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【閉店】八街の実力派ラーメン店「麺との出会い」 榎戸の県道沿いで出会った、洗練された醤油ラーメン

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GW後半戦の2日目となる、5月4日。

少し前に、作草部まるわの店長より

『八街の駅近くに、ニュータンタンメンの新店がオープンしたんだけど

 川崎にあるニュータンタンの直系だから、期待出来そうだよ』

との新店情報を入手。

 

うーん・・・八街、か。

ニュータンタンメンは魅力的だけど、余程の用事が無い限り、間違いなく足を運ぶことはないだろうなあ。

でも、せっかくの連休だし、特にやる事も無い・・・

ならば・・・・と、八街まで出向いてみることに。

 

車を走らせること1時間弱、食べログへの掲載もない新店故に、地図情報も無く、迷いながらなんとか見つけたこちら、

川崎ニュータンタンメンを看板に掲げる「タン担麺 中担」。

看板にはにんにく、そして赤唐辛子のイラストが、いかにも私好み。

 

そして、シャッター脇には

「誠に勝手ながら5月4日はお休みさせて頂きます」の文字が。

前日の蓬莱軒に続き、ここ八街の地でも、川崎より来た新店より豪快な洗礼を食らうものとなりました。

 

これが千葉市内であれば、幾らでも代替案を引き出せるものの、今居る場所は土地勘も飲食店も少ない八街市。

ここまで来て、手ぶらで千葉に戻るのだけは避けたく、近隣情報を探すこと5分&車を走らせること5分、

八街市内の情報を調べる際にいくどか目にしたお店、「麺との出会い」が近くにあることを発見。

せっかくならばと、こちらに初訪問してみるものとなりました。

榎戸と八街駅の中間地点、県道76号沿いの人気ラーメン店、麺との出会い

八街の県道沿いにお店を構える、麺との出会い。

その名の通り、麺料理(ラーメン)のお店であることは分るものの、

店先からして、ラーメン店の外観とは程遠い、ポップな色合いが目立つお店となっております。

 

しかし、店内に入るとその外観以上にPOPというかクラシカルというか、

代官山や表参道で見かけるカフェの様な内装が、よもや八街の県道沿いに広がっているとは、夢にも思わない不思議な光景に遭遇。

(カウンター席に並ぶクッションには、not tonightと、これまた意味深…w)

 

そんな感じに、個性溢れる店内外となるのですが、一方メニューの方はと言うと

こちらはむしろ、王道というか真っ正面からのストレート勝負な醤油ラーメンがメインの様子。

とは言え、その隣りに並ぶは「塩バジル」となるので、変化球も侮りがたいキレを誇っている様に見えます。

 

更には、わさびつけ麺。

OPであられごはんを注文すると、お茶漬けのような味わいを楽しめるとか。

ベースのつけ汁がどういった仕様なのか見えませんが、これも確かに美味そうな予感漂います。

 

どれもイイ感じに興味をそそるものの、やはり王道攻めの醤油かなあ・・・と、気持ちが向かい始めたところに、

まさかの、豚骨醤油が出現。

新メニューではあるものの、写真の風合い的には間違いなく、好みの雰囲気が醸し出されています。

その隣りに並ぶ、シークワーサー冷し麺も気になりますが、こちらは期間限定とのこと。

夏が近づくことで、再登場するのかも知れませんので、また数ヶ月以内に再訪問が必要となりそうですね。

 

醤油か、豚骨醤油か、ひとまず2択まで絞り込むことに成功しましたが、最後の最後に

まさかの、3択目が出現。

本日、当初の目的はニュータンタンであったことを踏まえると、一番理に叶った代替メニューになりそうな、担々麺。

しかも、他のメニューが800円前後である中、こちらの担々麺はデフォでありながらも1100円というプライス。

 

他の品が抑え気味の価格で提供される中、敢えての1000円超えを仕掛けてくる裏には、お値段以上のお値打ちあることが予想出来ます。

が、やはり今日の所は「しょう油との出会い」を捨てきれず、久々に正当派の醤油ラーメンを注文してみることとしました。

中野の名店、青葉の流れを汲んだ、近代的な【正当派】醤油ラーメン

この日の入店時刻は、11:40頃。

間もなくお昼を迎える時間ではありますが、GWのど真ん中とあってか、お客さんの足並みも遅いようで、店内のお客さんは私のみ。

 

