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【閉店】味噌DEりすとらんて 発酵文化研究所 幕張に田所商店のレストランが新規オープン!
私の日課となる「千葉の新店情報」をチェックしていたところ、つい1週間前、幕張に「味噌DEりすとらんて 発酵文化研究所」なるレストランがオープンしたとの情報をキャッチ。
味噌でレストラン?しかも、発酵の文化を研究??
どこぞの研究室かと勘違いしそうな名前ながら、こちらのお店、武石インター前の人気ラーメン店「田所商店」が手がけるセカンドブランド?
的な位置づけのレストランなんだそうです。
田所商店と言えば、千葉のラーメンフリークならご存じの通り「味噌ラーメン」の老舗人気店。
味噌ラーメンの大御所が手がける発酵食品専門のレストランと聞けば、これは面白そう。
という訳で、12/18にオープンしたばかりとなる新店
「味噌DEりすとらんて 発酵文化研究所」へランチ訪問してきました。
田所商店が手がける、発酵食品を使ったレストラン 味噌DEりすとらんて 発酵文化研究所
京葉道路の武石ICを降りて、海浜幕張方面へ進む道路を、幕張中学校前の交差点で左折。
エラく品揃えの良いウエルシアの隣で、長らく空き地だった場所にオープンしたのが、「味噌DEりすとらんて 発酵文化研究所」。
最寄り駅はJR幕張駅となるのですが、500mほどの距離もあることから、訪問者の多くは車となりそうな立地。
それを見計らってか、ファミレスの様な広い駐車場を完備しております。
開店時刻の11時に合せて入店した為、まだ先客は0。
当然ながら、オープンから1週間となる店内は煌びやかで、内装も今風のオシャレな作りとなっております。
天井高く、開放感溢れる作りとなっている店内には、まさかの発酵タンク?貯酒タンク??を完備。
これがなんなのか、気になって店員さんに聞いてみた所「自家製ビール」のタンクなんだそうです。
まだ作り出したばかりとかで、お店で出せる様になるのは来年3月以降とのことですが「発酵研究所」の名に恥じぬ事ない、まさかのビール発酵までが行われているとは・・・
さてさて、気になるランチメニューは以下の通り。
400gという特大サイズを誇る、八丁味噌ソースのトンテキを筆頭に
・味噌カツ(200g)
・デミ味噌ソースのハンバーグ(350g!)
・ソフトシェルクラブの味噌ビールカレー
以上4品が、全てご飯&豚汁をセットにしてランチで提供中となっております。
それ以外にも、自家製の窯で焼き上げる
・塩麹のミックスピッツァ
・西京味噌と納豆のピッツァ
・江戸前味噌のビスマルクピッツァ
などなど、ピザでありながらも発酵食品を組み合わせた品が並んでおります。
400gという圧巻のボリュームに惹かれ、トンテキを注文しようと浮かれていた所
「すいません、道路事情で本日の配送が遅れており、トンテキが出せないのです」とのこと。
そっか・・・さすが、師も走る12月の末。
お肉が届かないとあっては仕方ないので、トンテキを諦めて「ソフトシェルクラブの味噌ビールカレー」を注文する事に。
一緒に訪問したかみさんは、350gを誇る巨大なハンバーグをオーダー。
また、ドリンクメニューを見ていると、これもまた気になる
・麹茶(白or黒or黄)
なるものを発見。
説明によると、乳酸菌が豊富に含まれているらしく、胃腸を活性化してくれるとのこと。
年末が押し迫り、アルコールの摂取量が増え、消化器に不安も覚えてきたことから、こちらのお茶も併せて頼んでみるものとしました。
ついでに、ディナー帯のメニューをお借りし、チェックしてみた所
ランチと同じメニューに加え、アラカルト系がいくつか提供されているとの事。
(ディナー帯は、ご飯&豚汁は別料金となるそうです)
上記以外にも、各日のお勧めメニューが黒板に表記されていましたが、やはりまだメニュー数は厳選しているとの話でした。
今後は、スタッフさんの慣れ、お店の状況を見ていきながら、メニュー数を増やしていくとのことなので、それもまた楽しみとなりそうです。
400gの巨大トンテキに振られ、ソフトシェルクラブの味噌ビールカレーをオーダー
注文を終え、まずは麹茶(黒)が到着。
プレス式のティーポットで提供された黒麹茶は、カップ2杯分ほどの量となっております。
テーブルに提供されてから、砂時計が落ちるまでおよそ一分で、お茶は飲み頃とのこと。
早速頂いてみると・・・思いのほか、違和感は感じない普通の暖かいお茶ですね。
麹がなんちゃら・・・と言われると、ものすごい苦さを想像しましたが、違和感なく優雅なティータイムを過ごせそうです。
お茶をたしなみながら待つこと7~8分、いよいよメインが到着となります。
ほのかーに味噌が香る欧風のカレー。
その上を彩るのは、開いた足が草花の様に煌びやかなソフトシェルクラブのフリッターとなります。
カレーの付け合わせにはオリーブの様に見えるピクルスが。
そして、葉物を中心としたサラダに、具沢山な豚汁までがセットに。
ではまずサラダから頂いてみます。
オニオン系のドレッシングが掛かっているこちらのサラダ、葉物野菜が中心ですが、どれも実にみずみずしい。
最近、ランチの付け合わせサラダで、「美味しい」と思える野菜に出会ってないからか、久々に野菜を美味しく感じられます。
続いて豚汁ですが、こちらは最早「煮物か!?」という位に具沢山。
大根、人参、長ネギ、豚肉、更にはごぼうまでたっぷり入っており、サラダと合わせてタップリの野菜を摂取できます。
豚汁に使われている西京味噌も甘みが濃厚で、野菜の旨味を吸い上げつつ、栄養価の高さも伺えますね。
副菜2品が立派すぎることから、本命であるカレーへの期待値も上昇する一方。
ではいよいよ、カレーへとスプーンを進めていきます。
スパイスの辛さは抑えめながら、味噌の甘みと合わさったカレーのコクが深く、デミグラスソースの様に重厚。
カレーのコクばかり目立つものの、たっぷり入ったお肉等にも抜かりは無く、私好みな洋食カレーに仕上がっています。
なにより甘さの奥に感じるビールの苦みが、味噌の甘みに対するカウンターとなっており、このギャップが加わることで、最後まで美味しい飽きの来ないカレーへと昇華させています。
次はもちろん、ソフトシェルクラブを。
パリッとした衣に、フワッと柔らかい蟹身が広がり、サイズ以上の旨味が詰まった蟹!
