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西千葉の老舗洋食店、巻葉亭 ロールキャベツ専門店の7月限定メニュー「枝豆スープの冷製ロールキャベツ」その美しさに歓喜の拍手!
ここ数ヶ月、我が家の恒例となっている週末の外食
土曜日は、子供の習い事の都合でカミさんが晩ご飯の支度が難しく、外食(主にお酒アリ)が前提となっているのですが・・・
この週ばかりは、私の仕事が立て込んでおり、晩ご飯後にもデスクに向かうことになる為、アルコール抜きの晩ご飯を希望することに
すると、カミさんから思いがけない提案が
「だったら、巻葉亭に行かない?」とのこと
巻葉亭・・・これまた珍しい回答が返ってきたもんだ
どういった了見かと聞いてみると
「SNSでアンタの記事が紹介されてたのを見てて、久しぶりに行きたくなった」だとかw
・・・。
何故一旦、SNSを経由してくるw
最初から、ウチのブログを見て行きたくなった、で良いだろうに。
まあ、幸いにもこの日は土曜日
月・火を除いてランチは連日営業しているものの、ディナーは週末のみの営業となる巻葉亭
そんな理由もあり、これまでディナーでの訪問も無かったことから、
この日の晩ご飯は、西千葉駅と千葉駅、両者のほぼ中間に位置する
松波の老舗洋食店、巻葉亭にて晩ご飯を頂くものとなりました。
西千葉、千葉両駅のほぼ中間、松波にお店を構える洋食店 巻葉亭にて、土日限定のディナーへ
そんな訳で、子供とカミさんを連れ、家族総出で初のディナー帯を訪れるものとなった、西千葉(松波)の巻葉亭
この日、お店に着いた時刻は19時少し前
雨が降ったり止んだりと、微妙な天気の中、車でお店へと向かうことに
同店の駐車場は、道路を挟んだ向かい側から、更に一本奥の月極駐車場内に2台分のスペースがあるのですが・・・
久々の訪問となったこともあり、何番が巻葉亭の駐車場だったかを思い出せず
(その後、確認したところ31と52が巻葉亭の駐車場でした)
かといって、雨の中車を一旦降り、駐車場の場所を確認するのが面倒なことから、お店向かいのコインパーキングへ停車
店内に入ると、すでに先客が3組
決して広い店内では無いものの、ご夫婦二人で営むお店は、週末らしい賑わいを見せております
扉を開けると、奥より顔を出した奥様から
『少し狭くなっちゃいますけど、大丈夫でしたどうぞ』
と、笑顔で迎え入れていただくことに
3人での訪問とは言え、幸い三人目は子供
十分な広さのあるテーブルへと通され、まずはメニューの方へ
ランチでは何度か訪問のあるこちらのお店ですが、前述した通り夜の営業は土日の週末のみ
週末は大概、飲めるお店に出向く我が家ですので、ディナー帯での訪問は初となります
そんな巻葉亭のディナーメニューは以下の通りで、
お店の看板メニューとなるロールキャベツは、ランチよりも多くの品揃えにて提供
中には「今月のお勧め」という月替わりの限定メニューも提供されております
※ 同メニューについては、後述します
ロールキャベツのお隣は、洋食系のメニューとなるのですが、こちらもランチより豊富な品揃えに
私が知る限り、ランチメニューには掲載の無かった
・魚介のドリア
・リブロースのガーリックステーキ
などの品もディナーでは提供されている様です
加えて、おつまみメニューやアルコールの提供もあるとのこと
店内を見渡すと、ロールキャベツをおつまみにしながら、ワインを楽しんでいるお客さんもいます
なにそのオシャレなお酒のたしなみ方・・・羨ましくって仕方ないなあ
※ この日は車での訪問に加え、私ワインに関してはまだまだ、素人でして
さて、前述した「今月のお勧め」ですが、
7月の限定メニューとして提供されているのはこちら
「枝豆スープの冷製ロールキャベツ」になるとのこと
写真掲載が無い事から、全く以てイメージは浮かびません
が、ここ巻葉亭で提供される料理については、看板メニューのロールキャベツは勿論のこと
ビーフシチューや牛タンに至るまで、絶大なる信頼を於ける品ばかり
そんな老舗洋食店が提供する、夏季限定メニュー
しかも、ロールキャベツだというのに、冷製スープ
しかもしかも、そのスープの素材は枝豆
どこをどう紐解いても「実に面白い」以外の声が浮かび上がらないこの品
これはもう、頂く以外の選択肢は見当たりません
という訳で、私は限定というフレーズに流されるがまま、枝豆スープの冷製ロールキャベツをガーリックライスセットにてオーダー
この日、初訪問となった子供は、ディナー限定メニューとなる魚介のドリアを
そしてカミさんは、トマトクリームチーズのロールキャベツを、それぞれオーダーするものとなりました
注文を終え、まず提供されたのが
こちらのサラダから
