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天ちら・蕎麦 あ・まると 神明町の人気蕎麦店「若松」が千葉駅前に移転&ランチをスタート

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昨年の夏頃、京成千葉駅の線路沿い近くにオープンしたお蕎麦屋さん「天ちら・蕎麦 あ・まると」。

 

こちらのお店は、かつてはダイエーの駐車場があった場所の裏手、中央区神明町にお店を構えていた千葉の人気蕎麦店、若松が移転&リニューアルしたお店となります。

以前の若松には、古くから何度も通っており、私の好きな蕎麦屋さんの一店だったため、「天ちら・蕎麦 あ・まると」への移転オープン後にも、即座に足を運ぶつもりでいたのですが、オープンから暫くの間は夜のみの営業となっており、訪問することが出来ず…

 

ところが、少し前よりランチ営業を始めたとの情報を聞きつけたため、千葉そごうに買い物がてら

コリドーパーキングのすぐ向かいのビルに移転した、「天ちら・蕎麦 あ・まると」へ初訪問してきました。

神明町の老舗蕎麦店、若松が千葉駅前に移転 蕎麦前・天ぷらを看板に推す、天ちら・蕎麦 あ・まると

この日の訪問時刻は、13時を過ぎたところ。

ランチの営業がひと段落した頃合いを見計らってお店へ向かうと、正にひと段落つける時間帯…

であることを象徴するかのように、店内のカウンターやテーブル席には、嵐のようなランチ営業帯が過ぎ去った余韻が漂っております。

 

かつての若松は、千葉市内のお蕎麦屋さんでも有数の広い店舗であったのに対し、現「天ちら・蕎麦 あ・まると」は、カウンター8席、4人掛けテーブル2席と小さめの店舗。

かつては多数従業員のいたお店でしたが、現在は大将と女将さん、ご夫婦二人で営業しているとのことなので、このくらいの規模がベストとなりそうです。

 

ランチの余韻が残るカウンター席を片付けて頂いた所に着席。

メニューについては、店外の張り紙でも確認しておりましたが、

ランチで提供している品は、全4種。

うち天ぷらせいろは温冷の2種が提供されているので、実質メニューは3種に絞り込んで営業している様です。

 

また、こちらも表看板に掲載があったのですが、

小さな器に熱々で盛られる鴨の浸け汁が一押しメニューとなる様子。

 

店名の「天ちら」は、昔の江戸言葉で、蕎麦屋にて蕎麦を頼まず、天ぷらのみを食べることを指す隠語であったことを考えると、天ぷらも名物に思えます・・・

が、ここはせっかくのPOPに誘われつつ、刻み鴨せいろをオーダーしてみることにしました。

小さくても熱々、敢えての食べにくい器、きざみ鴨せいろを食べてみた

オーダー後、片付けを終えた女将さんと談笑すること10分。

大将自ら、カウンターを回り配膳頂いた、

天ちら・蕎麦 あ・まるとの看板メニュー・・・と思われる、刻み鴨せいろとなります。

 

ランチという事もあってか、蕎麦だけの提供では無く、サラダもチラリと。

野菜に詳しく無いため、正確ではありませんが、恐らくビーツをメインに、小ぶりながら色鮮やかな盛り付けがなされています。

 

そしてお蕎麦の方は、

写真では伝わらないものの、こちらのウリは十割蕎麦。

繋ぎを使っていないお蕎麦ながらも、ツヤツヤした色合い、そして蕎麦の香りがなんとも言えませんね。

 

そして、このお蕎麦を頂くのがこちら、

 

蕎麦の香りを楽しむ為に少しずつ頂ける様、敢えて小さめの器に盛られた、鴨の付け汁となります。

あくまで、蕎麦の香りを楽しむことを目的とした器であって、浸け汁をケチった訳ではありません・・・きっと(笑)

 

では早速、お蕎麦から頂いてみましょう。

最近は十割蕎麦を頂く機会も少なくなりましたが、箸で手に取った瞬間から香りが立っており、見事に風情を感じます。

口に運び、鼻を抜ける香りが芳しく、季節の移り変わりを堪能出来る、新そばらしい良い香りです。

十割ながら、もぞもぞする事の無い、つるりとした食感も流石の一言。

蕎麦打ちの名人との呼び声も高い、さすがの職人技を感じさせてくれます。

 

次は漬け汁を付けながらの二口目に。

事前の情報通り、熱々に温められた漬け汁の器を持ちながら頂くのは難しそうなので、マナー違反は承知の上、漬け汁をお盆の上に置いたまま頂いてみます。

たっぷり染み出た鴨の脂がダイレクトに伝わりますが、それでいながら品良く、しつこさは一切無し。

カエシも実に上品で、薄味に仕立てられているものの、鴨の脂がカエシの薄さを補い、十分過ぎる旨味を与えてくれます。

 

良い意味で薄味に仕立てられていることから、蕎麦の風合いを消すこと無く、漬け汁経由で頂いても蕎麦の実の香りが感じられる濃度は、これまた職人技としか言いようがありません。

漬け汁の具材も、器同様に小ぶりに刻まれており、蕎麦と一緒に口へと運びやすい丁寧な仕事が伺えます。

 

蕎麦の風味、鴨の旨味、細かい気配り含め、暦年の職人らしい、ハイレベルなお蕎麦ですね。

まあ、お蕎麦屋さんアルアルで、ボリューム面に不足を感じるのは否めませんが、こちらでは蕎麦の量を大盛りにする事も可能となっております。

私は事前に、千葉そごう内で軽く摘まんでしまったことから通常サイズをオーダーしましたが、男性であれば大盛りで注文して、ジャストな分量と言えそうです。

 

今回はランチでの訪問となるため、提供されるメニューも限られていましたが、夜の営業時には「天ちら」の冠にふさわしく、天ぷらを始め、日替わりで様々な旬の蕎麦前が提供されるとのことです。

ただ、若松時代からのお客さんも多い事から、平日週末問わず、予約で席が埋まっている事も多いらしく、夜の訪問についてはできるだけ、事前予約をお願いしているとのこと。

(私が訪問したこの日を含め、数日間の夜営業は予約で一杯とのことでした)

席数も多くないお店となりますので、夜の訪問を考える際には、事前の電話予約をお勧めします。

 

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天ちら・蕎麦 あ・まると

■ てんちら・そば あ・まると

■ 住所:千葉県千葉市中央区新町15-5 JK大友ビル 3F

■ 営業時間: 11:30~13:30 / 17:30~22:00

■ 定休日:不定休

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