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千葉駅周辺で頂く、稀少な十割蕎麦 永坂更科 布屋太兵衛 千葉そごう店に初訪問
週の初め、月曜日
朝目覚めて開口一番、我が家の奥様より
「十割蕎麦が食べたい」との指令が
近隣で頂ける十割蕎麦と聞いて、まず思い浮かぶ先となるのが、作草部にある人気蕎麦店、泰庵
千葉を代表する人気蕎麦店、作草部の泰庵 (やすあん) 数ある蕎麦メニューの中、唯一写真撮影NGな鴨汁セイロとは!?
※ 本記事では、訳あって画像による商品(お蕎麦)の紹介が出来ておりません
同店(泰庵)のその他お蕎麦については、以下の記事もご参照ください
https://barconcert
2016-12-27 13:51
近所ながらもなかなかの名店とあり、過去にも何度か訪問しているお店となるこちらには、確か十割蕎麦があった筈
そして、ここ数日恒例となっている、定休日&臨時休業にぶつからない様、入念に定休日を確認した上で訪問してみると、
・・・暖簾が出ていない
そして、駐車場を覗くと
そこには「臨時休業」を刻んだ、赤いパイロンを発見
入り口前の張り紙によると、通常の定休日は火曜日ながら、この週に限り月・火の連休を取っているのだとか。
1ヶ月に一度しか無い臨時休業をピンポイントに引き当てた強運ながら、直近1週間でこれが8回目の臨時休業との遭遇となると、もはや驚くことも忘れる始末
気を取り直し、泰庵以外に十割蕎麦を提供するお店を思い返してみますが、思い当たる店の多くは月曜休みばかり
ここまで来て、十割蕎麦以外を選ぶのも癪に思えてしまい、最後の最後、切り札として向かったお店がこちら
千葉そごう10Fのレストランフロア
同フロアで唯一の日本蕎麦店となる
「永坂更科 布屋太兵衛 千葉そごう店」にてランチを頂くものとなりました。
千葉そごう10Fレストランフロアの日本蕎麦店 永坂更科 布屋太兵衛 千葉そごう店
千葉そごう10F、レストランフロアの蕎麦店と言えば、長らく営業していたのは「かんだやぶそば」
同店が閉店したのは3年前となり、その後入れ替わりで入った日本蕎麦店が、本日訪問した、永坂更科 布屋太兵衛 千葉そごう店となります。
存在こそ気に掛けてはいたものの、千葉そごうブランドによる値段の高さ、価格に反比例したコスパの悪さより、これまで実は未訪問だったお店となります。
しかし、調べた情報に寄れば、同店では千葉でも数少ない「十割蕎麦」を提供しているとの事もあり、十割蕎麦を所望するかみさんの願いを叶えるべく、オープンから3年が経過しながら、本日ようやくの初訪問を迎えることに。
こちらのお店では、メインとなる蕎麦が3種提供されており、その内訳は
・御膳そば(蕎麦粉の中心を使用した、いわゆる更科そば)
・太兵衛ざる(石臼曳きの蕎麦粉を使った、二八蕎麦)
・生粉打ち(きこうち)そば(太兵衛ざると同じ蕎麦粉ながら、蕎麦粉のみを使用した十割蕎麦)
これら3種の蕎麦が提供されております。
また、一般的に十割蕎麦を提供するお店では、蕎麦のみの提供が多い中、こちらでは
2種の蕎麦が頂ける合盛りや、セットでミニ天丼が付いてくるセットメニューなど
更には、各蕎麦毎に
野菜や海老の天ぷら、かき揚げや鴨など、組み合わせを変えたセットを注文することが可能となっております
個人経営の蕎麦店でも、拘ったお店であれば、セットメニューで1500~2000円が相場の中、千葉そごう内の店舗ながらも、個人経営のお店と比較しても遜色ない価格で提供されております
むしろ、同フロアの他店が同業多店と比べ割高であることを踏まえれば、リーズナブルとも言える価格帯じゃ無いでしょうか
上記したざる以外にも、
温かい蕎麦はもちろんのこと、子供用のメニューもしっかり完備
しかもお値段、720円となっており、同フロア他店のお子様ランチと比較すれば、これまたリーズナブルなお値段。
この日はランチでの訪問となる為に、目を留めるだけとなりました、
いわゆる「蕎麦前」メニューも充実している上、お酒の種類も豊富
ランチから夜まで、通し営業をしている千葉そごうという営業形態を鑑みても、充実した蕎麦前メニューには高い需要がありそう。
そんな私の気概を察知したかの様に、
ビールもしくはお酒に、
・板わさ
・合鴨のスモーク
・玉子焼
と3つの蕎麦前が付いており、その閉めに
・太兵衛ざる
を頂く事が出来る「ほろ酔いセット」なるメニューも17時から提供とのこと。
ランチだけに留まらず、ディナー帯に訪問するお客さんのニーズもしっかり抑えたメニュー構成はさすがと言えそうです。
