かける事の無くなったマッサマンカレーもランチにて提供されております。
また、同店のランチは11:30~15:00となっており、以降は休憩を挟むことなく居酒屋タイムにシフトするとのこと
居酒屋タイムにて提供される品々は、やはりタイ料理が中心ですが
栄町という土地柄からか、それとも「タイ風庶民屋台料理」というお店のコンセプトからか
麺、ご飯類よりもおつまみメニューが豊富に揃っており、どれもアルコールを進めそうな辛ウマな味付けを想像させられます
おつまみの方は、タイ料理だけに留まっておらず、豆アジやカルパッチョ、チーズ類など、お酒に合うものが中心
また、これらの素材にはどれも、タイの調味料等を使ったひと味が加えられている様で、創作料理としての一面も楽しめそうです。
ちなみに、ランチ帯で提供されるドリンクは下記の通り
さすがにビールは無いながら、ソフトドリンクは・・・300円かあ
ランチメニューが700~800円台であることを考えると、この価格設定はちょっと高い気もしますね。
ソフトドリンクは置いておくとして、ひとまずランチは3品からの選択
という事で、かみさんは店名の由来ともなる看板メニューのカオマンガイを
そして私は、一時ブームになっていながら、同タイミングで食べる事なく流行が過ぎ去ってしまったマッサマンカレーを、それぞれ注文する事に。
ランチは3品のタイ料理が提供中 千葉では珍しいマッサマンカレーを食べてみた
ランチ帯は、店主さんとも思われる男性が1人で切盛りしている為、ある程度の時間が掛かることも予見していましたが、意外な程にスピーディー
ランチで提供する料理を、3品に厳選している事も功を奏してか、注文から5分
まずお先に現れたのが、
同店の看板メニューとなる、カオマンガイになります
鶏のスープで炊かれたインディカ米は、うっすら茶色身を帯びてます
その上に盛り付けられた鶏肉は、ぷるっと柔らかそうに煮込まれており、部位はもも肉を使用してる様子
パサつきがちな胸肉に比べ、シューシーさが楽しめるもも肉ですが、サイズ的に食べにくくなる欠点があるものの、こちらでは鶏肉を小さくカットすることで、食べづらさの欠点がカバーされています。
また、最大の特徴とも言えそうなのが、3種取り揃ったつけダレ
お馴染みのハニーチリソースを筆頭に、ごま油?にライム系の酸味と唐辛子を加えたタレ
そして、おろしニンニクと塩に辛味を加えたものと、3種の味わいが楽しめます。
それぞれ個性の違う味わいとなる上に、個々を少しずつブレンドしたパターンも楽しむ事が出来ます
鶏肉の柔らかさとジューシーさもさることながら、3種のタレを使った味わいの豊富さは、さすが「カオマンガイ食堂」を名乗るだけのことがある、看板メニューと呼ぶにふさわしい味わいと言えます。
そんなカオマンガイから、遅れること1分
続いて登場したのは、私が注文した
こちら、マッサマンカレーとなります
とにかく良い香りを立てているカレーのココナッツ風味
具材は鶏肉とジャガイモとなっており、予備知識で知り得たマッサマンカレー同様、シンプルながらココナッツの味わいを堪能出来る構成と言えそうです。
また、こちらのライスにもカオマンガイ同様、鶏のスープで炊かれたインディカ米が使用
パサッとしがちなお米ながら、スープの旨味を吸い上げているので、ご飯のみでも美味しく頂けてしまいそう。
とはいえ、せっかくのカレーを前にして、ご飯単体で攻める様な暴挙は振わず、まずはカレーより頂いてみます
ココナッツをベースに、ピーナッツ系の甘みと旨味がしっかり立っています
その奥からは、シナモンの様な香りに加え、数種スパイスの風味が感じられるものの、辛さはかなり控えめ
むしろ、ココナッツとピーナッツをベースにした甘みの方が強く、わずかに感じる辛味は、むしろ甘さの引き立て役にも感じられます
カオマンガイ同様、鶏肉は柔らかかく仕上がっており、スプーンでも切れる程
ジャガイモのホクホクいたも食感良く、甘みのある丸みを帯びたカレーと良好な相性を見せております。
ただ、前述した通り、甘みやコクが特徴的となるのが、マッサマンカレー
話や知識でその様相は知っており、それなりの腹づもりで挑んでいるので、
「甘みが特徴的なカレー」としては、当然美味しく頂けました
が、いざ食べ続けてみると、辛党の私には、やっぱりスパイシーさが欲しくなる所
そこでテーブル上の卓上調味料に目を向けてみると・・・、
沖縄の伝統調味料、コーレーグスを思わせる様な、唐辛子入調味料を発見
これらが一体、なんなのか説明書きはないものの、見るからに「辛い」ことだけは伝わってきます
試しにこれをカレーへ掛け入れてみると・・・、お、案外悪くない
ココナッツの甘みと香りは残しつつ、シンプルに辛味のみがスキルアップしており、一層ご飯が進むスパイシーさを織り成します
小出しで加えた、なんちゃってコーレーグスを増やし入れつつ、辛味を増した所で完食
初めて頂いたマッサマンカレーでしたが、その特徴とされるココナッツやピーナッツらの甘みとコクをしっかり堪能
辛味を感じない点で、個人的に好みとは言い難い部分にはなりましたが、深い甘みを味わうカレーとして頂くのなら、納得いくひと品でした。
もう一品のカオマンガイも、看板メニューを名乗るだけある、さすがの一品となったのですが、両者に共通して感じたのが、ボリューム面の不足感
メインの品に加えて、もう1品+サラダなどが提供されれば、十分な満腹にも到達できるものの、こちらのランチ帯で提供されるのは、前述した通りランチ限定メニューの3品のみ。
別料金でも構わないので、居酒屋メニューの中から、オカズ的なものを1品選べれば、ボリューム面の不足も解消できるだけに、残念に感じました
※ ちなみに、ご飯に関してとなりますが、大盛りサービスが可能との事です
ランチは店主さん?1人で切盛りしているからか、メニューが3品に厳選されているものの、おつまみメニューは豊富な上、居酒屋タイムは15時から
数あるおつまみを味わってこそ、タイ風の屋台料理を再現した、同店の真骨頂が伺えるように思いますので、次の訪問は居酒屋タイムを狙いたい所ですね
ちなみに、同店からの帰り際、私の目に飛び込んできたのがこちら
カオマンガイ食堂、1Fのパンチョが、開店辛1ヵ月ながら早くも新メニューを投下!
その名も「オムナポ」
ふわとろ卵にハヤシソースを加えたナポリタン・・・絶対旨いやん
パンチョの残る品も、早々にコンプリートしないと、だなあ。
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【閉店】カオマンガイ食堂(現在はカロリーキッチンとして営業)
■ かおまんがいしょくどう
■ 住所:千葉県千葉市中央区栄町16-1 エビスビル 2F
■ 営業時間:11:30~24:00
■ 定休日:無休