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千葉 栄町にまたもや隠れた名店! 小料理屋「福よし」の日替わりランチ(仮)は侠気溢れる大ボリューム!
今からひと月程前の事、本ブログにヒッソリと設けているメールフォームの方に読者さんより一通のメールを頂きました
以下が、頂いたメールとなるのですが
いつも楽しく拝見しております。 機会が御座いましたら是非取り扱って頂きたいと思いご連絡いたしました。
私が以前訪問したお店で海鮮系を得意としており大将の心意気に感動しましたが、立地上客足が少なくこのまま埋もれていくのは勿体無いと思いご連絡した次第です。
食べログを記載しましたので、ご覧頂けますと幸いです。
とのことで、メールに掲載されていた食べログ情報を見たものの、散々千葉市街を食べ歩いてきた私ですら、存在すら知らなかったお店を発見
頂いたメ-ルにもあった通り、立地や雰囲気からして、一見さんがヒョッコリ入るとは思いづらいお店
しかし、それでありながら良店とあらば、確かに本ブログが紹介すべきお店にも思います。
そんなわけで、機会をうかがいつつ、約1ヶ月が経過
千葉駅前のドコモショップでスマホの機種変を行うにあたり、2時間の待ち時間が生じたので、これを機に・・・とばかりに、
千葉市中央区は栄町にお店を構える
「福よし」という小料理屋さんにランチを頂くべく、初訪問を決行したのです。
千葉、栄町の裏路地にお店を構え33年、老舗小料理店「福よし」に初訪問
7月最後の金曜日、日本列島には台風が近づいており、まだ雨こそ降ってはいないものの、天気は荒天模様
そんな最中、ランチに初訪問した、栄町の福よし
栄町の大通りから中に入った裏路地に店舗を構えているのですが、事前に貰ったメールにも記載あった通り、確かに分りづらい立地
これが富士見町ならまだしも、人気すら少ない昨今の栄町ともあらば、どこかで情報を聞きつけない限り、暖簾をくぐるには敷居が高く感じます
加えて、お店の外にはメニュー等もなく、店外から伝わる情報は
「ヱビスビール取扱店」という僅かな手がかりのみ(笑)
これは立地がどうこう以前に、お店側から提供頂ける情報が少なすぎる故、初見のお客さんをふるいに掛けている様にも思われます。
そんな敷居高い暖簾を、勇気を振り絞り潜ってみると、店内からは予想に反して歓迎ムードでのお出迎え
カウンター内にいるご主人、ホールにいる女将さんの両者から、
「いらっしゃいませー」
「こっちの席の方が涼しいですよー」
と、一気に声を掛けられつつ、店内へと迎え入れられるものとなりました。
店内のカウンター席へ落ち着くと、再度ご主人から
「台風来てるから、お客さんも来ないもんだと思ってたよ(笑)」
との第一声
それ故に、仕込みがまだ終わっていなかったらしく
「仕込みに少し時間掛かっちゃいますけど、大丈夫ですか??」
とのこと。
スマホの機種変に二時間待ちし、暇を持て余している今の私にとっては、むしろ都合良いくらいということで、問題無い旨を返事をすると
「いやあ、大変ですねえ 今の携帯電話って、二時間も待たされるの?」
「それにしても、今日は花火大会だってのに、台風まで来ちゃったねえ」
「今の市長さ、花火大会見るのに、金取るなんてどうかしてますよね」
「花火大会の球場、名前変わってなんでしたっけ」
「あーそう、ZOZOマリンね! あの社長さん、エラいやり手なんですって?」
「社長さんの今の彼女、なんでしたっけ? あー剛力彩芽か 可愛いですよねー」
・・・一体、どれだけ喋り続けるんだ?(汗)
福よしのランチはその日の仕入れ次第も、大ボリュームでお値段据え置きジャスト1000円!!