丁寧に飾り切りされた胡瓜や、彩り豊かなパプリカらが映えますね
私とカミさんはロールキャベツをセットで注文した為、サラダ&ドリンク、そしてご飯orパンがセットに
対する子供は、ドリア単品の注文となる為、サラダは付いてこないのですが
これに気を利かせてくれた巻葉亭の奥様に、取り皿と子供用のフォークをご用意頂きました
お店の雰囲気からして、子連れで伺うのはどうかな・・・と不安視していたのですが、そんなのどこ吹く風
快く迎え入れてくれるばかりか、こちらが申し訳無くなるほど、子供に対しても細かに気を遣って頂けるとは
さて、こちらのセットとなるサラダですが・・・
先ほどの写真で伝わるでしょうか、そのボリューミーなサイズが
念のため、お水の入ったグラスを並べてみると、
いかがでしょう、このサイズ
ランチ時のサラダしか知らない私には、ちょっと衝撃的なほどのボリューム
しかも、驚くべきはボリュームだけに留まらず
野菜の一つ一つが瑞々しく新鮮で、素晴らしい食感を残します
中でも驚かされたのがトマトで、実に甘みが強く、素材へのこだわりがヒシヒシと伝わってきます
そして、こちらに使用されているドレッシング
様々な野菜の味わいと酸味を感じ、自家製である事をうかがわせるのですが、
店内に張られたPOPによると、750円で販売もされているとのこと
様々な野菜の味わいがしっかり感じられるドレッシングだけに、購入を希望されるお客さんが多かったのでしょう
いずれにせよ、ランチでは味わえない品々がいきなり飛び出してきた、週2日のみの夜営業となる巻葉亭
この後に提供されるロールキャベツらに対しても、否応なく期待が高まってしまいます。
千葉でも唯一?のロールキャベツ専門店が織り成す、枝豆の冷製ロールキャベツの類い希な美しさ!
ランチでは幾度か訪れておりますが、ディナーでは初訪問となる、西千葉の巻葉亭
ランチとは異なるドレッシングを用いた、ひと品目のサラダからして、店主さんの心意気を感じる品に
元よりロールキャベツを始めとした洋食には、絶大な信頼を頂いているお店
そこに加えて、今月限定のロールキャベツや、夜しか頂けないドリアなど、ここから飛び出てくる料理に対しては、もう楽しみしか浮かんでこず
そんなワクワクを押し殺しながら、待つこと10数分
まず最初に提供された品がこちら、
子供がオーダーした、魚介のドリアとなります
一般的なドリアのベシャメルソースより、オレンジ掛かった色合いに見えますが、
恐らくこれは、ロールキャベツにも使用している、トマトソースを加えている様です
今にも破裂しそうなほどに、沸き上がる熱気
こちらをオーダーしたのが子供である事に気付いた奥様は、しっかり取り皿を用意してくれました
そんな気遣いに感謝しつつ、子供に取り分けながら、私も一口
こちらのドリア、魚介を名乗るだけあり、
・えび
・いか
・たこ
など、様々な魚介で具沢山な仕上がり
(私は一口つまみ食いしたのみなので、上記しか確認出来ず)
上記した素材、それぞれの食感と旨味を味わいつつも、これらをまとめ上げる2種のソースが、やはり秀逸
クリーミーさと酸味、更に甘みを兼ね備えており、ここにチーズらのお焦げが混ざることで、奥深い味に仕上げています
大人は勿論、子供でも大満足する品となり、幾分か残した分を頂こうと思ったものの、ウチの子は耐熱皿にこびり付いたソースに至るまで、舐めるように完食…
今後の家族ご飯に、巻葉亭が候補として加わることは間違い無さそうです(笑)
続いて提供されたのは、カミさんのオーダーしたこちら
トマトクリームチーズのロールキャベツとなります
ロールキャベツこそ小ぶりですが、お皿にはたっぷりのソース
いや、これはソースと呼ぶよりむしろ、スープと呼びたくなるほど、一滴残らず食べ尽くしたい味わい
トマトの酸味と甘みに、チーズの濃厚な旨味が見事マッチ
強いソースの味を引き立てるべく、ロールキャベツの味付けは敢えての控えめ
この組み合わせがマッチしない訳が無く、主役を美味しく引き立てるのはもちろん、パンは当然、ご飯と共に頂いても美味しいひと品となります。
そして、上記と時同じくして提供されたのがこちら、
巻葉亭の7月限定メニュー
「枝豆スープの冷製ロールキャベツ」となります
もうね、言葉が出ません。
なにこのインスタ映えする美しい盛り付けは
その様はまるで、エメラルドグリーンの海に浮かぶウミガメと見間違えるかの如くで
(例え、超絶ヘタ)
枝豆で作られた冷製ソース
いやもう、これこそスープと呼ぶべきでしょう
海に浮かぶパセコンとパプリカパウダーも、美しさを引き立てております
枝豆の海、その中央より顔を出すロールキャベツ
その上には、なにかしらの手が加えられた様子の枝豆、更には生クリームでしょうか??