更に噛みしめていくと、殻の中からはタップリの蟹味噌が出現!
西京味噌と蟹味噌、W味噌の出会いによって、カレーの深みとコクは増すばかり。
また、オリーブのピクルスと思われていた付け合わせですが、その正体はまさかのケイパーでした。
独特の酸味、塩味が、カレーには無い味わいを加えており、箸休めとしても付け合わせとしても実に面白い存在感を放っています。
カレー、ご飯共にボリュームも十分で、大人の男性であっても満足出来る量となっております。
ちなみに、かみさんが注文したハンバーグはこちら。
・・・伝わるでしょうか、そのデカさが(笑)
350gと表記しながら、ホントはどうなの??と疑いたくなるハンバーグが多い一方
こちらのハンバーグは、その表記に「嘘偽り無し!」と言い切れる程、デカデカとしたハンバーグとなっております。
ポーク100%で作られているハンバーグながら、食感はゴロゴロ系。
肉肉した良い食感が感じられることから、複数部位を混ぜ合わせて作っているのでは無いかと。
上に掛かっているソースは、デミではあるものの、濃甘な味噌の旨味ながらしつこさを感じず、洋食ではありながら和食の様な温かみも感じます。
かなりデカデカとしたハンバーグなので、残す事を期待し待っていたものの、まさかの完食(笑)
かみさん曰く「デカくてゴロゴロしているけど、デミソースがアッサリしているから余裕だった」とのこと。
カレーもハンバーグも、純然たる洋食ではあるのですが、それぞれに様々な発酵食品の味わいが加わることで、和食を頂いている様な錯覚を覚えてしまう。
日本人のDNAに「味噌」への愛着が組み込まれていることを、まざまざと感じさせられる、味噌マイスターと呼ぶにふさわしい料理を堪能出来ました。
まだオープン直後、ということでメニュー数も多くはありませんが、今後新メニューが加わっていけば、間違いなく人気店になるであろうクオリティ。
欲を言えば、カレーにこのハンバーグやトンテキをトッピングできる様になったら・・・楽しみが増えそうですね(笑)
また接客面もオープン一週間である事を忘れさせる程、細かい所まで目が行き届いており、1つとして文句なし。
店長さん(とおぼしき方)からは、自家製ビールに関する説明も丁寧にしていただけ、今後もリピート間違いないお店となりました。
なお、入店時こそ先客は無かったものの、以降ぞろぞろとご近所の奥様達が来店。
私が退店する11:30過ぎには、広い店内の半分以上が埋まるほどの盛況ぶりとなっておりました。
そのお客さんの大半が高齢層となっており、これもまた「味噌」を始めとした発酵食品の持つ魅力が引き寄せているのかも知れません。
美味しい事はもちろん、発酵食品の持つ健康面へのこだわりも浸透していけば、今後は幕張を代表する人気店となりそうな予感。
それにしても、どの料理もボリューム抜群なのに、高齢層でも完食できるの?だけは気になりました(笑)
なお、今回紹介したお店以外にも幕張には名店が多数!!
本ブログのお勧め幕張ランチは、以下のページをご覧下さい
■ 【名店多数!】幕張で食べる絶品ランチ! 幕張駅チカでオススメ店、厳選9軒をレビュー付き紹介!! ⇒
【名店多数!】幕張で是非とも食べたい絶品ランチ! 幕張駅チカ、厳選9軒をレビュー付き紹介!!
千葉市でありながら、他県民には
「え、幕張市じゃないの?」
「千葉市は知らないけど幕張なら分る」
とまで言わしめる程、圧倒的な存在感と知名度を誇る地、幕張
ただ、他県民
2020-01-11 07:48
最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
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味噌DEりすとらんて 発酵文化研究所(閉店)
■ みそでりすとらんて はっこうぶんかけんきゅうじょ
■ 住所:千葉県千葉市花見川区武石町2-613-10
■ 営業時間:11:00-22:00
■ 定休日:無休