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若葉区外れの行列店、中華そば 亀喜屋で頂く夏季限定メニュー たっぷり生姜に玉ねぎの辛味が染み渡る、絶品ざる中華に感無量!!

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本日は週に一度、都賀の鍼灸院の日

1ヶ月ちょい調子の悪かった肩も、鍼の効果でようやく回復し始め

それと同時に、空腹もしっかり促進

 

治療を終えた時点で、時計側の針が指す時刻は10:25

お昼を頂くにはまだ早い時間ですが

今日はカミさんもおらず、1人でのランチ

 

ちょっと時間が空いたついでに、少し足を伸ばしてみようか・・・

と、車を走らせること20分少々

 

都賀から御成街道へと出て、更に八街方面へ

お店の存在を知らない限り、絶対に立ち寄ることは無いものの

一度足を踏み入れたら最後、多くのお客さんを虜にしている千葉市僻地の行列店

「中華そば 亀喜屋」となります

 

本ブログでもお馴染み

作草部の「麺処まるわ」の社長さんが店頭に立つ同店

 

私も年1~2度のペースで足を運んでいるのですが

実はこちらにも、夏季限定のメニューがあるとのこと

 

昨年の今頃にも、同品を求めて足を運ぼうとしたのですが

今、思い出しても憎き、千葉を中心に襲ったあの台風15号・・・

 

我が家も4日近い停電となった同台風ですが

こちら亀喜屋もまた、近隣の倒木等で大きな被害を受けていたとのこと

 

そんな事情もあって、結局昨年の夏は

同店の冷やしメニューを食べることが出来ず、早一年

 

今年も同メニューの提供が開始されている

との情報を聞きつけ、9月も中旬になろうとする中

ようやく足を伸ばすものとなったのです

 

さて、この日お店の前に着いた時刻は開店の10分前

例え平日であれども、開店と同時に行列の出来る人気店ですので

早めにお店へと着いたものの、さすがにこの日は行列も無し

 

店先のベンチへと腰掛け、スマホをいじりながら開店を待とうとすると、

ここ、亀喜屋の真上「のみ」に

どうにも怪しい色味を帯びた雲の姿が・・・

平日であろうと開店直後から、行列を作る中華そば 亀喜屋 準備万端で挑んだものの、まさかの刺客がw

開店まで残り10分を切り、店先で待っていると

空の上には、言葉通りなにやら怪しい雲行きが・・・

 

一旦、車に引き返して待つか?

いや、面倒くさい

 

それなら車に傘を取りに帰るか??

・・・それも面倒だな

 

残り10分弱、空よなんとか持ってくれ・・・

祈りを掲げる私の声に応えるかの如く、北の方には

綺麗な晴れ間が・・・・

 

見えたものの、ここ亀喜屋の頭上のみ、しっかりとした暗雲

そして、読み通り一気に雨が降り出す結果に

かくして私は、お店脇の屋根下へと逃げ延びるものとなりました

 

その後、次々に車が駐車場に入ってくるものの

店先に列を作る人の姿は無し

誰も並ばず、開店を車で待ってるんだったら、大人しくそうすりゃ良かった。。。

 

そんな突然の豪雨に見舞われること、5分程でお店も開店

開口一番店内へと乗り込み、まずはメニューの方へ

1年半ぶりとなる亀喜屋ですが、

レギュラーメニューに並ぶのは、安定の品々

 

同店の象徴とも言うべき中華そばに始まり、ワンタン麺

そして、この先の季節に頂けば、五臓六腑から温まること間違い無しな味噌らぁめんへと続いていきます

 

加えて、サイドメニューはこちら

 

焼き餃子に始まり、チャーシュー丼に高菜丼など

 

そして、本日のお目当てとなるのが夏季限定メニュー

その名も「ざる中華」なる品で、お値段750円

 

こちらも、麺の量やトッピング等に対応しているとのことですが

先月までの夏休み(子供の)で、増加した体重を気にして、麺は並盛りを

代わりにチャーシューをトッピングし、注文するものとなりました

 

そんなこんなで注文を終えたところで、スマホに1件の通知が

11時よりここ、若葉区で豪雨とのこと

 

こちらのヤフー天気よりも10分早く豪雨をもたらす亀喜屋

さすが千葉市の最北端を行くだけのことあります。

程良い酸味に心地よい甘み、そして生姜&玉ねぎがガッツリアクセントな、絶品ざる中華を堪能!!