どの角度から見渡しても、面白すぎるあまり
思わず真上からも一枚撮影したくなる、洋食らしい細部にまで手の込んだ盛り付けが成されています
そんなロールキャベツ、崩すことも勿体なく感じますが、心を鬼にしてナイフを投入
ソース、いやスープにたっぷり潜らせたロールキャベツに、クリームを添えて一口
・・・これ、生クリームじゃ無い
クリームチーズだわ
肉感はシッカリしているものの、味付け自体は控えめな挽肉
甘みをギュッと閉じ込め、それをひと噛みする毎に開放するキャベツ
そこに濃厚な旨味を加えるクリームチーズ
この三者だけでも素晴らしい味わいを醸し出しています
が、やはり決め手となっているのは、枝豆のスープ
しっかり裏ごしされ、雑味を全く感じさせないポタージュが、キャベツらにしっかり絡み、旨味を段違いに昇格させています
ソースとして、ロールキャベツにひと味、ふた味を加えるだけに留まらず
スープとして、単体で頂いても非の打ち所が無い美味しさを感じさせてくれます
今が旬となる素材だけに、美しさや盛り付けの妙だけに留まらず、日本の四季をも感じさせる、粋な一品じゃ無いでしょうか
ちなみに、ロールキャベツの断面はこの通りで、
お肉はミンチに近いほど細かくなった挽肉を使用
繋ぎ等は使っていない、100%牛肉の食感となっております
ちなみに、こちらでは同挽肉を使っていると思われるハンバーグも提供
巻葉亭のハンバーグは食べたことが無いのですが、恐らくそちらも美味しいんでしょうね
ロールキャベツばかりに目が行きますが、忘れちゃいけないのがもう一品
こちらのガーリックライスとなります
テーブルに提供されたその瞬間から、食欲が200%増しになる素晴らしい香り
通常のセットでは、白米ないしパンが提供されますが、+100円でこちらのガーリックライスorガーリックトーストに変更が可能
わずか100円の差額で頂けるとは思えない、細かく刻まれたガーリックが、ご飯の美味しさを一層際立たせてくれます
そして食後には、同じくセットのひと品
ドリンクが提供となります
ちなみに、私とカミさんはセットを注文しているため、ドリンクが付いております
が、子供はドリア単品での注文となる為、セットドリンクは付いておらず
それについて、私たちは特に気に留めていなかったものの、巻葉亭の奥様から
『オレンジジュース、好き?』と声を掛けられ返事をすると
子供用にと、まさかのオレンジジュースをサービスで提供して頂いてしまったのです。
料理の美味しさは今更ながらも、細かな気配りに至るまで、お世話になりっぱなしとなった、巻葉亭での初ディナー
ランチで頂くロールキャベツも当然の美味しさを極めているものとなりますが
夜には、夜でしか味わえない数々の料理を心ゆくまで堪能させて頂きました
惜しむらくは、ディナーの営業が土日の週2回のみとなること
その影響もあってか、同時間帯はお客さんで賑わっておりますので、事前予約を入れるのも手かも知れませんね
それにしても、枝豆スープの冷製ロールキャベツ・・・美味かったなぁ。
最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
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巻葉亭
■まきばてい
■ 住所:千葉県千葉市中央区松波3-3-6
■ 営業時間:[水~金]11:30~14:45 [土・日]11:30~14:45 / 17:30~21:00
■ 定休日:月、火曜日