千葉を代表する回転寿司、銚子丸 東寺山店 何故か人気を集めるも、どこか引っかかるランチ
本日は日曜日ながら、ランチに出る時間が遅くなってしまい時計は13：30。
とりあえず車を走らせ、今の腹が何を求めているのか相談するも、答えは出ず。
それもそのはず、グルテンフリーを始め、ちょうど一週間。
とりあえずもう一週間は小麦を抜こうとするも、日曜日のこの時間に目に入る昼食といえば
ラーメン、うどん、そばパスタばかり。
かといって、これといった定食屋も思い浮かばないなか、フッと脳裏によぎったのが「寿司」。
だが、日曜のランチを営業している老舗寿司屋など思いつかず、ならばこの機会に久々・・・
という訳で、東寺山の銚子丸で寿司ランチと洒落込んでみました。
かつては千葉を代表する回転寿司だった銚子丸、だが今は・・・
回転寿司といえば、100円で食べられるチープな食べ物。
そんな風潮が漂う中、その名の通り魚の街「銚子」の看板を掲げ、100円では無いものの
こだわった食材を扱い、熟練の職人さんが握るお寿司を安価で提供
といったコンセプトで話題となっていた、千葉を代表する「回転しない回転寿司」こと銚子丸。
かつては、素材へのこだわりや、それでいて安価な価格帯などで大人気の回転寿司ではあったものの
最近では、同じく安価な回転寿司ながら、シャリは機械に頼むものの素材にこだわっているスシローや
お寿司は一貫50円～ながら、つまみやお刺身も提供し、気軽に入れる寿司割烹の地位を確立している、富士見町の藤野など
他の店舗が様々な経営努力を進めていることから、じり貧感が否めなくなっている銚子丸。
実際、私も銚子丸を訪れるのは実に2年ぶり。
2年前に伺った際、ことある毎にイライラされられ、
良いイメージを持てぬまま暫く足が遠のいていました。
とはいえ、気軽に1人で食べられるランチならでは、と久々向かった訳ですが・・・
相変わらず、ネタは悪くない 悪くは無いのだけど・・・
この日、お店に着いた時刻は13：40。
近所のファミリー向けレストランやラーメン店などは、未だに行列を成している時間。
対し、訪れた銚子丸は、カウンター席に数名のお客さん、テーブル席は2席が埋まっている程で
客入りとしては3割程といった所でしょうか。
価格もコンセプトも微妙となって来た今、敢えて銚子丸という選択肢が少なくなっているのかも知れません。
とは言え、相変わらず職人さんは忙しそうに振る舞っており、
「気軽に注文して下さいネー」
と言うものの、オーダーはなかなか通らない様子。
だったら、何度も注文せずに済む様にと、お勧め握りの5点盛りを注文。
オーダーの品が到着するまで、回転している皿の中から適当なものを見繕う・・・
と思うも、日曜の昼時だというのに、回転している寿司はごく僅か。
しかも、たまに廻ってきた握りは、見るからに水分を失っており、また、シャリも崩れている始末。
これでは、いくら鮮度が良い魚でも、わざわざ手に取ろうとは思えない・・・
仕方なく、注文の品を待つと、5分程でオーダーの品が到着。
この日のお勧めである、甘エビ、イワシ、ホウボウ、鯛、そしてイカの5点盛り。
どれも鮮度の良い魚らしく、確かに美味しい。
特にイワシは梅雨時が旬ということもあって、脂のノリ、身の締り具合共に最高ですね。
ただ・・・
当然ながら、この５貫で足りる訳が無く、追加の注文をしようにも、職人さんに声が届かず。
仕方なしに廻っている寿司に手を伸ばそうも、前述した通り乾いた握りばかり。
最近の回転寿司では、ネタが乾かない様、蓋をしたり時間の経ったものをレーンから下げたり、と
店舗毎に様々な努力を行っているものの、相変わらず銚子丸にはそういった姿勢が見られず。
これが個人店なら、こだわりなりなんなりあろうものが、チェーン店でありながらの現状は、ただの怠慢にしか見えない。
あれ、そういやさっきのネタが乾いてた握り、私が見る限りでも３周回ってるわ・・・
やはり、何度足を運んでも改善はおろか、また来ようという気分にはなれない、久々の銚子丸訪問でした。
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銚子丸 東寺山店
■ すし 銚子丸 東寺山店
■ 住所：千葉県千葉市若葉区東寺山931-1
■ 営業時間：11：00～22：00
■ 定休日：無休
高品交差点から16号方面に向かい、東寺山のＴ字路を過ぎた右手
店内敷地に大きな駐車場があります