つい数分前まで、私をさらした豪雨も気付けばおさまり

元の晴れ間も見え始める中

こちら亀喜屋には、降り止む雨を待っていたかの如く、次々とお客さんが来店

 

次々にお客さんで埋まっていくカウンター席ですが

こちらも、よくあるお店の様に、とにかく順にお客さんを詰め込むことはせず

奥から順ではあるものの、ひとつ席を空けるなど、細かな配慮が施されております

 

そんな様子を眺めながら、待つこと10分程

麺、そしてつけ汁の順で提供となった本日のランチがこちら

中華そば 亀喜屋にていただく、ざる中華(チャーシュートッピング)となります

 

器一杯の麺に、メンマと海苔

それらを覆い尽くしてしまう程の、大ぶりなチャーシュー

 

そしてつけ汁の方もまた、

見るからに個性が際立った出で立ちとなっておりまして

醤油ベースに魚介出汁でしょう、といった色味でしょうか

そこへたっぷりの玉ねぎ、ネギ、フライドオニオン

更には角切りされたチャーシューもトッピングされ、なるとの姿も

 

麺も麺とて、

ツヤッツヤした見事な輝き

ちょっと太めにカットされる海苔すら、粋に見えてきます

 

そしてなんと言っても迫力あるのが、

このチャーシュー

生前君は、いったい何を食べて育ったんだい??

と、問いただしたくなる程、立派に育ったチャーシューが2枚

 

早速・・・と麺に手を付けたいものの、

まずはこの興味深いつけ汁を一口頂かなければ、始まりません

 

まずはそのまま頂いてみますと

これはカツオ系の魚介出汁でしょうか

甘みと旨味がじんわり広がる所に、程良い酸味が乗ってきます

 

その後に、ネギの香りと辛味、

更には生姜もたっぷり使われており、2種類の辛味が一気に広がります

 

冷たいつけ汁になってはいるものの

とにかく生姜のパンチが凄まじく、心地よい辛味が口いっぱいに

 

とはいえ、ベースの甘みと酸味とも両立しており

甘、酸、辛と、三位一体でスッキリした味わいを生み出しております

 

そんな心地よい味わいのつけ汁に麺をINすれば、

そんなのもう、言わずもがなにウマい

ツルッとした口当たりに、むっちりした食感の麺

 

さすが浅草開化楼、と言わんばかりで

麺の存在感がバッチリ出ており、またそれを存分に引き出すつけ汁も然り

 

真っ黒な色味ながらに、甘みや酸味

そしてなにより、ガッツリ効いた生姜の風味が全開で響き渡ります

 

チャーシューが細かくカットされているので

これも麺と共に絡まり頂ける他、

たっぷり乗ったフライドオニオンも、香ばしさとコクを与えグレードアップ

 

それにしても、この生姜の全力っぷりは相当なもの

辛いものはそれなりに経験している私をして

ここまで生姜の辛味を味わえる一杯は、さすがにこれが初めてかも

 

ざる中華、という名称からして

どうしても大人しめな味わいを想像しておりましたが、とんでもない

 

口当たりこそ上品には感じますが、ズバッと広がる生姜の風味

ジンジャエールよりもよっぽどジンジャーで、旨味と共に辛味が襲いかかってきます

 

そんなパンチを効かせたつけ汁を前に、

やっぱりチャーシューも一泳ぎしたいとのこと

 

サッとつけ汁を潜らせ、食らいつくと

ガッツリ伝わってくる、豚肉特有の甘み

 

そこにつけ汁の甘みや酸味

各種香味野菜の辛味も乗っていき、見事なチャーシューに変貌していきます

 

さて、そんなつけ汁ですが

こちらのカウンター前には、この通り卓上調味料がズラリ

この中で、同味わいをより引き立ててくれそうな品・・・

これはもう、お酢以外に考えられません

 

そんな訳で、後半戦はお酢を2回しほど追加

酸味がより際立つものの、甘みあるつけ汁に生姜の風味は活きたまま

 

よりサッパリした口当たりへと変化を楽しみ

一瞬にして完食を果たす、絶品ざる中華となりました

 

 

と言う訳で、久々の訪問ながら

夏季限定、ざる中華を頂くものとなった、中華そば 亀喜屋

 

他のレギュラーメニューとは、趣異なる夏仕様の品ですが

麺の美味しさをしっかり味わえるつけ汁

なにより、甘み、酸味、辛味のバランスがとにかく絶品

 

中でも、突出していた生姜の風味が終始心地よく

生姜好きには、たまらない逸品となりました

 

また、生姜の風味に隠れてはいるものの

細かな玉ねぎが与えてくれる辛味や食感

フライドオニオンの与える食感にコクも、忘れてはいけない存在で

 

メインはもちろん

それを際立たせるバイプレーヤー達の働き

全てが集うことで完成された、素晴らしい夏季限定メニュー

 

来年以降も必ず、一度は食べに足を運ばなければならない

新たな夏の風物詩として、私の中にしっかり刻まれる1品となりました。

 

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中華そば 亀喜屋

■ ちゅうかそば かめきや

■ 住所:千葉県千葉市若葉区上泉町616-4

■ 営業時間:11:00~売り切れまで(最大17:00まで営業)

■ 定休日:日曜日(臨時休業あり)

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