スポンサーリンク
千葉中央の手打ちそば たかはしで頂く、冬季限定「天とじそば」 豊富な蕎麦前で昼から飲みたくなる蕎麦屋さん
正月休みの腑抜け気分もようやく落ち着き、平常モードへ戻りつつある平日。
久々にランチへ洋食を頂こうと、京成千葉中央駅近くの「ビストロフクモト」へ向かおうとするも・・・
まさかのお休みに遭遇(笑)
昨年に続き、今年も臨時休業を引き当てる呪いは絶好調ながら、このタイミングでフクモトに代わる洋食を探すには、時間も今ひとつ微妙。
仕方なしに洋食を諦め、近所をふらついていると
「手打ちそば たかはし」の前で、なんとも興味をそそる期間限定メニューを発見。
そんな流れで、およそ10年ぶりに「手打ちそば たかはし」でのランチとなりました。
豊富な蕎麦前で昼からでも飲みたくなるお蕎麦屋さん 手打ちそば たかはし
私が「手打ちそば たかはし」を以前に訪問したのは、10年以上ぶりでしょうか。
富士見町界隈をフラフラしていた時代に、一軒目のスタートとしてチョクチョク利用していたこちらのお店。
店名通り、自家製の蕎麦をウリにするお蕎麦屋さんではありますが、その内装はモダンな作りとなっており
また、私が勝手に提言している「良いお蕎麦屋さん」の条件である蕎麦前が豊富なお店となります。
一昔前に比べると、千葉駅界隈にも蕎麦前を楽しめるお蕎麦屋さんが増えては来ましたが、その中でも歴史の長い部類に入るお店が、こちら「手打ちそば たかはし」じゃないでしょうか。
もちろん、本業であるお蕎麦のレパートリーもしっかりしており、
手打ち蕎麦に拘っているので、若干値段は張りますが、普段使いしやすいメニューが取りそろっております。
また、今回初めて知ったのですが
「日曜日限定 生粉打ちそば(蕎麦粉100%)」を+200円で頂く事が可能とのこと。
残念ながら、この日は平日ですので「生粉打ちそば」を頂くには至りませんでしたが、昨今話題のグルテンフリーを実践している方でも食べられる、蕎麦粉100%のお蕎麦は、特定層から喜ばれるメニューになりますね。
また、定番系の蕎麦だけでは無く、いわゆる「創作蕎麦」が豊富なのも、たかはしならでは。
エビ天にとろろ、鴨にカレー、揚げ
餅に梅。
終いには、鳥セイロなのに激辛と、話題に事欠かない創作蕎麦が多数並んでおります。
店内に入り「ゲキカラ鳥セイロ」を見つけ、心が揺れ動いたものの、この日私が入店を決めた、魅力溢れる逸品となるのがこちら
「天とじそば」なる、創作蕎麦になります。
器からはみ出る様な、ふてぶてしいまでの図太さを誇る海老が二本、更にはそのエビ天を卵でとじてしまうという奇想天外なお蕎麦。
なにより、写真で見たその美しさに心を奪われてしまっての入店となりますので、ここは浮気すること無く「天とじそば」をオーダーすることに。
豊富なオリジナルメニューの中から、冬季限定「天とじそば」をオーダー
高菜入りの馬肉ウインナーや馬刺しのサーロインなど、豊富な蕎麦前メニューを眺めながら
「次回、飲みに来た時にする注文のシミュレーション」
を組み立てながら、ニヤニヤすること10分強。
シミュレーションでは無く、本番となるランチが到着となりました。
こちらが、「手打ちそば たかはし」の冬季限定メニュー、天とじそばとなります。
ふっくら衣をまとった、大ぶりなエビ天が二本。
その下には、雪化粧を思わせるエビ天以上にふっくら、いや、フッカフカに仕上がった卵とじが敷かれ、金色に輝く汁を彩っています。
関東では見かける機会の少ない金色に光る汁から一口頂いてみます。
関東風の蕎麦と言えば、濃い口の醤油が主体になりますが、こちらで使われているのは白醤油でしょうか?
醤油特有の濃さは感じず、出汁の旨味の後に、優しくフワッとした醤油が香ります。
関西圏の蕎麦の様に、出汁が100%というわけでは無いものの、
醤油のギスギスした濃さを感じず、なんなら完飲してしまいそうな優しい汁です。
続いて蕎麦を一口。
温かい蕎麦だけに、風味や香りはそこまで感じませんが、程良い食感と歯ごたえが良いですね。
次は当然、主役のエビ天。
まずは汁に絡んでいない、揚げたての歯ごたえを一口。
油の臭みは無く、見た目通りキレイに揚がっており、海老の食感も損なわれていません。
次は、天つゆ代わりに汁へ浸して一口。
揚げたてとは異なる食感ですが、汁を吸った衣が一段と旨味を増します。
ご飯と頂くならカリッと食感も嬉しいですが、
蕎麦で頂くならやはり、汁を吸いクタッとしたこの感じが好きですね。
もう一つの主役である玉子についてですが・・・
こちらは、見た目程のインパクトは受けられませんでした(笑)
まあ、言い得てみれば、エビ天ののった卵とじうどん、でしょうか。
ふっくらとした仕上がりの玉子ではありますが、
蕎麦の汁をたっぷり吸い上げた旨味は詰まっているものの、想定の範囲内といった感じで。
これが悪い訳では無いものの、
見た目以上のインパクトは与えられていないかな、といった次第です。
蕎麦を頂いていき、後半からは味変に突入。
薬味として添えられていたネギと、紅葉おろしを合せて投入してみます。
見た目程の辛さは感じませんが、先ほどまでには無かった、僅かに舌へピリッとくるアクセントが良いですね。
なにより、この汁が私の好みにドストライクでハマって来ます。
醤油の風味は感じるものの、味の濃さは無く、それでいてしっかり出汁も活きている味。
濃すぎないが故に、あやうく完飲しかけ
「これはラーメンじゃ無いんだ!!」
と、思いとどまるのが精一杯な程、好みに突き刺さる蕎麦汁となっていました。
という訳で、10数年ぶりの訪問となった「手打ちそば たかはし」ですが、
今回頂いた天とじそば以外にも、気になる創作そばが複数見つかりました。
これを機に、また近日あらためて再訪し、
今度は「ゲキカラ鳥セイロ」を楽しんでみたいですね。
■■ ブログランキングへの登録、始めました ■■
今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
こちらの「ブログランキング」をクリック頂けますと嬉しいです。
頂いたクリックを励みに、新しいお店探索に邁進させて頂きます☆
手打ちそば たかはし
■ てうちそば たかはし
■ 住所:千葉県千葉市中央区新宿2-13-9
■ 営業時間:11:00~14:30 / 17:00~22:00(土日祝日は21:30まで)
■ 定休日:火曜日