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JR本千葉駅から徒歩3分、裏路地の老舗洋食店 デリシュが誇る謎メニュー「ビーフアラモード」その正体とは!?
なぜか私の界隈では、ちょくちょく話題に挙がる、JR本千葉駅近くの洋食店、デリシュ。
千葉県庁の側で、長らく営業している老舗洋食店ながら、
「知らなければ、入りづらい」
雰囲気を醸し出しているにもかかわらず、常連さんの多い、本千葉の隠れた人気店でもあります。
またこちらのお店は、近隣の通勤者にあわせてか、朝8:00より営業していることも特徴でして。
この日は、朝早くから空腹をこじらせた為、お昼を待たずにご飯を食べられるお店を選んだ結果
こちら、本千葉駅と千葉県庁の中間に位置する「デリシュ」で、少し早いランチを頂くことにしました。
古き良き昭和の洋食を今に残す、本千葉の老舗洋食店、デリッシュ
この日の訪問時刻は10時を過ぎたばかりとあって、さすがに先客は0(笑)
これがもう少し早い時間ともなると、朝ごはんを頂くお客さんで賑わっている・・・
いたのは一昔前の話で、最近の状況は良く分りません。
私が、ここデリシュに通っていたのは、20年近く前のこと。
富士見町で仕事を終えた帰りに、朝ごはんがてら立ち寄っていたものの、真っ当な生活サイクルを送る様になった現在では、スッカリ足も遠のいてしまいました。
そんな昔を振り返り、成長した自分に感慨深くなりながら、店内を見回してみると
そこには、20年近く前となんら変わりのない店内が、未だに健在しています。
さて、こちらデリシュのメニューですが、良い意味でメニューの方も昔と変わらず。
古き良き時代の洋食を、未だ変わらず提供しており、
そのお値段も、500円のナポリタンから始まり、最高値のMIX焼肉、ポークジンジャーであっても700円。
上記のテーブルメニューに加えて、ひと癖ある洋食メニューとなるのが、
店内カウンター上に掲載された、こちらのメニューとなります。
デリシュと言えば、もっぱらピラフかドライカレーを頂くのが私の習慣。
なのですが、少し前にこちらのお店について、まるわ@作草部の店長と話していた際、
「ビーフアラモード」なるメニューが気になっていたことを思い出しました。
プリンならまだしも、ビーフなのにアラモード…
メニューに写真を掲載するなんて、ハイカラな文化を取り入れていないこちらのお店に於いて、ビーフアラモードの正体はおろか、雰囲気すら察する術は無し。
マスターに話を聞いてみるのも手ではありますが、ここは案ずるより産むが易し。
なんの予備知識もないまま、ビーフアラモードをオーダーしてみることに。
多くの訪問者が疑問を掲げる「ビーフアラモード」の正体が明らかに!!
Googleに尋ねれば、即座に答えの返ってきそうな「ビーフアラモード」の正体。
とは言え、簡単検索で正体を解き明かすばかりが食べ歩きには非ず。
予備知識を入れずに注文し、眼下に現れた時の衝撃を楽しむことも、食べ歩きの醍醐味。
と、誰が語った訳では無いものの、せっかくなら素養の分らない料理を分らないまま楽しんでみることに。
そんなこんなで、注文より待つこと10分弱、ついにビーフアラモードが登場となりました。
こちらが話題の謎メニュー「ビーフアラモード」となります。
デミソース?の色合い故に、分りづらくもあるのでアップをもう一枚。
ビーフアラモード、その正体はまさかの「ビーフシチュー」だったのです。
ここでGoogleに尋ねてみると、
・アラモード ・・・ フランス語で「流行、流行り」
・ビーフアラモード ・・・ フランスの大衆向けビーフシチュー
を指すのだとか。
アラモードの意味が、まさかの「流行」とは。
ナポリタンやピカタを産み出した、昭和の洋食界らしいネーミングセンスには感心せざるを得ません。
という訳で早速、頂いてみます。
お肉は柔らかく煮込まれており、ナイフを手渡されているものの、不使用でも切れる程のホロホロ具合。
デミソースも、ご飯に合うべく濃いめに味付けされており、生クリームによるコクも加わっています。
付け合わせのパスタですが、単体では薄めの味付けとなるので、ここはデミソースと絡めるのが吉でしょう。
うん、予想通り、デミソースと共に頂く事で、小洒落たミートソースの様な味わいになります。
ただ、一点だけ難を挙げるとすれば・・・
ご飯はそれなりのボリュームながら、おかずとなるビーフが3枚止まりである点でしょうか。
ここデリシュでは、都度ピラフやドライカレーといった
「オカズ系ご飯」ばかりを注文していたので気付かなかったものの、白米とおかずの割合がちと厳しく感じます。
幸い、デミソースの濃い口味付けが功を奏したので、白米を最後まで頂く事が出来ましたが、その他のソースであれば、配分が難しく感じます。
まあ、そうは言ってもお値段700円。
わずか700円で、ビーフシチューが頂けるのであれば、このボリュームにも納得でしょう。
なんなら追加で、オムライスやピラフを注文する余裕があるものの、腹8分目(いや、6分目か?)で控えることに。
今となっては、どこの洋食店でも目にすることの無い、昭和の原風景が漂うデリシュ。
マスター1人で切り盛りしているお店なので、臨時定休などもありますが、少しでも長く営業して欲しい、昭和の洋食文化を今に残す貴重なお店との再会でした。
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デリシュ
■ でりしゅ
■ 住所:千葉県千葉市中央区長洲1丁目5-4-103
■ 営業時間:8:00~20:00 / 土・日 11:00~19:00
■ 定休日:マスターの体調次第