お座敷を構えるお店ですから、子供連れのファミリー層であっても訪問しやすい造りになりますが、事前に調べたネットの声によると

「美味しいが、ワンオペのため、提供に時間が掛かることも」

との口コミをいくつか発見。

 

急ぐ理由のない私には、提供時間の遅い早いは関係無いな・・・、と気に留めていなかったのですが、厨房にいるご主人に加え、ホールには奥様?と見受けられる女性もいたので、現在はワンオペ体制ではなくなった様に思われます。

また、同店の店主さんは、中野にある名店「青葉」の流れを汲んだ、立川の「太陽堂」出身とのこと。

どこ出身だとか、誰それ知っている、とかで、お店の良し悪しが決まるものでもありませんが、事前情報に良さげなフレーズが並ぶに越したことも無く、期待は昂ぶるばかり。

 

そんな情報を収集しつつ、注文から待つこと7~8分、

こちらが本日のランチ「しょう油との出会い」にチャーシューをトッピングした「チャーシューとの出会い」となります。

日頃、ラーメンと言えば濃厚コッテリにばかり赴く私にとって、久々王道を感じる、醤油ラーメンの風合いと香り。

 

では早速、スープから。

ベースとなっているのは鶏、それに豚骨、更には鰹と煮干を主体にした魚介系も感じる、いわゆるWスープ。

醤油がどこのものかは分りませんが、甘みを強く出しており、しっかりした醤油を感じるものの、スープとのバランスも良いですね。

青葉の流れを汲んだラーメン、という事前情報通り、王道ど真ん中ながら、奥深く飽きの来ないスープに仕上がっています。

 

続いて麺の方ですが、

こちらも王道、中太のストレート麺。

1.5倍、ダブルと細かく増量出来る様ですが、今日の所はスープとのバランスを考え、デフォの1玉にて注文しております。

歯ごたえプリッとしたストレート麺が、程良くスープと絡み、これまた良い意味で、昔懐かしい味わいを感じさせます。

 

そして、この極太メンマ。

ちょい辛目に味付けされているメンマの食感、歯ごたえが、このスープに於いて良いアクセントに。

薬味に添えられているネギも、程良い食感と爽快感を与えており、しつこさを感じること無くスープを飲み干しそうになる程。

 

そして、驚くべき存在感を放っていたのが

こちらのチャーシューになります。

 

そのホロホロな柔らかさは尋常じゃ無く、箸ですくってもほどける程。

上記写真では、ギリギリレンゲに乗せたものの、これでもすでに一度、ほどけてしまった程の柔らかさを誇っています。

肉の線維同士が、なんとか繋がりを残す、正に皮一枚になるまで柔らかく煮こまれたチャーシューから染み出る美味さは一塩でした。

 

立地的には、総武本線八街駅と、そのお隣となる榎戸駅の中間に位置しており、車で無ければまず訪問できない場所。

お店を営業する上で、決して恵まれた立地とは言い難い場所になりますが、その悪条件をクリアするだけの、確かな王道の美味さを感じる一杯でした。

 

また、今回頂いた「しょう油との出会い」だけに留まらず、バジルとの出会い、わさびつけ麺、担々麺との出会いなど、「わざわざ足を運ばなければ食べられない」雰囲気を感じさせるメニューも複数発見。

今回、八街まで足を伸ばした当初の目的は「ニュータンタンメン」であったものの、そちらとの出会いを回避されたことが、結果として功を奏するものに。

店主さんの応対も終始気持ち良く、近所にあれば間違いなく通い詰めるであろう、ステキなお店&麺との出会いとなりました。

 

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麺との出会い(閉店)

■ めんとのであい

■ 住所:千葉県八街市大関240-1 グランデ鶴岡 1F

■ 営業時間:11:30~20:30

■ 定休日:火曜日と第2、第4、水曜日

 

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