とは言え、本日の目的は十割蕎麦ということで、
かみさん ・・ 天生粉打
私 ・・ 蟹足天丼合盛り膳(御膳蕎麦&太兵衛ざる+蟹足付の天丼)
をオーダーし、3種ある蕎麦を、それぞれ食べ比べてみることとなりました。
日本蕎麦店らしからぬボリュームで満足度抜群! 蟹足天丼合盛り膳を食べてみた
この日の訪問時刻は、12時を少し回った所
最初に、11:30開店となる「泰庵」に向かい、空振りを取られたことから、少し遅めのランチ訪問となりました
店内はランチ帯のど真ん中とあってか、さすがの賑わいを見せており、表には外待ちのお客さんもチラホラ出ている程
ただ、同じフロアにありながらも、店舗によっては客入りがまばらで、店先に出て案内を行う店舗があることを考慮すると、そごうレストランフロアの数ある店舗の中でも、永坂更科 布屋太兵衛の人気は確かなものの様に感じます。
またこの日は平日ながらも、そごう6Fでは九州物産展が開催中
月曜の日中から物産展を訪れるお客さんとなれば、高齢層が多く、同層から支持を受けやすい蕎麦店であることも、繁忙の一因と言えそうです。
そんな様子を眺めながら、待つこと10分
一足先に配膳されたのがこちら、
天生粉打(てんきこうち)となります
同店唯一となる、十割蕎麦での提供となる生粉打は、他の蕎麦に比べても明らかに太めの蕎麦
十割蕎麦ながら、ボソッとした食感は感じず、その太さ通りの強い食感と、野性味を感じる風味が特徴となっております
上記メニューから遅れること2分程で、今度は私の注文となる
蟹足天丼合盛り膳が配膳
先ほどの生粉打とは、明らかに違いすぎる2種の蕎麦、そして蟹足を始め季節の野菜が盛られたミニ天丼のセットとなります
3種の蕎麦が提供される同店のスタイルですが、コレと同様にもう一つ特徴的なのが、
こちら、2種類のカエシが提供される点となります
器に記載がある通り、甘めのものと辛めのもの、2種類のカエシが付いており、好みに合わせて片一方を使用したり、好きな甘さに調節すべく、2種をブレンドするのもお勧めとのこと。
まずはあま汁と書かれたカエシから頂いてみると・・・確かに甘い(笑)
風味としては悪くないものの、元来甘口を好まない私には、甘みが強すぎることから、もう一方のから汁をブレンドしてみることに
割合として、あま1:から2ほどにブレンドしたあたりで、ようやく好みのカエシに到達
準備も整った所で、ようやくお蕎麦の方へ
まずは、御膳そばとなる、いわゆる更科そばを頂いてみます
ツルッとした喉ごしに、細めの蕎麦からは香りや風味が豊かに漂ってきます
食感は弱めですが、それを補い余る風味が強く、蕎麦の旨さも感じられるのが特徴と言えます。
続いては、店名を飾る看板メニューと思われる太兵衛ざるを一口
先に頂いた生粉打ほど、強い蕎麦粉感は無いものの、食感が良く喉ごしもなかなか
風味や香りについては御膳そばの方が勝りますが、典型的で万人受けする「蕎麦」らしさを感じさせるのは、こちらの方と言えそうです。
そして、蕎麦に続くもう一品となるのが
こちらのミニ天丼
具材には、
・茄子
・獅子唐
・かぼちゃ
・蟹足
以上の4品が盛られております。
素材はどれもまずまずで、揚げ具合も不可無し
それでいながら、今ひとつに感じてしまったのは、天つゆの加減でしょうか
全体へと均一に天つゆが掛かっておらず、味の濃淡が食べる箇所により、大きな開きが出てしまっているんですよね…
忙しいお昼時なので、多少仕事が雑になるのも仕方なく思いますが、この辺りにもう少し丁寧さが見受けられれば、価格帯を含めて納得のクオリティなのですが
とは言え、ここは天ぷら屋さんでは無く、お蕎麦がメイン
蕎麦に関しては、3品全てを味わいましたが、どれも納得のいく仕上がりに感じました
個人的な好みを挙げれば、御膳そばが一番のお気に入りとなりますが、小麦アレルギーの方でも食べられる十割蕎麦が頂けるのも大きな魅力と言えそうです。
なお、前述した通り、平日昼時は意外とお客さんの少ない千葉そごうレストランフロアにあって、同店は頻繁に外待ちが出来る人気店でもあります
加えてお客さんの年齢層が高齢であることから、回転も決して早くないお店となりますので、ランチ時には時間に余裕を持った上での訪問をお勧めします。
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永坂更科 布屋太兵衛 千葉そごう店
■ながさかさらしな ぬのやたへえ ちばそごうてん
■ 住所:千葉県千葉市中央区新町1000 そごう千葉店 10F
■ 営業時間:11:00~22:30
■ 定休日:千葉そごうの休みに同じ