かれこれ、入店から10分が経過
しかし、ここまでの流れをご覧頂いてもお分かりの通りで、私から発する言葉はなし
加えて、ランチで訪問したにも関わらず、メニュー等が提供される訳でも無し
とにかくお喋りの止まらない大将の話から察するに、こちらのランチには特にメニューが無く、その日毎の仕入れに合わせた日替わりメニューが提供される模様
提供されるメニューも、仕入れに問題がなければ基本、鮮魚を中心に提供
台風一過など、海が荒れて仕入れが出来ない際には、焼き物や冷凍の鮪を使う事もあるとか無いとか。
ちなみに、この日は金曜日という事で、明日からお店は連休
その為、今の時点でお店に置いてる鮮魚は使い切りたいらしく、いつもよりも少し奮発したランチが提供頂けるとの話も。
そんなお店の情報も途中に挟みつつ、話題の概ねは
・こちらのお店が栄町に移ってから33年での町の変化
・その昔、京成千葉駅が、現千葉中央公園の所にあった話(← これは初耳w)
・栄町の今昔物語
・私の生家(登戸)の今昔物語
・国道14号より西が海だった話
・ZOZOTOWN、前澤社長の元カノ(紗栄子)について
・今カノ(剛力彩芽)のカワイイところ(← 大将、多分剛力彩芽好き)
などなど、5秒と間が飽くことないハイペースで、幽☆遊☆白書の最終局面を彷彿とさせるスピーディーな展開でトークも絶好調
それでいながら、手先はしっかりと仕事をこなしており、入店からおよそ20分
この日のランチが到着となりました。
本日の主役となるのは
こちら、鯛のお刺身となります
今、正に目の前で捌かれたばかりの鮮度良い刺身がたっぷり
明日から連休という事で、大盤振る舞いをした頂いた様で、鯛の隣には赤貝も顔を覗かせています
ほんの数分前に捌かれたばかりの鯛は、当然のことながら鮮度抜群
皮目に感じる脂の美味さ、白身の持つ香りの良さ、鮮度の良さが伝わる身の弾力と、どれも言うこと無し
加えて、お店が連休前であることからの大盤振る舞い
鮮度の良い鯛のお刺身定食でありながら、ボリューム面にまで非の打ち所無いサービスが詰まっております
定食の脇を固める副菜には、
冷や奴と白菜の漬け物が
こちらの白菜は自家製とのことで、味付けも良くご飯のお供として、しっかり仕事をこなしています
そして、メインの定食から遅れること数秒、
実に豪華な、鯛のあら汁も登場
鯛からたっぷりの旨味を抽出した潮汁は、具こそアラとネギのみとシンプルですが、臭みもなく旨味が満点
またアラとは言え、まだまだ骨周りに身がしっかり残っており、ただの椀ものでは無く、脇を固めるおかずの一品としてカウントできるレベル
骨の一本一本まで、しっかり味わえる、お椀でもありオカズの一品でもある、他に代え難いあら汁とも言えそうです。
ブログの方に頂いた一通のメールから、敷居の高さを感じつつも初訪問を果たした、栄町の「福よし」
いざお店に入ってみると、お喋り大好きで気さくな大将と女将さん、二人が歓迎ムード全開で出迎えてくれる、実に家庭的なお店でした
いや、家庭的と言う感覚を超越し「数年ぶりに訪れた親戚のオジサンがやってるお店」というほどにアットホームなお店で、入店前に感じた敷居の高さはどこ吹く風に。
ちなみに、この日頂いたランチは鯛&赤貝の刺身定食(正式名ではありませんが)となりましたが、メニューは日毎の仕入れによって異なるとの事
ランチの料金はメニュー内容に関わらず1000円となる様子ですが、1000円で頂くお刺身としては十分過ぎるクオリティですね
どんなランチが頂けるのか、暖簾を潜るまで分らないギャンブル性は少なからずあるものの、
「魚を食べたい」といった目的で訪問するのであれば、まずスベる心配のない良店を発見するものとなりました。
それにしても、栄町・・・まだまだ奥が深い(笑)
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福よし
■ ふくよし
■ 住所:千葉県千葉市中央区栄町25-7
■ 営業時間:11:00~
■ 定休日:土・日